山口敏太郎
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ミステリー 2014年10月18日 17時59分
持ち主を失った刀に伸びる白い手! 「妖刀伝説」は今も語り継がれる?
右の写真は山口敏太郎事務所に保管されている日本刀の写真である。 一見何事もなさそうな古い刀ではあるが、この写真には1点不可解な箇所がある。刀のハバキ(刃の下部分)に当たる部分にご注目いただきたい。 ガラスケースの露やくもりとは明らかに違う白いモヤモヤが浮かんでいるのがおわかりになるだろうか。人によって見方は違うかもしれないが、写真を直接見た人間の多くは「刀に向かって伸びる手のようにみえる」と語っていた。 この写真は数年前にオカルト研究家・作家の山口敏太郎の友人から提供されたもので、長らく事務所で保管されていたもの。 撮影場所は都内の某博物館としかわからず、刀の名前のほか誰が所持していたものかは不明である。 もっとも博物館に展示してあるということは、それなりの剣豪もしくは歴史に影響を与えた偉人が使っていたものでは、と予想される。 そのため、この手は刀を所持していた剣豪の亡霊、もしくは刀で斬られた人間の怨霊ではないかと推測される。 このような妖気のこもった刀は俗に「妖刀」と呼ばれる。「妖刀」にまつわる逸話は漫画やSF小説でもたびたび題材になる「妖刀村正」の伝説がつとに知られている。 天下統一を図ろうとする徳川家康の行く手をたびたび阻んだ「村正」の伝説は江戸時代より市民に知れ渡り当時の歌舞伎の題材にもされている。 現在は刀そのものが人目に触れる機会が少いため「妖刀」の伝説は一種のファンタジーとしての側面が強いが、刀が身近にあった当時は非常に恐ろしい存在として市民に広まっていた。 現代においても「村正」ほどの名刀ではないにしろ、一般の家で家宝となっている刀が「夜になるとカタカタと動く」「うめき声のようなものが聞こえる」といった話はたびたび報告されており、怪談話として披露されることがある。今回、ご紹介した写真の刀も江戸時代に使われた時の記憶が未だ残っていて現代に蘇ったのではないかと思われる。 明治になり「廃刀令」が伝令され早150年になろうとしている。しかし平成の世の中でも「妖刀」の伝説は語り継がれていくのだ。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月14日 15時30分
「巨大カニ」に「巨大カメ」…巨大生物は恐竜時代の生き残りか?
先日、イギリスの港にて15メートル強の「巨大カニ」が撮影されたという衝撃のニュースが発表された。 空から撮影されたという写真には巨大なハサミに6本の足が生えているカニらしき物体が確かに写りこんでいる。あまりに巨大なカニのためインターネットでは日本のメジャー怪獣『ゴジラ』にちなみ『カニジラ』と呼ばれ、世界の未確認生物ファンに受けいれられているようだ。 しかし、地元住民によれば港に巨大カニ生息の噂はこれまで聞いたことがないようで「デマではないだろうか」と否定しているという。確かにカニの姿ははっきりすぎるほどに写りこんでしまっているし、巨大なハサミの下に影が写りこんでいる点も気になるところではあるが、移動したときに発生するであろう砂の跡が残っていないところから、手の込んだCG説も囁かれている写真でもある。 イギリスでは今年9月にもネス湖の近くの湖でネッシーに似た恐竜が撮影されるなど未確認生物の噂がたびたび報告されているため、ネッシーに続く新たなUMAスター登場ではないかと期待が寄せられている。 さて、海に生息する巨大生物には海蛇のシーサーペントや巨大イカのクラーケンなどさまざまな種類が報告されているが、カニや亀といった淡水に住む未確認生物はこれらに比べややマイナーな存在で目撃例も少なくなってくる。 