山口敏太郎
-
ミステリー 2015年06月16日 15時30分
東京上空に現れた謎の発行物体はUFOなのか!?
これまで山口敏太郎事務所は様々な怪奇現象や衝撃映像をお送りしてきた。 妖怪、幽霊、心霊写真…画像だけでなく動画もお届けしてきたが、今回はなんとUFOらしき飛行物体の動画撮影に成功した! という。 記事の参考画像と動画を見てほしい。夜間、住宅街の公園で撮影された映像であるが、星1つ無い暗い夜空に白い大きな光点がぽつんと浮かんでいるのが確認できる。 この動画はつい先日、6月4日21時頃に作家でありオカルト研究家の山口敏太郎氏によって目撃され、そのまま手にしたスマートフォンにて撮影されたものである。そのため、画面には若干のブレやピント合わせのためボケる瞬間があるが、奇妙な蠕動運動を行いながら空に浮かんでいる様子が充分に見て取れる。このUFOが撮影された場所は千葉県船橋市の某住宅地にある公園にて。光点のある方角は東京方面となっている。 こういったUFOは何らかの天体や飛行機、人工衛星などの誤認が考えられるが、今回の場合は他に天体が見られないことから明るい星や惑星であるとは考えにくい。 また、小刻みに動いているがゆっくり空を横切って行く、点滅するなどの動きを見せないため、人工衛星や夜間飛行の飛行機の可能性も低い。また飛行機の場合、衝突防止灯や航空灯など複数の灯火があるため、このように一つの白い光点として見られることは少ない。 では、虫か何かが街灯の光を反射して飛んでいたのでは、とする見方もあるが、その場合は被写体が小さくなるため、もっとカメラに対して近くにいないと視認できず、またカメラに映ることもない。 はたして、この謎の光点の正体は何なのか? 山口敏太郎事務所では、この光点の正体を目下追跡中である。 【参照画像】※YouTubeよりキャプチャー【参照動画】2015年6月4日 UFO?星?船橋市から東京上空方面で観測1Japan on June 4, 2015.https://www.youtube.com/watch?v=DSsn2S0-Vqs 文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年06月13日 18時00分
鳥居のなかに人がいる…? 怪談番組で本物の怪異が現れた?
右の写真は関西テレビのスマートフォンサイト「スマホDEカンテレ」で6月から独占先行配信されている「京都本気で恐い怪談6」のキャプチャー写真である。 今回2枚のキャプチャー写真を並べさせていただいたのだが、両写真の鳥居の看板部分を見比べていただきたい。 左の写真に比べ、右の写真が妙に黒くなっているのがおわかりいただけるだろうか。映像ではこの黒いモヤは看板を右から左へ人が歩くかのように動いており、まるで看板のなかを人が通りすぎているように見える映像が収録されている。 この映像は本編編集後、「スマホDEカンテレ」のスタッフのひとりが偶然発見したもので影については番組中で特別取り上げているものではない。 本キャプチャーの元映像は本番組の出演者のひとりである作家・コラムニストの竹内義和氏が怪談を語る「鳥居」の再現ビデオパートの部分で、今から約50年前当時10歳の竹内少年が帰省先で見つけた神社の鳥居で体験した話の部分にて収録されている。 本キャプチャーの興味深いところは2点ある。竹内氏がタイトルを名づけた「鳥居」で本物の「鳥居」で怪異が発生している点、また番組を収録していた収録地で怪異が起こっているわけではなく再現ビデオを撮影したロケ地にて不思議な現象が発生した、という点である。 キャプチャー画面がうすくボヤがかかって見えるのは実在する神社のためモザイク処理をしたものであるが、映像を確認する限り、モザイクの上から影が移動しているように見えるためこの影は撮影後、映像データが何かしらの原因があって発生したものと推測される。 一部では神社は「霊の通り道」と言われている。また放送業界では怪談をはじめとする恐怖番組を収録する際に機材などに原因不明のトラブルが発生することはままある。 今回の映像も霊が引き起こした「いたずら」のひとつと思われるが果たして…。 今回、ご紹介した「京都本気で恐い怪談6」は6月14日まで「スマホDEカンテレ」で先行配信されているので興味のある方は是非、その目で確認していただきたい。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2015年06月09日 15時30分
政府主導で「UFO」を開発? UFO製作者たちの「プロジェクトX」!
