スポーツ
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スポーツ 2019年08月28日 12時00分
広島 長野久義が今オフFA宣言で巨人復帰の仰天情報
8月に入り、6連敗で首位陥落の危機を迎えた巨人。それでも広島からFA補強した丸佳浩(30)が不動の3番打者としてチームを牽引し、セ・リーグの60勝一番乗りにこぎ着けた。 一方、自力Vの可能性が消滅した広島だったが、7月後半から息を吹き返し、前半戦終了時点で11差あった巨人とのゲーム差を4.5まで縮め、8月16日には横浜DeNAに代わって2位に浮上。終盤戦はクライマックス・シリーズ進出も含めて「巨・広」による激しい丁々発止が予想されるが、そこへ気になる情報が本誌に飛び込んできた。丸のFA移籍に伴い人的補償でカープに移籍していた長野久義外野手(34)がこのオフにFA宣言し、巨人に復帰するというのだ。 その長野は成績不振で7月2日に二軍降格。チームが巨人、DeNAと熾烈なペナント争いを展開する中、一軍召集の声がかからない。それでも長野が不満の声を上げないのは、カープ首脳との間で「密約」があるからだという――。 2010年から巨人でプレーしているドラフト1位入団の長野は、昨年8月に海外FA権を取得済みで、このオフにもFA宣言が可能だ。問題は獲得に乗り出す球団があるかどうかだが、興味を示しているというのが古巣の巨人。「原辰徳監督には、長野をプロテクト名簿から外し、丸獲得の犠牲にした負い目があります。長野が望めば、買い戻しに動くでしょう。チームの士気を高めるのが狙いです」(スポーツ紙デスク) 長野の年俸は2億2000万円(推定)。これはチーム第3位で、その長野がFA宣言した場合、広島は見返りとしてプロテクト外の人的補償1人に加え、年俸の50%にあたる1億1000万円の金銭補償が得られる。これが金銭だけだと旧年俸の80%、1億7600円に膨らむ。二軍でくすぶる長野にこれだけの巨額を費やせるのは巨人だけで、単独交渉になるのは確実だ。「広島は今季の長野の年俸分を取り戻せるし、’13年オフに巨人にFA移籍したものの、出番に恵まれないかつてのドラ1投手、大竹寛を呼び戻すこともできる。昨年引退した新井貴浩のように精神的支柱に据えることが目的です。その中で、一番怖いのが長野の負傷。そのため、一軍で全く機能していない以上、二軍で調整させるのがベストという判断です」(同) 巨人もその動きを察知し、8月12日の広島戦で大竹を先発させ、プロ入り通算100勝目を挙げさせた。4月上旬の二軍戦で足を負傷、一時は引退を決意した大竹が一軍マウンドへ戻れたのは、場合によっては、長野との“交”で古巣へ戻れる、という流れが透けて見えたからかもしれない。
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スポーツ 2019年08月28日 11時30分
女子プロ野球“遅すぎる”新規参入呼びかけ、求められる新機構の設立と本当のプロ化!
日本女子プロ野球機構が来季以降のリーグ存続のため、新規参入を呼びかけた。 2010年に設立された現在の女子プロ野球だが、関係者によると「選手、スタッフの全てがわかさ生活の社員」だという。京都フローラ、埼玉アストライア、愛知ディオーネの3球団と、育成球団のレイアをわかさ生活一社が運営しているのだ。毎年多額の赤字を出しながらも選手たちに給料を支払い続けて、ここまで女子プロ野球というブランドを保って来たのは頭が下がる思いだが、一方で、これまで何社か“新規参入”の話はあったものの、「わかさ生活が選手に対して保証している条件のハードルは高い」ことが理由となり、実現することはなかった。 しかし、一社が運営していることにより、シーズン中に行われる唐突なトレード(人事異動)を始め、発表していた試合や企画が一方的に中止になるなど、ファンの不信感は増すばかり。昨年は晩年、女子プロ野球に大きく貢献された故・片平晋作元埼玉アストライア監督の追悼試合を発表しておきながら、当日になって取り止めたことがあった。これにはファンだけではなく、選手たちの会社に対する不信感も爆発。結局、急遽献花台を設置し、試合後には片平氏をチームが悼んだが、シーズン終了後には女子プロ野球発展に尽力した川端友紀が引退という名の退社。今年からエイジェックの女子硬式野球部に選手兼ヘッドコーチとして入部。わかさを離れて現役を続行している。 また、「女子野球の発展」を目指して設立し、「女子野球界の最高峰」であるはずの女子プロ野球だが、女子日本代表チーム“マドンナジャパン”への選手派遣に積極的ではないため、男子の“侍ジャパン”トップチームのような最強代表チームを作れないだけではなく、プロで代表入りを目指している選手にとっても狭き門になっているという問題も抱えていた。