そのなかでも実在性が高い存在とされるのが「巨大カメ」である。 アフリカのコンゴに現れたとされる「ンデンデキ」と呼ばれる巨大カメはスッポンによく似た形をしており、体長はなんと6メートルほどであったという。 6メートルという数字は捕獲されたわけではないので、だいぶ誇張も入っていると予想されるが、本来コンゴにスッポンは生息しておらず、またゾウガメではなくスッポンというのがもの珍しいため「ンデンデキ」という未確認生物としてファンに扱われている。 かつて世界には「アーケロン」という巨大カメが白亜紀まで生息していた。 今回、ご紹介している写真は1902年に撮影されたとされる「アーケロン」の全身骨格の写真であるが全長が約4メートルあるところから現代に生き残った「アーケロン」こそ「ンデンデキ」ではないかとする声も多い。 今回、イギリスに現れた巨大カニももしかしたら我々人類が登場する前に生息していた巨大生物の可能性もあるのだ。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月11日 17時59分
「食欲の秋」到来! 未確認生物グルメ? 「食べられたモノス」
右の写真は「モノス」と呼ばれる類人系の未確認生物の姿をとらえたものである。 長い手足に毛むくじゃらの体、座っている姿を見るにかなり大きな体をしていたと思われる。パッと見、巨大なオランウータンのようにも見えるが、注目すべきはその顔で、人間のような瞳に、歯をむきだしたかのような口はまさに猿の化物といった雰囲気ではあるが、非常にユーモラスな顔もしており(一部では「オバQ」似とも指摘される)マニアには人気の高い未確認生物のひとつである。 この写真は1929年にスイスの地理学者を中心とした探検隊が、ベネズエラとコロンビアの国境地帯で、突如木の枝をふりあげる二匹の怪物に襲われ、やむをえず発砲し殺害した後の写真である。写真を見ておわかりのように首に棒のようなものが立てかけている。これは全身を撮影するために、つっかえ棒として使用された棒である。 探検隊の話では目撃されたのはオス・メスのつがいで射殺されたのはメスの個体とされ、残ったオスは銃撃に怯みジャングルの奥に姿を消したとされる。 噂によると二匹のモノスは銃を持つ探検隊に対し、石を投げるなどして徹底交戦し、メスが自分を盾にしてオスを逃がしたとも伝えられている。 なんとも美しい夫婦(かどうかはわからないが)愛であるが、彼女らの悲劇はこれだけに終わらなかった。 あくまで噂を域を出ないが、射殺されたモノスは探検隊の手により解体され、食べられてしまったという。また、頭蓋骨のみスイスに持ち帰ろうとしたが途中で紛失してしまったようで残されたのはこの写真のみだという。 以上は、探検隊の証言によるものだが、地理学者を中心にした探検グループが正体不明の生物を食べてしまったというのは違和感が残るし、写真以外の証拠を提示していないのも怪しい。そのためモノス殺害の顛末には誇張もだいぶ入っているかと思われる。 しかし、嘘か本当かは別にしても未知の生物を「食べてしまった」というのはなかなかワイルドな話である。 実は未確認生物の世界には「食べられた」系の話はいくつか残っており、日本では巨大イノシシ「イノゴン」など多くの未確認生物発見の証拠が胃袋のなかに消えてしまっている。 食欲の秋、紅葉の季節ではあるが、あなたが未確認生物を発見した際はまずは食べずにキチンと証拠を持ち帰ろう?文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月07日 15時30分
福島県の花火大会に「瞬間移動」するUFOが現れていた?
