山口敏太郎
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ミステリー 2015年05月12日 15時00分
怪獣「ジャミラ」か? 頭のない怪人物が地球にいた?
2014年、山口敏太郎事務所は本ミステリー記事にて「本当にいた巨人伝説」として19世紀に描かれたとされる巨人族「パタゴン」を紹介した。 奇妙な帽子をかぶり、長いコートに手に棍棒を持つ6mの怪人物として描かれたイラストは当時の探検家の興味を煽り、未知の人類発見への大いなる原動力となったとされる。 ところが現代の研究では「パタゴン」は190センチ程度の身長だったとされており、我々が想像するような巨人よりはややスケールダウンしたものだったとされる。 しかし、古い歴史を紐解いていくと世界にはもっと奇妙な巨人伝説が残っている。 イラストは「ブレムミュアエ(ブレムミュエス人)」という人種を描いたものである。 一見いただくとわかるが頭がなく、胸部分に人間の顔らしきものが付いている。身長は3mの巨人で全身から光を放つとされている。まるで『ウルトラマン』に出てくる元人間の怪獣「ジャミラ」のような怪人である。 スラリとしてスタイルの良い佇まい、憂いをおびたような表情、そして花のような植物を優しく持つその姿はいかにも「知的ナルシスト」という感じだ。 今見ると思わず笑いを誘うような奇妙なイラストだが、1500年代においては世界の無人島にこのような頭のない人種が本当に住んでいると思われていた。 実際にブレムミュアエの目撃談のようなものも資料に残っており、世の探検家が「頭のない人種」を探すために世界を冒険し、多くの大陸を発見できたという話もある。 現在では地球の探検はほぼ完了し、人類の枠を超えた先住民はいないとされているが、見つかっていない無人島はまだまだ地球には残っており、可能性は捨て切れたものではない。 宇宙人・未確認生物とともに未知の先住民についても研究が待たれるところである。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2015年05月09日 18時00分
石化した宇宙人か? 謎のミイラが発見される!
河童のミイラや妖精のミイラ、鬼のミイラなどが展示してあるお台場の「山口敏太郎の妖怪博物館」に今春より新しいミイラ仲間(?)が加わっている。 写真はただいま妖怪博物館にて展示中の「謎のミイラ」の実物である。 全長は約15センチほどの手のひらサイズ。山口敏太郎事務所へ届いた際には黒い重箱に収められており、箱には「半石化木乃伊」との記載があった。 また、付属品としてミイラ専用と思わしきガラスケース(約20センチ)と台座、ミニサイズの座布団が同封されていた。 まるでコレクターズフィギュアのような豪華オプションであるが、恐らくはこれは妖怪博物館へやってくる前から貴重な展示品として扱われていたということだろう。 さて、このミイラの正体であるが、一般公開から2か月が経過した今も一向に正体がわからず博物館の従業員を悩ませている。 触ってみたところ、非常に固く「半石化木乃伊」の名に恥じないカチカチのボディを持っているが、ミイラ独特の死臭は全く感じられず元が生物だったかどうかはわからない。 ミイラには眼球のくぼみやあばら骨などは見受けられるが、人間にしては体に比べ大きい頭蓋骨を持ち、指や足が細長いのが特徴的である。 河童や座敷わらしといった人間タイプの妖怪とも形状が異なるため、妖怪博物館では「分類不明」「宇宙人らしき生物のミイラ」として紹介するのが精一杯なのである。 さて「生物が石となる」「死ぬと石になる」という現象はギリシア神話の「メデューサ」やファンタジー作品、SF作品にはお馴染みの設定だが、近年「触れると石になる湖」が実在したことが広く世界で報道された。タンザニアの北部ナトロン湖のほとりには石と化した鳥やコウモリなどが多数発見されているのだ。 これはナトロン湖のアルカリ度が異様に高く、動物が湖へ飛び込むやいなや肉が石化をはじめ、そのまま死に至らしめるためとされている。 もしかすると今回のミイラも宇宙からやってきた宇宙人が地球の環境に耐えられず徐々に石化し死んでしまったものかもしれない。 なお、余談ではあるがこのミイラ専用の台座には「ラーミ」と書かれた紙も貼りつけてあった。これは戦前の日本でよく見られた「右横書き」でこのミイラが古くから日本にあった証拠の一つと考えられるが、「ライミ」や「伊乃木」ならともかく「ラーミ」とはなんともおまぬけな印象を与える。 現在、妖怪博物館ではこの悲劇のミイラは愛着を込めて「ラーミくん」と呼ばれている。 是非、あなたも「ラーミくん」の「第二の人生」を見守ってみてはいかがだろうか。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2015年05月05日 16時30分
未確認生物発見への第一歩! 残された足跡のから導き出されるものとは?
