スポーツ
-
スポーツ 2025年12月10日 18時00分
卓球・混合団体W杯が中国で開催 日中関係の悪化の中、張本智和へのブーイングが物議
卓球の混合団体ワールドカップが、11月30日から12月7日にかけて中国・成都で開催された。日本は過去最高成績となる銀メダルを獲得したが、張本智和が試合中にブーイングを浴びるなど、物議を醸す大会となった。混合団体ワールドカップは2023年に第1回が開催され、今年で3回目。各チーム男女それぞれ4人で構成され、混合ダブルス、女子シングルス、男子シングルス、女子ダブルス、男子ダブルスの順で試合が行われる。通常の団体戦と大きく異なるのは、合計で8ゲームを先取したチームが勝利という点だ。変則的なルールで試合が進められるため、これまでとは違った戦略が求められる。今大会は、男子のエース・張本が話題に上ることが多かった。フランス戦でF・ルブランと試合した際には、張本が失点すると大歓声、得点するとブーイングが起こるという状態だった。結果、張本は0-3のストレート負け。チームも7-8で敗れた。試合後、フランス代表のシモン・ゴジが自身のX(旧Twitter)で張本について「私たちはとても申し訳なく思いました。今日の彼の状況を見るのはつらかったです」と感想を述べている。物議を醸した出来事はほかにもあった。香港戦では試合中に観客から心無い言葉を浴びせられた。さらに、韓国戦では名前が呼ばれないハプニングもあった。試合前の選手紹介の際、通常は名前がコールされるのだが、張本の名前は呼ばれなかった。最終的にはコールされたものの、Xでは大きな話題となり、「あまりにも失礼」「本当に悲しい」といったコメントが多く寄せられた。中国メディアの「新浪新聞」もこの問題に反応し、「決して許されることではない」などと批判した。特に香港戦については日中関係の悪化が影響している可能性があるが、はっきりとしたことは不明だ。28年に開催されるロサンゼルス五輪では男女団体が廃止され、混合団体が新設されることが決定している。選手が競技に集中し、気持ち良くプレーできる環境を整備していくために、運営やファンが一体となって改善していく必要がある。
-
スポーツ 2025年12月01日 21時00分
ジャイアンツ・ファンフェスタに清原和博氏が登場、松井秀喜氏との並びにファン歓喜 逮捕から10年目、“みそぎ”は済んだのか
巨人の日本一メンバーが集結する「ジャイアンツ・ファンフェスタ “延長戦” ~2002年優勝メンバー同窓会~」が11月23日、東京ドームで開催されプロ通算525本塁打のOB・清原和博氏が登場。同窓会には元メジャーリーガーの松井秀喜氏や上原浩治氏ら計14人ものOBが参加した。会場では、「背番号5、ファースト、清原和博」のアナウンスに続き、登場曲として使用していた長渕剛の「とんぼ」が流れると、「おかえり!」の声がスタンドから響く中でベンチから登場し、両拳を交互に突き上げた。中央の席に着くと「何十年ぶりでしょうね、こんな機会いただいて感謝してます」と喜びをあらわにした。隣に座る松井氏からは、「うれしいです。本当に久しぶりですよね。メジャーにいる時に激励しに来てくださった」と、肩に手を置きながら迎えられ「キヨさんは僕に持ってないものを持ってる。キヨさんの1本は僕の1本より歓声が大きいんです。いつまでたっても嫉妬してました。それくらい球場の雰囲気を変える。東京ドームのファンは僕のホームランに慣れちゃってるから。自慢じゃないですよ」と冗談を交えて会場を沸かせた。「“巨人の清原”として東京ドームに立つのは、2005年以来20年ぶりです。2016年2月に覚醒剤取締法違反で逮捕されて以降、巨人主催のファンイベント参加は初めてとなり、2002年の日本一メンバー14人の大トリでの登場でした。7学年下の松井氏とは6年間一緒にプレーしており、かつて『MK砲』と呼ばれたふたりの並びにファンは歓喜の渦に包まれました」(スポーツライター)2016年5月、清原氏は懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受け、執行猶予期間が2020年6月15日をもって満了した。