スポーツ
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スポーツ 2019年09月09日 17時30分
DeNA、痛恨の4連敗で首位追撃ならず リリーフ陣の疲弊も不安材料か
ベイスターズが9月の正念場で痛すぎる4連敗を喫してしまった。9月4日、苦手のタイガース戦で0-4のビハインドから粘って追い付き、延長でこの日から4番に復帰した主砲でキャプテンの筒香嘉智が豪快なサヨナラホームランを放ち快勝。首位ジャイアンツが連敗を喫していたために、大逆転優勝へ俄然盛り上がってきていた。 しかし、次戦の先発・大貫晋一が乱調で2回1/3で降板。6日は敵地ナゴヤドームでのドラゴンズ戦、先発・平良拳太郎が3回2/3、7日の先発・上茶谷大河が1回2/3と、若いスターター陣が次々と早い回でマウンドを降りるケースが続いてしまった。 すると、当然そのしわ寄せは、中継ぎ陣に圧し掛かってくる。この4連敗中、最近勝ちパターンでの登板で結果を出している武藤祐太が5日と6日に連投し、6日は回跨ぎで2イニング。同じく国吉佑樹も5日と7日に登板。貴重なベテランサイドハンド・藤岡好明は5、6、8日に登板。今やセットアッパーとして機能している三嶋一輝は5〜7日で3連投。一度は先発に戻り結果を出していた石田健大は8月29日から再び中継ぎに配置転換され、この期間は7日〜8日に連投し、7日は2イニングを任された。 登板試合数も、三嶋の63試合を筆頭に、国吉も48試合、石田は先発転向した時期もありながらも34試合とフル回転。上記のほかの投手陣も30試合程度となってきているだけに、勤続疲労が心配な状況だ。三嶋は「ワンアウトずつ、取っていくだけ」と、優勝のかかっている胸突き八丁のこの時期の覚悟を語ってくれたが、勝ちパターンでの登板とビハインドの場面では、疲労の形も違うと想像される。 ベイスターズが現在、2位に付けられている最大の原動力は、昨年同様強力なリリーフ陣のフル回転によるところが大きい。この先負けられない戦いが続いて行くが、彼らの疲労度もますます心配になってくる。勝ち星とリリーバー達の身体のケア。ラミレス監督はこれらを天秤にかけながらの難しい采配が続いて行きそうだ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年09月09日 12時00分
張本氏、大谷翔平に「まだ“スランプ”を使う選手じゃない」「もっと上手い選手に言う」と切り捨て物議
8日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がアナハイム・エンゼルスの大谷翔平選手をバッサリと切った。 番組では、大谷選手が日本時間7日のシカゴ・ホワイトソックス戦で二塁打と三塁打を放ち、打率を2割8分8厘とした様子を紹介する。張本氏はその様子を見て、 「大谷はまだまだ本調子じゃないね。バッティングの内容が良くないでしょ。タイミングが良くない。出だしが異常に早い。やっぱり弓のように引いて、それでボールを見て、捕まえなきゃダメなんですよ」 とダメ出しをする。その上で、 「さっきも言ったんだけどね、探しながら打つのと、探して打つのでは天と地の差があるから」 と大谷選手の打撃について解説。これを聞いていた関口宏は、「よくスランプって言いますけども、スランプ状態だった?」と質問をする。 すると、張本氏は「こんなバッターにスランプなんてないですよ。もっと上手い選手にそういう事を言うんですよ。超一流の選手にスランプと言うの。まだまだ“スランプ”を使うような選手じゃありませんから。これからです」 と、大谷選手はまだまだで、スランプなどという言葉を使うのは早いという見方を示した。 この発言に一部視聴者が激怒。「メジャーで2割8分なら大したもの」「日本では3割を超えたこともあるし、昨年はメジャーで22ホームラン。“スランプ”を使える要件は満たしている」「3000本安打したからといってそんな上から目線は許せない」など、批判の声が殺到する。 一方で、「期待の現れということ」「なんだかんだ大谷には期待しているということなのでは?」「3000本安打の張本さんの実績からすればまだまだと言われても致し方ない」という声もあった。 昨年22本のホームラン、2割8分5厘の打率を残したことや、今年は指名打者専念となっていることから、マークが厳しくなっているのが現状。そんな中で昨年並みの成績を残していることは、「よくやっている」ようにも思えるが、張本氏は「まだまだ下手くそ」と感じているようだ。
