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NBA「新人王」も射程圏内 八村塁 日本代表での“弱点”

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提供:週刊実話

 NBAのシーズン開幕に先駆け、ワシントン・ウィザーズの八村塁(21)に、早くも「新人王獲得」の期待が高まっている。

 NBAの公式戦が始まるのは10月。現在は新人戦など、実戦的な調整試合が行われている段階だ。ここで八村が順調な仕上がりを見せているのは分かるが、「新人王」というのは早すぎるのではないか。

 「あながちそうとも言えません。新人王は得点やアシストなどの数字で争うのではなく、記者やファンの投票で決まるからです。ワシントンという大都市を本拠地とするチームに所属したことが大きなアドバンテージになる」(専門誌記者)

 アメリカの都市で最も人口が多いのは約820万人のニューヨークで、ウィザーズの本拠地ワシントンDCは60万人強。しかし、近郊のメリーランド州などを含めた「ワシントン・ボルティモア広域都市圏」の人口は約990万人で、彼らの支持があれば新人王も夢ではないというのだ。

 「米国の首都であるワシントン周辺には、新聞社やテレビ局、ラジオ局といった大手メディアも集中しています。当然、地元チームの八村に対する関心度も高い。加えて、日本人の組織票も見込めます」(同)

 来年夏の東京五輪も、八村にとっては追い風だ。

 「東京五輪の各競技は、早朝スタートの時間帯ばかり。表向きは“暑さ対策”と言われていますが、アメリカのゴールデンタイムに配慮している。アメリカ代表のドリームチームの動向を報じる現地メディアにとっては、母国開催の五輪に臨むNBAルーキーの八村もかっこうの取材対象となります。現地メディアでの露出が増えれば、それだけ新人王の得票にもプラスになるはず」(スポーツ紙記者)

 八村は、すでに開幕からのロースター(15人)入りが内定しているとも報じられている。NBAでの活躍は間違いないだろうが、日本代表ではどうか。

 「スピードやテクニックのレベルが違いすぎて、他の日本代表メンバーが八村についていけない場面も出てくるでしょう」(同)

 なんとも悩ましい。

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