今回、わかさ生活が現状を明らかにし新規参入を訴えたのは、“遅すぎる”決断なのは言うまでもないが、再編されるのであれば雇用形態も含めて、本当のプロと胸を張って言えるような新しい日本女子プロ野球機構を作らなければならないだろう。社会人女子プロ野球から脱却しなければプロとは言えない。 現在の女子プロ野球には、加藤優やみなみなど、いわゆる“サラリーマン”ではなければ、もっと女子野球を広められる逸材がたくさんいるだけに、彼女たちにとって“救世主”が現れることを願うばかりだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月28日 06時30分
ヤクルト・村上、史上初の「10代本塁打王」が射程圏内? 達成を邪魔するのは“まさかの身内”か
「48勝69敗2分・勝率.410」で、セ・リーグの最下位に沈むヤクルト。苦しい戦いが続く中、奮闘を続けている選手の一人がプロ2年目の19歳・村上宗隆だ。 今シーズンここまで119試合に出場している村上は、25試合で4番を任されるなど長打力が持ち味の選手。今月22日の広島戦では、清原和博(西武/1986年)以来となる「10代で30本塁打」という快挙を達成してもいる。 打率(.234)はリーグ最下位だが、本塁打は4位(30本)、そして打点に関しては1位タイ(85打点)の数字をマークしている村上。ネット上のファンからは、「打点王は十分可能性あるぞ」、「9月好調なら逆転で本塁打王もいけそう」、「ここまで来たら両方とも獲ってほしい」といったタイトル獲得への期待も数多く寄せられている。 もし獲得すればそれぞれ、「10代で本塁打王」(史上初)、「10代で打点王」(76年ぶり3人目)、「10代で打撃タイトル二冠」(80年ぶり2人目)といった偉業となる村上のタイトル。ただ、これらの実現に向けては、村上一人では対応が困難な懸念も存在する。それは自球団であるヤクルト投手陣だ。 25日終了時点におけるタイトル争いの状況を見ると、村上のライバルとなりそうな他球団の選手は本塁打では巨人・坂本勇人(32本/1位タイ)、DeNA・ソト(32本/1位タイ)の2選手。打点では坂本(81打点/3位タイ)、ソト(85打点/1位タイ)の両選手に、中日・ビシエド(81打点/3位タイ)、広島・鈴木誠也(79打点/5位)を加えた4選手となっている。 ここから村上がタイトルを手にできるかは、本人の頑張りはもちろんヤクルト投手陣がどれだけ前述の4名を抑えられるかにもかかっている。しかし、今シーズンのヤクルト投手陣が、彼ら4名に許した本塁打・打点は以下の通り。坂本 :全32本中ヤクルトから10本(31.3%) 全81打点中ヤクルトから20打点(24.7%)ソト :全32本中ヤクルトから6本(18.8%) 全85打点中ヤクルトから19打点(22.4%)ビシエド:全81打点中ヤクルトから16打点(19.8%)鈴木 :全79打点中ヤクルトから20打点(25.3%) いずれの選手にもかなり数字を稼がれており、坂本に関してはセ・リーグの野手の中で唯一2ケタ本塁打を許している。村上を援護するどころか、“足かせ”として足を引っ張り続けているのが現実だ。 ライバル選手たちの所属球団とヤクルトの残り試合は、DeNAが4試合、そして巨人、広島、中日がそれぞれ5試合。これらの試合でも投手陣が変わらずカモにされるようならば、ファンが村上に期待する偉業の数々も夢物語で終わりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年08月27日 22時30分
新日本次期シリーズで内藤哲也がジェイ・ホワイトとIC戦! 2大王座戴冠へ三つ巴
新日本プロレスは秋の関西ビッグマッチ『DESTRUCTION in KOBE』(9月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の一部カードを発表した。 『G1クライマックス29』の優勝を逃し、IWGPヘビー級王座の道がいったん遠のいたIWGPインターコンチネンタル王座・内藤哲也。2冠を狙っていた内藤を「少し意識した」というG1覇者の飯伏幸太が、来年1.4東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座に、翌1.5東京ドーム大会でIWGPインターコンチネンタル王座に2夜連続で挑戦したいと表明。新日本サイドはIWGPヘビー級王座挑戦権利証を飯伏に“発行”しているが、インターコンチ戦に関してはまだ答えを出していない。 