新日本
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スポーツ 2019年12月05日 17時30分
RIZIN大晦日、那須川天心の相手は“日本人最強”江幡塁!武尊戦には消極発言
総合格闘技イベントRIZINは5日、都内の目黒雅叙園で会見を行い、『RIZIN.20』(31日、さいたまスーパーアリーナ)の那須川天心(TARGET/Cygames)と、白鳥大珠(TEAM TEPPEN)の対戦カードを発表した。 会見は前日に続き、2日連続。気になる天心の対戦相手は、KING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級王者の江幡塁(伊原道場)に決定した。江幡塁はWKBAの世界王者として双子の兄・睦(むつき)とともに強さを発揮しており、那須川陣営も早くからマークしていた。これまで天心と対戦した日本人選手の中では、最強と言っても過言ではないだろう。 塁は今年8月の初代KNOCK OUTスーパーバンタム級王者決定ワンデートーナメントで死闘の末、決勝で小笠原瑛作を破り初代チャンピオンになると、リング上で天心の名を挙げて、対戦をアピール。後日のインタビューでも「KNOCK OUTのチャンピオンとして、他団体のトップとやりたい。ベルトの価値を上げる意味でも那須川天心というピースは必要」と語った。今年9月には千葉・幕張メッセイベントホールで開催されたRISEワールドシリーズを観戦。那須川親子のもとを訪れ、対戦の意思を確認している。 会見で塁は「那須川選手は格闘技界を引っ張っている。スピード、パワー、テクニックも一流。キック伝統のぶつかり合う激しいスタイルを見せたい」と語ると、天心は「日本の格闘技は自分しか盛り上げられない。江幡選手は自分がデビューする前から試合をしていた強い選手。大晦日らしくぶっ飛ばしたい」と話した。 また天心は、普段交わらない新日本キックの塁と今回対戦することに関連し、K-1の武尊戦について質問されると「武尊選手と対戦することはないと思う。自分も今はそこまでやりたいとは思わない」と消極的。続けて「いつまでも日本にいるつもりはない。日本は江幡選手が引っ張ってくれればいい」と話し、改めて「江幡選手は強い」と塁の実力を認めていた。塁はKNOCK OUTとWBKAのベルトを「持っていきます」と断言した。 RIZINの榊原信行CEOは「最近は上の階級でやってましたけど、天心のベスト体重は55kg、江幡も同じぐらいですよね。この試合を通じて日本人で那須川天心に勝てる選手がいたんだということを、世間の皆さんにも分かってもらいたい。RIZINを軸に置くならば、天心にとって最強のチャレンジャー」と塁を絶賛した。 今回は塁にとっては未知のヒジなしのルールで行われるが、「しっかりと調整していく」と問題がないことを強調していた。なお、完全決着をつけるべく、3分3Rに1Rのエキストララウンドがつくスペシャルルールになったが、2人とも「延長前に決着をつける」と気合い十分だった。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月03日 19時32分
新日本・オカダ、見た目に反して“ビビり”だった? 『スッキリ』マンスリーレギュラー初出演を報告、今後も新しい一面に期待
新日本プロレスに所属するプロレスラーで、3日に『スッキリ!』(日本テレビ系)のマンスリーレギュラーに就任すると発表されたオカダ・カズチカ。同日午後に自身のツイッターを更新し、同番組出演の感想をつづった。 今回オカダがマンスリーレギュラーを務めるのは、毎週火曜日に映画や音楽などの情報を取り上げる「WEニュース」のコーナー。オカダは前日2日にリスの絵文字と共に「汐留にカネの雨降らせに東京戻ってます」とツイート。同番組に出演することを匂わせ、ファンの間で話題を呼んでいた。 初回の登場となったこの日、オカダはコーナーの企画として現在公開中のホラー映画『ドクター・スリープ』、アニメーション映画『幸福路のチー』の2作品を鑑賞。鑑賞前は「(怖いと感じるものは)今のところ見当たらない」、「僕は生まれた時にしか泣いたことがない」とそれぞれの映画に対し強気のコメントを残していたが、鑑賞中は怖さからか画面から目を背けたり、涙が出たのか目尻を小指で押さえたりと意外な姿を見せていた。 番組終了後、午後0時33分にツイッターを更新したオカダは、「ビビってないし、泣いてない!」と映画鑑賞時に自身が見せた反応について“釈明”。同時に、「また来週のWEニュースであいましょう」と、次回放送の視聴も呼び掛けていた。 