スポーツ
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スポーツ 2019年09月02日 22時30分
三冠も視野?棚橋弘至、苦手のザックから“柴田が巻いていた”ブリティッシュ王座を獲得!
新日本プロレス初のイギリス大会『NJPW Royal Quest』が日本時間1日、ザ・カッパーボックスで開催され、セミファイナルでブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.に、棚橋弘至が挑戦するタイトルマッチが行われた。 8.11東京・日本武道館大会で行われたタッグマッチで、棚橋がザックから3カウントを収め、翌12日の武道館大会では、ザックがブリティッシュヘビー級王座の次期挑戦者として棚橋を逆指名。真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』では公式戦4勝5敗に終わり、連覇の道が途絶え“次の光”を探そうとしていた棚橋にとっては願ってもないチャンスが舞い込んできたことになる。 イギリスはザックにとって地元なのだが、2012年のロンドンオリンピックでも競技で使用された会場に集まった6,119人(満員)のファンは、日本から直輸入された『ニュージャパン』の世界を純粋に楽しみにしていた。棚橋の入場テーマ曲に合わせて手拍子が沸き起こり、ザックには日本よりも大きなブーイングが起こった。ひと昔前であれば、たとえヒールレスラーであっても地元の選手が応援され、日本人レスラーはブーイングを浴びていたものだが、時代が変わった証である。ファンは“ニュージャパンのエース”タナハシをスーパースターと見なし、憧れの眼差しで声援を送っていた。 直前の前哨戦ではザックが勝利を収めており、やはり棚橋にとってザックは自他ともに認める「苦手なタイプ」であることに違いはない。また満身創痍の棚橋にとっては、ザックの予測不能かつバラエティーに富んだ関節技の数々で、再び欠場に追い込まれるリスクもある。本当に厄介な相手なのだが、この日はザックのバリエーションに富んだ関節技をあえて引き出しながら、隙を突く作戦で理詰めの闘いを展開していく。ザックとグラウンドで渡り合うことで、棚橋が新日本で学んだグラウンドテクニックを世界にアピールしているようにも見えた。 試合は中盤からザックも棚橋の土俵に上がって張り手を繰り出すが、棚橋の「諦めない気持ち」は揺るがず。最後は渾身のハイフライフローがズバリと決まり、ファンと一緒にカウント3。棚橋が初のブリティッシュヘビー級王座を戴冠した。怒り狂いながら退場するザックを横目に、タイトルコレクターとして新たに加わった同王座のベルトをギターに見立てて、棚橋はエアギターを披露。ザックは次期シリーズでのリターンマッチを要求している。 棚橋は「このベルトとつながっているのは、月イチでイギリスに来られる(権利がある)ことと、(同期で長期欠場中の)柴田勝頼が巻いていたこと」とコメントした。来年1月のダブルドームに向けて、IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座と合わせて、三冠統一王座も視野に入れていると言われている棚橋の野望は、そう簡単に崩れることはないのではないか。そう感じさせるほどの完勝劇であった。 これで今年の両者のシングル戦績は棚橋の2勝1敗だ。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月02日 19時30分
試合が崩壊したことも? 広島、観客による投球後の“目つぶし”に「わざとだろ」批判の声 迷惑行為止まず
