山口敏太郎
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ミステリー 2014年08月09日 17時59分
本当にあった!? 「首なしライダー伝説」
あなたは「首なしライダー」の怪談をごぞんじだろうか。 「首なしライダー」は昭和末期の頃に流行り始めた幽霊談で、その名のとおり首のないバイク乗りが深夜の街中を爆走しているという話である。 出現地は日本全国に渡り、群馬県の棒名町近辺、埼玉県は秩父市近辺、東京都青梅市のほか京都や兵庫県の六甲山付近にも目撃情報がある。 首なしライダーの正体はとある暴走族のひとりの生霊であるとされている。誕生の経緯としてもっとも知られているのが、とある街で暴走族の違法行為に困り果てた住民が彼らを懲らしめようと思い、通り道にピアノ線を仕掛けたところ見事にかかり首がすっ飛んでしまったという話である。 これらはほぼ実話であり、1984年東京都葛飾区の水元公園でバイク乗りの少年が何者かが仕掛けたロープに首を引っ掛けて転倒し亡くなった事件があった。 ロープは近隣の住人が仕掛けたものと言われているが、具体的な犯人は不明なままとなっている。実際に道にロープを仕掛けるというトラップは当時の暴走族対策によく用いられた作戦であり、一説にはこの事件がきっかけで暴走族の抑止に効果があったとされている。 さて日本には江戸時代より「首なしの霊」が出るという怪談話は残っており、多くは馬に乗った首なしの武士が夜な夜な現れ、人々を驚かすといった伝承のほか、世界には「デュラハン」というアイルランドに伝わる首なし騎士の伝説が残っている。 このように首なしライダーをはじめとする「首のない幽霊たち」は過去から現在にかけて世界中で現れているのだ。 通常、首から上の頭がなければ生物は呼吸ができずに死に至る。頭がないのは死者の証であり、生物を確実に死に至らしめる処刑法でもある。 しかし、そんな常識を覆す事件が今から70年前のアメリカで発生していた。 右の画像は「首なしニワトリ」の写真である。実はこのニワトリ、首のないまま生きているのだ。 ニワトリの名は「マイク」といい、食肉にされるため首をはねたのだが、首をはねても死なずになんと1年以上、18か月も生き続けたのだ。 マイクが死ななかった理由としては首を落とした際、頚動脈が凝固した血液でふさがれ、脳の一部が残っていたため死なずに済んだとの研究結果が出された。 水や食事はスポイトで喉に直接流し込み、生きている分にはまったく不自由しなかったという。それどころか、マイクは食欲旺盛で亡くなるまで太り続けた。 結果、マイクは喉に食べ物がつまり事故死してしまうのだが、健康上に問題は見当たらず事故さえなければさらに長生きした可能性もあったという。 ニワトリは生命力が強く首をはねても数時間は生き続けるとされており、一概には言えないが、人間でもタイミングによっては生き続けてしまう可能性はある(実際、ギロチン処刑の実験では数秒〜数分間ではあるが意識が残っているという)。 首なしライダーをはじめとする「首なし伝説」は非常にリアリティのある怪談話でもあるのだ。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年08月05日 15時30分
世界のかわいい未確認生物! ウサギとネコの合体生物「キャビット」とは?