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スポーツ 2019年09月09日 11時30分
DeNA井納翔一に続いて桑原将志が交通事故!球団「再発防止に取り組む」
DeNAは8日、球団所属の桑原将志外野手が関係する交通事故が発生したと発表した。 桑原は8日の朝9時ごろ、神奈川県川崎市麻生区内のコンビニで、駐車場の駐車スペースからバックにて出庫したところ、後方の車両と衝突したという。幸いなことに双方ともに怪我はなかったとのことだが、自動車の後方は破損したとのこと。 2017年に143試合全試合に出場し、クライマックスシリーズ出場、そして日本シリーズ出場に大きく貢献したことから、翌年から背番号も「1」に変更し“チームの顔”として期待されていたが、昨年は127試合の出場に留まり、今シーズンはチームが優勝争いを繰り広げているが、ここまで63試合に出場で、打率.157と不振に陥っており、ファームで調整中の出来事だった。桑原はファンの人気も高く、復帰を待ちわびているファンは多い。 球団は「事故発生後、速やかに警察に連絡し、先方様とは真摯に対応をいたしております。本件でご迷惑をおかけした関係各所には深くお詫びを申し上げるとともに、今後の再発防止と安全運転教育の徹底を球団全体で取り組んでまいります」と謝罪した。 DeNAは6日に井納翔一投手が、神奈川県横浜市西区内の一般道で、方向転換をした際、後方に停車中だった車両と衝突事故を起こしたばかり。こちらも双方ともに怪我はなく、自動車の破損で済んでいるが、チームの中でも知名度の高い選手の事故が続くのは極めて異例なこと。 優勝争いはもちろん、クライマックスシリーズの出場も濃厚なチームにとって、桑原も井納も必要となる戦力なだけに、球団の目が行き届かない既に寮を出ている選手には、プロの選手として、今後このような事故が最低限に抑えられるよう強く意識してもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月08日 12時00分
まともな稽古すらできていない またも大関陣「全滅」の危機!?
8日から大相撲秋場所が幕を開けるが、大関陣がまたしても「全滅」の危機だ。 先場所は、4人もいた大関が11日目までに相次いで休場し、「全滅」。4人以上の大関陣の全員休場は昭和以降初という不名誉な記録を作った。「たいへん申し訳ない」 と八角理事長(元横綱北勝海)もひたすら頭を下げていたが、あれからおよそ1カ月半。さぞかし回復に務め、名誉挽回に燃えているかと思いきや、全く復活の兆しが見られないのだ。 今場所の大関陣は、貴景勝が関脇に陥落したため、高安、豪栄道、栃ノ心の3人。そのうち豪栄道と栃ノ心は、負け越せば大関から滑り落ちるかど番だ。 それにもかかわらず、先場所、なんとか8勝してかど番を回避した高安を含め、3人ともまともな稽古ができていない。 ひどいのは左ひじのじん帯を断裂している高安。まわしを締めて土俵には上がっているものの、1番も稽古できない状態が続いている。「コツコツがんばる」 そう話す高安だが、8月31日の稽古総見も土俵には上がらず、初日から休場する可能大。大関に復帰して2場所目の栃ノ心も、痛めている右ひざには、まだほとんど力が入らない状態。先月末、同部屋の碧山と10番稽古を取って、たった1勝しかできなかった。 今回が8度目のかど番となる豪栄道も、決して状態がいいとは言えない。先場所の休場原因の右肩の痛みはだいぶ引いたようで、稽古総見でも正代や御嶽海、大栄翔らを相手に10勝2敗とまずまずだったが、かつての力強さは見られなかった。 「気になるのは2ケタ勝てば大関に復帰できる貴景勝。右ひざの状態はいいようで、稽古総見でも御嶽海や碧山らに勝って気勢を上げていましたが、関取との稽古はこの日が初めて。NHK解説者の北の富士さんも、『(復活には)もう少し時間が欲しい』と心配していました。そのうち、大関が1人もいなくなるのでは…」(担当記者) 大関の給料は250万円。なんとも高い休日手当だ。
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スポーツ 2019年09月08日 06時30分
ソフトバンク・和田毅、「修正能力」を武器にシーズン最終盤でのリベンジを