この史上初のIWGP2大王座戴冠プランは内藤が“言い出しっぺ”なだけに、心中穏やかでないのは間違いないが、そんな内藤のインターコンチのベルトを狙う男がもう一人いた。8.11東京・日本武道館大会で行われたG1公式戦で、内藤を破り決勝に進出したジェイ・ホワイトである。内藤とジェイは日本時間26日に開催されたアメリカ・ロサンゼルス大会で行われたタッグマッチで激突。試合後、ジェイはブレードランナーで内藤をKOすると、内藤に挑戦表明するだけでなく、なんと“2冠”奪取を宣言した。 G1で敗れている内藤に断る理由もなく、新日本は9.23神戸ワールド大会で両者のタイトルマッチを決定した。G1覇者の飯伏は公式戦で敗れているKENTA、EVILと権利証の防衛戦を行うとコメントしており、内藤とジェイが東京ドーム大会までに飯伏と対戦する可能性は低い。2冠を得るには飯伏が権利証を守り抜き、1.4東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座を奪取し、1.5東京ドーム大会でインターコンチ王座を狙う形となるだろう。三つ巴となった東京ドーム大会での2大王座戦線に向けて、この一戦の結果は重要なカギを握ることになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月27日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ボブ・バックランド」日本ではライバル不在だった“MSGの若き帝王”
ブルーノ・サンマルチノから“MSGの帝王”の座を受け継いだボブ・バックランドは、70年代後半から80年代にかけて、怪物ぞろいのWWFマットでその王座を守り続けた。※ ※ ※ 1976年のスタン・ハンセン戦で首に爆弾を抱えたブルーノ・サンマルチノは、年齢的にも長く頂点にはいられない状態であった。次世代のWWWF(1979年に団体名をWWFに改称。2002年に再び改称して現在はWWE)を誰に任せるべきか頭を悩ませていたビンス・マクマホン・シニア(WWWF創業者で、現在のWWE最高経営責任者ビンス・マクマホンの実父)の耳に届いたのが、当時、NWAの主要なテリトリーにおいて実績を重ねていたボブ・バックランドの名前だった。 アメリカ大学選手権で優勝しているように、レスリングの技術は折り紙付き。技術だけでなくパワーも備えている。顔立ちも整っており、上流階級のお坊ちゃんのような品のよさがどこか感じられる。そして、何よりもバカが付くほど真面目な性格で、レスラー仲間や関係者からの評判はすこぶる良好だった。 それまでのWWWFは、イタリア系のサンマルチノやプエルトリコ系のペドロ・モラレスを王者とすることで、特定の観客層を集めるビジネスモデルを指向していた。しかし、バックランドならば、アメリカ人全体から支持を受ける王者になれる。そう踏んだビンスは新時代を託すことを決断し、1978年2月、スーパースター・ビリー・グラハムを破ったバックランドが新王座に就いた。 「ルー・テーズ以来のプロレス界を統一する絶対的な王者になれる逸材」 そんな触れ込みで売り出されたバックランドは、実際にアメリカマットにおいて、NWA王者のハリー・レイスやリック・フレアー、AWA王者のニック・ボックウィンクルらと統一戦を行っている(結果はいずれも引き分け、もしくは反則裁定でタイトル移動はなかった)。 本来はテクニシャンでありながら、ニューヨークのファンの好みに合わせてパワーファイトを展開。いかにも優等生的な見た目とは裏腹に、反則裁定なしのテキサス・デスマッチや金網デスマッチなど、ラフな形式の試合にも真っ向から挑んでいった。 そうして“若き帝王”バックランドは、5年10カ月にわたりメインイベントを張り続けることになる。途中、’79年には日本においてアントニオ猪木がタイトル奪取しているものの、これは正式に認められておらず、記録上ではずっとバックランドがタイトルを守り続けたことになっている。 1984年からのWWFによる全米侵攻では、「派手で分かりやすいアイコン」ということでハルク・ホーガンが抜擢されることになったが、そもそも世界戦略という大勝負に打って出る基盤をつくり上げたのが、誰あろうバックランドだったのだ。 こうして見ればバックランドが、歴代レスラーの中でもトップクラスの名王者であったことに疑いの余地はない。 藤波辰爾戦での★謎の3カウント ただ、日本においてはどうだったか。レイスやフレアー、ニックと比べたときに、バックランドを「一枚格が落ちる」と見るファンも多いだろう。 「全盛期のほとんどを王者としてすごし、アメリカでのスケジュールが過密で来日回数が少なかった。