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怪談作家・呪淋陀(じゅりんだ)の「不思議スポット探訪:白蛇観音」

 自然界における白は、色素の突然変異でアルビノと呼ばれる。
 白蛇とは、白化現象を起こした蛇の事。
 その神秘的で美しい姿と希少性から、古来より縁起の良いものとして信仰の対象とされてきた。
 白蛇は幸運の神、弁財天の使いとして富福運金運の神、そして医薬商業の神として崇拝され、神話伝説の中にも数多く登場。水神として多くの神社・仏閣などで奉られている。
 山口県岩国市に生息する世界的にも珍しい「岩国のシロヘビ」は、国の天然記念物にも指定されている。

 さて、実は私は白蛇と縁が深い。霊的能力のある方々の証言によれば、白蛇が憑いているか、もしくはその化身らしい。
 先日、白蛇を祀っている『白蛇観音』に参拝した。
 『白蛇観音』は、群馬県太田市藪塚温泉に位置するジャパンスネークセンター内に存在する。
 世の人々の家内安全、無病息災、交通安全を祈念するとともに、スネークセンターで血清研究などの犠牲になった蛇類の霊を供養するために建立された。
 全長約10メートルの観音像はセンターのシンボル的存在で、足元にはとぐろを巻いた白蛇を従えている。
 真っ白で巨大なその御姿は美しく神々しい光を放っていた。

 『白蛇観音』では、10月の第3日曜には白蛇観音供養祭が開催される。
 供養祭の他に、コブラの毒吹き実験やハブの採毒実演、シマヘビとのふれあい等々、楽しいイベントが盛りだくさんだ。
 ぜひ参加されてみてはいかがだろうか。

(怪談作家 呪淋陀(じゅりんだ)山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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