スポーツ
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スポーツ 2019年09月06日 11時30分
DeNA筒香「創設70周年の節目に優勝できるよう頑張りたい」球団史上最多動員数更新!
横浜DeNAベイスターズは5日の阪神タイガース戦において、今シーズン主催ゲーム(横浜スタジアム63試合、HARD OFF ECOスタジアム新潟1試合)における観客動員数が2,028,837人を記録し、球団史上最多観客動員数を更新したと発表した。主催ゲーム64試合目での200万人到達は、昨シーズンを8試合上回り、球団史上最速で到達したことになる。ちなみに昨シーズンは72試合を主催し、その最終試合で球団史上初めて200万人を突破、2,027,922人を動員している。 横浜スタジアムは、来年の東京オリンピックで野球とソフトボールの会場として使用されることが決定したことから、大改装・大改修・増築工事を着々と進めており、今シーズンからライトスタンドの上段スタンド「ウィング席」を約3,500席増席した。今シーズンのオフにはレフト側にも「ウィング席」が完成する予定で、これが昨年を上回る記録に“貢献”したのは間違いない。また、今年は球団内で演出チームを独立させるなど、屋外球場の利点を活かした演出と豪華なゲストは、12球団ナンバーワンの呼び声の高いボールパークに進化し続けている。今年は優勝争いを繰り広げていることもあり、チケットの入手も困難で、DeNAが球団買収時に掲げた「横浜市民に必要な存在」になれたのではないだろうか。 今年の夏に屋内外の練習施設や選手寮などファームの練習拠点を横須賀市の追浜公園内に移転。ファームの本拠地、横須賀スタジアムのすぐ近くに建設したため、地元の期待も大きく、名称は『DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA』と名付けられた。京急電鉄とタッグを組み、追浜駅はベイスターズ色に染められている。今後ファームの観客動員数もさらに増加していくのは確実だ。 キャプテンの筒香嘉智選手は「いつも沢山のご声援をいただき、ありがとうございます。毎試合、ファンの皆様からいただく熱いご声援を誇りに感じながら、戦っています。チーム一同、これからの試合も自分たちにできることをしっかりと行い、球団創設70年という節目に、優勝できるよう、精一杯プレーします!『一生残る、一瞬のために。』、最後まで一緒に戦いましょう!」とファンに感謝の気持ちを述べるとともに、優勝に向かって決起を呼びかけた。 2020年の“新生”横浜スタジアムグランドオープンの前祝いとして、1998年以来のリーグ優勝と、日本一の勲章を得られるか。ファンの声援に背中を押されながら、首位・読売ジャイアンツと優勝争いを最後まで繰り広げ逆転したい。(どら増田 / 写真・萩原孝弘)
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スポーツ 2019年09月05日 22時30分
オカダ対SANADA、IWGP前哨戦初戦は「後楽園ホールが好き」なSANADAに軍配!
新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』▽4日 東京・後楽園ホール 観衆1,601人(満員) 新日本プロレスの新シリーズ『Road to DESTRUCTION』が4日、東京・後楽園ホールで開幕した。日本時間1日にはイギリスのロンドンでビッグマッチを開催しているが、国内では1カ月超のロングシリーズ『G1クライマックス29』以来、初のシリーズ。『キング・オブ・プロレスリング』10.14東京・両国国技館大会に向けて、選手のコンディションに注目が集まった。 3大ビッグマッチ『DESTRUCTION』(鹿児島、別府、神戸)を含め、22日まで各地を転戦する。後楽園では6日まで3連戦。初日のメインイベントは、CHAOSのオカダ・カズチカと後藤洋央紀が、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのSANADA、鷹木信悟と対戦するタッグマッチが組まれた。オカダとSANADAは10.14両国大会でIWGPヘビー級のタイトルマッチ、後藤と鷹木は9.22兵庫・神戸ワールド記念ホール大会のセミファイナルでスペシャルシングルマッチを戦うことがそれぞれ決定している。 ダブル前哨戦となったこの試合では、オカダとSANADAが先発して試合開始。場内の声援は6対4でSANADAが優勢だった。SANADAはG1で決勝進出を果たせなかったものの、これまで6戦6敗だったオカダから勝利を収め、10.14両国大会のタイトルマッチに向けてファンの期待は高まっている。もともと会場人気が高いSANADAだが、この試合で沸き起こったSANADAコールは、絶対王者とも言える「オカダを止めてくれ」という期待の表れと言ってもいいだろう。 