今回のツイートを受け、ネット上のファンからは「朝からご苦労様でした!ホラー映画にビビるオカダさん面白かったです」、「来週もオカダさんの新たな一面が見られるのを楽しみにしてます」、「リアルタイムで見れないから毎週必ず録画します」といった声が多数。 また、「忙しい中しっかりメディアに出てくれて頭が下がる」、「今日も高知で試合なのに、その前に東京でテレビ出演をこなすのはすごい」、「試合と生放送の調整は大変だろうけど、体調に気をつけて頑張ってほしい」と、試合が控える中でのメディア出演をねぎらう声も数多く寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用についてオカダ・カズチカの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/rainmakerXokada
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スポーツ 2019年12月03日 17時30分
ライガー最後の大阪大会であいさつ「初めてIWGPジュニアを獲ったのも大阪」
新日本プロレス『ワールドタッグリーグ2019』▽2日 大阪・大阪市中央体育館 サブアリーナ 観衆1,277人 来年1月の東京ドーム2連戦で引退する新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーが、現役生活最後となる大阪での試合を2日、大阪市中央体育館で行った。この大会以降、“いまのところ”大阪での試合は他団体も含めて入っていないそうで、これが大阪ラストになる可能性が極めて高い。試合後にはあいさつの場が設けられた。 ライガーが出場した試合はオカダ・カズチカと飯伏幸太による来年1.4東京ドームの前哨戦となった。IWGPヘビー級チャンピオンのオカダはSHO&YOHと組み、飯伏はライガー&タイガーマスクのジュニア勢と組んだ。 このカードは最終戦となる広島グリーンアリーナ大会まで連日同じ組み合わせとなっているが、ライガーとオカダはこれまでなかなか対戦する機会がなかった。引退間近になって対戦機会が増えるのはまれなケース。今後のジュニアヘビー級を引っ張っていく若いSHO&YOHにとって、平成のジュニアヘビー級を引っ張ってきたライガーとこの時期に対戦するのは貴重な機会だろう。 この試合で、ライガーはオカダに掌底を見舞うなど飯伏のアシストに徹し、最後はボマイェからのカミゴェの必殺フルコースで、飯伏がSHOから3カウント。前哨戦を制している。 試合後、マイクを握ったライガーは「大阪のみなさん。本日は本当にありがとうございます。僕は、来年の1月4日、5日の東京ドームで引退します。なので大阪で試合をするのは、今日が最後になります。思い返せば初めてIWGPジュニアのベルトを獲ったのも、ここ大阪でした(1989.5.25大阪城ホール大会での馳浩戦)。僕の母親も(大阪の)柏原出身です。大阪はやはり思い出のある土地です。来年1月に引退しますが、それまでもうしばらくブッ飛ばしますので、応援よろしくお願いします。きょうはありがとうございました」とあいさつすると、入場テーマ曲『怒りの獣神』が大音量で流れ、手拍子とライガーコールが交差する中、ライガーはリングを後にした。 ライガー引退までいよいよ1カ月。1.5東京ドームの相手は果たして誰になるのか?引退ロードからまだまだ見逃せない。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月02日 22時30分
藤波ジュニアLEONAが鈴木秀樹と第1試合で初対決!リアルジャパン12.5後楽園
リアルジャパンプロレスは、5日に東京・後楽園ホールで開催する『初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.4』の記者会見を都内のホテルで行った。 既にメインイベントでは、レジェンド選手権試合として、王者の藤田和之に船木誠勝が挑戦するタイトルマッチが決定している。このカードは「出し惜しみをしない」ストロングスタイルプロレスのブレない姿勢が貫かれた夢のカード。藤田はPRIDEで、船木はパンクラスやヒクソン・グレイシー最後の相手を務め日本人で最も追い込むなど、お互いに総合格闘技のスキルは高い。その原点であるストロングスタイルプロレスで、どんな試合を行いどちらが最後にベルトを持っているのか興味深い。 今回の会見では、藤波辰爾の長男で、今年10月に1年3か月におよぶ長期欠場から復帰を果たしたLEONAが、第1試合で鈴木秀樹とシングル初対決を行うことが決定した。