右の写真は山口敏太郎事務所所属の歌手・タレントの水木ノア氏が2014年8月に撮影したUFOらしき未確認物体をとらえた動画のキャプチャー写真である。 画像が不鮮明で確認しづらいかと思うが写真に2体〜3体ほどの白い不思議な物体が浮かんでいるのがおわかりだろうか。 動画でみると鮮明なのだが、この未確認飛行物体は空に突然現れた後、一瞬のうちに別の場所へ移動している。動きに法則性はないようでパラパラと現れては消えるという動作を行っていた。 この動画が撮影された経緯をご紹介しよう。撮影者である水木ノア氏は福島県へ仕事のため訪れており、たまたま福島県で行われた花火大会へ参加していた。 水木氏は花火大会に参加した記念にと手持ちのiPhoneで花火を撮影。その後、撮影した動画を確認したところ花火とは明らかに違う謎の飛行物体が写っていたというのだ。 水木氏はこの動画を自身のFacebookへ動画を投稿。彼女の友人全体に公開にしたが、誰にも正体はわからずじまいだったという。 山口敏太郎事務所は2014年8月に本ミステリー記事で「なぜUFOは花火大会で目撃されやすいのか」についての記事を掲載し「多くは中継ヘリの見間違いである」という考察を発表したが、今回の未確認飛行物体は花火の火花が消えたあとに突然現れておりヘリコプターであったとは考えづらい。また、飛行物体が一瞬のうちに移動していることから、花火の燃えかすであった可能性も低い(燃えかすにしては形状が大きすぎるのも気になる)。 そのため、現状ではこの飛行物体についての正体はつかめず、UFOのような未知の存在であった可能性が高くなってくる。 なお、撮影者の水木ノア氏は歌手のほか、福島県で「UFOの里」として有名な福島県福島市飯野町で「UFO大使」としての活動も行っており、福島のUFOには関わりの深い人物であった。UFOは昔から本当に見たい人の前にのみ現れるという説もあり、UFOに何かの意思があったとすれば「UFO大使」である水木ノア氏にコンタクトを取りに地球にやってきていたのかもしれない。 果たして、この未確認飛行物体の正体はなんだったのだろうか。【参考動画】福島市飯野町のUFO大使・歌手の水木ノアさんが撮影したUFO? https://www.youtube.com/watch?v=RXqEBJ17iAs写真:水木ノア文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年10月04日 17時59分
新種UMA「フラッシュマン」再び目撃される! 正体は「神」か「妖怪」か?
右の写真は心霊写真家として本ミステリー記事にたびたび登場している鳴釜のん女史の実母が数年前に撮影した不思議写真の一枚である。 右側の人物にご注目いただきたい。すでにおわかりかと思うが大柄な、男性と思われる人間がまばゆいほどに白く光輝いてしまっている。 注目すべきはこの人物の顔つきである。かなりしゃくれたアゴに高い鼻、そしてその目は赤く発光しており、まさに「謎の怪人物」といった風貌である。 この写真が撮影された場所は不明であるが背景に古い木造の建築物と「八大竜王」と書かれた提灯が掲げてあることから、竜の神である八大竜王を祀る神社かと思われる。 八大竜王は八匹の竜王からなる軍団でそれぞれに数多くの伝説が残っている。竜は日本では「水神」「海神」として祀られることが多いため八大竜王は「雨乞いの神様」として祀られることが多い。 さて、この人物の正体についてであるが、全身が発光するという意味では山口敏太郎事務所が2013年初頭に発表した謎の発光人間「フラッシュマン」に非常によく似ている。 山口敏太郎事務が撮影したフラッシュマンは浅草の浅草寺に突如として現れ、偶然写真に収められたのだが、こちらは人間の形はしておらず、光るモヤモヤの物体が浅草寺内で立っているだけであったのだが、今回の写真の人物は顔のパーツおよび体つきがはっきり出ている点が注目すべきポイントである。ならば、この人物の正体は謎の発光人間「フラッシュマン」の完全体だったのでは、という推測も立つが、撮影状況を調べてみると少しばかり様子が違うようである。 撮影した鳴釜氏の母親いわくこの怪人物は突然神社に現れた、というわけではなく現世に存在する知人の男性であったとことである。 何気なく写真を撮影した際に偶然このように写ってしまったといい、最初から光る人物ではなかったという。 恐らくではあるが、この男性は龍神の影響により、一時的に体が発光し目も赤く光ってしまったのではないかと思われる。 なお、男性は撮影後も何かの特別な力を手に入れた、健康被害があったという報告はない。 浅草寺、そして今回の某神社での写真…フラッシュマンの正体はやはり「神様」が姿を変えたものなのだろうか。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)写真提供:鳴釜のん
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ミステリー 2014年09月30日 15時30分
「鼻」の次は「頭部」!? バラバラになった浮遊霊の写真発見か?