6月3日、NASAが「空飛ぶ円盤」の飛行実験を行ったという報道が流れた。 これはNASAが2030年を目標として計画している火星への有人飛行のために設計されたもので、「低密度超音速減速機(LDSD)」という大型の円盤型火 星探査船となっている。今回の実験では、LDSDを搭載した実験機を巨大な気球で地上12万フィートの高さまで飛ばして全長30メートルの超音速パラシュートを展開、減速しながら降下させ、海上に着水させるというもの。このパラシュートは火星への着陸に向けた最終段階のもので、2014年の実験ではパラシュートが正常に開かなかったためこの度再施行となった。 このNASAの「空飛ぶ円盤」は白い円盤やパンケーキに似た形状をしており、その下部にロケットエンジンが付いている形になっている。我々が想像するUFOとは少し違う形かもしれないが、夜間にこれが降下してくるところを見たらやはりUFOと間違えてしまうのではないだろうか。 実際、現代のUFOの目撃証言の幾つかには開発途中の新型戦闘機や訓練中の戦闘機を一般人が目撃して、普通思い浮かべる飛行機とはかけ離れた外観をしていたために「見慣れない飛行物体→UFOが飛んでいる!」と勘違いしてしまうというケースも存在しているという。 歴史を遡れば、第二次世界大戦中にドイツやロシアが開発していた円盤機が有名である。 そもそも円盤型飛行機のコンセプトは、アンドレア・エップ博士によるもので、彼は当時開発されたばかりのヘリコプターの羽を見て、この部分がむき出しでは危険ではないかと考え、羽の部分含め機体全部を覆ってしまう飛行機を考案した。 実際、円盤機はエップ博士のもの含め様々な実験機が作られたようで、ここからある年齢層より上の人たちには懐かしの「ナチスは円盤を作っていた」「ヒトラーはUFOでドイツを離れ亡命に成功し、南極の方へ逃亡している」といった都市伝説が生まれることとなるのである。 現代でも、主にアメリカ軍が敵に補足されないステルス戦闘機の開発に着手した際、レーダー反射面積を減らすために様々な形の機体が開発された。その内の幾つかは三角形等の形状をした全翼機となっており、ベルギーやイギリスで多くの人に目撃されたデルタ型UFOに酷似している形状のものも存在している。 このように、実際に様々な用途や必然性から奇妙な形をした飛行物体が開発・作成されることは充分にあり得ることでもある。今まで大気圏内を飛行していた「謎の円盤機」が、いよいよ地球人の手で大気圏外を飛翔する日も近いのかもしれない。 写真:ドイツが第二次世界大戦末期に製作していたとされる円盤型戦闘機「AS-6」。バックからだと確かにUFOに見える。 文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
-
ミステリー 2015年06月06日 16時46分
「呪いのモナリザ」の噂は本当だった!? 周囲に巨大なオーブが出現!