1980年代の新日本プロレスでは、若手同士による第1試合からピリピリと張りつめた空気感の中、派手さはないがプロレスの基本であるレスリングを中心にした試合が行われており、LEONAも鈴木もUWFインターナショナルなどで活躍した宮戸優光氏のもとで指導を受けていたこともあり、先輩にあたる鈴木のビル・ロビンソン氏直伝であるヨーロッパスタイルのレスリングに対して、LEONAがどこまでついてこられるのかがポイントになるだろう。 LEONAは「こうしてまたリアルジャパン、ストロングスタイルプロレスの中で自分の試合が組まれたということは、自分にとってもすごく意義を、そしてすごく特別に感じるものもあります。今回、鈴木秀樹さんとのシングル。これまで同じ道場に通って練習をしたということはありますが、鈴木さんとは違うタイミングでの入門ということもあり、そして、リングで対戦の形では触れ合うことはこれまでありませんでした。鈴木選手のリングでの強さ、レスリングに対する信念、そして、その日、ボクに対する気持ち、そういったものを自分のファイトを通して正面から鈴木選手にぶつけたいと思います。もう一度真正面からプロレスに向かい合うこのタイミングにこの対戦カード、自分にとって意義のあるカードとして当日、思い切ってプロレスをしたいと思います。10月27日、ドラディションの大阪で(獣神サンダー・)ライガーさんときっと最後になるかもしれない対戦をして、そのとき自分よりキャリアのある選手と向かい合うときに、遠慮であったり、そういったものをするべきではないと。怒りであったり気持ちであったり、もちろん技術もそうですけど、それをぶつけてこそプロレスだと。攻撃であったり言葉であったり、そういったもので自分自身すごく心に感じるものがありました。だからこそこの闘い、本当に正面からプロレスのリングで勝負したいと思います」と、今回の一戦への意気込みを語っている。 当日は全6試合が組まれているが、メインの次に注目されるべき試合は間違いなく、この第1試合になる。鈴木とLEONAによるストロングスタイルプロレスのオープニングマッチを堪能させてもらいたい。(どら増田)
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その他 2019年12月01日 18時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★「スターダム買収」はプロレス新時代の象徴
新日本プロレスが、女子プロレス団体の『スターダム』と、グループ化したことが話題になってるな。 正確にいうと、新日本プロレスを運営している「株式会社ブシロード」の、連結子会社である「キックスロード」が『スターダム』を買収したわけだ。 キックスロードは、キックボクシングイベント『KNOCK OUT』を開催している会社で、今回の買収を契機に「ブシロードファイト」という会社名になるそうだ。 要するに、新日本プロレスとスターダムが、ブシロード傘下の兄弟会社になったということ。 最初にこの話を聞いた時は、いいアイデアだと思ったよ。いま女子プロレスの人気は世界的に高まっていて、実際にスターダムからアメリカのメジャー団体に進出した選手もたくさんいる。このあたりで経営基盤をしっかりさせておくことは団体を守り、さらに大きくするためにも必要なことだと思う。 それに、スターダム代表のロッシー小川さんは見るからに大変そうだったからね。選手寮がないから、自分の家に練習生を住まわせて、それでトラブルになったという話を聞いたことがある。初期の頃はカネがないから家を抵当に入れて興行を打ったり、ギリギリのところでやってたみたいだから、ここまで漕ぎ着けたのは立派だと思うよ。 ただ、これでスターダムと、新日本プロレスの交流が始まると期待してるファンもいるみたいだけど、それはないと思う。 イベントとかでは一緒になることはあるかもしれないけど、リング上ではあくまで別団体だ。交わることはないだろう。でも、バックステージでは協力することもあるかもね。 そもそも、ああみえて新日本プロレスは、女子に対してのアレルギーがなくて、昔から女子団体と連携を取ることが結構あった。 30年くらい前に、『ジャパン女子プロレス』という団体ができたとき、新日本プロレスが立ち上げに協力したことがあった。猪木さんが、ジャパン女子の会場で挨拶したり、山本小鉄さんが女子選手の練習を見たりとかね。資本こそ入れてなかったけど、関係性は深かったんだよ。 新日本は女子プロレスをやらないし競合することもないけど、業界発展のために協力してたんだと思う。 