同日、自身の著書「薬物依存症」を出版した文藝春秋社を通じ、「自分の行為を悔いる日々の中で、これまで私がいかに多くの人の力によって生かされていたのかという事実に気づきました」と懺悔(ざんげ)。今後については、「これからの人生を薬物依存症で苦しむ人たちと、野球界、とくに私自身の原点でもあります高校野球に捧げたいと考えております」と表明し、覚醒剤の後遺症と戦い続けた。清原氏の執行猶予満了を受けて、複数の球界OBらからも続々とコメントが届けられた。なかでも、1986年から1992年にかけて清原氏と西武で同僚だった元楽天監督・大久保博元氏が自身のX(旧Twitter)で「長いみそぎの時間は終わりました」、「ご声援よろしくお願いします!」と、今後の清原氏への応援をファンに呼びかけるなど、更生の手助けに一躍買った。事件を起こしても、球界からの厚い信頼は薄れていなかった。清原氏も後輩からのエールに応えるかのように、野球や薬物依存症の啓発イベントをこなしつつ球界復帰への道を探ってきたのだ。今回の同窓会への参加に、ネット上には「ここからが本当のスタート、このまま頑張って薬物を断ち切ってほしい」、「再び手を染めないという努力は計り知れません。恐怖と隣り合わせの清原さんの日々は地獄かも知れませんが、この大歓声を忘れないで欲しいです」、「私たちの世代は野球と言ったら“清原”です。子どもの頃に与えてくれた希望は今でも忘れていません」といった清原氏への応援メッセージが多数寄せられた。24日までに、清原氏の元妻でモデルの亜希がインスタグラムのストーリーズを更新。背番号「5」のTシャツを着た清原氏の最新ショットを披露し、「この方の背中…日によって大きさが変わる。今日の背中はとても大きかった… 感謝」と、心境をつづった。衝撃の逮捕から間もなく10年がたつ。罪を消し去ることはできないが、もう“みそぎ”は済んだようだ。その証拠は冒頭イベントでの大歓声が何よりだ。復帰を待つファンが多い中、業界からも再び熱視線が注がれているに違いない。
-
スポーツ 2025年12月01日 12時00分
大谷WBC参戦宣言でネトフリ入会者増加は必至 チケットはすでに争奪戦
米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は11月24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムで第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加を正式に表明した。翌日にはオンライン取材に応じ、来年3月のWBCに出場の意向を表明したことについて、「自分の気持ちというか、ずっと出たいなと思ってきていたし、選ばれたいなとも思っていた。前回初めて出場して素晴らしい大会だった。前回以上に素晴らしくなるんじゃないかと思っている」と抱負を語った。二刀流で出場する可能性に関しては「投げたパターンと投げないパターンと、また投げたパターンとしても何通りか、投げないパターンとしても何通りかプランは持っておくべきだと思うので。それはドジャースと話しながら開幕に向けて、その前の(WBCが)終わった後のキャンプにどういう感じで入っていけばいいかというのも、そのプランに沿って選んでいけばいいのかなと思います」とプレーヤーとしての立場や、スケジュールについても言及した。ベースボールファンが待ち望んだ大谷の出場表明によりチケットは争奪戦となった。東京プールのマスターカード会員限定の先行抽選販売は28日17時から開始。すぐにアクセスが殺到し、数分で2万人待ち、待ち時間は1時間以上と表示されたという。また、Netflix(ネットフリックス)の加入者数の行方も注目されている。ネトフリは今年8月にWBC全47試合を日本国内で独占配信すると発表。2023年の前回大会では、地上波で大谷の活躍を視聴できたが、今回はお金を払って契約をしなければ見られないという事態に野球ファンからは不満の声も出ていた。しかし、今季1年間の疲労などから出場が疑問視されていた大谷が、いざ出場を発表すると、ネット上では「登録しなきゃ」「これはネトフリ加入不可避」など、会員登録に前向きな意見が目立っている。