お互いに“探り合い”をすると、オカダが後藤にタッチ。するとSANADAが鷹木にタッチし、G1を経て「ヘビー級転向」宣言した鷹木と後藤の前哨戦に。鷹木はG1公式戦の最終戦(8.11東京・日本武道館大会)で、決勝進出の可能性を残していた後藤にラスト・オブ・ザ・ドラゴンで完勝。力技で重量級の後藤に勝って「ヘビー級転向」に向けて自信を深めた。後藤は「ヘビー級の洗礼を浴びせる」とリベンジを誓っていたが、神戸はかつて鷹木がホームとしていた会場であり、風は鷹木に吹いている。 オカダ&後藤は「力の差」を見せつけていたが、最後は後藤の必殺フルコースを読んだSANADAがオコーナーブリッジを決めてカウント3。ロスインゴ勢が勝利を収めた。試合後、締めずにリングを降りて花道に向かったロスインゴタッグだが、場内の大SANADAコールに押される形で、SANADAはマイクを持ってリングへ。「文京区でいちばん!ここ後楽園ホールが好きです」とアピールして大会を締めた。 果たしてSANADAは、来年の1月4日に「東京ドームが好きです」とアピールできるのか?今年4度目のライバル対決に向け、SANADAが大きな一歩を踏み出した。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月05日 19時36分
投手コーチに批判! 怒る宮西、涙の渡邉...日本ハム、“地獄絵図”のベンチに「見てられない」の声
千葉・ZOZOマリンスタジアムで4日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。この試合中に中継カメラが映した、日本ハムベンチの様子が注目を集めている。 今回の一件のきっかけとなったのは、日本ハム1点リードの8回裏。逃げ切りを図る日本ハムは、この回に中継ぎエースの宮西尚生を投入。これが12年連続(史上2人目)となるシーズン50試合目の登板となった宮西は、三塁・横尾俊建のエラーも絡み一死一、三塁のピンチを招くも、ここで迎えたマーティンを遊撃へのゴロに。このまま併殺でピンチを脱するかと思われた。 しかし、このゴロを捕球した遊撃・平沼翔太からのトスを、二塁・渡邉諒がまさかの落球。ボールが転がる間に三塁ランナーが生還し、ロッテに同点を許してしまった。 この回の終了後、宮西は感情を抑えられなかったのか、持っていたグラブをベンチ内の送風機に叩き付けそのままベンチ裏へ。一方、エラーを犯した渡邉は、悔しさのあまりうつむきながら涙を流していた。 “被害者”と“加害者”が見せた対照的な姿に、ネット上のファンからは「ベンチが地獄絵図になってる…」、「雰囲気悪すぎて見てられない」、「お通夜みたいな状態だな」、「プレーがお粗末すぎる、そりゃ宮西もキレるわ」、「こっちまで泣きそうになってくる」といった悲痛な声が数多く寄せられている。 一方、中には「なぜ木田コーチは目の前の宮西をスルーしたのか」、「一声かけるなり追いかけるなりしてほしかった」、「選手に寄り添えないような奴は今すぐ辞めてしまえ」といった、木田優夫投手チーフコーチへの批判も。木田コーチはこの時ベンチ裏に続く通路の入り口付近にいたが、横を通った宮西を気にするそぶりは見せず。この“見て見ぬふり”に、疑問を抱いたファンも少なからずいたようだ。 試合の流れを手放したチームは、9回裏に秋吉亮がサヨナラ2ランを浴び敗戦。先月27日西武戦から続く連敗は、今シーズン2度目となる「8」となってしまった。 なお、チームが1シーズンで8連敗以上を2回記録するのは、8連敗、9連敗をそれぞれ喫した1992年以来のこと。今回の一件は単なる黒星だけでなく、実に27年ぶりの屈辱を引き寄せることにもなっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月05日 17時30分
巨人、地上波中継はもはや絶体絶命? それでも経営サイドが強気なワケ
「優勝前の足踏み状態」なんて、悠長なことはもう言っていられない。巨人は4連敗を喫し(9月4日)、2位DeNAとのゲーム差は2・5と接近してきた。 そんなチーム状況に追い打ちを掛けるように、“残念な報告”がされた。8月29日、ゴールデンタイムで地上波放送された「巨人対広島戦」が、視聴率6.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と低迷した。ゴジラ松井、前指揮官・高橋由伸両氏によるダブル解説だった。次期監督候補と不遇の前任者が、今の巨人にどんな印象を持ち、何を喋るのかはG党でなくても興味深いところだったが、2ケタにも届かなかった。 「巨人は5年ぶりの優勝を目指し、注目度の高い松井、高橋という2人のOBを揃え、かつ、対戦チームは『カープ女子』で全国区の人気を誇る広島ですよ。