8月31日のメットライフドームでの西武対ソフトバンク戦、ホークス先発の和田毅は「まさか」の炎上、早々にマウンドを降りた。自己最短となる2回でのノックアウト、6失点は首位攻防戦で送り込まれたベテランとして、誰もが予想していなかった展開であり、自身が語っていた「初回から全力で、行けるところまで投げたい。粘り強く自分らしい投球を」と、試合に挑む意気込みとは真逆の結果となってしまう。 これで西武戦では、7月10日の登板に続き2敗目、さらに2試合合計で5本の本塁打を浴びている。ライオンズ相手に苦手意識を植え付けられかねない内容であり、今後の登板への影響も少なくないダメージを受けたのかもしれない。 それでも、ベテラン左腕には必ず「次」が訪れる筈だ。先月、そう思わせるには十分であり、数字には表れない見事なピッチングを見せたマウンドがあった。オリックスを相手に1失点で4勝目を挙げた8月22日のゲームでは、6回86球で2安打の好投、その内容は和田毅という投手ならではの投球術が光っている。 初回、先頭打者に長打を打たれ出塁されると、四球を挟み併殺打の間に先制点を許す。2回は無失点だったものの、ここでも安打と四球でランナーを出している。そして2回までに三振も3つを奪っているものの、立ち上がりの安定感はもう一つの出来だった。しかし3回以降、6回までは全てのイニングを打者3人で終えており、その内、11人を打たせて取るピッチングで抑え込んだ。変化球、ストレートのキレも抜群で、何より、投球の組み立てを変え、三振を無理に狙わずにアウトを稼ぐ内容には、ベテランらしさが表れていた。 9月に入り、ライオンズとの首位争いは激しさを増す一方であり、さらに3位以下もゲーム差を詰めてきている。ペナント争いはまだまだはっきりとした行方が見えてこない戦況だ。ポストシーズンも含め、「熱パ」を抜け出すべく、ラストスパートに向けて和田毅の存在は絶対不可欠な存在であることは間違いない。そして、ここまで披露されてきているベテランとしての「修正能力」は厳しい局面を迎えた時こそ、際立ってくる。様々なキャリアを積み上げた和田の持ち味が発揮されるのはこれからだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2019年09月07日 06時30分
2年連続お尻に「イチ大事」? 今年はソフトバンク投手陣も標的に、グラウンド内での“虫騒動”
先月30日〜今月1日にかけて行われたソフトバンク対西武の3連戦(埼玉・メットライフ)。このカード中に、ソフトバンク・千賀滉大、甲斐野央の両名が虫に襲われていたことを一部スポーツ紙が報じている。 埼玉・所沢市の豊かな自然環境にあるメットライフドームは、屋根と地面の間に壁面が設けられていない。そのため、他のドーム球場と比べて、雨風や虫が入り込みやすい構造となっている。 報道によると、千賀、甲斐野が虫に襲われたのはどちらも30日のこと。千賀はまとわりつかれただけで済んだ一方、甲斐野は不運にも左腕をハチに刺されてしまったという。 両投手が見舞われた思わぬアクシデントに、ネット上のファンからは「純粋にかわいそうとしか言えない」、「刺したハチがスズメバチじゃないことを祈ってます」、「球団もできる限りの対策をしてほしい」といった声が多数寄せられている。 一方、中には「かわいそうだけどなんか笑える」、「虫と格闘する千賀さんかわいい」、「傍から見てる分にはかなり面白い」といった反応も。今回の“虫騒動”を、面白おかしく感じていたファンも少なくなかったようだ。 プレー中の選手の元に、どこからか虫がやってきて話題となった事例は過去にも存在する。2010年8月19日オリックス対楽天(兵庫・スカイマーク)の3回表、先頭打者を迎えたオリックス先発・香月良太のお尻付近にセミが密着。これを受けたオリックスの球団公式ツイッターが「香月投手のおしりにセミが止まってるwww」とツイートしたこともあり、ネット上は大いに盛り上がりを見せた。 なお、思いがけず注目を集めた香月だが、その翌年の9月14日楽天戦(兵庫・ほっと神戸)で再びセミがお尻付近に飛来。2年連続で起こったまさかの珍事に、一部ファンからは「史上初の記録じゃないか?」という声も聞かれた。 選手の元にセミではなく、トンボがやって来たのが、2014年6月14日広島対ロッテの7回裏。広島・今村猛の投球動作を意に介さず、一貫して帽子に止まり続けるトンボに、実況・解説も「まだいますね、粘り強いですね」と終始感心。ちなみに、この一幕は同年オフに放送された『たまッチ!PRESENTS プロ野球珍プレー好プレー大賞』(フジテレビ系)で、その年の珍プレー大賞に選出されてもいる。 グラウンド不良のため中止となった、2015年7月12日ソフトバンク対中日では、中止決定後にソフトバンク・攝津正が自前で育てたカブトムシを子供たちに配布するというイベントを開催。当時のネット上には、「ほっこりした」、「自分も欲しい」といった声が数多く寄せられた。 姿を現すたびに、ファンからは少なくない注目を集める自然界の“珍客”。次はどの選手の元に訪れるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月06日 22時30分