その影響もあるのでは?」(プロレスライター) バックランドの日本での名勝負といえば、1978年〜1979年にかけての猪木戦が挙げられようが、それ以降になると王者としての貫禄を示すような試合はほとんどない。 目立つところでも、猪木のパートナーを務めたMSGタッグ・リーグ戦や、藤波辰爾戦における謎のフォール勝ち(グラウンドの流れの中で、なぜかレフェリーの山本小鉄が3カウントを数えてしまい、勝ったバックランドまでもがこの裁定に抗議している)ぐらいである。 「レイスたちと違って典型的なベビーフェイスだから、単にきれいな試合に終わってしまうところはありました。また、猪木としては年齢やキャリアでは自分が上という意識から、ライバルとは認めたくなかっただろうし、同年代の藤波はジュニアからヘビーに格上げしたばかりで、WWF王者とはそもそものランクが違っていた。そういう意味でライバル不在でした」(同) 猪木がWWF王座を奪取したとされる試合以降、タイガー・ジェット・シンとの対戦などではラフファイトへの対応力もしっかりと披露しており、こういう試合がもっと多くあればその評価も異なっていただろう。 いかなる逸材であっても、相手に恵まれなければ光り輝くことはない。日本におけるバックランドの在り方は、そんなプロレスならではの難しさ、複雑さを改めて教えてくれる。ボブ・バックランド***************************************PROFILE●1950年8月14日生まれ。アメリカ合衆国ミネソタ州出身。身長190㎝、体重115㎏。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年08月27日 21時15分
桐生祥秀「100m代表落ち」危機…ユーチューバーやってる場合じゃない!?
陸上男子100メートル日本歴代2位(9秒98)の桐生祥秀がYouTubeの公式チャンネルを開設したのは、去る7月26日のこと。東京五輪1年前の大事な時期の“配信業兼務”には、当然ながら批判的な意見が多く上がっていた。 「もともと桐生は陸上競技ももっとメジャーにしたい、小学生の低学年にも興味を持ってほしいと思ってやってきました。実際、地方の大会に行くと、握手を求める小さい子どもに気さくに応じていますし、学校訪問にも積極的です」(スポーツ協会詰め記者) 映像配信を始めたのも、陸上競技に興味を持ってもらいたいとの思いからだろう。しかし、その中身は今のところトレーニング風景がメイン。面白いかどうかは別として、こんな声が聞かれた。 「見る人が見れば、桐生の好不調が分かります。どんな調整をしているのか手の内を明かすようなもので、ライバルはニンマリでは?」(スポーツ紙記者) 確かに、五輪本番まで「あと1年」を切ったというのに、桐生の調子は上がってこない。先のマドリード国際大会での100メートル走決勝では、桐生は10秒08で4位。日本歴代1位(9秒97)の記録を持つライバル、サニブラウン・ハキームは10秒05で3位だった。準決勝では桐生の方がタイムを上回っていたので、「久々に強い桐生が見られそう」と期待していたファンも多かっただけに、そのガッカリ感はYouTubeのバッドサインとなって返ってきた。 「桐生はマジメな性格なので、負けると敗因をすべて自分のせいにしてため込んでしまうところもあります。映像の中身はともかく、気晴らしになるのなら配信業も悪くないのでは? という意見もありますが…」(関係者) そんなふうにかばう声も聞かれたが、このままでは100メートル走の代表枠から落選してしまう危険性も高い。 「桐生が9秒台を出して以来、他の日本人選手も『10秒10』を切っても、平凡なタイムに見られるようになりました。代表枠争いは熾烈です」(同・関係者) 日本人初の9秒台をたたき出した桐生に頑張ってほしいと思うファンは多い。手の内を明かすよりも、ハイレベルなレースをけん引してもらいたいものだ。
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スポーツ 2019年08月27日 17時30分
アントニオ猪木氏が愛妻の死を報告、ファンからは心配の声も…