それでも2ケタに届かないとなれば、地上波・ゴールデンタイムでのプロ野球中継は厳しいということになります」(スポーツ紙記者) 他局が大型バラエティ番組をぶつけてきたせいもある。しかし、関係者にこのことをぶつけてみると、さほど深刻には捉えていなかった。その理由は――。 「巨人サイドと、巨人戦を中継する日本テレビとの間で、プロ野球中継に関する考え方の相違もあるようです」(球界関係者) プロ野球中継が地上波ゴールデンタイムから消えて久しい。かつては、ペナントレースが行われている期間は、必ず巨人戦が放送されていた。ここに「推定1億円強」とされる放映権料が発生し、人気の巨人戦を持つセ・リーグと、パ・リーグ球団との経営格差も生じたのだが、それはもう昔の話。プロ野球各球団はTV放映料に頼らない経営システムをすでに確立しているという。 「プロ野球チームの収支は、入場者収益、TV放映料、グッズ収入が3本柱とされています。TV放映料は今も大切な収入源ではありますが、メインではありません。テレビに関しては『地上波よりも衛星放送、インターネット』の考え方で、入場者収益を主体とする経営システムに変わりました。巨人も同様です」(前出・同) プロ野球チームの収支決算は公表されていないため、あくまでも推定だが、ソフトバンク、阪神、広島といった人気チームは年間約200億円の入場者収益があるとされ、キャパシティの比較的多い東京ドームを本拠地とする巨人は「220億円くらい稼いでいるはず」との声も聞かれた。 また、巨人に限らず、プロ野球球団は「土日曜日、祝日はデーゲームで」と考えている。家族連れを増やすためで、その発想は90年代から持っていたが、当時の「夏場のゴールデンタイムはプロ野球中継」というテレビ局との関係があって、土日曜日のデーゲームを増やすことができなかったのだそうだ。 「テレビ中継を観たファンが『球場に行きたい』と思ってくれたら、それでいい」(前出・同) こうした球団の経営サイドは強気だ。もっとも、今回の視聴率低迷を受けて、「日本シリーズの中継にも影響しなければ」と懸念する声もないわけではない。 「29日の巨人戦ですが、試合は序盤で巨人のワンサイド・ゲームとなってしまいました。松井、高橋両氏の解説でなければ視聴率はもっと悪かったと思います」(ベテラン記者) 放送する側とすれば、僅差で最終回まで進んでほしかったはず。試合展開が読めないのが、プロ野球中継だ。原監督とすれば、こうした“雑音”を封じるためにも、マジックナンバーを再点灯させ、一刻も早く優勝してしまいたい心境だろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月05日 11時30分
DeNA・佐野恵太、打って踊って連日のヒーローに! 驚異の勝負強さで逆転Vの立役者となるか
3年目の佐野恵太の存在感が増している。開幕当初は代打の切り札として、抜群の勝負強さを発揮。4月4日に満塁ホームランを放った際の成績は、4打数4安打、打点8と神がかり的な数字を残した。その後も左の代打として貴重な働きを見せていたが、不動のサード・宮崎敏郎が骨折により戦線離脱し、その関係でレフトだった筒香嘉智がサードに回ると、次第に佐野のスタメン起用も増えていった。さらに、2番に筒香を据えるラミレス監督の采配の関係もあり、8月18日からは4番の座を任されるようにもなった。プレッシャーのかかる打順で、打率.357と結果も残した。 だが、課題もある。ラミレス監督も開幕当初から「左ピッチャーが打てれば」と話していたように、対左ピッチャーとの打率は.190と低打率にあえぐ。しかし、首位争いの終盤戦、負けられない戦いの中での9月4日のタイガース戦では、6回に苦手の左腕・島本浩也の初球フォークボールを、泳ぎ気味ながらバットコントロールで拾いタイムリーツーベースを放ち、チームに勢いを付けた。さらに、1点ビハインドの8回に、今シーズン1本もヒットを打てていないジョンソンから、「入ってくれーと思って走った」と明かすレフトオーバーの同点ホームラン。結果延長10回、筒香のホームランでサヨナラ勝利を収めたゲームに、大きく貢献した。 2016年のドラフト9位、全体の84番目に名前が呼ばれた男・佐野恵太。明治大学の先輩・当時の高田繁GMの「打てる打者」が欲しいとの期待にしっかりと応えている。3日の落雷の恐れのために中止となったゲームでは、雨の中、球場のBGMに合わせてダンスを披露し、ガッカリしていたファンへ向けて笑顔を届けた佐野は、連日のヒーローといっても過言ではない。 首位・ジャイアンツとのゲーム差は2.5。逆転優勝へ向け得点圏打率.342と、無類の勝負強さを誇る44番の豪快なスイングが、セ界をあっと驚かせる。取材・文 ・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2019年09月04日 22時30分
「ボッコボコにします!!」飯伏幸太、挑戦権利証初防衛戦は地元でKENTAと再戦!
