ミステリー
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ミステリー 2021年01月24日 23時00分
交通情報を伝える国交省北海道開発局のツイッターが壊れた!?謎だらけのツイートの真実とは
1月19日、国土交通省北海道開発局のとあるツイートが注目を集めた。 それは「通行止のお知らせ」から始まるものだった。ごく一般的なものに思えたのだが、「29日午後4時18分より国道40号ばばばばばばえおうぃおい~べべべべべべべべべえべえええべえべべべえ(9.9km)で通行止を実施しています」と、途中に謎の長い文字列が入っていたのだ。 地名の誤記であっても、これまで長く意味不明な文字が打ち込まれるとは考えづらい。ツイートを見た人たちからは「北海道開発局が壊れた」「猫がキーボードに乗った?」などのコメントが寄せられ、数十分で数万リツイートを稼いだ。なお、話題になってからほどなくして問題のツイートは削除されてしまい、現在は有志が記録していたスクリーンショットで確認できるのみとなっている。 この「異常なツイート」の発生について北海道開発局は原因不明であるとして、点検のためにアカウントを一時停止することとなった。 ”中の人”も原因が分からないとする中、ツイッターは大いに盛り上がった。リツイートしていた人たちによって問題の区間が国道40号線の豊富幌加IC付近であることが確認されたものの、周囲に工事の予定がないこと、また長さ9.9kmの区間が存在しないこと、区間の終点とみられた「豊富南IC」も存在しないことなどが発覚。 さらに、謎の連投箇所をローマ字入力ではなく、かな入力にしてみると「ば(BA)」が「こち」、「べ(BE)」が「こい」となることが判明。文字化けの部分をかな入力に直してみたところ、「こちらにこい」と読める箇所が出てきたのである。くしくも通行止めとして指定されている区間の近くに心霊スポットもあったことから、霊の仕業ではないかと考える人も出てきた。 >>そのツイート、ちょっと待った!?「落とし物」とSNSを用いた犯罪が横行中!?<< さらに、ドライバー求人サイト「ドラEVER」が運用する道路情報ツイッターアカウント「ドラEVER道路情報」が同様のツイートを昨年11月5日から数日おきに繰り返していることも判明。はじめは面白がっていた人々も何が起きているのか、と怖がる流れになっていた。 ところが当日午後7時過ぎになって北海道開発局のアカウントは「点検が完了しましたので再開いたします」として復活。通常通りに情報を発信することとなった。 北海道開発局によれば、問題のツイートはサーバー調整中に発生したヒューマンエラーであり、確認作業のため内部向けに作成されていた情報がツイッター上に流れたものだったそう。攻撃や乗っ取り、心霊的なものではなかったとのことで多くの人が胸をなで下ろす結果となった。(山口敏太郎)記事内の引用について北海道開発局の公式ツイッターより https://twitter.com/hkd_kaihatsu
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ミステリー 2021年01月23日 23時00分
火星滞在3000日を突破した探査機キュリオシティ、カメラが捉えた火星と奇妙なものたち
火星の地表の様子をカメラに収め、地球に送り続けてきた探査機のひとつであるNASAの探査機ローバー、キュリオシティがついに火星滞在3000日を突破した。なお、この「日」は火星でのカウントだ。火星の一日は地球より少し長い24時間40分で、2012年8月6日に火星に着陸してからずっと稼働し続けている。 キュリオシティが送り届けてきた画像で見る火星は、青空や砂色の空の下に荒涼とした赤い大地が広がるという、地球の荒野とははるかに違う光景だ。だが、そんな画像の片隅をよく見ると、奇妙なものが写り込んでいることがある。それは朽ち果てた建造物のようなものや、生物の化石のように見えるもの、中には生物のようにしか見えないものもある。