巨大猿人「ビッグフット」「雪男」などメジャーな未確認生物発見の第一歩は(そのままであるが)残された足跡の発見である。 足跡は未確認生物界にとっては重要な証拠資料となり、雪男に関して言えばその大きさや指の本数、また付着していた体毛があればどのような生物なのかを割り出すことができる。今回は日本で発見された謎の足跡の発見騒動についてご紹介したい。 右の写真は今から10年ほど前、2004年にオカルト研究家・作家の山口敏太郎氏とそのスタッフが千葉県船橋市某所で撮影した「謎の一本足」の写真である。 歩幅は14〜15cm程度。足跡の直径は12〜13cm。奇妙な蛇行を繰り返し畑の上を歩いている。船橋では狸や野犬も稀に目撃されるが、野生動物の足跡が一直線に付くことはない。また、1本足の生物が船橋市内で目撃されたことは過去一度もなく、また同時期に和歌山県田辺市で同様な謎の一本足跡事件が発生し、和歌山県の新聞などでは大きく取り上げられていたこともあり、山口敏太郎はこの一本足跡の調査を行っている時期があった。 山口敏太郎氏は和歌山市内の一本足事件については和歌山県の伝承妖怪の「がしゃんぼ」のものではないかと推測していた。この「がしゃんぼ」は河童の仲間とされており、夏は川に棲息し、冬は山に住むという特徴を持ち、なぜか一本足ではねるという。また和歌山には同じく一本足、一つ目の妖怪である「一つだたら(一本だたら)」と呼ばれる妖怪が存在するという。この妖怪も山中を一本足で、(ぴょんぴょん)はねくるとされている。 和歌山ではこの足跡の正体については上記の通り一時期、かなり話題になったが時間が進むにつれ話題は風化していき、また船橋の一本足についても正体はハクビシンではないか、ということで一旦の決着を見た。 しかし、このような足跡騒動は今もTwitterなどを中心に盛り上がる傾向があり、10年前より今のほうが具体的な正体が割り出せるのではないかと一部の研究者は語っている。 皆さんもぜひ、謎の足跡を見つけたら山口敏太郎事務所までメールをいただきたい。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2015年05月02日 18時00分
タコが人間界を支配する日は来るのか?