「現在、日本国内のネトフリ会員は1000万人を超えています。日本の会員はもう飽和状態といわれていましたが、大谷が出場するWBC効果によってさらに100万人増加もあり得るとみられています。ドラマはもちろん、ドキュメンタリーにも定評のあるネトフリですからWBCの裏側や日本代表の密着モノなどが撮影されることも期待できます」(エンタメ誌ライター)最大のライバル、米国代表にはアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とカル・ローリー(シアトル・マリナーズ)、コービン・キャロル(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)ら多くのスター選手たちが名を連ね、完全な本気モードだ。今回ばかりはネトフリに加入するしかないのか……。
-
-
スポーツ 2025年10月30日 13時30分
ドジャース、完敗でWS連覇へ崖っぷち 打順変更実らず新人右腕に屈辱の12三振 大谷翔平は2戦連続ノーヒット
ワールドシリーズ第5戦● ドジャース 1-6 ブルージェイズ ○ ロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第5戦に敗戦。大谷翔平選手(31)HR「1番・指名打者」でフル出場するも、4打数無安打で2試合連続のノーヒットに終わった。 ドジャースは左腕ブレーク・スネルが再戦マウンドに上がるも、1番シュナイダーにプレーボール第1球のフォーシームを振り抜かれ、いきなり先頭打者アーチを被弾。続く2番ゲレロJr.にも2戦連発の8号ソロを浴び、試合開始からわずか3球で2点を失う波乱の立ち上がりとなった。 出端を挫かれたスネルは116球の熱投で7回途中まで投げるも、二死一、三塁とピンチを作って降板。2番手右腕エドガルド・エンリケスが暴投、3番ビシェットの適時打で2点を失った。続く8回表には、3番手左腕アンソニー・バンダがチーム4つ目の暴投を喫するなど一死三塁とピンチを招き、8番カイナーファレファにダメ押しの適時打を許した。 一方の打線はブルージェイズの新人右腕イェサベージに対して7回までわずか3安打、ソロ本塁打の1点のみと苦戦。ウィル・スミスを2番に繰り上げ、不振のアンディ・パヘスに代わってアレックス・コールを起用するなど打順の組み換えを図ったが、先発打者全員の計12三振を喫し、新人投手によるワールドシリーズ最多記録を献上した。 結果的に本拠地ロサンゼルスでの3連戦を負け越し、シリーズ成績2勝3敗と崖っぷちに。移動日を挟んで現地時間31日(日本時間11月1日)、再び敵地トロントで行われる第6戦には山本由伸の先発登板が予定されている。2025/10/30 13:20BASEBALL KING
-
スポーツ 2025年10月28日 15時57分
ドジャース、フリーマンのサヨナラ弾でWS最長18回の死闘を制す 大谷翔平は2本塁打含む9出塁 佐々木朗希は1回2/3を無失点リリーフ
ワールドシリーズ第3戦○ ドジャース 6x-5 ブルージェイズ ○● ロサンゼルス・ドジャースが延長18回に及ぶ死闘を制してサヨナラ勝利。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、2本塁打含む3打点の活躍。6番手としてリリーフ登板した佐々木朗希投手(23)は1回2/3を無失点に抑えた。 1勝1敗で本拠地に戻ったドジャースは2回裏、テオスカー・ヘルナンデスが5号ソロを左翼ポール際に運んで先制。続く3回裏、一死走者無しで第2打席を迎えた大谷は、内角高め95.1マイル(約153.0キロ)のフォーシームを豪快に振り抜き、右翼ポール際へ7号ソロ。サイ・ヤング賞3度のベテラン右腕シャーザーから2点をリードした。 先発右腕タイラー・グラスノーが逆転を許して2点を追う5回裏、一死一塁での第3打席は2番手左腕フルハーティの代わり端を捉え、左中間を真っ二つに破る適時二塁打。さらに、二死から3番フレディ・フリーマンが右前適時打を放ち、大谷が同点のホームを踏んだ。 