板野は2021年1月、プロ野球・ヤクルトスワローズの高橋奎二と結婚。同年10月に長女の誕生を報告し、翌22年からは自身が手掛けるファッションブランド「ROSY LUCE」を設立し、二足のわらじを履くキャリアウーマンだ。幸せ絶頂の板野だが、その一方で球団側は手を焼いているようだ。
2021年11月、ニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)は「今季は球団と番記者の関係がピリピリしっぱなしだった」とつづり、「両者(板野とヤクルト)の対立は、開幕を控えた2月にスポーツ紙が出したある記事が端緒」と報じている。
記事によると、〈ヤクルト・高橋、ヘビロテ宣言 開幕ローテからフル回転へ3つの決意〉というタイトルについて球団がとがめたという。AKB48のヒット曲「ヘビーローテーション」に引っ掛け、何度でも登板してやるぞという高橋の意気込みを伝えようとする内容だったというが、「これが高津(臣吾)監督の逆鱗に触れた」と、“某紙のデスク”のタレコミを掲載している。
そして、「すぐにその社のキャップが呼び出され、高橋は大事な時期にあるんだから、芸能人との絡みで面白おかしく書くのは止めてほしいと、厳しく申し渡された」とのうわさだ。その結果、ヤクルト側のメディアに対する警戒姿勢は、シーズンに入っても続いたといい、好不調の波が生じた高橋投手はリーグ戦終盤の10月まで登録と抹消を繰り返したことが原因で「球団から、高橋と板野に関する記事を書かないよう内々の通達まであった」という。
そして翌11月、クライマックスシリーズ第2戦に先発し勝利を収めた高橋投手が、試合後のヒーローインタビューでフジテレビのアナウンサーに「奥さまに一言」と水を向けられると、神宮球場で観戦していた板野に向かって手を振り、「(妻は)宝物です!」と声を張り上げたのだ。
この掛け合いに球団広報が反応し、「今度はフジが板野と出川(哲朗)を球場に案内してダシに使ったとばかりに『締めてやる!』と、すごい憤りようでした」といった関係者の声を報じた。
「スポーツ紙各紙は〈ヤクルト高橋がお立ち台で妻の板野友美に手を振り『宝物です』と叫ぶ〉〈板野友美も応援来た〉とタイトルに板野の名前を出して、ネットで速報を飛ばしたのですが、これらの記事はいずれも削除されるか、タイトルと内容が変更されたのです。理由は、球団から“お達し”があり各社一斉に記事を取り下げたとのことです」(スポーツ関係者)
その真相を球団広報部に確認した週刊誌「女性セブン」(小学館)は、「スポーツ報道で板野さんの名前を出さないようにお願いしたのは事実です。結婚後、しばらく経っても高橋の記事で板野さんのお名前を出している記事が多かったので。球団としてスポーツはスポーツで、芸能は芸能で分けて報じるべき」との回答があったと伝えている。
しかし、懲りない板野は2023年1月、ヤクルトのハワイへの優勝旅行に同行し早速、自身のインスタグラムに水着姿を投稿。一部では高橋投手から「妻と選手をからめて書かないでほしい」と連絡があったとも報道された。
冒頭番組で、「私たち夫婦は、家賃プラス養育費、全部合わせたのを折半している」と明かした板野。“のろけ話”もいいが、スポーツ選手を支える妻が目立ってどうする。