○ ドジャース 7-5 ジャイアンツ ●
<現地時間9月20日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースが同地区4位ジャイアンツとのカード3戦目に逆転勝利。大谷翔平選手(31)は「1番・指名打者」でフル出場し、ナショナル・リーグ最多に並ぶ53号本塁打を放った。
ドジャースは先発右腕タイラー・グラスノーが初回にいきなり4失点。それでも直後の1回裏にマックス・マンシーが19号2ランを放つと、4回裏にはマイケル・コンフォートの18号ソロ、フレディ・フリーマンの右前適時打で同点に。続く5回裏にトミー・エドマンが左翼ポール直撃の13号ソロを運び、試合をひっくり返した。
そして6回裏、先頭で第4打席を迎えた大谷は、4番手右腕ペゲーロが高めに投じた99.9マイル(約160.8キロ)のフォーシームを振り抜き、左中間スタンドへ2戦連発の53号ソロ。直近5試合で4本塁打の猛チャージでカイル・シュワーバー(フィリーズ)に並び、ナ・リーグ本塁打部門の1位タイに浮上した。
2点リードの7回途中から左腕ジャスティン・ロブレスキ、右腕ウィル・クライン、左腕ジャック・ドレーヤーと若手リリーフ陣がパーフェクト投球で繋いで4連勝。同地区4連戦を勝ち越しを決め、地区優勝マジックを「3」に減らしている。
この試合の大谷は3打数1安打、1本塁打、1打点、2得点、2四球、2三振という内容で8試合連続安打、25試合連続出塁をマーク。今季成績を打率.283、53本塁打、99打点、141得点、OPS1.018とし、昨季に記録したキャリアハイの54本塁打まで残り1本。2年連続の100打点達成にも王手をかけている。