今年4月、ニュージーランドの水族館で世界初となる「タコのカメラマン」が誕生した。 水槽内にカメラが設置してあり人が集まるとタコ自身がカメラへ近づきシャッターを押してくれるという。 タコがどこまでカメラについて認識しているのかはわからないが、カメラの操作自体はすぐに覚えたようで水族館内で高い人気を呼んでいるという。 タコはビンの中に閉じ込められてもフタを開けて逃げてしまうなど高い知能指数を持つことは広く知られており、また2010年に話題になったワールドカップの結果を予言する「パウルくん」など超能力に近い不思議な能力を持っている個体もおり「タコがもう少し長生きできれば地球を支配する存在になる」と断言する研究者も多いという。 それだけ人間に近い存在ということだが、実は日本には非常に人間に近いタコが千葉県で捕獲されたという記録が残っている。 明治18年(1885年)7月3日の「東京絵入新聞」には頭部が人間の頭のような「章魚人形(たこにんぎょう)」なる怪物が捕獲された記事が掲載されている。 記事によると千葉県の木更津沖において漁師の勘右衛門という人物が下ろした網を引き上げた際に奇妙なタコが引っかかっているのを発見。大きさは約1mの大物で人間の上半身にタコの足が生えていたという。上半身に腕はなく、まさにタコ人間といった風体だ。 章魚人形は捕獲後、品川の富豪が木更津まで行き高値で買い取られその後の消息は不明だという。 章魚人形の正体は未だ持って不明だが水死した人間の魂がタコに乗り移った説がある。また津波などの水難で海に飲み込まれた村の近くでは人間の髪の毛が絡まった状態のタコが釣られることがあるという。これはタコが人間の死肉を食べることがあるということであり、人間を食べたタコが人間に精神を乗っ取られることは本当にあるのかもしない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)参照:「本当にいる日本の未知生物案内」(山口敏太郎著)
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ミステリー 2015年04月28日 15時30分
元国王も目撃? 「ジャージー・デビル」は悪魔なのか? 生物なのか?
今年、2015年は年頭から「鳩山由紀夫氏宇宙人説」「アントニオ猪木議員のUFO論争」など日本政治界でUFO騒動が盛んである。 その一方、未確認生物(UMA)については「幻の鳥ドードー発見?」「ジョニー・デップのチュパカブラ騒動」なる海外ニュースはあったもののUFOに比べると日本の未確認生物業界はやや大人しめである。 業界では新種の生物こそ多数発見されているものの、UFOのように政界を揺るがすような情報は近年出てきておらず少々さびしいのが実感だ。 しかし今から200年ほど前、一国の王が目撃証言を発表したことで社会問題へと発展した未確認生物騒動が存在したという。 それが米国ジャージー州での目撃証言が相次ぐ怪物「ジャージー・デビル」である。 写真がジャージーデビルのイラストなのだが、馬に似た長い頭部、細い体に手足、背中から生えた悪魔のような羽はアンバランス極まりなく、まさに悪い夢に出てくる怪物の姿そのものである。 ジャージー・デビルの目撃例は古くから存在し1700年代から情報があるが、もっとも湯名なのが、1820年における元スペインの国王ジョセフ・ボナパルトの証言だろう。ジョセフ・ボナパルトは生前、「ジャージー・デビル」の姿をニュージャージーで目撃したと語っている。国の王が「未確認生物を見た」という例は(神話時代はともかく)近代ではかなり珍しい例ではなかろうか。ジョセフ・ボナパルトの目撃以降、ニュージャージー州には多数のジャージー・デビルの目撃証言が相次いでおり、最近では2007年にも証言が発表されている。 ジャージー・デビルは出生の不気味さでも人気を集めている未確認生物である。 誕生談は2種類あり、ひとつは数人で魔術遊びをしていたグループのメンバーの連れてきた赤ちゃんが悪魔に体を乗っ取られジャージー・デビルに変身してしまった話、もうひとつは子だくさんの母親が13番目に産んだ子供がジャージーデビルへと変身してしまった話である。どれも子供が怪物に変身するという筋立てであるが、元が人間だったという点に変わりはなく未確認生物というよりも悪魔話に近い印象を受ける。 果たしてジャージーデビルの正体は本物の悪魔なのか? それとも本当に存在する生物なのか? 伝説の究明が待たれるところだ。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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その他 2015年04月25日 18時00分
「京都の世界遺産」に小型UFO襲来? 緑に輝く謎の光が!