先月30日〜今月1日にかけ、広島・マツダスタジアムで行われた広島対DeNAの3連戦。このカード中に一部ファンがフラッシュを用いて撮影したとみられ、ネット上のファンの間で物議を醸している。 ネット上にアップされた動画によると、当該行為が確認できるのは31日、1日の試合で、場面はいずれも広島の攻撃中。相手・DeNA投手のリリース後、それに合わせるかのようにバックネット裏からフラッシュが複数回光っており、1日の試合では球審が一度試合を止め直接注意に向かう場面もあった。 また、現地に居合わせたファンがネット上に寄せた声によると、同様の行為は30日の試合でも複数回見られた上、その全てが同一人物によるものであったという。 相手投手に対して行われた“目つぶし”に、ネット上のファンからは「カメラの設定ミスかもしれんが、それにしてはフラッシュの回数が多すぎる」、「絶対わざとだろこれ、何考えてるんだ」、「そんな卑怯な手を使ってまで勝ちたいか?」、「自分たちの本拠地だからって何でもやっていいわけじゃないぞ」といった批判が殺到。 また、広島ファンからも「同じチームのファンとは思えないほど恥ずかしい」、「ファン全体のイメージが悪くなるから勘弁してくれ」、「こんな奴はファンじゃない、一刻も早く球場を出禁にしろ」といったコメントが数多く寄せられており、擁護の声はほとんど見られなかった。 広島を含めたセ・パ12球団は、いずれも球場内でのフラッシュ撮影、レーザーポインターの使用などを固く禁止している。光が投手や野手の目に入ることで、試合進行・展開に影響が出る恐れがあるためだ。 過去には、こうした妨害行為が実際に影響を与えてしまった事例も存在する。1997年8月5日、大阪・大阪ドーム(現京セラドーム大阪)を舞台に、巨人主催で行われた巨人対ヤクルトの一戦。ヤクルト2点リードで迎えた3回裏無死、ヤクルトの先発・吉井理人に対し、何者かがバックネット方向からレーザーポインターを照射。これを右目に受けた吉井は、球審に対し光線の方向を指さしながら抗議を行った。 その後気を取り直して投球を再開した吉井だが、光線が目に入ってしまった影響は大きく2失点を喫しこの回限りで降板。同点に追い付かれたチームは試合に敗れ、さらに犯人も見つからずと、なんとも後味の悪い結末となってしまった。 今回のフラッシュ撮影が故意によるものなのか、それとも過失によるものなのかは現時点では不明。しかし、いずれにせよ球場内では禁止されている迷惑行為であるため、球団側も何らかの対策をとる必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月02日 17時30分
DeNA、猛暑の8月を貯金1で乗り越えた!ラミレス・マジックで奇跡の逆転優勝へ
ベイスターズは敵地広島で迎えた、3位カープとの直接対決を2勝1敗で勝ち越し、2位キープに成功した。 8月の成績は14勝13敗となり、貯金1で終えた。スワローズとタイガースの下位球団に3タテを喰らい、ガタガタと崩れかけそうな時も、直後のカープ、ジャイアンツ相手に勝ち越し、なんとか踏ん張った。暑さの厳しい夏場。ドームでの試合は6試合のみ、しかもレギュラーキャッチャー・伊藤光、不動のサード・宮崎敏郎、剛腕セットアッパー・スペンサー・パットンをいずれも骨折で欠いた状況での戦いで、貯金を増やせたことは大きい。 それは、ラミレス監督の思い切った采配によるところが大きいだろう。8月のチーム打率.238でリーグ5位。同じく防御率は4.61で最下位。その中で2番サード・筒香嘉智に始まり、相手ピッチャーにより左バッターを7人並べる、先発で結果を出していた石田健大を再び中継ぎに戻すなどの“ラミレス・マジック”で、チームに勝利をもたらした。 