『G1クライマックス29』覇者で、1.4東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証を持つ飯伏幸太の初防衛戦が決定した。『DESTRUCTION in KAGOSHIMA』9.16鹿児島・鹿児島アリーナ大会のメインイベントで、KENTAの挑戦を受ける。 KENTAはG1最終日に“ソウルメイト”だった柴田勝頼を裏切り、バレットクラブに電撃加入。日本時間1日に開催されたイギリス・ロンドン大会では、バレットクラブの介入三昧で石井智宏を破りNEVER無差別級王座を半ば“強奪”した。 両者はG1開幕戦となったアメリカ・ダラス大会(同7月7日)の公式戦初戦で激突。飯伏がDDT、KENTAがノアで活躍していたジュニアヘビー級時代以来の再会となったが、久々に対戦したとは思えぬ好勝負の末、KENTAがgo 2 sleepを決めて勝利を収めている。 試合後には握手を交わし、対戦前からKENTAに「思い入れがある」と語っていた飯伏。KENTAのバレットクラブ入りには「あの握手は何だったのか?」と憤りを隠せない様子だった。しかし、飯伏は1.4東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座に、翌1.5東京ドーム大会でIWGPインターコンチネンタル王座にそれぞれ2夜連続で挑戦し、前人未到のIWGP2大王座同時戴冠を目指す身。G1公式戦で敗れたKENTA、EVILに勝った上で挑戦したい思いがあるだけに、対戦は「想定内」だったはずだ。 「飯伏、次はお前だよ!」 NEVERのベルトを手にしたKENTAは開口一番、飯伏の名前を出して「挑戦権利証」への挑戦をアピールした。今年、世界一のプロレス団体アメリカのWWEとの契約を終えて、新日本に拠点を移したKENTAにとって、新日本で長くレスラー人生を送るためにもIWGPヘビー級王座への挑戦権は早く手に入れておきたいところ。バレットクラブという悪の道を選んだのも“生き残る”ため。そしてG1公式戦で敗れたIWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカへのリベンジを果たしたい思いが、気持ちを動かしたのかもしれない。 ロンドン大会を見る限り、今回の再戦はダラスとは全くシチュエーションが違うだけに、好勝負になるかは極めて不透明。バレットクラブの介入は必至で、KENTAは飯伏に対して大きな揺さぶりをかけてくるだろう。 飯伏は自身のツイッターを更新し、「9/16初権利証決まりましたか…そうですか。あれで決まりましたか。あれで。ボッコボコにします!!」とKENTAに制裁宣言。地元鹿児島で行われるビッグマッチのメインイベント。くしくもKENTA戦で痛めた左足首の状態が気になるところだが、次期シリーズの飯伏とKENTAは今大会から合流となるため、前哨戦はない。最後は飯伏がキッチリと締めてくれることを願うばかりだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月04日 22時00分
ドーピング バティスタ追放でも巨人キラー広島に“秘策”あり!?