再び1点勝ち越しを許した直後の7回裏、第4打席の大谷は4番手右腕ドミンゲスの初球、ど真ん中へ97.6マイル(約157.1キロ)のフォーシームを振り抜き、左中間スタンドに飛び込む8号同点ソロ。松井秀喜氏を上回って日本人最多となるポストシーズン通算11号本塁打で試合を振り出しの戻した。 8回表には5番手左腕ジャック・ドレーヤーが一死一、二塁とピンチを招いたところで佐々木を前倒し投入。1番フランスを三ゴロとした後、2番ルークスに対しては5球連続スプリット攻めで投ゴロに打ち取った。回跨ぎの9回表にも二死一、二塁と得点圏に走者を背負ったものの、7番ストローを三ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。 同点の9回裏、一死から申告敬遠により出塁した大谷がすぐさま二塁への盗塁を試みるも、二塁ベースへ到達した直後に右足がベースから離れてタッチアウトに。そのまま9回を無得点で終え、スコア5対5で延長戦に突入した。 延長10回表に登板した右腕エメ・シーハンは二死一塁から2番ルークスに右翼への二塁打を浴びたが、右翼手テオスカー・ヘルナンデス、二塁手トミー・エドマンの素早い中継プレーにより一塁走者の生還を阻止。回跨ぎ3イニング目の12回表には二死満塁と走者を溜めるも、ここでドジャースは今季限りでの現役引退を表明している左腕クレイトン・カーショーを投入。2番ルークスを二ゴロとし、絶体絶命のピンチをゼロで凌いだ。 その後は両軍ともに決定打を欠き、延長15回表にはベンチ入り最後のリリーフ右腕ウィル・クラインが登板し、72球に及ぶ熱投で4イニングを無失点に抑えた。2025/10/28 15:55BASEBALL KING
-
-
スポーツ 2025年10月24日 11時00分
高橋藍、二股報道で再度注目されるもう一人の高橋 ネット上「慶帆が世界に見つかってしまう」
先ごろ、バレーボール男子日本代表で、昨季SVリーグ王者のサントリーでは主将を務める高橋藍(ただしくは、はしごだか)がインフルエンサーのuka.と真剣交際する一方、人気セクシー女優・河北彩伽とも密会していたと週刊文春(文藝春秋)によって報じられた。高橋は同誌の取材に対して、どちらも「友達」だと説明。また、所属事務所は「個人のプライベートに関しては本人に任せております」と回答している。高橋といえば、日本代表キャプテンの石川祐希とともにWエースとしてチームを牽引し、“バレー界のプリンス”と称されるルックスから女性人気も高い。日本代表戦の国内チケットは即完売。ファッション誌で表紙を飾り、写真集も出版されている。2022年4月には兄・塁選手とのYouTubeチャンネルで、「クズな男の特徴を教えてほしい」という質問に、「浮気する男はクズです」と答え、その誠実さが絶賛されていた。それだけに、今回の報道で失望したファンは多く、ネット上では「なんか幻滅」「信じてたのに」「本当に2人だけ?」などの声が集まった。そんな中、改めて注目されているのが法政大のバレーボール選手・高橋慶帆だ。イラン人の父と日本人の母を持つハーフで、横浜流星に似た超イケメン選手として有名。今年6月、バレーボールネーションズリーグ男子の予選ラウンドに出場した際、「慶帆が世界に見つかってしまう」「人気爆発するだろうな」と話題になったが、今回の高橋の二股騒動で、高橋のファンが慶帆に乗り換えているといわれているのだ。高橋は23日に自身のX(旧Twitter)を更新し、「この度は、私のプライベートが報道され、お騒がせしたことを反省しており、お詫び申し上げます。明日より開幕するSV.LEAGUE 2025-26シーズンでのプレーに集中してまいります」と謝罪。別に不倫したわけではないが、イメージダウンは大きい。今後は失った好感度をプレーで取り戻していただきたい。
-
スポーツ 2025年10月17日 10時01分
ドジャース、3連勝で2年連続のワールドシリーズ進出に王手! 大谷翔平が技あり三塁打&先制得点 佐々木朗希は完璧リリーフでPS3セーブ目