これらは世界中のUFO研究家、愛好家が画像を隅から隅まで探し回って見つけ出した。 キュリオシティの写真にあった奇妙なものの中には、「宇宙人の着陸用ポッドらしきもの」「金属片のような薄い人工物」などがある。 「宇宙人の着陸用ポッドらしきもの」は2016年頃に話題になったもので、幅1メートル、高さ約1.5メートルの円筒形。全体的に黒ずんでおり、土ぼこりなどを被っている様子は見られない。もし、隕石や岩だとすると周囲にクレーターや崩落の跡などが生じていなければ不自然である。ということで、「宇宙人の着陸用ポッドではないか?」という説が出たようだ。 >>南極のピラミッドは「地球上で最も古いピラミッド」だった!?<< 2018年8月には、砂や石しか確認できない火星の地表に「白く薄い金属片のようなもの」が落ちている様子が捉えられて注目を集めた。人工物、または卵の殻のように思えるこの物体だが、キュリオシティに搭載されたレーザーと分光器での分析によって非常に薄い岩石の欠片だったことが判明している。 さて、NASAは2020年11月18日に撮影した122枚の画像を合成し、一番最近の火星地表の様子を捉えたパノラマ画像を公開した。キュリオシティは着陸場所でもあるゲール・クレーター内に存在するシャープ山を登りながら移動を続けており、画像にはクレーターの底や北側のふちもある。 車輪に穴があいたり、古いソフトウェアのアップデートを繰り返しながら孤独にミッションをこなしてきたキュリオシティは、画像やデータを通してこれからも様々な情報を我々に伝えてくれることだろう。(山口敏太郎)
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ミステリー 2021年01月17日 23時00分
南極のピラミッドは「地球上で最も古いピラミッド」だった!?
南極の厚い氷の下には、我々も知らない古代の文明の遺跡があり、ピラミッドや地下への入口が衛星写真などに写り込んでしまうことがあるとされている。皆さんの中にも、南極の白い大地にピラミッドのようなものがある写真を見た人はいるのではないか。こちらは南極のシャクルトン山脈の近くにあるもので、周囲の山や岩と比較すると明らかにピラミッドのような四角錐構造を持っているように見えるものだ。 そんな中、海外のテレビ番組・ヒストリーチャンネルで「地球上で最も古いピラミッドは南極の深く冷たい雪の下に隠されている」と主張する人々の特番が紹介されて話題になっている。 こちらの特番は「古代、地球に来ていたエイリアン」に関する説を紹介するシリーズもの。出演したデビッド・チャイルドレス氏は、南極のシャクルトン山脈付近で発見されたピラミッドが地球上で最も古いものである可能性があると述べた。そして「南極の巨大なピラミッドが人工構造物である場合、それはおそらく地球上で最も古いピラミッドであり、地球上の他のピラミッドの設計元となったマスターピラミッドかもしれません」と語っている。 >>スフィンクス、指輪…火星に先史文明の痕跡? 異星人と古代文明には密接な関係が?<< 一方でマイケル・サラ氏は「ピラミッドは地球の周辺に戦略的に配置された発電設備である」と語る。ピラミッドの三角形の構造は一種の発電機として機能しており、大量のエネルギーを無線で伝達する目的で構築されているものだという。南極のピラミッドは時代的に見ても人類には造れるはずがないため、人類が繁栄するより前に地球を訪れていたエイリアンが地球規模で築き上げた発電ネットワークの一つではないか、というのだ。このように「南極のピラミッド=エイリアンの建造物」とする人たちの中でも、意見の相違はあるようだ。 ところで、南極のピラミッドは現実にはあり得ないものなのだろうか。 地質学者によれば、南極のピラミッドは「ヌナタク」という侵食によってできた地形の一つとみられるとのこと。 真実は南極のピラミッドで実地調査を行わない限りは分からないかもしれないが、実際に同様の現象が報告されている以上は人工物よりも自然の造形であると考えた方が妥当なのではないだろうか。(山口敏太郎)参考記事https://www.express.co.uk/news/weird/1097697/Antarctica-pyramids-ancient-aliens-ufo-oldest-pyramids-earth-history-channel