こちらの写真は2014年9月20日に山口敏太郎事務所が紹介した不思議写真「高校生の肩に写った謎の顔」の続編ともいうべき写真である。 「高校生の肩に乗った謎の顔」は仲の良い高校生ふたりの間に「鼻だけ」の謎の人物が写ってしまった写真であり、撮影者および写っている男性二人共「(鼻だけの人物に)見覚えがない」と語っていた写真である。 今回の写真であるが中央あたりにご注目いただきたい。左側に前回登場した色の黒い男性、右側にねずみ色のシャツを着た男性が写っているのだが、シャツを着た男性の腕部分に肌色の謎の物体が写りこんでいるのがおわかりだろうか。 肌色の謎の物体は特徴的なものこそ写ってはいないが、人間の顔のようになっており、額や眉、頭髪のようなものが写りこんでいるように見える。目鼻は写っていないため、どのような顔なのかはわからないが、写真で見る限りは女性というよりは男性のように見える。前回、撮影された鼻だけの人物と何か関係があるのだろうか? この写真が撮影された場所および時間であるが前回ご紹介した「謎の顔」と同じ場所かつほぼ同じ時間帯に撮られたものであるという。 前回の記事でもご紹介したようにこの場所は神奈川県にある某施設の宿舎で、かつては旧日本軍の弾薬倉庫でもあった場所でもある。 そのため前回の記事では撮影された顔は弾薬庫の事故で亡くなった高校生(と同じ年ごろ)の霊だったのではないかという推測を立てた。 一種の地縛霊(建物が無くなってもその場に居座り続ける霊の一種)かと思われるが、前回は鼻、今回は額、とバラバラではあるが人間の形をしており、徐々にではあるが全貌が明らかになっている点が興味深い。 残された写真は今回の2枚のみであるが、別の写真には目や口、その他のパーツが写りこんでいる可能性が高い。 現在、山口敏太郎事務所は残された写真の再調査および他に撮影された写真がないかのリサーチを行っている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年09月27日 17時59分
東京都内の公園に大天狗の顔が現れた?
右の写真は映画『土佐の一本釣り』などで知られる俳優の加藤純平氏がサイクリング中に撮影した不思議写真の1枚である。 深い緑の森にいくつもの竹が高くそびえ立つ幻想的な一枚であるが、この写真にはなんと「妖怪」の姿が写し出されているという。 写真の左下部分にご注目いただきたい。なんと赤い体をした天狗のような物体がギロリとこちらを向いているように見える。 高い鼻、不機嫌そうな目とへの字口は我々がよくイメージする天狗にそっくりである。果たしてこいつの正体は伝説の妖怪、天狗なのだろうか。 改めて検証してみよう。 この写真は前述の通り加藤氏がサイクリング中に撮影したものである。場所は東京都目黒区の西郷山公園である。「西郷」の名が示す通り、この公園は西郷隆盛の実弟である西郷従道がかつて別邸として住んでいた土地である。 この地には残念ながら天狗など妖怪の伝承は残ってはいないが、この地には昭和の初期に赤ん坊にまつわる痛ましい事件が起こっている。それが「目黒もらい子殺し」である。 「目黒もらい子殺し」は昭和8年に西郷山公園で発生した乳児の死体遺棄事件で養育費目的に引き取った子供を事故に見せかけて次々に殺害し、20体あまりの遺体を西郷山公園に埋めていた、という事件である。 そのためか、この地では夜になると「赤ん坊の声が聞こえる」という怪談話が今も残っている(余談ではあるが稲川淳二氏はこの西郷山近辺の生まれであり「夜になると近づいてはいけない」ときつく親に言われていたという)。 今回撮影された天狗は上記の事件とは関係がないと思われるが、西郷兄弟が生まれ育った鹿児島県には「テンゴヌカミ」という天狗の伝承などが残っている。 天狗は古来より日本では神として崇められており、天狗を祀る神社なども数多い。鹿児島にももちろん天狗の信仰は数多く残っており、地酒なども発売されている。 もしかすると、熱血漢だった西郷従道は死後、大きな天狗となり二度とあの悲劇を繰り返さないようこの公園を見守っているのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年09月23日 16時00分
正体は「ろくろ首」? リアル「ワンピース」? お祭りに起こった怪異!