ヤクルト、最下位なのに「人件費」はインフレ? バレンティン・山田の去就にも影響か
チーム編成というのは、本当に難しい…。 東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティン(35)が国内フリーエージェント権(以下=FA)を取得した。バレンティンというと、真っ先に思いつくのが、2013年に樹立した「シーズン60本塁打」のプロ野球記録だ。本塁打王3回、ベストナイン2回、昨季も打点王に輝く“優良助っ人”であり、FA取得時には「日本で現役生活を全うしたい」と言いつつも、「(行使するかどうかは)シーズン終了後に考えたい」と、ビミヨ〜なコメントも残している。 大多数のメディアは高額年俸を保証する他球団への流出、つまり、ヤクルト退団を予想していたが、守備難と年齢などから、「残留せざるを得ない」との声も聞かれた。 「来季から外国人枠から外れ、日本人選手として扱えるのも魅力です。指名打者制のパ・リーグに移籍する選択も考えられますが、バレンティンの年俸は高すぎる。ヤクルト残留という、現実的な選択になるのでは」(プロ野球解説者) メディアが騒ぐほど、他球団のバレンティン評は高くないという。 しかし、ヤクルトの関係者は解説者たちの「残留濃厚」の予想に複雑な表情も浮かべていた。○ヤクルトの年俸順位(推定) 1位 バレンティン 4億4000万円 2位 山田哲人 4億3000万円 3位 青木宣親 3億3000万円 4位 ブキャナン 2億7500万円 5位 坂口智隆 1億4000万円 同 川端慎吾 1億4000万円 外国人選手を含めたヤクルトのチーム総年俸は、約32億円。これは、巨人、ソフトバンク、阪神に次いで、12球団中4位という高い数値でもある。平均年俸6000万円強、8人の1億円プレーヤーを抱えているからだが、ここに、成長著しい19歳の村上宗隆(=800万円)、中村悠平(29=9000万円)、太田賢吾(22=890万円)、廣岡大志(22=870万円)、奥村展征(24=950万円)など昇給必至の若手もいて、マクガフ(29=5500万円)、ハフ(35=7150万円)、ブキャナンらの外国人投手との契約も今季で終了となる。彼らも結果を残している。残留交渉を行うとなれば、昇給提示となる。 「山田の5億円突破は確実。バレンティンも本塁打29、打点82(108試合出場時点)と結果を残しているので、残留交渉は5億円からのスタートとなるでしょう」(前出・同) ヤクルトは最下位だが、チーム総年俸がさらに膨らみそうだ。成績をダウンさせた選手もいるので、仮に来季も今季と同じ約32億円で総年俸が収まったとしても、バレンティンと山田の2人で「10億円」を持っていく計算になる。特定の選手に年俸が集中するのは、宜しくない。 「かつて、ヤクルトがペタジーニ、ラミレス(現DeNA監督)、グライシンガーといった優良外国人選手を他球団に流出させてしまったのは、年俸が払い切れなかったからです」(前出・プロ野球解説者) バレンティンよりも、山田の去就のほうが心配になってきた。27歳、まだ伸びしろはある。山田の周辺から「メジャー挑戦」の話は出ていないが、将来、年俸を理由にチームを離れることになるかもしれない。ライバル球団の編成スタッフがこう言う。 「ヤクルトは野手もしっかり育てています。だけど、年齢構成で失敗していると思います。ベテランと若手、ピークを迎えた選手と、これからピークを迎える選手のバランスを保たないと、チーム総年俸が一気に上る時期を作ってしまうんです」 年齢構成も考えて、戦力を整えなければならないというわけだ。山田に高額年俸を払うために、やはり、バレンティンを出すということになるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月06日 19時30分
「レベルがどうであれ…」元阪神・西岡、BCリーグ優勝も“上から目線”で物議 「言える立場か」の声も