それよりも今回のポイントは、プロレス団体が運営企業をバックアップに付けるという流れが加速しているということだろうね。 それこそ、新日本プロレスがユークス、そして、ブシロードの運営になったことから始まって、全日本プロレスもケーブルテレビ会社から出資を受けたり、NOAHも広告代理店のリデットエンターテイメントという会社が付いてる。DDTもサイバーエージェントのグループに入ったよね。ここにきて、女子プロレスにも、その波が来たってことだろう。 プロレス団体も、昔はドンブリ勘定がまかり通ってて、浮き沈みが激しかったけど、これからの時代はしっかりした経営ができるかどうかが重要。いままではテレビやメディアを味方につけた団体が「メジャー」と呼ばれてきたけど、今後は経営力が「メジャー」と「インディー」を分けることになるだろうね。********************************************蝶野正洋1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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スポーツ 2019年12月01日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「栗栖正伸」復帰後に覚醒した恐怖の“イス大王”
デビュー以来ずっと前座でくすぶったまま引退した栗栖正伸だが、FMWで復帰すると希代の悪役として覚醒。大仁田厚の敵役として猛威を振るい、さらに古巣の新日本プロレスでは、正規軍相手に名勝負を繰り広げるのだから人生は何が起こるか分からない。※ ※ ※ FMWというと電流爆破などド派手な過激デスマッチばかりで語られがちだが、大仁田厚が「おもちゃ箱をひっくり返したような」と称した草創期も、なかなか味わい深かった。 素人丸出しの女子選手や肩書だけの格闘家、謎の怪奇派レスラーなど、うさん臭い連中も多く、当時のプロレスファンやメディアからの評価は、一度引退している大仁田当人も含めてガラクタ同然であった。 しかし、マニアックなプロレスファンたちは、正統派一色のメジャー団体やスポーツライクなUWFでは飽き足らず、冷やかし半分、まるで見世物小屋へ行くような心持ちで、妖しさに満ちた初期FMWの会場へと足を運んだ。 そんなファンたちのどこか下世話な好奇心に応えるように、FMW側も男女合同興行や異種格闘技でのデスマッチ、格闘家によるバトルロイヤルやタッグリーグ戦など、次々と業界初の試みを展開していった。 また、大仁田自身が堂々と「自分は落ちこぼれで弱い」と言い放ったのも、強さの追求が当然とされてきたプロレス界においては画期的なことであった。 1989年10月、愛知県露橋スポーツセンターでの旗揚げ戦では、大仁田はメインで青柳政司に蹴りまくられてのTKO負け。その試合後には「ファンのみなさん、プロレスを汚してごめんなさい」と涙のマイクパフォーマンスを行っていて、これが後年の大仁田劇場へとつながっていく。 ところが、こうした大仁田の“弱さ”はファンの同情心をくすぐり、それと同時に敵対する相手を実績以上に強大な存在へと格上げすることにもなった。 青柳に続いてライバルとなった栗栖正伸も、そんな一人と言えようか。 相手を半殺しにするまでイスでぶん殴る試合ぶりから、付いたあだ名は“イス大王”。’90年1月7日に開催された「第1回総合格闘技オープントーナメント」(後楽園ホール)なる大会でも、柔道家や空手家、テコンドー、キックの選手らが参加する中、やはり栗栖は相手をイスでバンバン殴りまくって優勝している。「栗栖に言わせると、まともにプロレスができない相手ばかりだったから、イスで殴るしか試合のつくりようがなかったということですが、ともかく、それが栗栖の代名詞となっていきました」(プロレスライター) ’72年に新日本プロレスでデビューした栗栖は、ジャパンプロレスとともに全日本プロレスへ移籍した後、’88年に引退。これは実際のところ、全日からの厄介払いであった。それが復帰したFMWで覚醒したのは、やはり弱い大仁田のおかげとも言えそうだが、一方で栗栖が本来の持ち味をようやく発揮できたとする見方もある。「初の海外遠征となったメキシコではルード(悪役)として大活躍し、関係者からも『客を怒らせるツボを知っている』『狂気じみた本物のルード』などの高評価を得ています」(同)★死力を尽くした橋本戦で男泣き だが、当時の日本においては“悪役の所属選手”という概念自体がなく、また外国人の大型ヒールがたくさんいた時代に、小柄な栗栖では見栄えがしないとの判断もあっただろう。