○ ドジャース 3-1 ブリュワーズ ● ロサンゼルス・ドジャースがミルウォーキー・ブリュワーズとの優勝決定シリーズを3連勝。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、2試合連続安打をマーク。5番手としてリリーフ登板した佐々木朗希投手(23)はポストシーズン3セーブ目を挙げた。 ブリュワーズは第1戦に続いて左腕アシュビーをオープナー起用。3試合連続のマッチアップとなった大谷は初回の第1打席、外角低めのスライダーに体勢を崩されながらも、右手一本で拾って右翼線へ。快足を飛ばして一気に三塁に到達し、続く2番ムーキー・ベッツの適時二塁打で先制のホームを踏んだ。 しかし直後の2回表、先発右腕タイラー・グラスノーが同点に追い付かれると、打線は2番手右腕ミジオロウスキーの前に沈黙。3回以降は両右腕ともに無安打と投手戦を演じ、1対1のまま試合を折り返した。 それでもドジャースは6回裏、ウィル・スミスが安打を放つなど右腕ミジオロウスキーから一死一、二塁と好機を作り、トミー・エドマンの中前適時打で再び勝ち越し。さらに、二死一、三塁から3番手右腕ウリーベの牽制悪送球により貴重な3点目を奪った。 アレックス・ベシア、ブレーク・トライネン、アンソニー・バンダの3投手でブリュワーズ打線の反撃を防ぎ、佐々木が9回表のマウンドへ。5番ボーンには三遊間深くへゴロを打たれるも、遊撃手ベッツが華麗なジャンピングスローを見せて先頭打者を斬った。続く6番フレリックを遊飛に打ち取り、最後は7番ダービンをスプリットで空振り三振。シリーズ成績を3勝0敗とし、2年連続のワールドシリーズ進出に王手をかけた。2025/10/17 10:00BASEBALL KING
-
スポーツ 2025年10月10日 10時47分
ドジャース、2年連続の優勝決定シリーズ進出決定! 佐々木朗希が勝利呼び込む3回パーフェクト救援 延長11回の死闘はまさかの幕切れ
○ ドジャース 2x-1 フィリーズ ● ロサンゼルス・ドジャースがフィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第4戦にサヨナラ勝利。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場するも、2試合連続のノーヒット。3番手としてリリーフ登板した佐々木朗希投手(23)は3回パーフェクトに抑える好投を見せた。 シリーズ突破の懸かる第4戦はドジャースの右腕タイラー・グラスノー、フィリーズの左腕クリストファー・サンチェスによる投手戦が展開。ドジャース打線は6回裏に一死一、三塁と好機を迎えるも、4番フレディ・フリーマン、5番トミー・エドマンが続けて内野ゴロに打ち取られ、両軍スコアレスのまま終盤に突入した。 7回表に2番手右腕エメ・シーハンが1点先制を許すも、その裏に一死一、二塁とチャンスを作ったところで先発サンチェスが降板。守護神デュランに対して二死二、三塁とし、大谷が申告敬遠で勝負を避けられた後、2番ムーキー・ベッツが冷静に押し出し四球を選び、試合をすぐさま振り出しに戻した。 同点直後の8回表から登板した佐々木は、2番シュワーバーからの好打順をわずか8球で3人斬り。そのままリリーフ転向後初めて回を跨ぎ、6番リアルミュートを100.2マイル(約161.3キロ)のフォーシームで空振り三振に仕留めるなど三者凡退を続けた。試合は9回までに決着つかず、延長10回表にも続投。先制打の8番カステラノスを三ゴロに打ち取ると、9番ストットを空振り三振、1番ターナーも右直とし、3イニングをパーフェクトで投げ抜いた。 延長11回表は左腕アレックス・ベシアが二死二塁とピンチを招きながらも無失点。そして11回裏、二死満塁の好機で9番アンディ・パヘスが投ゴロを打つと、投手カーカリングが本塁へ悪送球を喫してサヨナラの三塁走者が生還。まさかの形で熱戦に終止符が打たれた。 これでドジャースは2年連続、2020年以降で4度目となる優勝決定シリーズ進出が決定。日本時間14日からブリュワーズ、カブスによる地区シリーズの勝者と激突する。2025/10/10 10:45BASEBALL KING
-
スポーツ 2025年10月07日 10時36分
ドジャース、敵地2連勝で優勝決定シリーズ進出に王手 大谷翔平が貴重な適時打で勝利貢献 佐々木朗希は2球で火消しセーブ