また、いわゆる伏兵の活躍も目立った。8月10日にはドラフト2位ルーキー・伊藤裕季也がプロ1号2号のマルチホームランと派手な活躍。28日は延長12回2アウトから、山本祐大がサヨナラヒットを放つ。守備が自慢の柴田竜拓も、29日のゲームで猛打賞。フル回転の中継ぎ陣の中、今年は武藤祐太と国吉佑樹が“しびれる場面”での登板で結果を出すなど、ヒーローが日替わりで誕生することも、全員で戦ってきた証拠であろう。 シーズンも終盤に入り、指揮官からは「Day by day」と口にする場面が増えた。首位のジャイアンツとのゲーム差は4。直接対決を6ゲーム残しているだけに、大逆転優勝の目も大いにあるが、まずは9月3日からの「苦手」タイガース戦を落とすわけにはいかない。今年も7勝13敗1分とカモにされているが、胸突き八丁の9月、知将はどのように虎退治を考えているのか。そのタクトに注目したい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年09月02日 12時00分
張本氏、メジャーリーグ大谷翔平のコーチと選手に「何やってんだ」 “全て推測”と批判の声も
1日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がメジャーリーグの選手とコーチを厳しく叱責するシーンがあった。 まずやり玉に上がったのは、今年は指名打者一本で出場している大谷翔平選手の所属する、アナハイム・エンゼルスのバッティングコーチ。張本氏は大谷の打撃フォームについて、「崩れてる」と指摘を入れる。関口宏の「どう崩れましたか?」という質問に、「全体的に」と話す。 そして、「しっかりね、サポートして教えているコーチがいればいいんだけど、アメリカはあんまり言わないからね。全然言わないから。聞いたら言うというコーチですから。それで結構な給料をもらってね、ホントに何やってんだと思うくらいですよ」 と、大谷が打てないことは、「打撃コーチがフォームを教えないから」と結論づけた。 さらに、今週の珍プレーを取り上げる場面では、サンディエゴ・パドレスの選手が左中間に長打を放ち、二塁を蹴って三塁に向かう途中、スパイクが脱げて転倒してしまう様子を取り上げる。 これを見た張本氏は「喝」を入れると、 「スリッパ履いて野球やってんじゃないんだから。アメリカの選手多いんですよ、ピッチャーの中にいるんですよ。日本ではわらじでもじっくり締めてね旅に行くのに、運動するのに脱げるような靴を履く。自己管理をしないと」 と厳しく批判。さらに、外野手が守備につくと、色の違う別のスパイクを着用したことを見て、 「グローブでも靴でも大雑把なんだね。あるものを履いたりするんだね。(中略)別な靴履いてるもんね、青い靴。逆だろっつんだよ。だからしっかりね、紐を結んでほしいわね」 とメジャーリーガーの道具の使い方について苦言を呈し、「紐を結べ」と説いた。 張本氏の直言に、ネットユーザーからは「靴が壊れたんでしょう。そもそもその選手のものかどうかもわからない」「全て推測でそこまで言うのはちょっと…」「全員がそういう選手ではないと思うけど…」「緩くしているのには何か理由があるのでは?」「日本にも大雑把な選手はいるでしょ」など反論が並んだ。 アメリカ・メジャーリーグの選手というだけで、厳しい批評を続ける張本氏。もう少しリスペクトしてもいいように思えるのだが…。
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スポーツ 2019年09月02日 11時30分
「見たらハマる!」今年で16回目、みやざきフェニックス・リーグの日程&概要が決定!