現在、小学生を中心に大ブームを起こしているゲームソフト「妖怪ウォッチ」。 その勢いはゲームだけにとどまらずアニメやお菓子、おもちゃにと街中で見ない日はないほどに盛り上がっている。 「妖怪ウォッチ」でマスコットとして多く取り上げられているのが、地縛霊ならぬ地縛ネコのジバニャン。可愛らしい見た目から子供だけに留まらず大人からも人気が高い「妖怪ウォッチ」の顔的存在である。 さて、ジバニャンは尻尾を二本持つという特徴から恐らくは古典妖怪「猫又」をモデルにしていると思われるが、世界にはさまざまなネコ型の未確認生物が我々の目の前に現れ、写真に撮られている。 今回、ご紹介するのは「キャビット」というUMAである。 「キャビット」はウサギとネコの混同生物で後ろ足がウサギで上半身がネコという不思議な生物である。 キャビットはかなり大柄なネコだったようで勇ましく大地を踏み、走る様子の写真が残されている。 このような混同生物は以前、以前本ミステリー記事でも紹介させていただいた背中に翼を持つ「翼猫」のように生きているネコに無理やり翼を縫い付けたものや、日本にも数多く残されている「妖怪ミイラ」のように死体を加工して作られるものが多いが、実際に動いている姿をとらえた写真は珍しく、キャビットが生きて動いていた証拠のひとつとなるのである。 さて、このキャビットであるが、何者かによる遺伝子操作なのか、偶然が生んだ自然交配なのか、真相はわかっていない。 キャビットが最初に報告された例は、ヴァル・チャップマン氏がニューメキシコ州にて、ネコとウサギを掛け合わせた結果生まれたものであったとされている。 確かに見た目は可愛いが、その後のキャビットの消息はわかっていないため、幸福な人生(猫生?)を歩んだとは考えづらいだろう。 ほかにもネコの未確認生物には「エイリアン・ビック・キャット」なる人や家畜を襲う巨大ネコの姿が目撃されている。 こちらも逃げ出したピューマやヒョウのほかに人工生物説が囁かれている存在である。 このように世界には不思議なネコがまだまだ存在しているのだ。ひょっとするとあなたの住む街にもひっそりと飼われ、暮らしているかもしれない。 穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年08月02日 17時59分
目撃多数! 花火大会になぜUFOは現れやすいのか?
日本の夏といえば花火である。彩り豊かな光が宙を舞い観る者を楽しませてくれる花火はまさに日本の伝統文化である。今年も全国で大規模な花火大会が開催される予定で今から心待ちにしている人も多いことだろう。 さて、そんな楽しい花火大会であるが、終了後「UFOを目撃した!」と興奮ながらに語る人もまた多いという。日本有数の花火大会のひとつである東京都墨田区の隅田川花火大会。今年は7月26日土曜日に行われたのだが、実はツイッター上で「UFOが現れた」と話題になっていた。 隅田川花火大会は本年度に限らず、2012年、2013年とほぼ毎年撮影されている。現にインターネットで検索するとかなりの量のUFO目撃談が語られ、なかにはジグザグに移動する飛行物体や、かなり速い速度を持って移動する物体など、いろいろな写真及び動画が撮影されている。いったいなぜ花火大会が行われるとUFOが目撃されやすいのだろうか。可能性を考えるとすれば、以下のふたつがあげられる。(1)花火を見るためには多くの人間が頭上を見上げているため、空での怪現象に気がつき易い。(2)空がまばゆい光によって明るくなり、暗い空を照らすためUFOなどが見やすくなる。 今回、ご紹介している右の写真は本年度の隅田川花火大会で撮影されたものである。写真上部にオレンジ色をした飛行物体が確認できる。確かに一見するとUFOにも見え、火花とも違うようだ(光が花火から離れすぎ、花火の軌道にしては煙が見えない)。 すると「まさか本物のUFOでは?」と思いがちであるが、この飛行物体についてはUFOの可能性はあまり考えられないという。 これらの光の多くはテレビの中継ヘリが正体であることが多く、普段中継ヘリを見慣れない人がヘリをUFOと錯覚することが多いのだという。特に隅田川花火大会はテレビ中継を毎年行っており、上空にこの写真と同じような光を放つ数機のヘリの姿を多くの人が目撃している。もちろんこの写真だけでは本物のUFOという可能性も捨てきれないが、あくまでヘリの可能性が高いというまでだ。 しかし、なかにはいわゆるアダムスキー型のハッキリしたUFOが近年、海外の花火大会で撮影されたりしている。 海外の花火大会で撮影されたアダムスキー型UFOは中継ヘリとはまったく違うビジュアルを持っており、この飛行物体については未だ正体不明。今後の検証が待たれるところである。 見間違いも多いが、実際に宇宙人が乗った飛行物体が飛来しているケースもあるのだ。あなたも今年の花火大会で「宇宙の神秘」の目撃者になるかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)取材:山口敏太郎事務所
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ミステリー 2014年07月29日 18時09分
クリスマスの聖夜…追われた「一つ目小僧」が街中に登場した!?
