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大阪で、龍馬の描いた掛け軸が発見された!?

 京都嵯峨芸術大学の芸術文化研究所研究員であり、玩具プロデューサーとして数多くのフィギュアや玩具などのプロデュースも行っている安斎レオさんの実家の倉庫から、坂本龍馬が描いたとされる掛け軸が発見されて、幕末ファン、龍馬ファンの間でちょっとした話題になっている。
 筆者は早速、事実関係を確認すべく大阪へ向かい、安斎さんから話を聞かせていただいた。

 −−今回見つかった掛け軸に関して、詳細を教えてください。まず発見された経緯は?

 安斎 昭和初期の絵画が好きで、何点か所有しています。それらは全て叔父が集めた骨董品で、そのうちの何点かを譲ってもらいました。

 −−坂本龍馬の掛け軸は?

 安斎 倉庫の中で小物入れかな? と思っていたのですが、開けてみたら中から掛け軸が出てきて、びっくりしました。しかも坂本龍馬筆と書かれていて、さらにびっくりです。

 −−それは凄い発見ですね、この掛け軸を入手された経緯は?

 安斎 叔父が滋賀県の長浜の骨董品屋から買っていたようです。長浜にはいい骨董品があるみたいですよ。

 −−骨董品のマニアであれば、それなりにしっかりした物じゃないと買わないでしょうから、本物の可能性も大ですね。

 安斎 僕自身、『龍馬伝』を毎週楽しみにしています龍馬ファンの一人です。まさか、自分の家にその龍馬の描いた掛け軸があるなんて、驚きというか衝撃ですね。叔父は道楽で集めていたようですからね、偽物なら買わないと思うんですが…。

 安斎レオさんの叔父さんは、昭和初期に活躍した土田麦僊(つちだばくせん)のコレクターで、他にも織田廣喜などの作品を多数所有していた。
 この坂本龍馬の掛け軸は果たして本物なのか否か? NHK大河ドラマ『龍馬伝』の影響もあり、空前の坂本龍馬ブームである今、日本中の龍馬ファンにとって注目すべき新発見となるかも知れない。

(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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