日本野球機構(NPB)は、今年のオフシーズンに開催される『第16回みやざきフェニックス・リーグ』の日程と概要を発表した。 主催は一般社団法人日本野球機構、イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ、みやざきフェニックス・リーグ支援実行委員会が名を連ね、シーズン終了後の10月7日(月)〜28日(月)まで、22日間に渡って開催される。 参加チームは、イースタン・リーグから、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、千葉ロッテマリーンズ、横浜DeNAベイスターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、北海道日本ハムファイターズの7球団、ウエスタン・リーグから、阪神タイガース、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズ、広島東洋カープ、中日ドラゴンズの5球団、韓国プロ球団から、斗山ベアーズ、ハンファイーグルス、サムスンライオンズの3球団。そして、独立リーグから、四国アイランドリーグplus選抜が参加。 キャンプ地でお馴染みの宮崎市のSOKKENスタジアム、清武総合運動公園第2野球場、アイビースタジアム、生目の杜運動公園第2野球場、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎、KIRISHIMAひむかスタジアム、西都市の西都原運動公園野球場、日南市の天福球場、南郷スタジアム、日向市のお倉ヶ浜総合公園野球場と、宮崎県4市の球場をフル活用して、プロ野球を“堪能”出来る。 このフェニックス・リーグ、なんと入場は無料。イースタン、ウエスタンという呼び方からも分かるように、ファームの選手による教育リーグなのだが、CS(クライマックスシリーズ)のファイナルステージ進出を先に決めたチームは、実戦感覚を忘れないように、フェニックス・リーグで一軍のラインナップを組んでみたり、主力投手が調整登板することもしばしば見受けられるため、フェニックス・リーグは、「一度見たらハマってしまう」禁断の果実だと語るファンも多い。CS進出を逃したチームは、一軍の選手でも若手選手は主力であってもほとんど出場しており、また、CS終了後には、日本シリーズに出場しない若手選手が途中から合流することもある。ただし、シーズン中に登板が多かった投手に関しては免除される可能性が高い。 2020年にブレイクする選手が何人も出場するのは間違いなく、秋季キャンプの前に今年最後の“野球漬け”になるのも悪くないだろう。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月01日 06時30分
9.16RISE幕張大会で那須川天心と世界一を争う志朗が白馬村でキャンプ!TEPPEN勢も参加
“神童”那須川天心と、RISEワールドシリーズ2019 -58kgトーナメント決勝戦(9月16日)を争う志朗が8月9日から3日間、長野県白馬村でトレーニングキャンプを行ったことが明らかになった。 2人はキックボクシング団体RISE『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』千葉・幕張メッセイベントホール大会で相まみえる。志朗はタイを拠点としたムエタイファイターとして知られる26歳。キックボクシングではプロデビュー以来、22試合17勝1敗4分けの好成績を残している。志朗に唯一の土をつけたのは江幡塁のみ。江幡はKNOCK OUT『K.O CLIMAX 2019』(8月18日)で行われた初代スーパーバンタム級王座決定ワンデートーナメントで、小笠原瑛作との死闘を制し新王者に就いた。江幡は天心に直接「闘いたい」と意欲満々で、先日も改めて「天心戦」を訴えたばかりだ。 しかし「天心戦」の切符は、RISEワールドシリーズの-58kgトーナメントで勝ち上がり、決勝に進出した志朗が先に手に入れた。RISEルールで決勝に進んだ志朗だが、「天心君とやるならボクシングの練習をしなきゃいけない」と、7月の準決勝終了後に話している。そこで今回は、プロボクシング世界王者、井上尚弥のバンテージ巻きとしても有名な永末“ニック”貴之トレーナーのトレーニングキャンプに参加した。 永末トレーナーはキックボクシング、ボクシング、MMA、空手など格闘技の選手だけではなく、他スポーツの選手の指導にも当たっている。