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早くも虎がラブコール? 国内FA取得の杉内が早くもモテモテ

 福岡ソフトバンクホークスの杉内俊哉投手(30)が、国内フリーエージェントの資格取得条件を満たした(4月15日/8年に到達)。05年に最多勝、最優秀防御率、沢村賞を獲得。08、09年に最多奪三振、一昨年から2年連続で最優秀投手(勝率1位)などに輝いた大型左腕の『権利取得』に、機敏な反応を見せたのが、阪神タイガースである。
 「開幕前、大阪のメディアが『関係者の証言』と称して、調査に乗り出すと報じていました。ちょっと乱暴な言い方になりますが、阪神サイドが子飼いのマスコミ関係者にそういう情報を意図的に流したんでしょう。杉内やソフトバンク、ファンの反応を調べる意味合いもあって…」(在京球団職員)

 まだペナントレースは始まったばかりだが、今オフのFA市場で、杉内が主役になるのは間違いない。杉内は海外志望がほとんどないからだ。同年代の松坂大輔や他日本人投手がメジャー挑戦を表明しても、「ボクは新しい環境に溶け込むのが苦手。そういう気持ち、ないですから」と、若手時代から米球界に全く興味のないことを口にしてきた。
 当然、ホークスも慰留に必死だ。笠井和彦オーナー代行が自ら説得にあたるとしているが、『生涯ホースス』を貫くかどうかはまだ分からない。本人いわく、「獲ってから考える」とのことだ(昨年12月福岡のトークショーで)。
 ほかにも、今季中に国内FA権を取得しそうな大物選手はいる。西武・中島、帆足、阪神・鳥谷、藤川、広島・永川勝、栗原など。西武・中島、阪神・藤川は『メジャー志望』が強いので、国内移籍はまず考えないだろう。杉内クラスの大物左腕が「去就未定」となれば、どの球団も獲得を検討するはずだが、阪神は『左投手の人材が豊富』でもある。「選手総年俸の減額問題もあり、重複する戦力は獲らないのではないか?」と見る向きもあったが、警戒を強める声の方が圧倒的に多かった。
 「先発に能見、岩田、新人の榎田と3人の左投手がいます。それにベテランの下柳も健在です。今年43歳になる下柳の後継として榎田を獲ったと思われますが、阪神の左の先発投手はあまり機能していません。昨季、能見は故障で長期離脱し、岩田も昨季は全く投げていません。新人の榎田は未知数ですし、中継ぎの小嶋が先発に復帰してくるとは思えません。杉内がFA権を行使するとなれば、阪神は本気で狙いに行くと思われます」(前出・在京球団職員)

 また、カブスの福留孝介外野手(33)も今季が4年契約の最終年だ。契約満了といえば、ヤンキース3Aの井川慶投手(31)もいる。メジャー復帰を視野に入れているマートン、右肩痛の爆弾を抱える金本など“現有戦力のダウン”を考えれば、阪神の今オフはかなり忙しいものとなりそうだ。まして、今年は変則日程で12月に日本シリーズが行われるため、補強に充てられる日数は例年よりも短くなる。したがって、例年以上に綿密な調査書をまとめておかなければならないのだ。その意味では、阪神が大阪メディアを使って“観測気球”を挙げたのは間違いではないだろう。

 「近年の阪神は補強次第というか、新加入の選手の活躍如何で優勝が決まっています。補強費や生え抜き選手の査定に対する不満、外様ばかりになった現状に批判的なファンも少なくありません。慎重に調査を進めるしかないでしょう」(プロ野球解説者の1人)
 まずは、選手会長・鳥谷、守護神・藤川の残留を確実にしなければならない。
 「巨人も興味を示すでしょう。横浜、広島、ヤクルトも同様です。西武だって、杉内のFAは、正捕手・細川を横取りされたリベンジを果たす絶好の機会です。日本ハムもダルビッシュの米挑戦が表明すれば、新エースとして杉内を獲りに行くのでは」(前出・同)
 シーズン早々からFA取得選手の身辺調査とは…。これも変則日程の影響だろうか。

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