右の写真は山口敏太郎事務所の関係者が東京都の多摩地方の某所で撮影した街の写真である。 具体的な撮影時期は不明だが、サンタクロースの格好をした女性や光るペンギンのモニュメントがあるため、クリスマス前後の寒い時期かと思われる。 綺麗なモニュメントが目をひく実に楽しげな一枚であるが、この写真はなんと「妖怪」の姿が写っているのでは? と指摘されている写真なのである。 写真上部の窓奥をご覧いただきたい。買い物途中なのか、数人の男女が非常に楽しそうに並んでいる。 都合、5人ほど並んでいるように見えるが、真ん中の人物にご注目いただきたい。 ひとりだけ全身肌色の奇妙な人物が並んでいるのにお気づきいただけるだろうか。 身長は他の人物と同じくらいであるが、手足が見受けられない点を含めあまり人間らしくない。しかもこの人物は頭に傘のようなものをかぶっており、下半身にはなにやらタスキのようなものを降ろしているように見える。また、顔は不鮮明ではあるが中央に巨大な目のようなものも見える。 季節がクリスマスのため、クリスマスツリーなどの装飾品のひとつが偶然このように見えるとも考えられるが、全体肌色で人間と同サイズの装飾品が店頭に配置してあったとはさすがに考えづらい。 これら特徴から考えるにこの写真に写った人物はかの有名な妖怪「一つ目小僧」ではないか、いう仮説が立てられると思う。 一つ目小僧は坊主頭の修業中のお坊さんの姿をした妖怪で、子供の姿をした可愛らしいルックスということもあり幅広く日本人に愛されている妖怪の代表格である。悪さはとくにせず、突然人の前に出て驚かす程度であるという。 一般的にはお坊さんの姿をしたものが馴染み深いが、今回のように傘とタスキを纏った一つ目小僧の姿も古くからイラスト化されている。今回は参考用に一つ目小僧のバージョン違いとされる「した出し小僧のとうふなめ」という有名な妖怪画もご用意させていただいた。豆腐こそ持ってはいないが、特徴は今回撮影された写真とほぼ同じであることがわかる。 また、偶然か否かこの写真が撮影されたほど近い多摩市の鑓水(やりみず)は古くから「一つ目小僧伝説」が残っている場所でもある。 毎年12月8日、鑓水には一つ目小僧が来る日とされ、家の表に竹で編んだ籠を吊るすとイタズラに現れた一つ目小僧を追い払えるとされる伝統行事があるのだ。 今回、一つ目小僧が現れたのはクリスマス前後であり、12月8日の「一つ目小僧伝説」と合致している。 果たして、この怪人物の正体は追い払われて行き場を失い、街中で脅かす人を探していた悲しい一つ目小僧だったのだろうか。 せつなく恐ろしく、どことなく和やかな雰囲気も漂うこの写真。あなたも街中で「妖怪・一つ目小僧」に出会ったらぜひ驚いてあげよう。 (穂積昭雪 山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年07月26日 12時30分
生きていた恐竜ついに絶滅!? 世界各地に残された「恐竜ミステリー」
今夏、日本全国では恐竜関連のイベントが目白押しである。 7月16日にスタートした「ヨコハマ恐竜展2014」をはじめ鹿児島県の「世界恐竜展」など多数の恐竜イベントが各地で開催される。恐竜は今も昔の子供たちのヒーローであるのだ。 さて、恐竜は実際に地球に存在した生物であることから、たびたび「生存説」が囁かれ、また実際に「捕獲した」という写真が撮影されている。 右の写真は翼竜プテラノドンが捕獲されたという有名な写真である。 数人のハンターらしき集団が猟銃を持ち、プテラノドンと思わしき巨大な翼竜の前に勢ぞろいしている。 この怪物が彼らハンターの手で捕まったものかどうかは不明であるが、生きたまま捕獲されたと思わしきハリツケ姿といい、ご満悦なハンターの表情といい、恐らくはかなりの格闘があって捕獲されたものと思われる。 