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目撃多数! 花火大会になぜUFOは現れやすいのか?

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画像はイメージです。

 日本の夏といえば花火である。彩り豊かな光が宙を舞い観る者を楽しませてくれる花火はまさに日本の伝統文化である。今年も全国で大規模な花火大会が開催される予定で今から心待ちにしている人も多いことだろう。

 さて、そんな楽しい花火大会であるが、終了後「UFOを目撃した!」と興奮ながらに語る人もまた多いという。日本有数の花火大会のひとつである東京都墨田区の隅田川花火大会。今年は7月26日土曜日に行われたのだが、実はツイッター上で「UFOが現れた」と話題になっていた。

 隅田川花火大会は本年度に限らず、2012年、2013年とほぼ毎年撮影されている。現にインターネットで検索するとかなりの量のUFO目撃談が語られ、なかにはジグザグに移動する飛行物体や、かなり速い速度を持って移動する物体など、いろいろな写真及び動画が撮影されている。いったいなぜ花火大会が行われるとUFOが目撃されやすいのだろうか。可能性を考えるとすれば、以下のふたつがあげられる。

(1)花火を見るためには多くの人間が頭上を見上げているため、空での怪現象に気がつき易い。
(2)空がまばゆい光によって明るくなり、暗い空を照らすためUFOなどが見やすくなる。

 今回、ご紹介している右の写真は本年度の隅田川花火大会で撮影されたものである。写真上部にオレンジ色をした飛行物体が確認できる。確かに一見するとUFOにも見え、火花とも違うようだ(光が花火から離れすぎ、花火の軌道にしては煙が見えない)。

 すると「まさか本物のUFOでは?」と思いがちであるが、この飛行物体についてはUFOの可能性はあまり考えられないという。

 これらの光の多くはテレビの中継ヘリが正体であることが多く、普段中継ヘリを見慣れない人がヘリをUFOと錯覚することが多いのだという。特に隅田川花火大会はテレビ中継を毎年行っており、上空にこの写真と同じような光を放つ数機のヘリの姿を多くの人が目撃している。もちろんこの写真だけでは本物のUFOという可能性も捨てきれないが、あくまでヘリの可能性が高いというまでだ。

 しかし、なかにはいわゆるアダムスキー型のハッキリしたUFOが近年、海外の花火大会で撮影されたりしている。 海外の花火大会で撮影されたアダムスキー型UFOは中継ヘリとはまったく違うビジュアルを持っており、この飛行物体については未だ正体不明。今後の検証が待たれるところである。

 見間違いも多いが、実際に宇宙人が乗った飛行物体が飛来しているケースもあるのだ。あなたも今年の花火大会で「宇宙の神秘」の目撃者になるかもしれない。
文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
取材:山口敏太郎事務所

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