写真は京都市南区九条町の東寺で撮影された夜景のショットである。 ライトアップされた五重塔に満開の桜が印象的な一枚であるのだが、この写真には一点不可解な点がある。 五重塔の左側に注目いただきたい。夜空に緑色の丸い球体が浮かんでいるのがおわかりいただけるだろうか。 この写真は関西で怪談師として活躍する渋谷泰志氏の友人が撮影したもので3枚に渡り、緑色の謎の発光体が写りこんでるのが確認された。心霊現象に造詣の深い渋谷氏は「一見UFOにも見えますが、撮影された3枚のうち1枚は建物の屋根の下から出ているようなのでやはり心霊的な『オーブ』の一種ではないかと推測します。ここまで綺麗なエメラルドグリーンのオーブはかなり珍しいと思いますよ」 確かに渋谷氏の言うとおり、この球体は「緑色」というよりも「エメラルドグリーン」のような鮮やかな発色をしており、まるで水晶玉のように美しい。 通常「オーブ」は水色や透明色のものがほとんどであり、緑色のものが撮られるのは(いくつか事例はあるものの)かなり珍しい。オーブとは一般的に霊魂が写りこんだものと言われるが、雨やホコリなどがレンズに写り反射したものが映り込む現象が心霊現象と誤認されるケースも多くさまざまな種類のオーブ現象が報告されている。 今回は雨が全く降っていなかったという天候かつ、京都の東寺という由緒ある寺院で撮影されたという経緯と水晶玉のように美しいオーブという点で心霊現象の可能性はかなり高いと言えるだろう。 近年、京都では本ミステリー記事でもご紹介しているとおりここ3年ほど多数のUFOの目撃報告が相次いでいる。 伝統の都、京都の空には人間の想像を超えるミステリーが起きているのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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芸能ネタ 2015年04月23日 12時00分
スタジオが凍りついたオカルト作家・山口敏太郎の小籔批判
関西ローカルのバラエティー番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で先日、面白い一幕あった。 パネラーのホラー作家・山口敏太郎氏が本気モードでお笑い芸人の小籔千豊の批判トークを展開し、スタジオの空気を凍りつかせたのだ。 小籔が雑誌コラムで美魔女ブームを批判したという話題を取り上げたときのこと。パネラーの井上公造氏がその内容を解説し、MCの上沼恵美子と高田純次がそれを受けて話を転がしていると、山口氏が真顔でこんな話を始めた。 「小藪さんって、中途半端にテレビで出てくる素人に対して厳しいが、勝てる相手にしかケンカを売らないんですよ。さんまさん、たけしさんにはケンカを売らない。関西では面白いが、関東では滑りまくって毒舌コメンテーターでいこうとしている。でも関東人を笑わせるのが先でしょ。コラムで弱いやつを叩いてても芸人として未来はない」 思わぬガチな批判にスタジオ内は一気に緊張。上沼が「敏太郎さんがこんなこと言うの初めて。何かあったん? ケンカしたん?」と振ると、山口氏は「僕が出始めのとき、ヤンタン(大阪の長寿深夜ラジオ番組)でやられましたからね」と、その番組にまつわる個人的な恨みを明かした。 上沼はその後、「小藪くんは東京の番組でも面白いこと言うてるけど、編集が悪い。ヤンタン時代は彼がまだトンガッていた頃だと思う」などと小籔を擁護しつつ、「敏太郎さんの言うことも一理ある。ごめんなさい。伝えておきます」と山口氏へも気遣いを見せていた。 上沼の現場の収め方はさすがだったが、小籔はクセの強いキャラだけに、山口氏に共感する人も少なからずいるかもしれない。
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ミステリー 2015年04月21日 15時30分
「アンパンマン」に似た宇宙人? フランスに現れた怪人物の正体は?