その才能を披露する舞台には恵まれなかった。 そうして新日、全日においては不遇なレスラー生活をすごした栗栖だが、FMWでの活躍によって古巣の新日から改めて声を掛けられる。 そして栗栖は、後藤達俊やヒロ斎藤、スーパー・ストロング・マシンらのユニットであるブロンド・アウトローズの客分として、アニマル浜口らとともに参戦することとなる。しかし、’90年6月の復帰初戦、両国国技館で待っていたのは満場の観客からの「帰れ!」コールだった。「当時の新日ファンにはインディーなど認めないという意識があり、大仁田相手にキャラ変更しただけの前座レスラーが、主役級の扱いを受けることへの反発は相当に強かった」(同) しかし、栗栖はそんな一種の偏見にもめげず、正規軍相手にイスを振るい続け、ヒール道を貫く姿勢は徐々に新日ファンの心境を変化させていく。 同年8月、後楽園ホールでの橋本真也とのシングル戦。敗れた栗栖は右脚ふくらはぎの筋肉断絶、勝った橋本も左手甲を骨折と、互いに重傷を負う壮絶な喧嘩マッチとなったが、その試合中から栗栖への声援が飛び交い始める。 当時25歳の有望株である橋本を相手に、真っ向勝負を挑む栗栖への最大級の賛辞。試合後、敗者へ向けて万雷の拍手が送られると、さすがの栗栖もこれには男泣きするばかりだった。栗栖正伸***************************************PROFILE●1946年11月15日生まれ。鹿児島県肝属郡出身。身長175㎝、体重100㎏。得意技/イス攻撃、栗栖スペシャル。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年11月29日 22時30分
スターダム新体制会見で、ジュリアと木村花が大乱闘!12.24対戦決定
女子プロレス団体スターダムは28日、都内の門前仲町で『スターダム新体制スタート直前戦略発表記者会見&調印式』を開いた。スターダムは12月1日より、ブシロードグループ傘下の株式会社ブシロードファイト(株式会社キックスロードから社名変更)が運営し、新体制として再スタートする。 会見には木谷高明オーナー、原田克彦社長、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーと、スペシャルサポーターに就任した元プロレスラーで声優の相羽あいなが出席した。相羽はスターダム2020年のテーマ曲も担当し、来年4.29東京・大田区総合体育館大会ではライブパフォーマンスも行うという。 会見では、新体制のスローガンとして「目指せ!新日本プロレス超え」と、「女子プロレスをもっとメジャーに」の2つを掲げた。木谷オーナーは「あらゆるスポーツが男女半々となりつつあるのが昨今の流れ。世界のマーケットを考えればナンバーワンになる可能性は十分ある」と語り、グループ会社の新日本プロレスを超えてメジャー化するのは決して「夢物語」ではないと力説。 またスペシャルコーチとして、元新日本プロレスで、現在はテレビ解説を務めているミラノ・コレクションA.T.氏の就任を発表。ミラノ氏はAKB48が出演したドラマ『豆腐プロレス』でコーチを務めるなど女子の指導経験もあり、「普通の人が3〜5年かかることを1年でできるような練習をしたい」とコメントしている。木谷オーナーも「ロジックな教え方をしてくれる」と語るなど評価が高い。 新体制第1弾となる12.24東京・後楽園ホール大会ではメインで、ワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優に、花月が挑戦。ワンダー・オブ・スターダム王者の星輝ありさに、小波が挑戦する。また、葉月の引退試合として、本人の希望で刀羅ナツコとの初シングルが決定した。 会見の最後で、アイスリボンから移籍騒動の末、最終的に円満退団してスターダム入団となったジュリアの入団を正式に発表。ロッシープロデューサーが、スターダムのジャージを渡すと、現在『テラスハウス』に出演している木村花が登場し「あんたのせいで、ウチらも迷惑してる。ハーフは1人しか要らない」とジュリアを罵倒。ジュリアも負けずに『テラスハウス』を引き合いに出し言い返すと、お互いに髪をつかみ合って大乱闘に。これは近年の女子プロレスでは見られないすさまじいものだった。 ロッシープロデューサーは、その場で両者に確認し、12.24後楽園大会でのシングル対決を決定。この一戦は緊張感あふれる危険な闘いになるニオイがプンプンする。この試合は観ておいた方がいい。 12月からはBS日テレ、TOKYO MXでのレギュラー放送も決定した。SNSでの発信も盛んで「まずは知ってもらいたい」という木谷オーナーの考えの下、大プロモーションを展開し、日常的にスターダムが目に入る環境を作っていく。スターダムは新日本を超えるムーブメントを築くことができるのか?12.24後楽園大会から新生スターダムが幕を開ける。(どら増田)