右は山口敏太郎事務所に保管してある不思議写真の一枚である。この写真は山口敏太郎の実弟の友人から譲り受けたものであるという。 駐車場と思わしき薄暗い建物に数人の男性が太鼓を抱えて踊っている。赤い服装から見て演目は沖縄の伝統芸能「エイサー」と思われる。 さて、この写真の右上部分に注目していただきたい。なんと黄色い巨大な物体がにょっきりと空に向かって伸びているのだ。 黄色い物体は一直線上にかなりのスピードを持って伸びているようにも見え、黄色い色はまるで人間の首か腕を彷彿とさせる。 人間の体が伸びる妖怪といえばご存知「ろくろ首」を彷彿させるが、漫画『ワンピース』に出てくる「ゴムゴムの実の能力者」の必殺技のようにも見える。 この写真が撮影された経緯について説明しよう。これは今から10年以上前に某所で行われたイベントで撮影されたものである。 持ち主によるとこの写真が撮影されたときは持ち主の親戚が病気で入院しており、お見舞いのあととこの地で行われたお祭りに参加していたときに撮影されたものだという。 最初は光が写りこんだものと思っていたが、写真からただならぬ気配を感じ、山口敏太郎のもとへ譲ったとされている。 さて、この巨大な物体の正体であるが、やはり霊道のような霊の通り道だった可能性が高い。エイサーはもともとお盆に先祖の供養として踊られる伝統芸能で、先祖の霊を導く役割も持っている。そのため、この巨大な物体は先祖の霊が現世に戻ってくるための通り道であるという仮説が立てられる。 考えてみれば我々はお盆時にどのような形で先祖の霊がやってくるかわからない。 もしかすると先祖の霊は「ろくろ首」のように首だけ伸びたり、『ワンピース』のように腕だけ伸びたりして自宅に戻ってくるのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年09月20日 17時59分
「お前、誰だ?」仲の良い高校生の肩に謎の顔が!?