「最後の1試合」に勝ち、ペナントレースでの敗北を帳消しに!? 緒方カープには、首位・原巨人をギャフンといわせる“秘策”があるようだ。 「8月17日、ドーピング検査に引っ掛かったバティスタが登録抹消され、広島の球団イメージも損なわれた。バティスタの処分は決まっていませんが、球団スポンサーも黙っていないでしょう」(ベテラン記者) 主に3番を任され、今季26本塁打を放っていたバティスタの離脱は、戦力的にもマイナスだ。それもあって、巨人とのゲーム差はなかなか縮まらず、緒方孝市監督は4番の鈴木誠也を3番に上げるなど試行錯誤を続けているが、今はまだ結果は伴っていない。 「とはいえ巨人は、今年も広島戦で大きく負け越しています(7勝12敗1分=8月26日時点)。昨季優勝の原動力となった丸佳浩を引き抜いてこれですから、広島に対する苦手意識は強くなる一方です」(同) 巨人は、元侍ジャパンのスコアラーだった志田宗大氏をスタッフに迎え、「広島専属」の偵察要員にしたが、それでも勝てないのだ。 「今季のセ・リーグは、2位から4位までが混戦状態。DeNA、広島、阪神がAクラスを争っていて、広島も3位以内に入れば勝機は十分ある。ペナントレースの優勝は巨人に奪われても、クライマックスシリーズでひっくり返せばいい。CSファイナルでぶつかれば、『1勝』のアドバンテージが巨人にあっても、十分勝負できます」(球界関係者) それだけではない。広島には“切り札”もある。丸のFA移籍による人的補償で得た長野久義だ。 「長野は不慣れな左翼守備の影響が打撃にも出て、二軍暮らしが続いていました。しかし、もともと長野はスロースターターで終盤戦に強い。その長野を、残り26試合となった23日から一軍合流させたのは、CSでの下克上に備えてのことでしょう。手の内を知る“元同僚”が相手ベンチにいるだけでも巨人にとってはやりにくいはずです」(同) ここで長野を起用した緒方監督の“野性のカン”で、35年ぶりの日本一となるか。
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スポーツ 2019年09月04日 21時42分
テニス全米オープンで大坂なおみの“刺身のツマ”扱いだった錦織圭
錦織圭の“2019年シーズン”が終わった。そう言ってもいいだろう。全米オープン男子シングルスは、3回戦敗退となった(8月31日)。 「2017年の全英オープン以来ですよ。本人もショックだったと思いますが、屈辱的な一戦となってしまいました」(専門誌ライター) 錦織が4大大会でベスト16に残れなかったのは、2年前の全英オープン以来。相手は世界ランキング38位の格下となれば、同7位の錦織は「悔しい」の一言しか出ないだろう。 しかし、屈辱はそれだけではなかった。「日本人選手に関する海外メディアの扱いは、大坂なおみがメインでした。彼女は昨年の同大会の覇者であり、当然といえば当然なのですが、1回戦、2回戦後の会見も集まった記者の人数が少なくて…」(同・ライター) ここではスゴい質問も受けていたという。大会序盤、練習場で大坂とすれ違った。二言三言、あいさつ程度の会話があり、それを指して「何を話したのか?」「彼女の様子は?」と聞かれていた。大坂のスポークスマンにされたのだ。その怒りをプレーにぶつけてほしかったが、それもできなかった。 「3回戦でぶつかった相手は21歳。経験値でも錦織の方が上ですが、作戦面でものまれてしまいました。錦織が勝負を仕掛けると、相手が故意に遅いボールを打ち返してタイミングを変えるなど、錦織を翻弄させました。体調面での調整もしっかり準備し、今回の全米に期するものがあったはずなのですがね」(特派記者) 全米オープンの直前の試合でも錦織は勝っていない。しかし、見る者が見れば分かる調整をし、試験的にこれまでやっていない攻撃パターンもテストしていたという。だとすれば、29歳、プロテニスプレーヤーとして考えなければならない時期にきたのではないだろうか。 「錦織はコーチスタッフに全面的な信頼を寄せています。大坂のように目標に応じてコーチスタッフを変えるのも1つの手段ですが、コーチ刷新が嫌ならば、外部から助言を仰ぐことも考えた方がいい」(同・記者) 同じ日本人同士、大坂に助言を仰ぐ方法もある。いずれにせよ、「大坂のついで」扱いはしばらく続きそうだが…。
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スポーツ 2019年09月04日 21時15分
渋野日向子「トイレ時間切れ事件」に遭遇してもスマイル絶やさず