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ミステリー 2021年01月16日 23時00分
丑年だからこそ行きたい「牛に引かれて善光寺」
2021年の今年は丑年。一年の願掛けや厄よけには、やはり干支の「牛」にちなんだ場所を選びたいところだ。 牛にまつわる寺社仏閣といえば、外せないのが長野県の善光寺だ。善光寺には昔から「牛に引かれて善光寺参り」という不思議な話が伝えられている。心の貧しい老婆が洗濯で干していた布が、通りかかった牛の角に引っ掛けられてしまう。牛を追いかけて善光寺の金堂前まで来たところ、善光寺の光明に照らされた牛のよだれが光って次の文字のようになっていたのを目撃した。 「うしとのみおもひはなちそこの道に なれをみちびくおのが心を」 その後、善光寺で念仏を唱えて夜を明かした老婆が家の近くにあった観音堂をのぞくと、堂の中の観音像の足元に、牛に引っ掛けられてなくした布が落ちていた。あの牛は観音様の化身であったのだ、と気づいた老婆は心を入れ替えた。これが有名な「牛に引かれて善光寺参り」の由来だ。 >>年明け早々に鴨川が血のような赤色に染まった?!<< そんな善光寺でなかなか面白いお守りが売られていると、ネットで注目が集まっている。 それは「幸先昇運守」と「厄除守」の二つのお守り。「幸先昇運守」は黒地に赤で「闇」と書かれた包み紙を破ると、御本尊の御影が描かれた金色でカード型のお守りが出てくるというもの。「厄除守」の方も同様に、白地に金で「厄」と書かれた包み紙を破る事で白または黒のカード型のお守りが出てくる。自ら闇や厄を打ち破る、という行動をとることで、より前に進む力を得られるというものなのかもしれない。 なお、「幸先昇運守」は600円、「厄除守」は500円とのこと。今年は丑年でもあるので、興味のある人はこの機会にお参りしてみるのもいいのではないだろうか。(山口敏太郎)公式サイトhttps://www.zenkoji.jp/
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ミステリー 2021年01月10日 23時00分
年明け早々に鴨川が血のような赤色に染まった?!
年明け早々の1月6日、京都で「鴨川が赤く染まっている」という奇妙な現象が確認された。 6日午後2時半頃、京都市内を流れる鴨川の水が赤く変色していると地元住民から京都府警南署に通報があった。川の水が赤く染まっていたのは南区上鳥羽勧進橋町の付近。鴨川にかかる勧進橋南西の下水管から赤い液体が大量に流れ込み、右岸沿いに滞留して川面を赤く染めていたという。 この件はSNS上でも話題になり、ゲームなどの創作のワンシーンを思い浮かべる人や、歴史書の方丈記や吾妻鏡の一節のようだと連想する人が続出した。 2020年は新型コロナウイルス感染症により、疫病よけにアマビエの絵が流行した。また、外出自粛要請でおうち時間が増えた結果、時間や手間のかかる料理に挑戦する人たちが出始め、大昔の珍味である「蘇(そ)」を作る人も続出するなど、「時代が遡っている」と言われていたものだが、今年に入っても変わらないのかもしれない。 >>「あなたは好きでしたか?」2020年で消える?かもしれない都市伝説『赤い部屋』<< さて、「川の水が赤く染まった原因」についてはまだ特定に至っていないとのこと。今回のように水が赤く染まる、というと中国など海外の事例を連想する人も多いのではないだろうか。 トルコ東部で2020年1月、地面から急に血のような赤い液体が湧き出て地面がまるで血の海のようになる、という事例があった。しかしこの時は赤い液体が湧く前に大きな地震がこの地域で発生しており、食肉処理場の廃液を流すための配管が地下で破損して地上に流れ出たのではと考えられていた。 