謎めいた微笑みを浮かべるモナリザの絵には昔から様々なミステリーや伝説が囁かれてきた。近年子どもたちの間で噂になった学校の怪談でも、笑ったり睨んできたりするモナリザの絵が恐怖の一員として名を連ねていた。 でも、そんな恐怖のモナリザが実在したら…? 今回紹介するのは、妖怪博物館にて展示されている「呪いのモナリザ」と、それにまつわる写真画像である。 この呪いのモナリザは、作家でありオカルト研究家の山口敏太郎氏の友人がインターネットを介して入手したものの、前の持ち主に不幸が起きている、または家が火事になる、という事実を知って恐ろしくなり、山口敏太郎氏のもとに預けた、という経緯がある。 このモナリザは2015年の2月27日、お台場にて行われた山口敏太郎氏の新春パーティーに持ち込まれ、某テレビ局のカメラの前で開封実験が行われ、注目を集めることとなった。記事に掲載した写真は、新年会に参加していた関西で怪談師として活躍する渋谷泰志氏が撮影したものである。 カメラや出演者の間に鎮座するモナリザの絵、その足元に大きく白いオーブが写り込んでいるのだ。 果たしてこのオーブは何なのか。もしかして本当にモナリザの絵に込められた魂や怨念が写り込んでしまったものなのだろうか? この写真を占い師にして霊能者でもある菊実仔氏が鑑定したところ、まずこのモナリザの絵には「女性の嫉妬心に近い強い怨念が込められている」とのこと。若くエネルギッシュな女性に対する嫉妬心であるため、男性が見る分にはさほど影響はないが、女性の場合は気に当てられて最悪の場合は体長を崩すこともあり得るのではないか、とのことであった。 なお、彼女もモナリザの鑑定をする前は体調が優れなかったのだという。しかし、鑑定を終えると「逆に良くなった」とのことで、本人は「霊感の強い人に自分の気持ちを代弁してもらいたかったため、自分も影響を受けてしまったのではないか」と推測していた。 この呪いのモナリザは、今も妖怪博物館内にて展示されている…しかし、赤い布の向こうに隠されているので、我こそはという人は是非、博物館で実物と対面してみてほしい。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年06月02日 15時30分
天翔ける謎の妖怪「雷獣」の正体はイタチだった!?
6月になり、いよいよ梅雨のシーズンが近づいてきた。にわかに空が曇り、黒い雲から雷が落ちたかと思うと雨が…というのが荒天のイメージだが、自然現象に対する科学知識のなかった昔の人々は、雷から神仏や様々な妖怪の姿をイメージしていた。 強烈な破壊力や光、轟音は神の裁きや龍のイメージの源泉になったとも考えられている。 また、日本では雷を伴って現れる妖怪「雷獣」の存在が信じられていた。雷獣に関しては様々な伝説や、当時の文化人 達による具体的な外見や目撃証言、スケッチなどが残っている。総合すると大きさは約20〜60センチほど、体が長く猫や小型の犬に似ている。尾が長く、茶色の毛が体を覆っていて、足が6本あるという説も存在する。 主に荒天時に活発に活動し、雲に乗って雷とともに空を跳びまわるが、まれに雷とともに墜落して姿をあらわす、とされている。 雷獣の伝説が残る地は日本各地にあり、新潟県西生寺には雷獣のミイラとされる謎の生物のミイラが寺宝として保管されている。岩手県の雄山寺にも雷神のものとされている獣のミイラが保管されているため、やはり雷獣は当時目撃された何らかの生物であったと考えられる。 さて、今回ご紹介している写真だが、これは山口敏太郎事務所が某所から手に入れた「イタチのミイラ」である。 完全に水気が抜けたイタチの死体を博物館などで展示用に加工したものと思われるが、実はこのイタチのミイラは「雷獣」の謎を解き明かすひとつの鍵であるという。 上述のとおり、雷獣は雷を伴って現れるのだがこれはイタチなどの小動物が落雷に驚いて木から落ちたところを目撃され、「雷と一緒に行動し、落ちてくる獣の妖怪」と考えられるようになったのではないかとみられている。今回の写真のイタチミイラは落雷で死んだ個体ではないが、江戸時代の人たちはこのようなイタチの死体を見て驚き、天かける妖怪「雷獣」の姿を思い描いたのかもしれない。こちらのミイラは、お台場デックス東京ビーチにある「山口敏太郎の妖怪博物館」にて展示中である。当時の人々が伝えた生物の姿を、間近で見てみてはいかがだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