● フィリーズ 3-4 ドジャース ○ ロサンゼルス・ドジャースがフィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズを2連勝。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、ダメ押しの適時打を放って勝利に貢献。 第1戦を制したドジャースは先発左腕ブレーク・スネルが5回二死までフィリーズ打線をノーヒットに抑える好投。スコアレスの6回裏には一死一、二塁とピンチを招いたが、3番ハーパーを空振り三振、4番ボームを三ゴロに打ち取って先制点は許さず。フィリーズの左腕ルザルドと一歩も譲らす投手戦を展開した。 すると打線は7回表、ここまで1安打と苦戦した左腕ルザルドから3番テオスカー・ヘルナンデス、4番フレディ・フリーマンの連打で無死二、三塁とチャンスを作った。右腕カーケリングに対して一死の後、6番キケ・ヘルナンデスはボテボテの遊ゴロに打ち取られるも、三塁走者テオスカー・ヘルナンデスが本塁突入。間一髪のタイミングでホームに滑り込み、待望の先制点をもぎ取った。 ついに均衡を破り、なおも二死満塁と続いて好機では途中出場の9番ウィル・スミスが左中間に2点適時打を運んでリード拡大。さらに、大谷が3番手左腕ストラームから痛烈な右前適時打を放ち、この回一挙4得点を奪った。 3点リードの9回裏は右腕ブレーク・トライネンを投入するも、先頭から3連打を浴びて1点差に。左腕アレックス・ベシアを挟み、二死一、三塁というピンチで佐々木がマウンドに上がった。1番ターナーを内角のフォーシームで二ゴロに打ち取り、2試合連続のセーブ。優勝決定シリーズ進出に王手をかけ、日本時間9日からは本拠地ドジャー・スタジアムで2連戦を行う。2025/10/07 10:20BASEBALL KING
-
-
スポーツ 2025年09月25日 14時17分
ドジャース、接戦制し地区優勝に王手 復帰登板の佐々木朗希が1回無失点2Kの好救援、崩壊リリーフ陣に光明
● ダイヤモンドバックス 4 - 5 ドジャース ○ 右肩痛で60日間の負傷者リスト(IL)に入っていたドジャースの佐々木朗希投手(23)が24日(日本時間25日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦でメジャー復帰登板。日米通じてキャリア初となる救援登板で、1回無安打無失点、2奪三振の好リリーフを披露した。「1番・指名打者」でフル出場した大谷翔平選手(31)は初回に先制の足掛かりとなる三塁打を放ち28試合連続出塁を記録した。ドジャースは延長11回までもつれた接戦に勝利。この日はライバルのパドレスが敗れたため、地区優勝へのマジックは「1」となった。 佐々木は6回1失点と好投した先発左腕・スネルのあとを受け、3-1と2点リードの7回に2番手として登板。先頭の6番・マッキャンを2球で三ゴロに仕留めると、続くタワは2ボール2ストライクと追い込み、最後は99.1マイル(約159キロ)の内角直球で見逃し三振に仕留めた。 最後も8番・バルガスを追い込み、最後は99.5マイル(約160キロ)の直球で空振り三振斬り。1回13球、無安打無失点、2奪三振の完璧リリーフでゼロを刻んだ。 大谷は初回の第1打席から観衆を沸かせた。ダイヤモンドバックスの先発右腕・ネルソンと対戦し、3ボール1ストライク後の内角直球を強振。中堅後方を襲った飛距離420フィート(約128メートル)の大飛球は先頭打者弾かと思われたが、惜しくもフェンス最上部に当たる三塁打となった。54号弾とはならなかったものの無死三塁の好機を演出。続くベッツの右犠飛で先制ホームを踏み、今季143得点目を記録した。 一死無走者で迎えた3回の第2打席は、追い込まれたあとの高め直球を振らされ三振。二死一塁だった4回の第3打席は中飛に倒れた。一死一塁で迎えた7回の第4打席は、2番手左腕のサールフランクを対戦し一ゴロ併殺。同点で迎えた延長10回は6番手左腕・ガルシアの前に空振り三振に倒れ、5打数1安打2三振の打撃結果で打率は.281、OPSは1.009となった。 ドジャースはスネルの好投、佐々木の好リリーフで7回まで4-1でリードしていたが、8回に登板したベシアとエンリケスが踏ん張れず3失点。それでも、同点の9回はすでに今季限りでの引退を表明し、6年ぶりの救援登板となったカーショーがゼロを刻むと、延長11回表にエドマンが勝ち越し適時打を放ち接戦を制した。2025/09/25 14:15BASEBALL KING