天心のフィジカルも担当しているとあって、交流があるTEAM TEPPENの“ヴァンパイア・プリンス”白鳥大珠、結城将人、工藤red玲央ら、天心の“同門”に当たる選手たちも一緒に参加。白鳥も-61kgトーナメントの決勝に進出、天心・志朗とともに9.16幕張大会で、梅野源治と世界一の称号を争う。 永末トレーナーが掲げたキャンプのテーマは「限界を超えろ」。早朝の第1部ではスキー場横の坂道の往復走で、参加者は全員息を上げていたが、志朗は強度を上げて、レブナマスクを着用して走っていたという。昼の第2部、夕方の第3部では現地の体育館を借りてマススパーや体幹トレーニング。ここでは、志朗対白鳥などTEAM TEPPEN勢と拳を合わせる場面もあった。 「今回のトーナメントに参加することになってから大きな変化を感じます。特にこの間のルンキット戦でのモチベーションは高かった。そのおかげで体つきも変わったと思います」 6月上旬にも志朗のトレーニングを見ている永末トレーナーは志朗の成長ぶりを認めている。天心陣営は志朗の決勝進出を「想定内だった」としている。天心が提唱したトーナメントなだけに、入念な準備をしてくるのは間違いない。だが、日本ではなかなか脚光を浴びるチャンスがなかった志朗の眼差しには、これまで天心が対戦した日本人選手とはひと味違う鋭さがある。2人と接点を持ち「天心戦」を見据える江幡塁にとっても注目の一戦になるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月31日 11時30分
“高額転売”を認めた? プロ野球、パ3球団と『チケスト』の提携が物議 定価以上OKの思惑は
日本ハム、ロッテ、オリックスの3球団が29日に発表した、チケット売買サイト『チケットストリート』との提携がファンの間で物議を醸している。 『チケットストリート』は、チケット売買仲介サービスを手掛ける大手サイト。スポーツやコンサートなどのチケットが、出品者・購入希望者の間で数多く取引されている。 上記の3球団は、今回の提携をそれぞれの公式サイト上で発表。ロッテの公式サイトによると、今回の連携の背景には「スポーツ観戦チケットを取り巻く利用者のニーズや展開されているサービスなど様々な環境変化」があったという。 一方、『チケットストリート』のリリースでは、今年6月施行の「チケット不正転売禁止法」で、主催者側にもチケットリセール環境の整備などに向け努力が求められるようになったことが提携の理由としている。転売目的の大量購入で品薄となり、それが転売品の値段高騰にもつながっている現状が背景にあることは想像に難くない。 この提携により“公認リセールパートナー”となった同サイト上では、3球団のチケット売買は今後「球団公認」として扱われるようになるとのこと。加えて、チケット買い占めなどの不正行為について、3球団を交えた上で対策を検討できるようになるという。 しかし、同サイト上のチケット出品状況を見ると、今現在も数多くの高額転売チケットが存在している。例えばロッテの場合、チーム一筋26年の大ベテラン・福浦和也の引退セレモニーが予定される試合(来月23日、日本ハム戦)のチケットには、最も高額なもので定価の約8倍の値段がつけられている。 また、同サイトの提携リリースによると、チケット価格に関しては「購入価格にかかわらず、売り手が取引希望金額を自由に設定できます」とされており、日本ハムのサイト上にも「対象試合の該当チケット価格相応での譲渡を推奨いたします。※チケットストリートのシステムにおきましては、出品時に希望取引価格を設定できる仕組みになっています」と同様の記載がある。定価での販売が必ずしも義務付けられていないということを考えると、不正転売はともかく高額転売の撲滅に効果を発揮するかどうかは全く不透明だ。 以上のような事柄が影響したのか、今回の提携を受けてネット上のプロ野球ファンからは「取り組みはいいけど提携先がダメ」、「定価販売じゃないなら全く意味がない」、「なぜ高額転売を放置するようなサイトを選んだのか」、「こんなところと組むぐらいなら新しくサイト作った方がマシ」といった批判が噴出している。 今回参加していないパ・リーグのソフトバンク、西武、楽天のうち、ソフトバンク(ヤフーチケット、チケットマッチング)と楽天(楽天チケット、電子チケットリセール)は親会社、もしくはグループ会社がチケット売買サイトを運営しているが、どちらのサイトも定価リセールのシステムを設けている。定価での販売に限定することも十分可能なだけに、なぜそうしないのか、とファンに不信感を持たれるのも致し方ないのかもしれない。 前述の提携リリースを見ると、『チケットストリート』は今回の提携に関して「成約チケット価格の5%(税別)+公認サービス利用料(税込500円/枚)+決済手数料3%(税別:最低300円)」という内訳の手数料を設定している。もしかすると、定価販売に限定しない理由はこのあたりにあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年08月30日 22時00分