-
ミステリー 2015年05月30日 18時00分
地球外生命体は実在した!? 太陽系の「生命がいるかもしれない」天体
5月26日、アメリカ航空宇宙局(NASA)が木星の衛星エウロパを目指して打ち上げる無人探査機の開発に着手したとのニュースが報道された。打ち上げは2020年代を目標にしているという。 惑星である木星自体ではなく、なぜ衛星のエウロパなのか。じつは、このエウロパには生命が生息している可能性があると考えられているのだ。 エウロパはハッブル望遠鏡や木星探査機ガリレオ等による観測結果より、表面に厚さ3キロにも渡る厚い氷の層がある事が判明している。近年の研究では、この厚い氷の下に、木星からの潮汐力で発生する熱によって巨大な海に似た環境が形成されていると考えられており、地球の深海にある海底火山や熱水噴出孔周辺と似た環境が整っていると見られている。つまり、生命の存在に必要な熱と化学物質が存在している可能性が高いため、何らかの有機生命体が存在している可能性もあるのだ。もっとも、SF映画に見るような知的生命体ではなく、微生物や魚に似た生命体が存在する程度だろうが… エウロパは以前より生命の存在する可能性が高いと言われていた天体であるが、実は太陽系には他にも生命が存在しているのではないかと見られている天体がある。 土星の衛星エンケラドスはエウロパと同様に全体を厚い氷で覆われており、その下には水が存在しているのではないかと見られている。また、土星探査機カッシーニの観測データによれば、生物の成長に欠かせない炭素や水素、窒素、酸素といった有機分子が存在する可能性があるとされている。エンケラドスには氷の層に出来た深いヒビ割れから氷が吹き上がる現象が観測されており、潮汐や海底火山などによる活発な地殻変動によって生命が存在できる環境が整っているのではないかと見られているのだ。 また、太陽系で地球の隣に位置する火星も生命が存在しているのではないかと考えられている惑星である。火星の大気は非常に薄いが、メタンや大量のホルムアルデヒドが存在していることが明らかになっている。ホルムアルデヒドはメタンの分解によって生成され、本来ならば7.5時間で分解されてしまう。これが大気中に高濃度で存在しているため、メタンを分解できる微生物が存在しているのではないかと考えられているのだ。火星の表面にはかつて地表に水が流れていた痕跡が存在しているし、今は活動を停止しているが火山も存在しているため、生命が生まれる環境は整っていたと見られている。そのため、火星の極地や地下で微生物が今も存在しているのではないかと考えられているのだ。 他にも土星の衛星タイタンや木星の衛星イオ、準惑星のケレスなど、生命が存在している可能性のある天体は太陽系内に複数存在している。近い将来、我々は同じ太陽系内で「遠い親戚」を発見する日が来るのかもしれない。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年05月26日 15時30分
UFOに殺された男!? 「マンテル大尉事件」