他にも染料や工場廃液などが流出した結果、川や池が真っ赤に染まる、ということは現在でも起こりうる。川を赤く染めているものの成分についても気になるところだが、現時点では刺激臭や魚が死んでいるなどの報告もなく、幸い被害はないそうだ。 現在は警察と市の両方がマンホール等を調査するなどして、赤い水の出どころや原因を調べているとのことなので、近日中の解決を願いたいものである。(山口敏太郎)参考URLhttps://twitter.com/i/events/1346767494845853697https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/461723https://www.fnn.jp/articles/-/127814
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ミステリー 2021年01月09日 23時00分
2021年の世界はこうなる!? クレイグ・ハミルトン・パーカーの予言
毎年年末や年始になると、来年(ないしは今年)に何が起きるか予想する特集が組まれたりする。人は誰しも未来に起きることをあらかじめ知ることはできない。しかしそれでも先の見えない未来に関する不安を払拭したいからこそ、占いや予言の内容が気になってしまうものなのだろう。 日本だけでなく海外のメディアも、2021年の予言に注目し、特集している。ノストラダムスやブルガリアの予言者ババ・ヴァンガらの予言が毎年恒例で出てくるが、近年欧州を中心に注目を集めているのがイギリスの霊能力者であるクレイグ・ハミルトン・パーカー氏だ。彼はこれまでにトランプ大統領の就任やイギリスのEU離脱、イスラム国掃討作戦の時期と概要などを的中させており、現在世界中を騒がせている新型コロナウイルス感染症のパンデミックも2018年の段階で予測していたと述べている。 そんな彼は、2021年について次のように語る。 「アメリカと欧州の経済が悪化し、特に欧州はイギリスのEU離脱以降崩壊への道をたどる。これは2021年に始まる」 それではブレグジットを達成したイギリスの経済はどうなのかというと、短期間の経済的後退とそれに続く「着実な改善」に苦しむだろう、とのことだ。 「2021年の最も危険な紛争の一つは、イスラエルとイランの関係悪化です。米国は制裁をやめるだろうが、これはイラン人にとって悲惨な結果を生むだろう」 また、彼はイスラエルがサウジアラビアの支援を得てイランの核施設を攻撃すると予測しているが、これについては疑問視する向きもあるようだ。 >>あの『大予言』を残した予言者、ノストラダムスの医療活動<< また、2020年に混迷を極めたアメリカ大統領選挙については「民主党のジョー・バイデンが大統領に就任するだろう」と述べている。現職のトランプ大統領が選挙の不正を訴えているが、こちらについては「新たな選挙を要求するのに十分な証拠はない」としている。しかし「敗北したトランプ氏の発言力が増し、FOXテレビと契約して自身の主張や考えを語る『トランプチャンネル』が作られる。それを通して彼の支持者が増え、メディアを通してバイデンよりも影響力を持つようになるだろう」と語っている。 果たして2021年、世界はどのように変貌していくのだろうか。(山口敏太郎)参考記事Psychic predictions for 2021: Collapse of EU, war and Trump 'will become more powerful'https://www.express.co.uk/news/weird/1377808/psychic-predictions-2021-collapse-eu-war-iran-israel-donald-trump-new-year-prophecy-evg
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ミステリー 2020年12月27日 23時00分
キリストの降臨を知らせた「ベツレヘムの星」2020年12月に出現!