角界が頭を抱える“ごっつぁん”と“闇営業”の難しい線引き
大相撲は年間6場所あるが、連日満員の大盛況だ。それにケチをつけるつもりはないが、当然、力士と後援者、タニマチとは昔から切っても切れない関係だ。タニマチの支援がなければやっていけない。というのも、吉本興業の「闇営業」問題が角界にも飛び火しているからだ。 すでに大相撲界はヤクザや反社会的勢力との接触を禁じており、会場への入場も拒否している。しかし、金をもらっての飲み食い、いわゆる「ギャラ飲み」「ギャラ食い」は、いまだに横行している。「タニマチから、『食事しよう』と声をかけられて断る力士はまずいません。散々、食ったり飲んだり歌ったりして、帰りにタクシー代や小遣いをもらうのも、これまた常識。問題を起こした吉本芸人と少しも変わらないんです」(担当記者) 吉本芸人のような過去の問題写真が、いつ暴露されても、おかしくない状況に置かれているのだ。「吉本興業の一件でも分かるように、ヤクザや反社は表向き一般人を装って近づいてくる。“ギャラ飲み”に慣れた力士たちは脇も甘い。今後、マスコミにも狙われるはずです」(同) このため、夏巡業初日の7月28日、春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)が、参加する全力士を集め、吉本興業事件を引き合いに出して異例の訓示を与えた。「写真撮影など、ファンサービスと思っても、相手次第では交友関係としてとらえられることがあるので、十分気をつけるように」 これを聞いた力士会会長の鶴竜は次のように話した。「変な写真を取られないように、自分の行動に責任を持ってください、ということ。バシャッと撮られても、ちゃんとしていれば大丈夫だと思います」 この春日野巡業部長の先制パンチが効いたのか、今のところ問題なし。もっとも長距離移動の連続で、夜の外出もままならない巡業だから、それも当たり前。むしろ問題はこれからだ。「東京に戻り、8月25日の『KITTE場所』で夏巡業は打ち上げになる。手ぐすね引いて待っているタチマチもいるはずだが、肝心の力士たちはビビってるよ」(協会関係者)“ごっつぁん”と“闇営業”の難しい線引きに角界親方は頭を痛めている。
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スポーツ 2019年08月30日 17時30分
新日本ジュニアの世界に戻ったオスプレイ、スーパーJカップ優勝のファンタズモと抗争!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』に、鷹木信悟とともにジュニアヘビー級代表として出場したIWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイ。オスプレイは今年の1.4東京ドーム大会で、憧れだった飯伏幸太を破り、NEVER無差別級王座を獲得するなど、ヘビー級の選手を相手にしても通用することは証明済みだっただけに、G1でどこまで闘えるのか期待されていた。 結果、SANADA、バッドラック・ファレ、KENTA、そして最終戦では棚橋弘至から完璧なフォール勝ちを収める快挙。10選手中7人が並んだ4勝5敗の組の中に入ってみせた。敗れはしたが、兄貴分であり同じCHAOSのIWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカをあと一歩まで追い込んだ。G1を経て自信をつけたオスプレイがその後、どんな道を選択するのか気になるところだったが、結局、ヘビー級転向を宣言した鷹木とは違ってアメリカで初開催されるジュニアオールスター戦、スーパーJカップにIWGPジュニアヘビー級王者として出場し、優勝すると宣言した。 Jカップではベスト4まで順調に勝ち上がったが、準決勝(日本時間26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス)のエル・ファンタズモ戦で、石森太二が乱入。この隙をついたファンタズモのCR Ⅱが決まり、オスプレイはまさかの準決勝敗退。