元プロレスラーで元参議院議員のアントニオ猪木氏が27日、自身のツイッターを更新し、妻でカメラマンの田鶴子さんが27日未明に亡くなったと報告した。 猪木氏は「8月27日未明、妻・田鶴子が永眠致しました。生前のご厚誼に深く感謝致します。カメラマンとして私の写真を撮りながら、いつも献身的に尽くしてくれました。今は感謝の言葉しかありません。故人の遺志により、葬儀は家族葬で行います。弔問、香典、供花はご辞退申し上げます。アントニオ猪木」(原文ママ)と愛妻の死を報告。カメラマンとして猪木氏に同行し、公私ともに支えてくれた田鶴子さんに感謝した。 猪木氏は女優の倍賞美津子をはじめ、幾度かの結婚と離婚を繰り返しているが、先月の参院選には「体力の限界」を理由に政治家からの引退を表明。長年激闘を続けてきたこともあり、腰の手術も受けた猪木氏の体の衰えを心配する声がファンの間から漏れていた。田鶴子さんの訃報を受け、ファンや関係者からは猪木氏を励ます声が続出している。 今年2月に行われた永遠のライバル、故・ジャイアント馬場さんの追善興行のオープニングに現れた猪木氏は「私もおくりびとから、おくられびとになりつつある」「最近は元気ですか!と言っても元気がない」などと弱気な発言を見せながらも、大観衆のファンの前で「ダァーッ!」のパフォーマンスを見せてファンを喜ばせた。“燃える闘魂”の務めはまだ終わっていない。令和になっても猪木氏の“元気”で多くの人々を救ってきているだけに、哀しみを乗り越え、また“元気”な姿を我々に見せてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月27日 11時50分
巨人・原監督、「公開処刑」になすすべなし? 由伸・松井の目前で起こり得る最悪の事態とは
原辰徳監督(61)は「こんなタイミングの悪いときに…」と嘆きたい心境ではないだろうか。 8月29日の広島戦、地上波・日本テレビ系列でのプロ野球中継が決まった。しかも、解説は前任監督の高橋由伸氏と、“次期監督候補”とされる松井秀喜氏。巨人ファンでなくても、2人が原采配をどう見ているのか、是非とも聞いてみたいところだ。しかし、同日の巨人はベストメンバーで戦えない可能性も高いという。 「29日の先発は桜井俊貴(25)で決まりました。桜井は高橋前監督が指揮官に就任した最初の年に選手生活をスタートさせた投手です。怪我などもあり、高橋監督の時代は戦力になれなかったので、桜井もやってやろうという思いでいるはず」(スポーツ紙記者) 同日は苦手・広島との3連戦の最終日。しかも、巨人は日程の関係で先発ローテーションに一抹の不安を抱えているのだ。 「24日先発は高橋優貴、25日は山口俊が先発しました。安定している山口、勢いのある高橋はローテーションの日程上、広島3連戦で使えません。かといって、今の巨人は先発投手が不足しているので、高橋、山口に中6日の十分な間隔を与えられません。2人は『中5日』で広島3連戦の次の阪神戦で投げさせる予定」(前出・同) 広島3連戦の初戦(27日)はメルセデスと発表された。順当に行けば、翌28日は菅野。桜井を加えた3人で勝ち越しを決めたいところだが、桜井の前に1人がコケて1勝1敗となっていた場合、桜井に余計なプレッシャーを与えることになる(同時点)。 また、こんな情報も聞かれた。 「広島戦の次の阪神3連戦なんですが、高橋が30日、山口が31日に先発すると、9月1日の先発投手がいないんです。今村を二軍から昇格させて先発させるか、メルセデスを中4日で投げさせるかのいずれかです。今村を投げさせると思われますが、早めの交代となりそうなので、リリーフ陣は総動員となりそう。そういった阪神戦の状況を考えると、広島3連戦ではリリーフ投手を休ませておかないと…」(ベテラン記者) 原采配の長所は、選手起用にある。「勝負どころ」と読んだ場面では代打を送り、また、投手交代でも「ヤバイ」と思った場面ではクローザーの中川を早いイニングで投入し、最後の9回は別投手で逃げ切るといった変則継投策も行う。24日のDeNA戦では延長11回、「カウント2ボール0ストライク」という打席の途中で石川を代打起用し、サヨナラ本塁打を呼び込んだ。 決めたら躊躇しない原采配に、救援陣温存といった選手起用での“制限”が加わったら、長所が発揮されない。 「売り出し中の若手野手の大半は、高橋政権で獲得し、育成した者ばかり。4番の岡本も高橋前監督がガマンして使い続けたから、今日があるんです」(プロ野球解説者) 一方の“次期監督候補”のゴジラ松井だが、これまで指揮官就任のオファーを断り続けたのは、一学年年下の高橋前監督からその座を奪うような図式を嫌ったからだという。高橋時代に育て、原政権で開花した今の若手を見せられたら、巨人との距離感を縮めようとしなかった心境にも変化が見られるかもしれない。やはり、29日の原監督の胸中は複雑だ。同日のテレビ中継は試合以外でも楽しめそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月27日 06時30分
グラウンド外で存在感を増す中畑清氏に原監督の胸中は?