NPB(プロ野球)への復帰を目指すも、今シーズンでの復帰はならなかったBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスの西岡剛。その彼の発言が、ファンの間で物議を醸している。 昨シーズンは前期が最下位(首位と10ゲーム差)、後期が3位(同12ゲーム差)とどちらも優勝とはほど遠い成績に終わっていた栃木。ただ、迎えた今シーズンは前期こそ3位(6.5ゲーム差)だったものの、後期は一転して優勝争いを展開。今月5日の試合に勝利し、創設3年目での初優勝を達成した。 これを伝えた一部メディアの報道によると、この優勝について西岡は「BCリーグのレベルがどうであれ、優勝は喜ばしい」といった旨の感想を述べたとのこと。また、打席に入る際には「相手はNPBの選手じゃないから打たないといけない」と、自分に言い聞かせていたという。 歴史的な勝利の後に飛び出たこの発言を受け、ネット上のファンからは「素直に喜べばいいのに性格悪すぎるだろ」、「レベルの部分はわざわざ言う必要なかった」、「BCリーグで戦う他の選手たちを見下しているのか」、「本当だとしても当事者がそれを言ったらダメ」といった批判が数多く寄せられている。 また、中には「NPBに復帰できなかった選手が言っていいことじゃない」、「今の西岡はそんなこと言える立場なのか?」、「自分の立ち位置をもう一度自覚し直せ」といったコメントも。現在の西岡に、今回のような発言をする資格がないと考えているファンも多いようだ。 今回やり玉に挙げられている西岡は、今シーズンBCリーグに参戦するまでロッテ(2003〜2010年)、米メジャー・ツインズ(2011〜2012年)、阪神(2013〜2018年)と国内外3球団でプレーし、首位打者(2010年)、最多安打(2010年)、盗塁王(2005・2006年)といったタイトルの獲得経験も持つ選手。阪神に所属した昨シーズンは「.125・0本・1打点・5安打」と全く振るわなかったが、実績が実績だけにレベルの差を感じること自体は不思議ではないようにも思われる。 ただ、BCリーグ公式サイト上に記載の個人成績ランキングを見ると、今シーズンの「.333・7本・39打点・61安打」という成績は、それぞれの部門でいずれもトップ10にも入っていない。ここまでのシーズンで、そこまで格の違いを見せつけているわけではないこともまた確かだ。 今回の発言の真意は現時点では不明だが、所属チームの歓喜に水を差すような“失言”になってしまったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月06日 18時00分
NBA「新人王」も射程圏内 八村塁 日本代表での“弱点”
NBAのシーズン開幕に先駆け、ワシントン・ウィザーズの八村塁(21)に、早くも「新人王獲得」の期待が高まっている。 NBAの公式戦が始まるのは10月。現在は新人戦など、実戦的な調整試合が行われている段階だ。ここで八村が順調な仕上がりを見せているのは分かるが、「新人王」というのは早すぎるのではないか。 「あながちそうとも言えません。新人王は得点やアシストなどの数字で争うのではなく、記者やファンの投票で決まるからです。ワシントンという大都市を本拠地とするチームに所属したことが大きなアドバンテージになる」(専門誌記者) アメリカの都市で最も人口が多いのは約820万人のニューヨークで、ウィザーズの本拠地ワシントンDCは60万人強。しかし、近郊のメリーランド州などを含めた「ワシントン・ボルティモア広域都市圏」の人口は約990万人で、彼らの支持があれば新人王も夢ではないというのだ。 「米国の首都であるワシントン周辺には、新聞社やテレビ局、ラジオ局といった大手メディアも集中しています。当然、地元チームの八村に対する関心度も高い。加えて、日本人の組織票も見込めます」(同) 来年夏の東京五輪も、八村にとっては追い風だ。 「東京五輪の各競技は、早朝スタートの時間帯ばかり。表向きは“暑さ対策”と言われていますが、アメリカのゴールデンタイムに配慮している。アメリカ代表のドリームチームの動向を報じる現地メディアにとっては、母国開催の五輪に臨むNBAルーキーの八村もかっこうの取材対象となります。現地メディアでの露出が増えれば、それだけ新人王の得票にもプラスになるはず」(スポーツ紙記者) 八村は、すでに開幕からのロースター(15人)入りが内定しているとも報じられている。NBAでの活躍は間違いないだろうが、日本代表ではどうか。 「スピードやテクニックのレベルが違いすぎて、他の日本代表メンバーが八村についていけない場面も出てくるでしょう」(同) なんとも悩ましい。
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スポーツ 2019年09月06日 17時30分
「挑戦権利証狙いにいく」内藤哲也、ジェイとの前哨戦完勝で新日本に“正論”要求!