現在の科学ではありえない飛び方を見せ、撮影された動画や写真が新聞の紙面やネット上を賑わせることがある未確認飛行物体・UFO。 そんなUFOに戦闘機が撃墜された!? とされている有名な事件がある。 1948 年1月7日、ケンタッキー州ゴドマンでは付近住民や州警察により多数の未確認飛行物体の目撃証言がアメリカ空軍ゴドマン基地に寄せられていた。逆さまにしたアイスクリームコーンや笠、楕円形をした銀色の物体という目撃証言があったという。基地は当時上空をF−51戦闘機で飛行中だったトーマス・F・マンテル大尉が率いる4機に対し、飛行物体の追跡命令を出した。飛行物体は基地からも確認でき、直径約100メートルほどの大きさで上部が点滅している、銀色の物体だったという。 物体に接近した4機のうち3機は燃料不足もあって途中で引き返したが、マンテル大尉の機体はなおも物体に対して接近を試みた。マンテル大尉は基地との交信の中でこう述べている。 「物体は金属製で、非常に大きい」 「未確認飛行物体は高速で飛行中、上昇を続けている」 一説によれば、マンテル大尉は「物体の中に何人かの人が見える」と語ったとも言われている。 その後接近を試みる交信があったものの、急上昇を行ったのちに機体は音信不通となった。 機影が捉えられなくなったため、空軍基地は捜索隊を結成。音信不通になってから2時間後、彼らが発見したのは農場でばらばらになったマンテル機の残骸であった。マンテル大尉の遺体は操縦席にあり、風防はロックされていた。遺体の腕時計は急上昇を試みた数分後で止まっており、この時間に機体は地面に激突したと考えられた。 これが戦闘機がUFOに撃墜された!? として有名なマンテル大尉事件である。昭和のUFO関連の書籍ではかなり重要な事件として取り扱われ、読んだ者の心に(年少者であればあるほど)強いトラウマを残す話となっていた。 実際に軍の交信記録と機体の残骸や被害者が出ている、きちんとした物証の残っている事件でもある。果たして、マンテル大尉は本当にUFOに撃墜されてしまったのか? 実は、この事件で目撃されたUFOは海軍が極秘で高高度の気象観測実験のために飛ばしたスカイフック気球だったと考えられている。この気球が何らかの要因で低空まで降りてきてしまい、誰も見た事がない物体だったためにUFO騒ぎとなり、酸素マスクを装着していない状態で高高度まで追跡を行ったマンテル大尉は酸欠状態となって失神。コントロールを失った機体が空中分解しながら墜落したものであると考えられている。 この事件はあまりにショッキングな事件だったためか、事件直後から様々な流言が飛び交った。「中に人がいるのが見える」と言ったという証言も、事件後に流れたデマの一つだったのだ。 このように、現在では不幸な事故であったことが判明しているマンテル大尉事件だが、現在でも「UFOに撃墜された」と紹介している文献は多い。それだけインパクトの強い事件であったとともに、ある意味我々の抱くUFO像、『超科学の産物で何をしてくるかわからない』に、合致していたため、イメージ優先でショッキングな事件の概要だけが独り歩きして語られるようになってしまったのではないだろうか。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
-
ミステリー 2015年05月23日 18時00分
今話題の預言書「をのこ草子」! 徹底分析している資料が存在した?
近年にわかに脚光を集めている予言に「をのこ草子」がある。 成立は江戸時代の1730年頃と言われ(八代将軍吉宗の享保の改革の頃)、作者も正式な書物なども存在しないため、「幻の預言書」と言われてきた。 かつてリアルライブでも取り上げているが、「をのこ草子」に書かれている内容は1730年頃から250年後、つまり現代の社会や世相を見事に言い当てていて興味深い。 具体的に言えばロケットや飛行機、クローン技術などの科学技術を示唆する内容のほか、「をのこ草子」に書かれた一文「かくてい よいよ衰えぬるそのはてに、地水火風空の大いなる災い起こりて、世の人十が五まで亡び異国の軍さへ攻め来るべし。」この部分が、近年の震災や異常気象などに当てはまるということで注目を集めているのだ。 「をのこ草子」について伝えている文献は少ないが、お台場の山口敏太郎の妖怪博物館では、この「をのこ草子」を現代に伝え、なおかつ予言内容について分析している貴重な文献の展示を開始している。 その書物は、神道霊学の研究者にして「神道天行居」の開祖でもある友清 歓真(ともきよ よしさね、1888年10月9日 - 1952年2月15日)氏の著作「神道古義地之巻」(昭和11年発行)である。 