この写真は山口敏太郎事務所に関わりの深い人物が所有していた不思議写真である。 二人の若い男性が写っている。一人は顔の黒いチェック柄のシャツを着た男性、もうひとりはやや小太りな背の小さい男性である。仲は非常に良いようで肩を組み、笑顔でポーズをしているなんとも微笑ましい写真である。しかし、所有者いわくこの写真はもうひとり彼らの知らない謎の人物が写ってしまっているというのだ。 真ん中部分をよくご覧いただきたい。彼らの肩部分に謎の肌色の物体が覗いている。一部が空洞になっていることからこの写真に写っている物体は人間の鼻もしくは指のようにも見える。ふたりの友人でもある所有者はこの鼻だけの人物には見覚えがないという。 いったいこの写真に写ったものはなんなのだろうか。 所有者によるとこの写真は高校の合宿の際に撮影されたものだという。時期は不明だが、所有者の高校時代となると10年ほど前になる。場所は恐らくではあるが所有者が高校時代によく学校行事で使用していた神奈川県の某施設の宿舎だったと記憶しているという。 この施設は児童厚生施設として近年でも神奈川県近隣の学校でよく使用されているのだが、児童厚生施設になる前は旧日本軍の弾薬倉庫だった過去があり、近くには心霊スポットとして有名な防空壕がある。 現在は整備されて戦時中の設備は残ってはいないが、使われた弾薬庫の跡は数多く残っており今尚、戦争の面影を感じられる場所であるという。 所有者の通っていた学校ではこの施設で年に数回、マラソン大会やキャンプ合宿が行われており引率の先生が戦争と平和を訴える授業と先生の体験したちょっとした怪談話を披露するのが恒例だったという。 実際、この場所は保管された爆弾が誤爆し死傷者を出すという痛ましい事故も発生し、慰霊碑なども立っているため、所有者は「泊まり込むのは非常に怖かった」と語っている。 恐らくではあるが、この花だけの人物は誤爆事故で亡くなった人物の霊であり、同年齢の学生の楽しそうな雰囲気に釣られてやってきたのではないかと思われる。 写真に写っている男性ふたりは無事に学校を卒業し、この施設で学んだ楽しい思い出とともに立派に社会人として働いている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2014年09月16日 15時30分
建物内にしたたり落ちる水! 洪水の記憶は時空を超えた!?
2013年11月にお台場にオープンしたオカルトグッズの総合博物館「山口敏太郎の妖怪博物館」。 こちらの博物館で先日、怪奇現象と思わしき不思議な出来事があったので報告したい。 右の写真は9月7日(日)の朝10時頃、オープン前に妖怪博物館の床を撮影した写真である。何点かの水たまりができており一部の床だけ濡れているのがおわかりになるだろうか。 博物館内には水道などの水が出る場所はなく、掃除をする場合はテナントビルの共用水道を使うことになるのだが、この日はまだ掃除前で水気のあるものは何も博物館内に入っていない。この水たまりは9月7日(日)のオープン時に博物館の従業員が発見したもので、実はこれまで何度か日曜日にはこのような水たまりが溜まっていることがたびたびあったという。 前日の土曜日は通常、別の従業員が入っているのだがクローズ時にも特別変わったことはなくなぜか人のいなくなった土曜日の深夜になるとこの写真のように突如として水たまりができることがあるというのだ。 水たまりができる箇所はほぼバラバラで配管やクーラーの排水の位置とはずれており、一体どこから水が現れるのか、と従業員も不思議に感じているのだという。 今回の怪事件を解く鍵は、水たまりができたすぐ近くにあった「呪いの軍服」の仕業ではないかと博物館従業員一同は考えている。 「呪いの軍服」は2013年夏に岐阜県の柳ケ瀬商店街で開催されたお化け屋敷『恐怖の細道』にて小道具として展示されたもので、岐阜県の某所から見つかった第二次世界大戦時に使用された軍服をそのまま展示していた。 この軍服にはお化け屋敷開催時からおかしな現象が度々報告されており、スタッフから「近寄ると背筋が凍る」といった報告やお客さんからも「誰かに見られているような気がする」「落し物をした」といった意見が寄せられるなど、お化け屋敷の知る人ぞ知る「裏恐怖スポット」として恐れられていた。 今回の水の件はこの軍服と何かしらの関係があるのかは不明だが、軍服と水を結びつける出来事に戦後に発生した「安八水害」という水害がある。これはお化け屋敷のあった柳ケ瀬の近く、長良川に大雨による洪水が発生するという事件があり多数の死者・行方不明を出している。なんと、この洪水は今回の博物館で水が発見された38年前の1976年9月7日に雨が降り出しているのだ。 岐阜に保管されていた軍服はもちろんこの洪水を経験しているわけで、その時の記憶が蘇り軍服から水を呼び込んだのではないかと考えている。 博物館に現れた謎の水…果たしてこの水はタイムスリップしてきた物体なのか?文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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