アメリカと並びUFO研究が盛んなのが「花の都」ことパリを首都に持つフランスである。 フランス国立宇宙センターの内部には「未確認飛行物体研究所」があるとされ、アメリカやチリ共和国といった国とUFOについて情報交換を行っているとされている。 それだけフランスはUFOの目撃数が多いということなのだが、UFOだけに留まらず宇宙人の目撃数も多い。 右の写真は1954年に北フランスのカルーブル(Quarouble)で目撃された宇宙人らしき人物の写真である。 ウェットスーツのような衣装を着た奇妙な人間が2人写っている。顔はあるのかないのかよくわからないがマスクを覆っていると思われる。非常に不気味な姿ではあるが、丸っこいフォルムは日本の「アンパンマン」にも似ていて愛嬌があるとも言える。 この写真は1954年にフランスで発生したカルーブルのUFO目撃事件の際に撮影されたものとされる。鉄道労働者のマリウスデワイルド氏は夜21時頃、家の近くの鉱山用鉄道の上に黒い奇妙な物体が置いてあるのを発見。しばらくすると近くから謎の2人連れがやってきて黒い物体から光が放たれるとともに謎の2人は黒い物体に吸い込まれるように消え、空へと飛んでいったという事件だ。 事件名こそ付けらていないが目撃者である名前をとって「マリウスデワイルド事件」とされることがある。 日本ではあまり紹介されることはないUFO事件だが、フランスでは当時の新聞に写真付きで紹介され、現地調査や遺留品などの研究が行われていたという。 事件そのものは有名ではないが、後年宇宙人のイラストが多数発表されており、今回のマスクタイプのほか、ロボットのようなイラストも紹介されており、60年経った今も正体は謎のままである。 1954年当時は宇宙服は開発されていないものの既に研究は行われており、また潜水服は非常に似た形状のものが開発されており普及していた。1900年代前半の潜水服は技術が不足しておりまるでSF映画に出てくるロボットのような姿をしているのが特長だ。また、当時は「最先端の服」ということで若者を中心に潜水服がブームになったこともあるそうだ。 そのため、今回の写真は当時の潜水服のひとつだったのではないか、という意見もある。 事件報告から60年、UFO研究が盛んなフランスにはぜひ「マリウスデワイルド事件」の再調査を願いたいところだ。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2015年04月18日 18時00分
日本のUFO・宇宙人事件簿! 徳川家康は宇宙人と接触していた?
日本のアントニオ猪木議員と中谷元防衛大臣の「UFO論争」をはじめ、アメリカのバラエティ番組で行われたオバマ大統領へのUFO情報公開質問など世界の政界には現在、UFO旋風が巻荒れている。 本ミステリー記事でも山口敏太郎事務所は鳩山由紀夫氏の宇宙人発言を皮切りに政界と宇宙人(レプティリアン)の関係を紹介したのだが、実は日本の政界には実際に宇宙人と接触できた大物政治家がいたという。 その大物政治家とはなんと江戸幕府初代将軍・徳川家康であるという。 江戸時代後期の書物「一宵話」の第1巻には「肉人」なる怪物が家康の居城であった駿府城(静岡県)に現れた、という記録が残されているのだ。 1609年(慶長14年)旧暦4月4日の朝、駿府城の庭に異様な姿をした怪物がいた。 その怪物は目も鼻もなく手には指もない人間が天に向かって指をさし、何かを訴えていたという。将軍が住む城のため警備は万全なはず。なぜこのような怪人物が城に迷い込んだのか誰にもわからなかったという。困った家臣は仕方なく家康本人に相談したところ、人目のつかぬ所に追い出せとの伝達が出て、肉人は城から離れたの小山に追い出されたという。現在、UFO研究家のあいだではこの肉人なる怪物は妖怪の類ではなくグレイのような宇宙人ではなかったか、と推察されている。 また徳川家康は埼玉県の伝説によると森のなかで「空飛ぶ籠」にのった人物に会っていたという記述がある。「空飛ぶ籠」とは山口敏太郎事務所が2015年1月15日付の記事で紹介した『西鶴諸国ばなし』に登場する「飛び乗り物」という謎の未確認飛行物体と同じものかと思われる。