新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』▽5日 東京・後楽園ホール 観衆1,538人 IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也と、ジェイ・ホワイトが前哨戦で火花を散らした。 2人は22日に兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催される今シリーズ3大ビッグマッチのラストを飾る『DESTRUCTION in KOBE』のメインイベントで、IWGPインターコンチネンタル選手権試合を戦う。後楽園ホール大会3連戦2日目のメインイベントでは、内藤がEVILとロスインゴタッグを結成。ジェイ&バッドラック・ファレのバレットクラブ最強タッグと対戦した。 内藤とジェイが対峙して試合開始のゴングが鳴ると、ジェイは珍しくロックアップからスタートさせるクリーンファイト。しかしこれは罠。すぐにセコンドについていたマネージャーの外道が介入する。 ジェイのラフ殺法とファレのスーパーヘビー級のパワー殺法を前に押されまくっていたロスインゴタッグだったが、内藤はレフェリーを失神させた際にリングに乱入した外道を排除すると、ジェイにイス攻撃を食らうもEVILがイス攻撃で救出。すると内藤はコリエンド式デスティーノでジェイを場外に排除。EVILは試合の権利があったファレにもイス攻撃をお見舞いして、内藤が正調デスティーノを見事にヒットさせた。意識が戻ったレフェリーがカウント3を入れて、ロスインゴタッグがバレットクラブ最強タッグを撃破した。ジェイ&ファレはオカダ・カズチカ&棚橋弘至のドリームタッグでも勝てなかった相手。内藤がタイトルマッチに向けて弾みをつけた。 しかし、内藤の思いはタイトルマッチの先にあることが試合後に判明する。 「新日本プロレス、早急に回答をいただきたい。来年の東京ドーム大会で、IWGPインターコンチネンタル王座とIWGPヘビー級王座のダブルタイトルマッチを果たして開催するのか?開催しないのか?もし開催しないのであれば俺はこのIWGPインターコンチネンタル王座を保持したまま挑戦権利証を狙いにいきます!普段は『トランキーロ、あっせんなよ』と言ってますが、ダブルタイトルマッチへの機運が高まっている現状、今回は“NO”トランキーロ!焦った方がいいぜ」 試合後、内藤は新日本プロレスに対して“正論”を要求した。現在、明確にIWGP2大王座同時戴冠を目指しているのは、内藤と、『G1クライマックス29』覇者で、1.4東京ドーム・IWGPヘビー級王座への挑戦権利証を持つ飯伏幸太、そして22日に内藤に挑戦するジェイの3選手だ。新日本に1.4、1.5ダブルドームで連載挑戦を表明した飯伏は、最初に2大王座戴冠を表明した内藤を「意識した」とも話しており、それを受けた内藤の発言が注目されていた。 飯伏は18日に鹿児島アリーナのビッグマッチ『DESTRUCTION in KAGOSHIMA』で、KENTAと権利証の防衛戦を行う。防衛した場合、次の挑戦が有力なのは、G1で飯伏に勝っているEVILだ。EVILは試合後に「オレの欲しいモノはIWGPだ!」と話しており『キング・オブ・プロレスリング』10.14東京・両国国技館大会でオカダのIWGPヘビー級王座に挑戦するSANADAも含め、ロスインゴ内で同じ目標を掲げるのが3選手いる状況となった。 これに対して内藤は「それぞれが上を目指すのはいいこと。目標が被るのであれば俺と闘えばいい」と、同門で切磋琢磨する現状を歓迎する考えを示している。結果的にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン全体の力が底上げされるのだから、当然のことかもしれない。 内藤の“正論”要求に対して、新日本はどのような回答をするのか。ダブルドームのメインイベントに向けて一気に動きがありそうだ。(どら増田)
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