-
スポーツ
卓球・混合団体W杯が中国で開催 日中関係の悪化の中、張本智和へのブーイングが物議
2025年12月10日 18時00分
-
スポーツ
ジャイアンツ・ファンフェスタに清原和博氏が登場、松井秀喜氏との並びにファン歓喜 逮捕から10年目、“みそぎ”は済んだのか
2025年12月01日 21時00分
-
スポーツ
大谷WBC参戦宣言でネトフリ入会者増加は必至 チケットはすでに争奪戦
2025年12月01日 12時00分
-
スポーツ
ドジャース、完敗でWS連覇へ崖っぷち 打順変更実らず新人右腕に屈辱の12三振 大谷翔平は2戦連続ノーヒット
2025年10月30日 13時30分
-
スポーツ
ドジャース、フリーマンのサヨナラ弾でWS最長18回の死闘を制す 大谷翔平は2本塁打含む9出塁 佐々木朗希は1回2/3を無失点リリーフ
2025年10月28日 15時57分
-
スポーツ
高橋藍、二股報道で再度注目されるもう一人の高橋 ネット上「慶帆が世界に見つかってしまう」
2025年10月24日 11時00分
-
スポーツ
ドジャース、3連勝で2年連続のワールドシリーズ進出に王手! 大谷翔平が技あり三塁打&先制得点 佐々木朗希は完璧リリーフでPS3セーブ目
2025年10月17日 10時01分
-
スポーツ
ドジャース、2年連続の優勝決定シリーズ進出決定! 佐々木朗希が勝利呼び込む3回パーフェクト救援 延長11回の死闘はまさかの幕切れ
2025年10月10日 10時47分
-
スポーツ
ドジャース、敵地2連勝で優勝決定シリーズ進出に王手 大谷翔平が貴重な適時打で勝利貢献 佐々木朗希は2球で火消しセーブ
2025年10月07日 10時36分
-
スポーツ
ドジャース、接戦制し地区優勝に王手 復帰登板の佐々木朗希が1回無失点2Kの好救援、崩壊リリーフ陣に光明
2025年09月25日 14時17分
-
スポーツ
ドジャース、悪夢の逆転サヨナラ負け 大谷翔平が6回無失点8Kの好投も白星消滅 ブルペン陣が崩壊5失点
2025年09月24日 13時45分
-
スポーツ
ドジャース、本拠地最終戦に逆転負け 優勝マジック「3」変わらず 大谷翔平は9戦連続安打&26試合連続出塁
2025年09月22日 09時20分
-
スポーツ
ドジャース、初回4失点跳ねのけ地区優勝マジック「3」 大谷翔平がナ・リーグトップに並ぶ53号
2025年09月21日 14時05分
-
スポーツ
大谷翔平、13年連続ポストシーズン進出へ導く52号決勝3ラン カーショーの本拠地最終登板を飾る逆転勝利 地区優勝マジック「4」
2025年09月20日 15時20分
-
スポーツ
「つくばユナイテッドSunGAIA」今野大成、泥酔で“唾アタック” 公式サイトでは選手ページから削除
2025年09月19日 12時05分
-
スポーツ
「不倫中絶トラブル」ヤクルト・金久保優斗、「割り勘」対応に「冷酷非道」 一方で「メルカリでもエコー写真が販売されている時代」
2025年09月17日 15時30分
-
スポーツ
ドジャース、延長戦敗れて連勝ストップ ベッツ3打点&パヘスが土壇場の同点弾も実らず 大谷翔平は今季最長の20戦連続出塁
2025年09月16日 15時25分
-
スポーツ
ドジャース待望の連敗脱出 大谷翔平が菅野智之から2打席連発の47号&48号 カーショーは2年ぶり13度目の2桁勝利達成
2025年09月08日 08時08分
-
スポーツ
ドジャース、3連敗で地区優勝マジック消滅… 中地区最下位パイレーツにスイープ負け 大谷翔平は剛腕スキーンズの前に無安打&2三振
2025年09月05日 10時34分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
