○ パドレス 2-1 ドジャース ●
<現地時間8月22日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスが地区首位ドジャースとの本拠地3連戦を先勝。先発登板したダルビッシュ有投手(39)が6回1失点と好投し、今季3勝目を挙げた。
中4日で首位ドジャースとの再戦マウンドに立ったダルビッシュ。前回登板で2被弾を喫した初回は、先頭打者の大谷翔平を一ゴロに打ち取るなど三者凡退。2回表も打者3人を打ち取り、課題の立ち上がりを無失点とした。
3回表、一死から新人フリーランドに1号先制ソロを浴びたが、結果的に許した安打はこの一本のみ。一死一塁で迎えた大谷との2打席目では、内角ボールゾーンのカットボールを痛烈に弾き返されるも、右翼手タティスJr.の正面に飛んで右直。2番ベッツを三ゴロとし、最少失点で切り抜けた。
4回表は3番スミス、5番テオスカー・ヘルナンデスから三振を奪い、クリーンアップの好打順を封じた。打線が4回裏にマニー・マチャドの同点適時打、ザンダー・ボガーツの犠飛で逆転に成功。援護を貰ったダルビッシュは直後の5回表、先制弾のフリーランドを三球三振に仕留めるなど、この回も三者凡退に抑えた。
1点リードの6回表、先頭の9番ケネディにレフト前へのライナーを運ばれるも、左翼手ギャビン・シーツがスライディングキャッチに成功。ダルビッシュもマウンドから拍手を送り、バックの好守備を讃えた。続く大谷を四球で歩かせたが、2番ベッツを三ゴロ併殺に打ち取り、この回限りで降板。6回74球を投げて1被安打、2四死球、5奪三振、1失点という投球だった。
その後、パドレスは7回表をジェーソン・アダム、8回表をメイソン・ミラーが盤石の無失点リリーフ。1点リードの9回表には守護神ロベルト・スアレスが二死一、三塁とピンチを招いたが、最後は5番テオスカー・ヘルナンデスを空振り三振に仕留めて4連勝。今季成績73勝56敗でドジャースと並び、同率首位に再浮上した。
ダルビッシュは現地17日の前回対戦で4回4失点を喫するも、本拠地ペトコ・パークで見事リベンジを果たし、6月30日の今季初勝利から3連勝をマーク。ここまで9試合に登板して3勝3敗、防御率5.36を記録している。