固定するため顔や羽に多数の縄が締められているものの果たして、この巨体が縄だけで釣り上げられるのかどうかは甚だ疑問である。しかし生々しい恐竜そのままのフォルムから恐竜ファンの間では非常に人気が高い一枚である。 さて、これら恐竜タイプの巨大鳥はほぼ毎年のように、目撃または写真が撮影される未確認生物でもある。 特にパプワニューギア近辺での目撃数は多く、現地では「デーモン・フライヤー=悪魔の鳥」と呼ばれおり、UMAファンの間では「ローペン」の名前で知られている。 ローペンは大小多数の個体がいるとされており、大きい体長(2m〜7m)の翼竜と、小さい体長(体長約90cm〜1.2m)の翼竜がいるとされている。 細かな生態も報告されており、爪を使い直立した状態で、木の幹にとまったりし、食べ物は魚や貝を食べると言われているが、葬式の最中を襲って人間の遺体を食べる場合もあるという。 人を襲うとはまことに物騒な話ではあるが、近年では目撃頻度が落ちており、2009年には日本の早稲田大学の探検部がローペン発見にトライしているが、結局発見することはできなかったという。一部のファンの間では「ローペン絶滅説」を唱えるものもいる。 地上に生息するUMAとは違い、我々人間は飛べないため空の世界を知ることはできない。深い空の向こうには今もひっそりと恐竜は生存しているのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年07月22日 15時30分
日本のUFO事件の原点!? 「うつろ舟の怪女」 当時のオタク集団が出した結論とは?
7月10日、千葉県知事の森田健作氏が定例会見にて「高校生の頃『UFO研究会』に入会していた」と発言しUFOファンの間で話題になっている。 報道によると森田氏は「宇宙にはたくさん星があるのだから我々の知らない生命体は必ずいるはず」、「僕が生きている間に宇宙人がいることを証明してほしい」と身振り手振りで熱く語っていたという。 往年の青春スター、そして現職の知事である森田健作が若い頃UFO・宇宙人にお熱だったというのは驚きであるが、芸能人のUFO好きは多く「若大将」こと加山雄三氏も自他ともに認めるUFOマニアで、噂によると加山氏も一時期、森田氏と同じ研究会に加入し、「UFOのつくり方」という謎の技術までマスターしたという(ふたりともスポーツマンタイプ青春スターという共通点が。UFO探索は昭和のスポーツなのだろうか…)。 さて、このように有名人がUFOの存在を研究する、または目撃するという事例は非常に多い。今回はその原点ともいうべき、「元祖・日本のUFO事件」をご紹介しよう。 『南総里見八犬伝』で今も親しまれている江戸の小説家・滝沢馬琴。 彼は森田健作・加山雄三両氏と同じく、不思議なものが大好きであり、文政八年に「兎園会」なる世の珍奇なモノを語り合う会を仲間たちと発足させている。 今でいうオタク、当時の言葉で好事家であった滝沢馬琴は、他にも「耽奇会」という文人倶楽部にも顔を出し、日本中の不可解な話を集めていた。 こうして採取した色々な奇談を一冊にまとめたのが『兎園小説』である。 この本に記されているのが日本のUFO談の第1号とされる「うつろ舟の蛮女」である。 1803年(享和3年)、2月22日午後常陸国(今の茨城県、福島県あたり)のはらやどりという浜に奇妙な物体が漂着する。 漁師達がその物体を浜辺まで引き寄せて確認すると、今まで見たこともないような異形の船であった。 香の入れ物やお釜に似た円形で、直径は三間程、上部はガラス張りで、松ヤニか何かを使って隙間なく固めてあった。 しかも、船体には判読不能な蛮字が描かれており、乗っていた女性は眉と髪が赤く、全く言葉が通じなかった。 この女性は、地元住民が協議している姿をのどかに見つめながら、笑顔で二尺四方の箱を大事そうに抱えていたというのだ。 