中畑清氏(65)が「強い存在感」を発揮していた。このほど開かれた小中学生対象の野球教室(岩手県宮古市)では、巨人のユニフォームに袖を通した。プロ野球OBによる野球教室で、彼らは在籍していたチームのユニフォームを着用する。 「ユニフォームは主催者が用意します。複数球団を渡り歩いたプロ野球選手もいますので、どのチームのユニフォームを着るかは本人次第です。球団の親会社が変わったところのOBの中には、愛着心で旧チームのユニフォームを着る者もいます。現オリックスのOBだと、近鉄や阪急ブレーブス時代のものを要望する者が多いです」(プロ野球解説者) 横浜DeNAベイスターズの初代監督でもある中畑氏が「巨人のユニフォーム」を選んだところが興味深い。 同野球教室に参加したOBには巨人出身者も多く、周囲に合わせたのかもしれない。しかし、野球少年たちにとって、中畑氏は「ベイスターズの熱血監督」だったはず。DeNAではなく、巨人ユニフォームを着ることで、古巣に何か訴えたいことがあったのかもしれない。 「その野球教室が行われて間もなく、王貞治氏が発起人となった『世界少年野球大会』が福島市で開催され、中畑氏も駆け付けました。福島は東京五輪の野球競技の会場ともなります。横浜スタジアムも同様です。中畑氏は福島県出身、DeNA本拠地の横浜スタジアムは自分の庭みたいなものですし、今夏の精力的な活動を見ると、東京五輪・野球競技で解説を務めることが決まっているのかもしれません」(体育協会詰めの記者) また、福島はソフトボール競技の試合会場ともなる。王氏とソフトボール日本代表の宇津木麗華ヘッドコーチがともに現地入りし、地元ファンとの交流イベントに臨んでいた。昨夏のソフトボール・ジャパンカップの解説は中畑氏が務めた。 王氏のイベントのサポートもそうだが、中畑氏は精力的な活動を続けている。 「巨人は原監督で5年ぶりの優勝を確実とし、その政権基盤を確固たるものとしました。3度目の監督就任に際し、『長くやる気はない』と話していましたが、次の監督に引き継いだ後もチームに強い影響力を与え続けるのは確実です」(スポーツ紙記者) 中畑氏は何度か、古巣巨人の監督候補として名前が報じられたが、今後もそれはかないそうにない。五輪の野球、ソフト競技との接点、野球教室での実績は”野球人・中畑”の地位を確実に高めるはず。また、DeNAとの関係性についても、こんな目撃談が聞かれた。 「都内でU−18の強化合宿があり、駒澤大学との練習試合も行われました(8月24日)。注目は、令和の怪物・佐々木朗希投手(大船渡=3年)。同校出身の中畑氏も視察に訪れましたが、佐々木のことをDeNAのスカウトにいろいろと質問していました。DeNAとの関係は今も良好のようですね」(在京球団スカウトマン) 巨人・原監督は現役時代の後輩、DeNAのラミレス監督とは「指揮官と選手」の関係だった。監督時代の中畑氏はラミレス監督の守備難に怒って、スタメンから外したこともあった。そういう意味では、クライマックスシリーズで激突する可能性が高い両チームに最も詳しい人物が、中畑氏ということになる。 「原監督と中畑氏は現役時代、同じ三塁のポジションと4番を争ったので、お互いに意識しすぎているというか、ヘンな距離感があります。中畑氏の巨人に対するコメントには厳しいものもあり、DeNAには激励するような内容が多い」(ベテラン記者) 試合前、中畑氏が解説者としてグラウンドに姿を現すと、巨人選手の方から近づき、あいさつをしていた。存在感の強い先輩OBが接近してきて、原監督はやりにくいと思っているのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月26日 22時30分
ケニー・オメガがDDTに電撃凱旋決定!新日本移籍から2014年以来、5年ぶりの里帰り!