25日はクリスマス。イエス・キリストの降臨を祝う日だ。今から2000年前、ユダヤのベツレヘムの馬小屋で、聖母マリアのもとにキリストが生を受けた。その時、夜空にはひときわ光り輝く星が現れたという。東の国に住むカスパール、メルヒオール(メルキオールとも)、バルタザールの3人の賢者はこの星を見て「ユダヤ人の王が生まれた」と悟り、その星の導きに合わせて旅を始めた。星はベツレヘムに止まり、その真下に母マリアに抱かれたイエスがいたという。このキリストの降臨を知らせた「ベツレヘムの星」が、現在クリスマスツリーの上に飾られる星になったとされている。 さて、「ベツレヘムの星」は天文学的に説明がつくのではないかということで、昔から多くの人々がその正体を推測してきた。たとえば超新星爆発や、「星が導いた」という描写から彗星だったのではないかなどの説が出ていたが、有名なのは17世紀にヨハネス・ケプラーが提唱した惑星会合説だ。 木星と土星の2つの惑星の公転周期が合致して、地球からの見かけ上非常に接近し、一つの大きな明るい星に見えたのではないかという説だ。紀元前7年11月12日午後6時から同9時半にかけて出現した事例や、紀元前2年6月にバビロンの西の空に金星と木星の接近が、同年8月の日の出前にベツレヘムで水星と金星、火星、木星の集合がそれぞれ目撃されたともされる。 >>クリスマスキャンペーンにはご用心? 海外であったネット広告詐欺事件<< そんな「ベツレヘムの星」が12月21日に目撃された、として注目されている。21日から22日にかけて、木星と土星の公転軌道が見かけ上、交わる形で接近するため、非常に明るい一つの星として確認されることとなったのだ。なお、日本で木星と土星がこれだけ接近した状態で観測されるのは実に約397年ぶり。前回発生したのはなんと江戸時代である。また、これが欧米であった場合はさらに久しぶりで、約800年ぶりの大接近なのだとか。そのためキリスト教圏では、今回の惑星会合に様々な意味を見いだす人も出てきているそうだ。(山口敏太郎)
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ミステリー 2020年12月26日 23時00分
車全面にクリスマスイルミネーションをつけて爆走、逮捕!?アメリカで起きた珍事件
クリスマスシーズンになり、街をイルミネーションが彩るようになってきた。新型コロナウイルス感染症対策で中止や規模の縮小、入場制限を設けたところなどもあるが、個人の家々を飾るささやかなものをはじめ、優しい光で例年通り人々の目を楽しませている。 そんな中アメリカで、イルミネーションをきっかけにある人物が逮捕されるという事例が発生した。 ウィスコンシン州でのこと。夜間、車全体に様々な色のLEDライトを付けた状態の乗用車が出現。セダンタイプの車の外側は、ツリーの電飾や建物を覆うイルミネーションのような小さなライトで覆われ、虹色に光り輝いていたという。警察が注意して停車させたところ、運転席から出てきたのは10代の男だった。彼はYouTubeで見た動画をもとに、この車を飾った。現役を引退した警察官である父は彼に忠告して止めたが、彼は言うことを聞かず街を電飾カーで走って警察に補導されたのだった。 幸いにもと言うべきか、運転していた男は厳重注意されたのみで解放された。ウィスコンシン州警察がSNS上で今回の事件についてコメントしたところによると、「独創的ではあるし、クリスマスを楽しみたい気持ちも分かるが、車に設置されるライトの色については厳しい規則があるため、実際には違法」とのこと。今回は注意にとどまったが、今後は分からないとのことだ。 >>「イエス・キリストが子ども時代を過ごした家」が見付かった!?<< なお、男本人と車はネット上で話題になったようで、男はFacebookで「クリスマス休暇中は車の電飾をつけておくことにする」と語っている。しかし、再度運転を試みて本当に逮捕されてしまわないことを願うばかりだ。(山口敏太郎)参考記事Wisconsin Cops Stop Car Covered in Christmas Lightshttps://www.coasttocoastam.com/article/wisconsin-cops-stop-car-covered-in-christmas-lights/
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ミステリー 2020年12月20日 23時00分
クリスマスキャンペーンにはご用心? 海外であったネット広告詐欺事件