結局、面倒なことになるのを恐れた村人は、この船を女性ごと再び海に押し流してしまったという。 まことに不気味な話であるが、ディティールの細かさ(乗っていた女性は可哀想ではあるが)流れ着いた舟を送り返すという人間心理から考えて100%作り話だったとは考えにくい。 時は流れ、現代のオカルト愛好家達は、妄想を膨らませて、このうつろ舟の女の正体に関して、色々な推理を展開している。 なかでもよく聞かれるのが、「うつろ舟=UFO」説である。 画像のように、うつろ船の船体に描かれている謎の文字(蛮字と文中では表現されている)には、「王」のような文字も見える。20世紀以降に評判となったウンモ星人のマークと非常に似ているのだ。偶然とはいえ、不気味この上ない。 なお、江戸時代の知識人は、不義密通をしたロシアの王族の娘を殺すには忍びないので、船に入れて流したとのではないかと推測している。穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年07月19日 17時59分
船橋市の空に巨大『ゴジラ』上陸!?
2014年7月25日(土)、日本が生んだ大怪獣『ゴジラ』がいよいよスクリーンに帰ってくる。 2004年の『ゴジラ FINAL WARS』から10年ぶり。しかもハリウッドが制作する大迫力の新作『ゴジラ』ムービーに胸をときめかしている方も多いことだろう。 今回、ご紹介するのはハリウッド版よりひと足お先に日本へ上陸してしまった「ゴジラ」の写真である。 右の写真をご覧いただきたい。この写真は2014年6月13日に船橋市内の某所で撮影された空の写真である。 ご覧のように黒色の巨大な雲が浮かんでいるのがおわかりいただけるだろう。獲物を狙うかのごとく開いた口、らんらんと光る目玉…もはや説明はいらないだろう。この雲はかの大怪獣『ゴジラ』にそっくりな巨大雲なのである。 この写真が撮影された経緯をご説明しよう。この写真を撮影したのは山口敏太郎事務所の某スタッフ氏である。彼は勤務を終え夜道を歩いていた。ふと空を見上げると何やら雲が大きく動き出した。 雲は月を覆いみるみる形を変えていき不気味な姿へ変化していった。特撮映画のファンでもあったスタッフ氏はその雲を見た瞬間「ゴジラだ!」と認識。すぐさまiphoneのシャッターを切ったという。シャッターを切った瞬間、雲はまたも姿を変えていきバラバラになって空へと散っていったという。 スタッフ氏によると雲が完全に「ゴジラ型」になったのはおよそ10秒ほど。思わず何回かシャッターを切ったが、明確に捉えたのはこの1枚だけだったという。 本年は新作のゴジラが公開される年、しかも今年はゴジラ生誕60周年という節目の年である。そんな年に「ゴジラ型」の雲が捉えられたのはとても不思議な現象である。 ちなみにこのような「ゴジラ雲」はときどき目撃されており、インターネットでもかなりの数が投稿されている。しかしここまで顔のドアップで、しかもひと目でゴジラだとわかる雲はかなり珍しい現象とされる。 なお、この写真のように龍の形をした雲のことをオカルトの世界では一般的に「龍雲」と呼んでいる。 龍雲は俗に何か不思議なことが起こる前兆とされており、良いことや悪いことを含めて天変地異やUFOの襲来、異常気象などを予言しているという話がある。 果たして今回の船橋市に現れた「ゴジラ雲」は新作ゴジラの祝福のために日本へ現れたのか、それとも日本に起こる何かの警告だったのだろうか…。時代が変わっても「ゴジラ」は我々に疑問を投げかける不思議な存在なのである。穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年07月15日 15時30分
フィジー諸島に現れた海底人事件! 正体は「人魚のミイラ」?