同日に行われた決勝戦ではファンタズモとドラゴン・リーが対戦したが、マスク剥ぎ、急所攻撃とラフ殺法のやりたい放題で、ファンタズモがリーにもCR Ⅱを決めて優勝してしまった。 ファンタズモは試合後のセレモニーに登場したプロデューサーの獣神サンダー・ライガーを挑発。怒ったライガーが去ると、今度はオスプレイを挑発し、IWGPジュニア王座への挑戦を表明した。 ここで現れたオスプレイを、石森とともに滅多打ちにすると、ファンタズモへの不信感を持ったことがきっかけでバレットクラブからCHAOSに移籍したロビー・イーグルスがオスプレイを救出。31日のイギリス・ロンドン大会で、オスプレイ&イーグルス対ファンタズモ&石森が電撃決定した。ロンドン大会の行方によっては、次期シリーズでオスプレイとファンタズモのタイトルマッチが組まれる可能性もある。 10月シリーズでは『スーパーJr.タッグリーグ』の開催も決定しているだけに、ジュニアの世界に戻ったオスプレイにとって息をつく暇はない。東京ドーム大会に向けたオスプレイの物語は、ファンタズモとの抗争から始まる。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月30日 11時40分
阪神、「ドラフト成功」は藤浪次第? メジャー志向の強い今時球児を確実に入団させるには
藤浪晋太郎(25)の先発マウンドが、阪神の近未来を左右しそうだ。 8月1日の中日戦でチャンスをもらったが、8四死球と、課題の制球難を克服できず、そのまま二軍へ。以後、ファームでの調整が続いていたが、再昇格のアピールができないでいた。31日のソフトバンク二軍との一戦をモノにできなければ、終盤戦は「もう1敗もできない試合」が続くので、今季中の一軍復帰は難しくなる。 「右肩の不調で、大黒柱のメッセンジャーが帰国しています。シーズン終了まで間に合いそうにありません。このまま、退団してしまうのでは」(在阪記者) だから、藤浪にもう一度チャンスが巡ってきたとも言えるが、この“昇格テスト”にコケた場合、ドラフト会議の1位指名の選択も変わってきそうだ。 「高校生投手が指名しにくくなります。高卒4年目の望月惇志がプロ初勝利を挙げるなど、若手投手も育っているんですが、藤浪がスランプに陥り、もう4年が経とうとしています」(前出・同) 今年も将来性豊かな高校生投手が多い。特に令和の怪物・佐々木朗希、星稜・奥川恭伸に注目が集まっているが、これも現代っ子の発想なのだろう。特定球団に対する強い思い入れを持つ球児が少なくなってきた。「指名されたところに行く」と考えているのだ。 ここ数年、高校野球専門誌で紹介された何人かの有名選手にインタビューしてきたが、「希望球団」について質問すると、判で押したように「特にありません」と返ってくる。「なら、好きなプロ野球チームは?」 「プロ野球中継は、あんまり見ないんで」 「見るのは、メジャーリーグ中継?」 「そうです」 日本のプロ野球よりも、メジャーリーグ。そういう発想のようだ。特定球団以外の入団を拒否する選手もゼロにはなっていないが、「プロ野球よりもメジャー」の発想はプロ野球スカウトにとっては、むしろ有り難いことかもしれない。1位指名の抽選に当れば、確実に入団してもらえるのだから…。 「いや、学校指導者の中には、12球団OKではない人もいます。かわいい教え子を、育成の巧くいっていない球団に行かせたくないとし、いろいろと助言をしているようです。とはいっても、ほとんどの球児が12球団OKですから、そういう空気を察し、他の選手に乗り換えています」(球団スタッフ) 長いスランプから抜け出せない藤浪を見て、阪神からのドラフト指名に難色を示す指導者も出てくるのではないだろうか。 長く、先発ローテーションを支えてきたメッセンジャーの今後も気になる。そうなると、阪神は「将来性の高校生投手」よりも、即戦力となる大学生か、社会人の投手の1位指名を考えてくるだろう。 「鳥谷、福留の両ベテランの去就も囁かれています。外国人選手の好不調に左右される攻撃陣の現状を変えるためにも、好打者を指名したいようですが」(前出・在阪記者) U-18野球W杯を戦う球児たちは、マスコミのいない宿舎内で“進路”について語り合うという。佐々木、奥川らの目に、伝統球団・阪神はどんな風に映っているのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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