笑顔で会見場に登場した山本は復帰の理由を「妹の練習相手をしている中、自分がまだまだ動けて、今練習をしていて楽しく感じたので、もう一度マットの上で試合がしたいと思い、始めることにしました」と熱い気持ちを訴えた。また36才という年令については「年令のこともあるし、ブランクもあるので、今まで以上にやり始める事に度胸がいるというか中々踏み出せないでいたんですが、弟のKIDに話したら『楽しめよ』と一言いわれました」と語った。
オリンピックという夢の舞台に挑戦する山本は同じ階級の坂本選手については「坂本選手は世界チャンピォンに何回もなっている素晴らしい選手です。覚悟を決めて始めたので、今まで以上練習して上を目指します」と決意を語った。
今後は復帰初戦として7月2日のカナダカップから10月の日本女子オープン大会に出場し、12月のオリンピック代表候補者決定試合に臨む。
(アミーゴ・タケ)