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スポーツ 2019年11月28日 17時30分
ノアのイッテンヨン、第1弾カード決定!杉浦対北宮のナショナル戦
プロレスリング・ノアは27日、『後楽園ホール Day1 NEW SUNRISE』(来年1月4日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードとして、GHCナショナル王者の杉浦貴に、マサ北宮が挑戦するタイトルマッチを発表した。 26日の新潟・新潟市体育館大会で、谷口周平を23分59分の激闘の末に破り初防衛に成功した初代王者の杉浦だが、試合後、北宮がサイトースープレックスで襲撃。場内がブーイングに包まれる中、マイクで挑戦表明をした北宮に杉浦は「絶対にこのベルト、渡さないからな」と宣言。タイトルマッチへの機運が一気に高まった。 今年のN-1公式戦初戦では杉浦が勝利を収めており、北宮にとっては連敗は避けたいところ。杉浦は「せっかくのタイトルマッチに水を差しやがって、やるんだろ?あのクソガキと。あんなことやったからには、ただじゃ済まさないからな」と制裁を宣言。カードが決定すると、自身のツイッターで「北宮君、新年だからエルボーのお年玉あげるね」と投稿するなど怒り心頭だ。年明けからすごい試合が見られるだろう。 この大会は真横の東京ドームで大会を開催する新日本プロレスと時間帯が重複するとあって、ノアは通常の後楽園大会よりチケットの価格設定を上げ、今後もビッグマッチ級のカードを発表する構えを見せている。翌1月5日も後楽園で『後楽園ホール Day2 REBOOT』を開催するが、こちらは昼開催のため、新日本とのハシゴ観戦は可能。ノアは2日連続で、後楽園を札止めにして2020年の旗揚げ20周年イヤーを華々しくスタートさせるべく、気合いを入れている。 2日の東京・両国国技館大会で、元新日本プロレスのマイケル・エルガンを相手にベストバウト級の試合を制して初代GHCナショナル王者に輝いた杉浦。続く防衛戦に、「このベルトを持っていることでGHC(ヘビー級王座)にプレッシャーをかけていく」と話した。エルガン戦、谷口戦同様、北宮戦も内容にこだわりたいところ。GHCヘビー級王者の若きエース清宮海斗にとっては、いい刺激になるはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年11月26日 22時30分
RISE世界S、白鳥大珠2階級制覇か?天心挑戦者決定戦開催、横浜ぴあアリーナMM初進出!
キックボクシングイベントRISEが25日、都内で『RISEワールドシリーズ2020』の開催会見を行った。 会見冒頭でRISEの伊藤隆会長は、優勝賞金1000万円を懸けた63kg級の世界トーナメントと、500万円を懸けた55kg級のアジアトーナメントを行うと発表。アジアトーナメントの優勝者は2020年内に“神童”那須川天心と対戦することが決定しており、事実上の挑戦者決定トーナメントとなった。天心はワンマッチでの出場となる。 注目すべきはオリンピックイヤーで押さえづらい会場だが、1回戦は4月中旬に大阪で開催する方向。そして準決勝は6月14日に神奈川・横浜ぴあアリーナMMに初進出。ぴあアリーナは来年4月に開業予定で、横浜・みなとみらい地区に建設中の多目的アリーナ。どの団体が進出するのか注目されていた。まだ新日本プロレスの来年のスケジュールは発表されていないが、格闘技界の初進出はRISEが果たすことになりそうだ。決勝は秋に東京で行う予定。 63kg級のトーナメントには、今年61kg級のトーナメントを制した“ヴァンパイア・プリンス”白鳥大珠が“2階級制覇”を目指してエントリー。RISEライト級王座を返上し、今回のトーナメント制覇に集中する。 トーナメントには、白鳥の他に、現在はK-1で活動している不可思、シュートボクシングの若きエース海人を破ったチャド・コリンズ(オーストラリア)をはじめ、新日本キックの重森陽太を倒したボルドバートル・アルタンドルグーン(モンゴル)、元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者のヌンラーンレック・ジットムアンノン(タイ)といった世界の強豪がエントリーした。 