右の写真はお台場にある「山口敏太郎の妖怪博物館」に保管、展示している「瓶詰め人魚」の写真である。 直径30センチほどの瓶に黒い小型の人魚がそのまま収められており、上蓋がきつく締められている。研究品だったのか、さまざまな英単語が書かれている。まさに「封印された怪物」という形容がぴったりな不気味なコレクション品である。 人魚の顔は(外人ゆえ?)やたら彫りが深く、やや男性らしい印象も与える。 この人魚はゴツゴツとした体が特徴で一見すると岩、もしくは珊瑚礁のような硬い質感も感じられる。 オカルト研究家・作家の山口敏太郎氏が購入した時には人魚のほかに写真奥に写っている指名手配写真のようなものも同封されていたという。 さて、この「瓶詰め人魚」であるが説明書きによるとフィジー諸島で捕まったとされている。 実はフィジーには昔から人魚伝説が存在する国で過去にはアメリカで「フィジー諸島で捕まった」という触れ込みで人魚のミイラが公開されたことがある。 もっともそのミイラは作り物で、アメリカの博物館経営者が見世物として展示していただけなのだが、噂が噂を呼び大人気の展示になったという。 今回、山口敏太郎氏が手に入れたのはさすがに当時のものとは思えないが、上記の博物館に展示されていたものをイメージして制作されたレプリカという可能性が高い。 フィジーはご存知の通り、南太平洋に囲まれた美しい景色の島々で古くから観光地として人気のあるスポットである。 フィジー自体にはあまり未確認生物の目撃談は多くないのだが、実は最近、大規模な怪物騒動が起こっている。2006年にフィジー共和国のブアの海岸に巨大な足跡が残されているのが発見されたのだ。 形は人間のように見えるが、明らかに異様な形で異様に大きかったという。 しかもその足あとは海中から人々の住む町へ向かっていたため「謎の海底人現る!」と国内のマスコミが発表し大騒ぎになってしまったのだ。現在、この足跡の主は不明であるが、フィジー国内および海外の人間が自然あふれる豊かな海国、フィジーに謎の怪物の幻想を抱いたのはごく自然なことなのかもしれない。 もしかすると上陸した海底人の正体は、過去笑いものにされてしまった人魚の本当の姿だったのもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)お台場「山口敏太郎の妖怪博物館」http://odaiba-decks.com/entertainment/post/shop84.php
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ミステリー 2014年07月12日 17時59分
新宿に現れた「小さな侍」! 背後に「仕掛け人」が存在した!?
右の写真は心霊写真家として本ミステリー記事にたびたび登場している鳴釜のん女史が今から約10年前に東京都は新宿で撮影した写真である。 後方に広がる窓に注目していただきたい。ちょんまげのような髪型に、和服っぽい服になで肩、背中には何か筒のようなものを背負っている人物が写りこんでいる。 これは2008年に本ミステリー記事で山口敏太郎事務所が発表したタイムスリップしたと思われる「小さな侍」の写真である。 小さい侍が江戸から現代に現れるという大林宣彦監督も真っ青なシチュエーションに加え、刀ではなく背中に背負っている筒は空穂(うつぼ)という弓矢を収納する当時の道具のよう、というマニアックな要素が話題になり、これまでさまざまなメディアで紹介されてきた一枚であるが、今回この写真に新事実が発覚したので改めて公開したい。 右上の赤枠は「小さな侍」であるが、左下の紫色の枠にご注目していただきたい。 観葉植物の下にぼんやりと黒い物体が浮かんでいるのがおわかりになるだろうか。 この影は植物の影としてはやたらに大きく形もおかしい。 撮影した鳴釜のん女史はこの影を「異星人のようも見える」と語っている。鳴釜女史は人並みはずれた霊感も持ち合わせているため、ただの影ではない異界の存在だった可能性もある。 なお、前回の記事では「小さな侍」の正体を「江戸時代以前に亡くなったサムライの魂が現代に蘇り、尾張徳川家の上屋敷があった新宿に現れた」という見立てを行った。 すると、この影の正体は「小さな侍」を現代に蘇らせた張本人なのだろうか…? もし、あなたが新宿で「小さな侍」を目撃した際にはぜひ、山口敏太郎事務所まで連絡をいただきたい。写真:鳴釜のん文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年07月08日 14時30分
謎の水生怪獣「マツドドン」! 正体は「○○○」だった!?