DDTプロレスリングは11月3日に東京・両国国技館で開催するビッグマッチ『Ultimate Party 2019〜DDTグループ大集合!〜』に、ケニー・オメガ&里歩対アントーニオ本多&山下実優のカードを「ドラマティック・ドリームマッチ」として追加すると発表した。 ケニーが2014年の10.26東京・後楽園ホール以来、約5年ぶりに古巣のDDTマットに戻ってくる。ケニーは自らDDTに売り込む形で2008年に初来日し現在、新日本プロレスに所属。先の『G1クライマックス29』で初優勝を飾り、当時はDDT所属だった飯伏幸太とのタッグチーム“ゴールデン☆ラヴァーズ”で、DDTのみならず日本のマットを席巻。シングルプレーヤーとしても新日本や全日本プロレスなどに参戦し、世界ジュニアヘビー級王座など数々のタイトルを獲得した。 2014年秋、新日本へ“円満移籍”すると、明るく楽しいキャラクターから一変し、ヒールユニットのバレットクラブに加入。IWGPジュニアヘビー級王座を獲得するなどジュニア戦線で活躍していたが、2016年に、当時リーダーだったAJスタイルズを裏切り追放。ケニーはバレットクラブのリーダーに就き、ヘビー級に転向した。棚橋弘至との王座決定戦を制してIWGPインターコンチネンタル王座を奪取すると、同年8月の『G1クライマックス26』に初出場、外国人選手として初優勝を飾った。 2017年からオカダ・カズチカとライバル抗争がスタート。60分フルタイムドローなどの死闘を経て、昨年6月、IWGPヘビー級タイトルマッチ初の時間無制限3本勝負を制して、同王座を獲得した。昨年は飯伏が新日本マットでの闘いに重点を置いたこともあり、ゴールデン☆ラヴァーズが復活。ケニーのファイトスタイルもラフファイト中心のスタイルから本来のスタイルに戻っていく。結果、バレットクラブは分裂。ケニーはヤングバックスらと行動をともにし、“THE ELITE”として、タマ・トンガ、バッドラック・ファレらオリジナルメンバーと袂を分かっている。 昨年のG1では、飯伏とのシングルマッチがDDT東京・日本武道館大会以来、6年ぶりに武道館のメインイベントで実現。飯伏が勝利し決勝に進出した。その後はG1優勝者の棚橋と“イデオロギー闘争”を繰り広げ、今年1.4東京ドーム大会でのIWGPヘビー級選手権試合では激闘の末、棚橋に敗れて防衛に失敗、ベルトを明け渡している。この試合を最後にケニーは新日本との契約を延長せず、ヤングバックス、Codyらの後を追うようにアメリカの新団体AEWと契約。副社長に就任した。AEWはDDTと友好関係にあり、ケニーの盟友である中澤マイケルが移籍した際には、ケニーがビデオメッセージを送り、DDTマットに戻ることも示唆していた。 今大会はDDTグループの全ブランドが集結。スペシャルシングルマッチとして、DDTグループの「大社長」高木三四郎と、年内でDDTグループからの独立を発表したプロレスリングBASARA代表の木髙イサミがシングルマッチを行う他、KO-D無差別級選手権試合、プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、ユニオンMAX選手権試合、インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合といったDDT本隊、東京女子プロレス、BASARA、カンハレ☆プロレスの主要シングルタイトルの防衛戦も行われる。その他の出場選手は次の通り。<DDT>竹下幸之介、HARASHIMA、佐々木大輔、遠藤哲哉、男色ディーノ、高木三四郎、彰人、勝俣瞬馬、飯野雄貴、大鷲透、平田一喜、上野勇希、吉村直巳、高尾蒼馬、マッド・ポーリー、島谷常寛、坂口征夫、高梨将弘、大石真翔、樋口和貞、納谷幸男、渡瀬瑞基、松永智充、ゴージャス松野、スーパー・ササダンゴ・マシン、ポコたん、ヨシヒコ<東京女子プロレス>中島翔子、坂崎ユカ、辰巳リカ、天満のどか、愛野ユキ、原宿ぽむ、YUMI、うなぎひまわり、桐生真弥、舞海魅星、鈴芽、渡辺未詩、乃蒼ヒカリ、らく、まなせゆうな、伊藤麻希、上福ゆき、白川未奈、瑞希、沙希様、操<プロレスリングBASARA>関根龍一、FUMA、塚本拓海、中津良太、トランザム★ヒロシ、久保佑允、風戸大智、SAGAT、阿部史典、下村大樹、中野貴人、神野聖人<ガンバレ☆プロレス>大家健、今成夢人、石井慧介、勝村周一朗、岩崎孝樹、翔太、鷲田周平、HARUKAZE<団体所属外>黒潮“イケメン”二郎、クリス・ブルックス、朱崇花、大和ヒロシ、ヤス・ウラノ、藤田ミノル、ミス・モンゴル DDTグループのオールスター戦である今大会にケニーが凱旋するのは、DDTファンにとってかなりうれしいビッグニュース。今後のAEWとDDTの関係も含めて気になるところだ。(どら増田)