さらに白鳥が返上したRISEライト級王座決定戦は来年1.13東京・後楽園ホール大会で、秀樹と原口健飛の間で争われることになり、この試合の勝者もエントリーする。原口は先日、森井洋介を破るなど勢いがあるだけに、トーナメント出場を決めれば台風の目になるのは間違いない。 1.13後楽園大会では出場者決定戦として北井智大対高橋一眞、直樹対山口侑馬が行われ、全8選手が決まる。“ネクスト”天心を決める大切なトーナメントになるだけに、白鳥にかかる期待は大きい。白鳥は「今回は本来の階級で開催されることで、トーナメントに向けて集中したいので、ベルトを返上することにしました。ワールドシリーズで2階級制覇ができるのは僕だけ。メンバーもうやばいでしょ。楽しみすぎる」と開幕を楽しみにしている。 天心の挑戦者決定戦を兼ねる55kg級アジアトーナメントには、RISEバンタム級王者の鈴木真彦、今年の58kg級トーナメントで準優勝に終わった志朗、元ルンピニー2冠、元ラジャダムナン2冠のパジャンチャイ・PKセンチャイムエタイジムの参戦が決定している。ここにどんな選手が加わるのか楽しみだが、“マッチ”こと鈴木の天心に対するリベンジ欲はすさまじいものがある。2015年に対戦し敗れたあの頃とは別人のような強さを誇る“マッチ”がキーマンになる可能性は高いだろう。 2020年のオリンピックイヤーもRISEの攻める気持ちは変わらない。(どら増田)
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スポーツ 2019年11月25日 22時00分
新日本ワールドタッグリーグ、ライフブラッドが単独首位に!
新日本プロレス『ワールドタッグリーグ2019』▽23日 神奈川・カルッツかわさき 観衆1,833人 新日本プロレス『ワールドタッグリーグ2019』が23日、神奈川・カルッツかわさき(旧川崎市体育館)で開催された。 空前絶後の全16チームによる総当たりリーグ戦が連日続き、普段あまり見ることがない組み合わせが実現している。この日も真壁刀義&本間朋晃のG.B.Hが、現在は“和解”している矢野通&コルト・カパナと対戦。鈴木軍とバレットクラブのヒールユニット対決も2カード組まれていた。 鈴木軍とバレットクラブは『G1クライマックス』を除けばこれまであまり接点がなく、今シリーズは両陣営の対決が注目されている。まず、ザック・セイバーJr.&タイチが、KENTA&高橋裕二郎のバレットクラブ日本人コンビと対戦。鈴木みのる&ランス・アーチャーとの同門対決を制し、勢いに乗るザック組だったが、一瞬の隙を突いてKENTAがタイチを丸め込み3カウントを奪った。 メインイベントでは、みのる&アーチャーが、IWGPタッグのチャンピオンチーム、タマ・トンガ&タンガ・ロアのG.o.Dと対戦したが、邪道の介入や、急所攻撃を食らったみのるに、ガンスタンをタマが見舞って万事休す。今シリーズ、みのるは不調のようで気になるところだ。 そんな混戦のタッグリーグで、この日単独首位に躍り出たのが、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーのライフブラッドだ。ライフブラッドは5勝1敗。ザック&タイチには敗れたが、順調に勝ち点を伸ばしている、これを4勝1敗の石井智宏&YOSHI-HASHI、4勝0敗のEVIL&SANADAが追う展開だが、まだまだ先は長い。ライフブラッドが台風の目になってどこまでリーグ戦をかき回すことができるか、注目だ。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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【新日本】飯伏&ケニー対ヤングバックス!ライガー対ミステリオ!3.25アメリカ大会で実現
2018年02月27日 17時45分
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【KNOCK OUT】「KO勝ちの次に評価が高いのはKO負け」木谷オーナー持論爆発!
2018年02月26日 22時50分
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【新日本】“完全復活”棚橋弘至が狙うのはみのるへのリベンジか?オカダのV11阻止か?
2018年02月26日 19時44分
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【新日本】飯伏幸太&ケニー・オメガ、ヤングバックスと“世界最高”タッグを決める!
2018年02月26日 17時45分