2014年7月3日、ツイッター上に投稿された衝撃の写真が日本中を駆け巡った。 京都府の鴨川市で全長150cm以上と思われる巨大オオサンショウウオが河川敷を這う姿が撮影されたのである。その想像以上の巨大さから投稿者は思わず「もののけ」とつぶやき、ネットでは大きな話題になっている。 さて、今回撮影されたオオサンショウウオのように川の中には不思議な生物がたくさん住んでいると言われている。 右の写真は山口敏太郎事務所の作家・脚本家の中沢健氏が2010年、千葉県の松戸市内で撮影した謎の水生怪物「マツドドン」を撮らえたとされる写真である。 深い緑の草木の間に生物の背中らしき物体が浮かんでいる。全身は緑または黒色で、まさに小型の怪獣を思わせる容姿である。 マツドドンの伝説は1972年に松戸市付近の江戸川で未確認生物が目撃されたことがきっかけではじまった。マツドドンのネーミングは実に単純で「松戸に現れトドに似ているからマツドドン」。命名者は松戸市役所の名物部所「すぐやる課」の職員氏である。 さて、このマツドドンであるが目撃者によると頭が丸く、ヌメっとした体を持ち、ヒゲと二本の牙が生えているという可愛らしい姿をしているという。 特徴はアザラシに酷似している、というかアザラシそのものとの説もあるが、マスクラットやヌートリアの誤認という説もある。もっとも当時、マツドドンは目撃談だけで肝心の写真は撮られておらず「タマちゃん騒動」が話題になる30年も前、日本の川にアザラシが生息するなど当時の日本人は思いもしなかったことだろう。 ちなみに「マツドドン=アザラシ説」はかなり早くから囁かれていた推測である。毎日新聞1974年5月29日の記事によると、羽田空港のわきで推定7〜8歳程度のアザラシが現れたという事件がニュースになっている。記事では「1972年に騒がれたマツドドンの正体か?」とも言及されており、早くから「マツドドン=アザラシ説」の推測が研究者の間で存在していた証拠である。 また、2か月後の7月2日の毎日新聞では今度は愛知県に「イノシシのような怪物が泳いでいる」というニュースも報じられており(翌日7月3日、アザラシであることが判明)、1974年は「アザラシの当たり年」だったと言えるだろう。 ちなみに、アザラシは江戸時代の愛知県にも来日(?)していたようで、こちらは完全に「妖怪」として描かれている絵が現存する(ご丁寧に体重や身長までバッチリ調べているのが笑える)。 このようにマツドドンはすでに正体がほぼ確定してしまった存在だけに「昭和の遺産」としての側面が強いが、中沢氏が改めてその姿を撮影、公表したことでふたたびスポットライトが当てられつつある。 中沢氏は自身の撮影したマツドドンに若干懐疑的な目線(タイヤやゴミの見間違いだったかも? とも語っている)を持ちつつも「私が松戸に調査に行った際には、現地の若者のほとんどがマツドドンの存在すら知らなかった! 松戸市市役所にはもっともっと、マツドドンを愛してもらいたかった!」 と語っており、再度の調査、松戸市をあげてのPRを行うべきとも訴えている。 あなたも松戸市へ「マツドドン」を探しに行ってはいかがだろうか。写真:中沢健文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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