12月も半ばとなり、クリスマスの足音も聞こえる頃になってきた。街でも、ネット上でもクリスマスのセールやキャンペーンが行われており、CMや広告が目に入らない日はないほどだ。ネット広告では、バナー広告をクリック、もしくは登録することで特別にポイントや商品がもらえたり、抽選でプレゼントが当たるというものも多い。ところが中にはこの広告を利用した詐欺事件もある。 数年前、Facebookで「ウォルマートから1000ドルのギフトカードが届きました!」という広告が多くの人に届いたことがあった。時期はクリスマス前、多くの会社が様々なネット広告を出していた。その上、世界最大のスーパーマーケットチェーン店であるウォルマートからのものだったため、バナーをクリックした人も多かった。 しかし、これはれっきとした詐欺広告であった。バナーを踏むと当選者名、送付先を確認する名目で、個人情報を記入するページに飛ばされ情報を抜き取られてしまうだけでなく、サイト経由で悪質なマルウェアに感染させられる結果になってしまうのだ。 >>「イエス・キリストが子ども時代を過ごした家」が見付かった!?<< こちらの詐欺は2011年11月ごろから欧米を中心にFacebookで流行し始め、すぐに他のSNSでも報告されるようになった。名前を使われたウォルマートやその他の企業も注意喚起したが、巧妙に本来のサイトや広告のデザインをまねていたため、引っかかってしまう人が出続けたようだ。 あまりにこの手の詐欺が横行したため、一度は「クリスマスツリーに関連したアプリをダウンロードしたり、広告をクリックするとPCやスマホが壊れる」という噂が生まれるまでになってしまった。 もちろんこれは行き過ぎた事例であるが、この詐欺広告・詐欺サイトは現在でも形を変えて出回っている。日本でも全国チェーン店のサイトに見せかけるケースは多く、中には日本郵政などのサイトに擬態するケースも報告されている。広告やサイトを訪れる際には、本当に問題がないか一度確認する必要がありそうだ。(山口敏太郎)参考URLFacebook and Walmart $1000 Christmas Gift Card Invitation Scamhttp://www.hoaxorfact.com/scams/facebook-and-walmart-1000-christmas-gift-card-invitation-scam.htmlChristmas Tree App Virus on Facebook: Fact Checkhttp://www.hoaxorfact.com/virus-scams/christmas-tree-app-virus.html
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ミステリー 2020年12月19日 23時00分
50年経って犯人が残した暗号の解読に成功!謎に満ちた連続殺人事件「ゾディアック事件」
アメリカで有名な未解決殺人事件の一つが「ゾディアック事件」だ。 1968年から1974年にかけて、カリフォルニア州サンフランシスコを中心に少なくとも5人が殺害され2人が負傷。さらに犯人が自ら犯行の内容をマスコミに通報して喧伝し、自分の正体を記した暗号文を送り付けるという行動に出たため「劇場型犯罪」の典型例としても知られている。 犯人は声明文で、黄道十二宮を意味する「ゾディアック」を多用していたため「ゾディアック事件」と呼ばれるようになった。彼が送り付けた手紙には警察がまだ公開していない、犯人しか知り得ない事実が明確に書かれており、「被害者は37人いる」「事件を新聞で大きく取り上げないと『何かすさまじいこと』をやる」と脅していた。警察も厳戒態勢で臨んだのだが、この声明を最後に犯人の動きは途絶えてしまった。 >>その下地は恐竜の時代に生まれた アメリカ南部に浮かび上がる「青い帯」<< ゾディアックの手紙には特徴があり、署名の代わりに円の上に十字を重ねたマークが描かれていた。また、暗号文は複数存在しており、中でも1969年11月にサンフランシスコ・クロニクル(San Francisco Chronicle)紙に届けられた暗号文は340の暗号や記号が17行にわたり並び、非常に複雑だったため長年謎のままだった。なお、この暗号文より前の9月に送り付けられたものは、まだ単純な暗号であり、地元の学校の先生と彼の妻によって解読されていた。しかしその内容は「殺人が好きだ。ものすごく楽しいからだ」というもの。来世で自身に仕える奴隷を集めているという異様な主張が読み取れるものだった。 そして今年に入り、長く謎だった340暗号の解読に成功したという報道があった。解読したのはアメリカのウェブデザイナー、デービッド・オランチャク(David Oranchak)氏で、彼は2006年からさまざまなコンピュータープログラムを駆使し、解読作業に取り組んできた。暗号文は1950年代に米軍が使用していた暗号化マニュアルに登場するものに近く、内容は自慢話や当局への反抗的な言葉が含まれていた。だが、犯行動機や犯人の身元を示す手掛かりはなかったという。 暗号は解読に至ったが、50年以上経った現在でも犯人は不明のままだ。果たして、犯人の正体が明らかになる日はくるのだろうか。(山口敏太郎)
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