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世紀の大誤審招いた“ウソつき男”巨人・脇谷内野手に大バッシング!
2011年04月22日 17時15分
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国内FA権取得で難題浮上 阪神は藤川球児を慰留できない?
2011年04月22日 11時45分
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酒気帯び運転の尾上親方に大甘裁定下る!
2011年04月21日 12時20分
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愛川ゆず季「ファンの皆様に激しい戦いをプレゼントします」
2011年04月21日 11時45分
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スポーツ
「引き分け」狙いの是非 守護神・藤川を温存した真弓采配
2011年04月20日 15時30分
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スポーツ
不祥事が止まらない! 大相撲・尾上親方が酒気帯び運転で摘発
2011年04月20日 12時30分
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スポーツ
5月に大阪、東京で「野球知識検定」実施
2011年04月20日 11時45分
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スポーツ
斎藤佑樹「初勝利」で、あのオトコの評価も赤丸急上昇!
2011年04月19日 19時00分
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スポーツ
米国代表で2016年リオデジャネイロ五輪目指す! 総合格闘家・石井慧の柔道への電撃復帰の何故?
2011年04月19日 17時30分
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スポーツ
8・27日本武道館で32年ぶりに夢のプロレス・オールスター戦開催! 震災復興支援でメジャー3団体が大同団結!
2011年04月19日 11時45分
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スポーツ
17日、京子旗揚げ! 女子プロレス新団体「ディアナ」
2011年04月18日 11時45分
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スポーツ
アントニオ猪木IGF会長が“八百長力士”に門戸開放! 4・28東京ドームシティで元若麒麟の鈴川真一が“K-1の番長”ジェロム・レ・バンナと激突!
2011年04月18日 11時45分
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スポーツ
苦闘のFEG K-1は6月末再開予定、DREAMは5・29さいたま大会開催!
2011年04月16日 17時59分
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スポーツ
早くも虎がラブコール? 国内FA取得の杉内が早くもモテモテ
2011年04月16日 17時59分
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スポーツ
ルーキー・澤村拓一の熱愛にみる、いまだ健在「巨人ブランド」
2011年04月15日 18時00分
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八百長関与認定で解雇処分の蒼国来と星風 温情措置も法廷闘争へ
2011年04月15日 11時45分
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T-1二見社長、ふたたび大激白! 「週プロ佐藤編集長、いつまでも逃げてないでトークライブに来い!」
2011年04月14日 15時30分
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永田裕志、「これで全日本プロレス完全制覇だ!」
2011年04月14日 11時45分
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スポーツ
本家・斎藤以上? 「外れ外れ外れ1位・駿太」の強運
2011年04月13日 15時30分