著者の友清氏は「をのこ草子」の原本を手に入れたのではなく、昭和5年当時にある人物より「をのこ草子」が書かれた雑誌の切り抜きを手に入れたことがきっかけだったという。「をのこ草子」はこのように江戸時代頃から折にふれて怪文書の一種として出回ることが多かったようだ。 前述の書物の中で、彼は「をのこ草子」の予言について「急角度の方向転換をなさざる限り、人類の努力の大半が無為な、又は有害な行動と鳴って人類そのものへ報いられんとしつヽある」ことを伝えるものであると記述している。 もっとも、山口敏太郎氏は2009年の時点で『「をのこ草紙」の内容が、たまたま80年代以降の社会と、当てはまる偶然の一致に過ぎない可能性がある』ことを語っており、本当に預言書だったのかは未だもって意見が分かれるところである。 稀覯書として知られている貴重な「神道古義地之巻」を、博物館では「をのこ草子」のページを開いた状態で展示している。 興味のある人は是非伝説の預言書と当時の分析内容を確認してみて欲しい。 山口敏太郎の妖怪博物館〒135-0091 東京都港区台場1丁目6-1デックス東京ビーチ4F 台場一丁目商店街内 文・取材:和田大輔(山口敏太郎事務所)
-
ミステリー 2015年05月19日 15時30分
「宇宙人写真」はここから始まった? イタリア・モングッチ氏の「宇宙人写真」
1947年6月24日にケネス・アーノルド氏が現代の科学力ではありえない飛び方をする「空飛ぶ円盤」を目撃し、1950年代にジョージ・アダムスキー氏を初めとする人々が空飛ぶ円盤に乗って地球に降り立った宇宙人と接触してから約60年。今まで多くのUFOや宇宙人の写真が撮影され、スクープとして報じられてきた。 そんなUFOと宇宙人を世界で初めて撮影したとされる写真が、こちらである。 遠景に岩山の見える荒れ地の斜面に、おわん型のUFOが着陸している。その横には銀色のスーツとヘルメットを身につけ、頭ないしは背中から長いアンテナが伸びた宇宙飛行士のような人物の姿が確認できる。これが世界で初めて撮影された宇宙人の写真ではないか、とされている。 この写真が撮影されたのは1952年7月31日の午前9時頃、イタリアと国境を接するスイス東南のベルニナ山脈セルセン氷河上で撮影されたものである。目撃者はイタリア人の技師ジャン・ピエロ・モングッチ(Gian Piero Monguzzi)夫妻である。彼らはこの日、休暇でアルプス山脈を訪れていたのだが、前方よりUFOが飛来し宇宙人が氷河に降りていく様子を目撃。 UFOの降下から着陸、宇宙人が出現して歩き回る様子を7枚の写真に収めることに成功したのである。 この写真は一躍注目を集めたが、翌1953年2月にイギリスの「レイノルズ・ニュース」にて人形と模型を使用したトリック写真であるとする暴露記事が掲載された。動いているように見えた連続写真はUFOや宇宙人人形を上から吊って動かしながら撮影したものとされたのである。確かに、宇宙人の服に付いているアンテナは長すぎるし、よく見ればUFOにも紐らしきものが付いていることがよく分かる。 現在でも巷を騒がせるUFOや宇宙人の画像や動画は、こうしたフェイクとの戦いの歴史でもあった。近年ではCGも発達したため、素人でも映画のようなリアルな画像と動画を作成して公表する(そしてあまりにも露骨過ぎてバレる)ケースが多くある。 しかし、膨大なフェイクに混じってやはり、正体不明としか判断がつかないものも僅かながら存在する。その僅かなケースの中にこそ真実が含まれているかもしれないのだ。文:穂積昭雪 取材:山口敏太郎事務所
-
-
ミステリー 2015年05月16日 18時00分
鬼の珍しい宝? 巨大で立派な「鬼の珍宝」レポート