8月29日、女子ゴルフ『ニトリレディス』の初日、“シブコ”こと渋野日向子がちょっとしたハプニングに見舞われた。 「本当に慌ててクラブを振ったというか、打球は大きく曲がって、そのまま林に消えてしまいました」(スポーツ紙記者) 全英オープン制覇を成し遂げた女王らしからぬ凡ミス。しかし、これにはワケがあった。 ハーフターンとなったところで、シブコはトイレに向かった。休憩とまではいかないが、ハーフターンの際、比較的長めの時間が空く。その間を利用してトイレに行く選手もいれば、ドリンクタイムに変えて気分をリフレッシュする選手も少なくない。 その日のシブコはトイレに向かったのだが、何と、女子トイレの前は大行列。一般ギャラリーも多く、身動きができなくなってしまった。 「サインや握手を求められたとも聞いています。ゴルフ取材記者は男性ばかりなので、目撃したのではなく、周囲にいたファンに聞いた限りですが」(前出・同) シブコはここでも笑顔で応じていたという。そして、ようやくトイレからグリーンに戻ることができたのだが、時間がかかり過ぎた。「あわや、失格」となる寸前で、シブコは方向も確かめずにクラブを振った。ボールが林に消えていき、痛恨のボギーとなった。 「2打目はグリーンに戻すだけ。でも、そういう失敗を笑って語れるのも彼女の良いところですね」(同) 厳密に言えば、時間超過で失格になることはない。「注意」で済む話だが、シブコは他の選手に迷惑が掛かるとし、1人で慌ててしまったのだ。 イライラのプレーが続いたものの、最終ホールでは気持ちを切り換え、シブコ・スマイルをギャラリーに向けていた。その日の会見でも大好きなイカの駄菓子の話で盛り上がり、前夜に仲間たちと食した鍋料理の話まで披露していた。 「他の選手ならスイマセンと言って、トイレの順番を変わってもらうこともできたかもしれません」(関係者) フツーの選手なら、人気者になったことで自分を見失ってしまう。つらいこともあるのだろうが、シブコはそういう苦労も楽しんでいるようだ。
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スポーツ 2019年09月04日 19時30分
“サカマルオカ”が足を引っ張る? 3連敗の巨人、5年ぶりVをかけた「特攻ローテ」にも暗雲か
3日に行われた中日との一戦を、「3−4」と1点差で落とした巨人。先月31日阪神戦から続く連敗は3となり、3日の試合がノーゲームとなった2位DeNAとの差も3.5ゲームとなった。 3連敗中の成績を見ると、投手陣が喫した失点数は「4点・2点・4点」とまずまずな一方で、野手陣が挙げた得点は「2点・0点・3点」。投手陣の踏ん張りに、打線が応えられていないことが不調の要因であることが浮き彫りとなっている。 先月24日DeNA戦に勝利し点灯させた優勝マジックも、2連敗目を喫した今月1日の中日戦をもって消滅。思わぬ不調に陥るチームに対し、ネット上のファンからは「首位のチームとは思えない戦いぶりだな」「Bクラスのチームに取りこぼしたらダメでしょ」「投手陣を見殺しにしてる打線は気合い入れ直せ」といった声が多数寄せられている。 先に述べたように、3連敗中のチームは1試合平均1.67点しか挙げられていない。この点を考慮すると、復調のカギは打線が握っていると考えるのが自然だろう。 中でも、特に奮起が求められるのは連敗中の打率が1割以下で、本塁打・打点も0に終わった2番・坂本勇人(.083/12打数1安打)、3番・丸佳浩(.091/11打数1安打)、4番・岡本和真(.100/10打数1安打)の3選手。その前を打つ1番・亀井義行(.333/12打数4安打)が役割を果たしているだけに、この点が改善すれば湿った打線も再び機能し始めるはずだ。 “サカマルオカ”の復調が急がれる理由は他にもある。それは、複数のメディアが解禁間近と伝える先発陣の「特攻ローテ」だ。宮本和知投手総合コーチが報道陣に語ったところによると、今後の試合ではこれまでおおむね中6日だった先発の登板間隔を中5日、あるいは中4日に短縮し、球数制限を設けた上でフル稼働させるという。 先発を酷使するこの作戦は、打線がどれだけ投手を援護できるかでその成否が決まる。ただ、ここまで3人合わせて「83本塁打」「237打点」を記録する“サカマルオカ”が沈黙を続けたままだと、せっかくの勝負手も不発に終わるリスクの方が高くなる。 そのため、原辰徳監督をはじめとした首脳陣にはこの3人の復調を促すと同時に、ダメなときは潔く諦める姿勢も求められているといえる。場合によっては彼らを下位降格、もしくはスタメン外とし、代わりにゲレーロ、陽岱鋼、若林晃弘といった面々を上位で起用する“荒療治”に打って出るのも一手となるだろう。 3日の中日戦をもって、今シーズンはとうとう20試合を切った(残り19試合)。5年ぶりのリーグ優勝へ向け、チームは正念場を迎えているといえそうだ。文 / 柴田雅人
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