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ガチンコ化推進で復興図る大相撲技量審査場所にみる、ある傾向

 八百長問題で存亡の危機に揺れ、全席入場無料の一般公開の「技量審査場所」を開催して再起を図る国技・大相撲。八百長を一掃すべく、土俵上のガチンコ化を推進しているのはご存じの通りだが、当然相撲内容にも変化が出ているという。技量審査場所の土俵では、相撲の決まり手の定番中の定番である「寄り切り」と「上手投げ」の二つが激減しているというのだ。そしてこの二つの技は、実は八百長相撲の決まり手の定番としても知られている。要するに、最も打ち合わせ通りに決まりやすいのが、「寄り切り」と「上手投げ」なのだ。

 思い起こせば、かつて寄り切りと上手投げを最も得意とし、貫禄の横綱相撲を見せていたのが、優勝31回の国民栄誉賞受賞者、昭和の大横綱・千代の富士だった。しかし千代の富士(現・九重親方)といえば、今や八百長問題の責を問われ、理事の座を追われた身の上。ガチンコ化が進み、寄り切りと上手投げが減った土俵を、どんな気持ちで見ているのだろうか。

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