写真は愛知県の「桃太郎神社」に保管してあるという「鬼の珍宝」と呼ばれる物である。「珍宝」とは読んでその名の如く珍な宝。すなわち「ちんぽう」である。 この形、この色、そしてこの大きさをじっくりと味わって見ていただきたい。大きさは約20cm〜30cmはあると思われ、色はかなりどす黒い。形こそは人間のブツそのものだが、程よく剥けておりまさに鬼にふさわしいなかなか立派な形状をしているではないか。 この鬼の珍宝はかなり昔から桃太郎神社の宝物館に展示してあるもので神社の名物となっている。 由来によるとこの鬼の珍宝は犬に噛み切られ残されたものであるという。果たしてそんな巨大な犬が愛知にいたのか不明だが(いたらその犬こそ妖怪である)、ともかく奇妙な伝承が残っているのは事実である。 鬼は古くから日本人にもっともなじみの深い妖怪のひとつで、その名は平安時代にまでさかのぼるという。 本ミステリー記事でもたびたび紹介している「鬼のミイラ」や「鬼の頭蓋骨」「鬼の角」といった怪しげなブツは人間が鬼という存在を異様に恐れており、一種の怖いもの見たさでこのような鬼の遺物が残り、平成の世になっても貴重な品として展示されているという。 鬼の珍宝の正体こそ不明であるが、鬼が本当にいたと感じさせるロマン溢れる逸品であるのは間違いだろう(余談ではあるが、今回の鬼の珍宝、鬼の角、そして鬼のミイラを出会わせたら一体どうなるのだろうか? 現代に鬼が復活するのであろうか) なお、「桃太郎神社」には珍宝以外にも鬼グッズとして「鬼の金棒」や「鬼のミイラ(の写真)」が展示してある。 愛知県に立ち寄った際は、話のネタになること請け合いなので、ぜひ足を延ばしてみることをおススメする。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)【参照動画】山口敏太郎の携帯ルポ 桃太郎神社https://www.youtube.com/watch?v=x_gTLV1QX4g
-
レジャー
抜群の素質を秘めた新馬「フェイトフルウォー」
2010年10月20日 16時00分
-
トレンド
AKB48、アイドリングに続け! 大阪の地下アイドルは本当に地下にいた!
2010年10月20日 14時00分
-
トレンド
『第二回短編ホラー怪奇幻想映画祭』が西新宿で開催!
2010年10月19日 16時00分
-
トレンド
北野武監督が『アウトレイジ』以前に続編を構想していた映画とは!?
2010年10月19日 12時30分
-
トレンド
“世界のサカモト”が愛した宿 福井・三方五湖の「虹岳島荘」(こがしまそう)
2010年10月19日 10時00分
-
トレンド
名古屋市中区錦2丁目の不思議
2010年10月18日 18時30分
-
トレンド
玩具道〜聖闘士聖衣神話(セイントクロスマイス)の巻
2010年10月18日 14時00分
-
トレンド
風邪にポカリスエットが効くという噂は本当なのか? 病院で聞いてきました
2010年10月18日 12時30分
-
ミステリー
偶然と必然
2010年10月16日 18時45分
-
トレンド
山本清史監督が描く怖い都市伝説! 日米合作ホラー映画『END CALL」』
2010年10月15日 15時00分
-
スポーツ
巨人の4連覇を阻んだ、抜け出せぬジンクス
2010年10月15日 08時00分
-
トレンド
仮面ライダー2号がマスターを務める居酒屋が登場!
2010年10月14日 08時00分
-
トレンド
怪談作家・呪淋陀(じゅりんだ)の「魅惑のホラーグルメ:その2・マムシ酒に酔い痴れる」
2010年10月13日 15時00分
-
トレンド
怪談作家・呪淋陀(じゅりんだ)の「不思議スポット探訪:薮塚石切場跡」
2010年10月13日 11時00分
-
トレンド
怪談作家・呪淋陀(じゅりんだ)の「魅惑のホラーグルメ:その1・蛇料理を喰らう」
2010年10月12日 15時00分
-
トレンド
カンガルー逃走事件…日本列島はオーストラリアと化している!?
2010年10月12日 14時30分
-
トレンド
ゴジラvsムー編集部!? 実はゴジラ映画と相性のよいオカルト業界
2010年10月12日 13時00分
-
トレンド
文科系忍者記者ドラゴンの道 『アゲ嬢ルックのメタルバンド、Aldiousが初のフルアルバムをリリース』2
2010年10月11日 14時30分
-
ミステリー
幽霊を創造する人間の蛮行
2010年10月11日 13時00分