やはり政治界の大物には遠い星から異星人が接触にしに来るのだろうか。 江戸時代には「肉人」「飛び乗り物」以外にも宇宙人が日本にやってきた痕跡が残っている。これも『鶴諸国ばなし』に登場する話だが、長野県の諏訪湖に落ちて行方不明になった人物が、諏訪湖の湖底には竜宮のような楽園があったと語っていたという。豪華な宝船に乗って帰還したその人は、自分だけ楽しむのは悪いので、一緒に竜宮に行く人々を募り一緒に宝船に乗り込み旅立っていった。その結果、宝船に乗った人々は誰一人帰ってこなかったという。挿絵には水棲生物が人間化したような怪人物が描かれているので長野県に住む海底人(湖底人?)の仕業と思われるが、やり口が宇宙人のアブダクション(拉致)に近いので研究家のあいだでは宇宙人の仕業とも考えられている。 UFOの存在が注目されている現代は当然として、地球人より歴史の古いと思われる宇宙人が現代の人間にしか接触を試みていないのは不自然ではある。 UFOや宇宙人の活躍は古い歴史書にこそ真の活躍が描かれているのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)参考:山口敏太郎著「本当にいる宇宙人完全ファイル」(笠倉出版)写真:『鶴諸国ばなし』より諏訪湖の湖底人
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ミステリー 2015年04月16日 17時20分
ドードー鳥発見ならず! 人知れず生きている「絶滅動物」たち
2015年3月、YouTubeに掲載されたある動画が世界の未確認生物ファンの間で話題になった。 1681年ごろに絶滅したと思われた幻の鳥「ドードー」らしき生物が南米コスタリカのジャングルにて動き回っている姿がカメラに収められたのだ。 今から遡ること約350年前、西洋人によって捕食されたり、外来生物によって駆逐され滅びてしまったドードー鳥が21世紀の今、生きていたとしたら生物学の歴史を揺るがす大発見である。 この映像は日本に限らず世界でも話題になり、さまざまなネットニュースでも情報が拡散されたが後日映像は自然保護キャンペーンサイトのインターネット広告でCGを使った合成映像であったことが明らかになった。 幻の鳥ドードー生存の可能性が再び閉ざされ、未確認生物ファンおよび動物ファンは落胆した。 しかしドードー生存は夢物語であったもののとも絶滅動物が再び人間の目の前に現れることはままある。 右の写真は大型のライオン「バーバリライオン」を撮影した1893年ごろの写真である。 バーバリライオンは体長が3メートル以上もある巨大なライオンでかつてローマ帝国で剣闘士の戦いのときに使用されたほか「勝利者の象徴」としてシーザー皇帝は400頭ものバーバリライオンを飼っていたという。 バーバリライオンはほかのライオンのように草原には住まず山間の森林に住んでおり、その戦闘力はネコ科の生物で最強とも噂されていた。 しかし、強大すぎる力を持っていたためにローマ帝国衰退後も危険と判断した人間たちの手により殺されたり「ライオン狩り」といった貴族の遊びのために多くのバーバリライオンが狩られる結果となった。 バーバリライオンは1922年頃に最後の一体が射殺され絶滅したと思われたが、実は密かに生きており、1996年にバーバリライオンに非常によく似た個体を3体発見。2007年には純血種らしき最後の1体を保護するまでに至った。 絶滅したと思われてから約90年、バーバリライオンは21世紀の地球に人知れず生きていたのである。 その後もバーバリライオンは混血種の繁殖が行われ、今は50頭ものバーバリライオンが飼育され数を増やしている。 ドードーは絶滅してから300年以上がたってはいるが、この広い世界に人知れず生きている可能性は捨てきれない。ドードーをはじめとする絶滅動物が我々の目の前に現れる日は明日かもしれない!? 文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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