彼らは妖怪によるまちおこしの一環で結成されたバンドではない。2006年にavexよりメジャーデビューして、現在までに、シングル2枚、アルバム3枚をリリースしている。
最新アルバム『かっぱのたからもの』では、直木賞作家・京極夏彦氏、怪異蒐集家・木原浩勝氏、武蔵野大学教授・アダム・カバット氏ともコラボしている。ディスコサウンド、カントリーサウンド、バラード、ハードロックあり、また全日本妖怪推進委員会応援歌まであり、バラエティに富んでいる。ちびっこからご年配の方まで楽しめる曲になっており、もちろん、妖怪ファンも納得のいく仕上がりになっている最高傑作である。
今年4月より猫又モエちゃんが新規加入し、新生・妖怪プロジェクトが始動した。そこで、ニューフェイス・猫又モエちゃんに意気込みを聞いてみた。
「昔から妖怪プロジェクトの大ファンだった方もたくさんいますので、こんな子もいるのだなぁと早く覚えてもらいたいです。まだまだ未熟ですが、温かい目で見守ってもらいたいです」
さらに新しいファン層が増えそうである。
夏はオバケのシーズンだから、イベントに引っ張りダコで全国行脚で大忙しである。だが、君が「妖怪プロジェクトに自分たちの街に来てほしい」と願えば、きっと君たちのところへも出没するだろう。
(「三州(さんず)の河の住人」皆月斜 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou