新日本
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スポーツ 2020年01月30日 11時00分
サイバーエージェント体制の新生ノア、高木三四郎社長!丸藤正道副社長!
株式会社サイバーエージェントは29日、プロレス事業について緊急記者会見を行った。既にDDTプロレスリングを傘下に収めているサイバー社だが、今回プロレスリング・ノアを運営しているノア・グローバルエンターテインメントを子会社化。事実上、買収した。 記者会見には、サイバー社の藤田晋社長、ノア・グローバル社の武田有弘社長、DDTの高木三四郎社長や、ノアの丸藤正道を始めタイトルホルダーが登壇。藤田社長からは「当社では1997年に旗揚げされたプロレス団体 株式会社DDTプロレスリング(以下DDT)を2017年9月にグループ化しております。インターネットテレビ局「AbemaTV」を通じた試合の中継や、「DDTの木曜TheNIGHT」といったレギュラー出演番組の放送、ファンの皆様に喜んでいただける興行、サービス拡充等を行うとともに、ブログ・SNSを通じて幅広い方にプロレスの面白さや魅力を伝え、所属するレスラーの認知向上を図ることで、団体の成長に取り組んでおります。一方、ノアは団体名が表すようにプロレス界の“方舟”となるべく、華やかな演出と激しい闘い、魅力あるレスラーを特徴に多くのファンに支持されておりますが、近年、経営が安定しないという状況が続いておりました。このような背景のもと、DDTと同時期に旗揚げされ、また近年、交流を深めていたノアの経営安定・団体成長を目的に、ノアのサイバーエージェントグループ参画について合意するに至りました。今後、ノアは経営の安定化を図るとともに、グループシナジーを活かし、ファンの方に喜んでいただける興行の実施、サービスの拡充を行ってまいります」と今回買収に至った経緯が説明された。 サイバーエージェント体制になっても、ノア・グローバル社の社名に変更はないが、役員は高木三四郎社長、丸藤正道副社長が新たに就任し、武田氏は「私が現場の中心で回していく」と話しており、執行役員として今後もノアに携わっていくとのこと。 藤田社長に経営手腕を買われて2団体の社長となった高木社長は「このたび株式会社サイバーエージェントのもと、DDTプロレスとプロレスリング・ノアは同じグループ企業として共存共栄していく運びとなりました。それぞれ独立した立場ではありますが、今後は同じグループ企業としてオフィスワークを共有してまいります。私、高木三四郎は社長兼務という形になりますが、プロレスリング・ノアで担うのは企業経営部分です。現場に関しては一切タッチせず、プロレスリング・ノアの選手・スタッフに一任致します。DDTプロレスではこれまで以上に楽しく、激しく、デタラメなドラマティック・ストーリーをファンの皆様にお見せしていきます。これからも変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します」とコメント。そして、「ノアさんの発信力は我々も見習う部分がある。ただ、資産を残す作業をお手伝い出来たらと思う」と語り、現在、新日本プロレスが独走している業界の1位を目指していく意向も明らかにした。 DDTとノアのオフィスワーク共用などにより経営の合理化を図るとともに、選手がプロレスに集中できる環境を整え、サポートしていく。さらに、インターネットテレビ局「AbemaTV」の格闘チャンネルにて、ノアの試合・番組の配信を行うほか、さいたまスーパーアリーナで開催するDDT年間最大のビックマッチ「Wrestle Peter Pan 2020」にもノアの選手の参戦も決定。早速、DDTの竹下幸之介はノアの若きエース、清宮海斗との対決を熱望しており、実現するのか注目だ。日本武道館再進出を目指すノアにとって、今回の買収劇は大きな後ろ盾を得たことになる。現在放送中のCSチャンネルでの放送に加えて、AbemaTVや世界に発信している動画配信サービスDDT UNIVERSEで放送されるのはメリット。2020年はプロレス業界の勢力図が大きく変わる年になるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月28日 11時35分
WWEロイヤルランブル、アスカ・中邑真輔は結果残せず!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間27日、アメリカ・テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パークにてPPV「ロイヤルランブル」を開催した。 4月に開催する世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア』(世界2位は新日本プロレスの『レッスルキングダム』)に向けて、大きな意味を持つ『ロイヤルランブル』はWWEの4大PPVとして、世界的に注目度が高い。 日本人スーパースターでは、女子のアスカが、カブキ・ウォリアーズのパートナー、カイリ・セインを引き連れて、所属しているブランドであるロウの女子王者、ベッキー・リンチに挑戦した。現在、カブキ・ウォリアーズとして女子タッグ王座を保持しているアスカは、この試合を制して2冠王になるとともに、NXT、スマックダウンに続いてロウの女子王座を獲得すれば、グランドスラム達成の偉業となる大チャンス。しかし試合は、序盤から実力者であるベッキーがペースを握る。アスカもミサイルキックやシャイニングウィザードなど得意の打撃で王者に反撃するが、ベッキーはペースを乱さない。「この野郎!しばくぞ」と言ってから放ったジャーマン・スープレックスは、レフェリーが気づかず幻の3カウントに。焦ったアスカは毒霧を噴射するもベッキーの蹴りに封じ込まれる大失態。最後はベッキーがディスアーマーをガッチリ決めて、アスカはギブアップするしかなかった。 30人が参加するロイヤルランブルには男子は中邑真輔、女子はカイリ・セインが出場。男子では、中邑が新日本プロレスとも因縁があるブロック・レスナーと、元IWGPヘビー級王者対決も実現し、中邑がスピニングヒールキックでレスナーをダウンさせるも、その後、レスナーに捕まり場外に投げられて失格。エッジが電撃復帰を果たすなど見どころの多いバトルとなったが、レスナー、セス・ロリンズ、ロマン・レインズを排除したドリュー・マッキンタイアが優勝した。女子は、カイリが奮闘するもアレクサ・ブリスにコーナーで平手打ちを喰らい場外へ。最後はシャーロット・フレアーがシェイナ・ベイズラーを場外に投げて優勝を収めている。 この結果を受けて、マッキンタイアとシャーロットは『レッスルマニア』でメインクラスのカードが用意されることになる。中邑、アスカ、カイリといった日本人スーパースターは、春までに何処まで巻き返しを図ることが出来るのか。2年前は男女でロイヤルランブルを制し、『レッスルマニア』でチャンスを掴んだ中邑とアスカなだけに、奮起に期待したい。(どら増田 / 写真・萩原孝弘)
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スポーツ 2020年01月27日 22時30分
“伝説のマスクマン”獅龍&キング・リー&ヒートがトリオを結成!
アントニオ猪木氏が来場することでチケットが残りわずかとなっている、武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズ2.28東京・後楽園ホール大会『燃える闘魂60周年メモリアルマッチ 神、降臨』の追加カードが発表された。 吉江豊&高岩竜一の元新日本プロレスコンビと、グレート小鹿&ヒロ斎藤の元全日本プロレス&新日本プロレスのヒールタッグが激突。小鹿は猪木氏とともに日本プロレスに在籍していた日本最古参レスラー。ヒロは猪木氏の弟子にあたる。吉江はマスターズ初参戦。吉江&高岩の桁外れなパワーを前に小鹿は大丈夫なのか?ヒロのインサイドワークに期待したい。そして、百田光雄対大矢剛功という通好みなシングルマッチが実現。全日本からプロレスリング・ノアのイメージが強い百田に対して、大矢の才能が開花されたのがFMWだったこともあり印象は薄いが、新日本出身で猪木氏の弟子にあたる。マスターズのリングでは、先日引退された獣神サンダー・ライガー氏とも再会を果たしており、師匠の記念大会に出場出来るのは嬉しいだろう。 また、注目のカードが発表された。獅龍&キング・リー&ヒートと、NOSAWA論外&MAZADA&FUJITAの東京愚連隊の6人タッグだ。獅龍はみちのくプロレス、WWE(当時はWWF)などで海援隊の一員として活躍し、ヒートは新日本プロレスで生まれたジュニアヘビー級のマスクマン。現在でもIWGPジュニアヘビー級王座の最長保持記録は破られていない。この2人は度々、スポット的に顔を見せているのだが、もう一人のパートナー、キング・リーは1991年にメキシコマットで数か月活躍している姿が、当時の専門誌で報じられた後、消息を絶っており、日本マットには今回が初参戦となる。キング・リーが消息を絶ってから間もなくして、新日本プロレスに3代目タイガーマスクが登場しているが、その因果関係は未だ明らかにされていない。もし、あのキング・リーが登場するとなれば猪木氏とも関係はあるのだが、全ては当日明らかになるはずだ。(どら増田)
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社会 2020年01月26日 18時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★獣神サンダー・ライガー引退後の活躍
新日本プロレスが、新春恒例の東京ドーム大会を開催したね。今年は史上初の2日連続開催で、合わせて7万人を超える観客を集めたそうだ。この2連戦で、獣神サンダー・ライガー選手が引退した。 ライガーは俺や武藤敬司選手、橋本真也選手とほぼ同世代。階級が違うため、俺らとは試合で絡むことは少なかったけど、同じ時代を闘ってきた戦友でもある。 引退前に、俺と武藤さんとライガーで対談をする企画があったんだけど、お互いに気心が知れているから、話が大いに脱線したよ。 対談では、ライガーはコンディションもよさそうだし、まだまだプロレスができるという話になった。武藤さんも「マスターズに出ないか?」って何度も誘ってたよ。「ライガーは引退でいいから、山田恵一が凱旋帰国するのはどう?」とかね(笑)。 でも、ライガーはマスターズに出ているようなレジェンドレスラーと比べると、まだ元気すぎるよ。もうちょっとくたびれてくれないと釣り合わない。試合もレジェンドたちのスローなテンポに合わせてもらうしかないだろうね。 ただ、ライガーがこのタイミングで引退を決めたことも理解できる。トップのプロレスラーにとって「現役でいる」というのは、ただリングに上がって試合することじゃない。それを年間通して130〜150試合、全国を巡業しながらフルで回るということなんだよ。ライガーもそれが難しくなったから、一線を引くという決断があったんだと思う。 一方で、試合をしなくなったからといってプロレスラーに引退はない。リング外でも様々な仕事のオファーがあるし、その肩書が必要とされて、社会や地域に関わることも多い。なによりも、ファンがいる限りレスラーに引退はないんだよ。★ライガーは解説者の道に進んでほしい これからのライガーは選手の育成もやっていくと思うけど、個人的には山本小鉄さんのように解説者の道に進んでほしいね。やっぱりプロレスに関して豊かな経験があるし、的確なコメントができると思うんだよ。 ライガーは、以前から新日本プロレスのテレビ中継で解説席に座ることもあったけど、試合に興奮すると「すごい!」しか言わなくなるんだよね。 俺も解説者として呼ばれることがある。そのときは松木安太郎さん、ゴン中山くんといったゲストとよく一緒になった。 2人ともサッカーが本業なんだけど、ゴンくんは選手の名前やプロレス技まで細かく覚えていて、松木さんは「すごい!」とか「おー!」といった反応をする。 そんな松木さんを見てライガーも「これは楽だ」と気づいたんだろうね。俺とライガー、松木さんの3人が一緒になったことがあるんだけど、解説者として呼ばれたライガーは松木さんと一緒になって「すげぇ!」「おー!」とか言ってて、解説をサボるんだよ(笑)。 今後はライガーが解説する機会がもっと増えると思うから、手を抜かずにコメントしてもらいたいね。 ライガーは知名度もあるし、プロレス業界の顔役的な存在になっていくと思う。より多くの場面で姿を目にするようになると期待しているよ。********************************************蝶野正洋1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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スポーツ 2020年01月26日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「グレート・アントニオ」リング上では精彩を欠く“密林男”の悲哀
バスけん引パフォーマンスで話題を集めたものの、試合内容ではファンの期待を裏切ったグレート・アントニオ。リング外でのアピールによる影響力とリング上での試合ぶりのどちらが重要であるのかは、今もなおプロレス界の大きな課題と言えそうだ。※ ※ ※ プロレスと他のスポーツの大きな違いの一つに、いわゆる“怪奇派レスラー”の存在が挙げられよう。 タイトル戦線などとはまた別の、興行を盛り上げるための“裏の主役”ともいうべき存在であり、最近ではインディー団体・新根室プロレス(2019年末解散)のアンドレザ・ジャイアントパンダが一部で話題を呼び、米国のWWEでもジ・アンダーテイカーやブレイ・ワイアットなどの怪奇派が、常に主役級としてリングに上がり続けている。 近年、スポーツ志向が強まっている新日本プロレスにしても、飯塚高史のヒール転向後の姿は怪奇派そのものであり、いまだ人気のグレート・ムタも、日本でこそアメリカンヒーロー的な受け止められ方をしているが、元来、アメリカでは怪奇派として誕生したキャラクターである。 インターネットの発達により、昨今は“謎のマスクマン”や“未知なる強豪”などが成立しづらくなっている。にもかかわらず怪奇派レスラーは、たとえ正体バレバレでも一定の人気を保ち続けているのだから、これはもうプロレスにおけるマストアイテムとすら言えるだろう。 とはいえ、単に過剰な演出をすればいいわけでもなく、その微妙なさじ加減によっては失敗に終わるケースもある。恐怖感ゼロで失笑にさらされたグレート・ニタ(大仁田厚の化身)などは、その一例である。 さて、’61年に初来日したグレート・アントニオは、第二次世界大戦後、ユーゴスラビアに併合されていた頃のクロアチアからカナダに移住すると、持ち前の巨体を活かしてサーカスのアトラクションなどに出演。怪力自慢の“ストロングマン”としてカナダやアメリカを巡り、そのかたわらでプロレスのリングへも上がるようになった。 最盛期には列車を引っ張ってみせたという怪力ぶりで人気を博し、ブルーノ・サンマルチノやバーン・ガニアといった各地の大物との対戦もあったようだ。★最後は血の海に沈んで惨敗KO 日本プロレスの「第3回ワールドリーグ戦」参加のために来日したアントニオは、神宮外苑で満員の大型バス4台を連ねて引っ張るというデモンストレーションを行った。 この様子がテレビ放送で大々的に紹介されるや、アントニオはがぜん注目を浴び、試合会場へは連日多くのファンが足を運ぶことになるのだが、そこでトラブルが発生する。 同じく巡業に参加していたミスターX(ビル・ミラー)やカール・クラウザー(カール・ゴッチ)ら実力派選手の怒りを買ったアントニオが、制裁を加えられ、シリーズ途中で帰国してしまったのだ。「アントニオはそもそもシリーズ途中までの契約しかなく、実際は予定通りの帰国だったようで、人気沸騰の中で帰国することの言い訳と残ったエース級外国人の箔付けのために、制裁事件をでっち上げたとする説もあります。それでも、力道山がアントニオとの対戦でストレート勝ちしているところを見ると、重用する気持ちが薄かったことに違いはないでしょう」(プロレスライター) 人気商売である以上、金の成る木であるアントニオはもっと丁重に扱われてもよさそうなものだが、同じリングに上がる選手の考えは異なる。 レスリングの素養のないただの怪力自慢のアントニオが相手では、力道山といえども好勝負を展開することは困難で、ヘタに花を持たせるような試合をして観客に八百長呼ばわりされては、マイナスのほうが大きいという判断があったのではなかろうか。 そして、歴史は繰り返される。’77年、アントニオは新日本プロレスに16年ぶりの再来日を果たすことになる。すでに50歳を超えてリングからも遠ざかっていたのだが、アントニオ猪木との“アントニオ対決”で商売になるという新日側の判断によるものだった。 かつてと同じくバスけん引パフォーマンスを予告すると、結局、道路交通法によりはばまれたのだが、新宿の京王プラザホテル前に3000人ものファンが集まったというから、新日側の目論みもあながち間違ってはいなかった(なお、このとき地方巡業先の室蘭では、一度だけバスを引っ張っている)。 猪木としても“俺なら試合をつくれる”との自信があったのかもしれない。 しかし、いざシングル戦となってどうにも相手のしようがなくなると、試合時間わずか3分あまり、猪木はリンチまがいの攻撃によるKO勝ちという結果を選ぶことになるのだった。グレート・アントニオ**************************************PROFILE●1925年10月10日生まれ〜2003年9月7日没。クロアチア・ザグレブ出身。身長193㎝、体重210㎏。得意技/ボディ・プレス、ハンマー・パンチ。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2020年01月24日 11時35分
飯伏幸太、インフルエンザで新日本アメリカ遠征を欠場へ
新日本プロレスは23日、飯伏幸太がインフルエンザA型のため、次期シリーズ『THE NEW BEGINNING USA』を全戦欠場すると発表した。 新日本は次期シリーズ、日本とアメリカの日米同時開催をするが、飯伏は棚橋弘至らとともにアメリカ遠征チームに入っていた。次期シリーズでは、1.6東京・大田区総合体育館大会で挑発されたチェーズ・オーエンズとの一騎討ちを始め、棚橋とのタッグを本格始動する布石にしたかった前IWGPタッグチャンピオンチーム、G.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)との対戦が組まれるなど、日本のファンも注目するカードがラインナップされていただけに、本人も無念だろう。 プロレス界では、他団体やフリーの選手の間で昨年末からインフルエンザが猛威を振るっており、関係者を含めてマスクの着用が促されていた。今回のインフルエンザで新日本の選手が欠場するのは飯伏が初めて。これ以上、欠場選手が出ないことを望むばかりだ。 飯伏の欠場により、アメリカのツアーはカード変更を余儀なくなれたが、10人タッグや8人タッグはメンバーを減らす形で変更し、G.o.Dとのタッグマッチは、棚橋&ロッキー・ロメロに、チェーズの相手もロッキーが務める。日本のファンにとっては、日本のリングで今回実現するはずだったカードが見られる可能性が高まったと前向きに捉えたい。なお、出場が発表されている『THE NEW BEGINNING in OSAKA』 2.9大阪・大阪城ホール大会に関しては欠場のアナウンスはされていない。飯伏は昨年の『G1クライマックス』から1.6大田区大会まで、トップ戦線で走り続けて来ただけに、しっかりと治して次なる闘いに備えてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月23日 11時10分
KNOCK OUT日菜太、改めて新日本ドーム出場を明言!スターダムも意識
キックボクシング団体KNOCK OUTは21日、2月11日に東京・大田区総合体育館で開催されるビッグマッチ『テレ・マーカープレゼンツKNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1 』の一般公開会見を東京ソラマチスペース634で開催した。『無法島プレゼンツKNOCK OUT64kgグランプリ』ワンデートーナメントに出場する8選手が揃い踏みし、ミット打ちを行うとあって、会場には平日にもかかわらず多数のファンが詰めかけた。 ミット打ちの前には、今大会の冠スポンサーに株式会社テレ・マーカーが決定したことが、山口元気プロデューサーから発表され、会見にはテレ・マーカーの長宗勝也取締役経営管理本部長とともに、今大会にワンマッチで出場する日菜太、ぱんちゃん璃奈が出席。今大会でWKBFオーストラリア王者ダニエル・マーシャル(オーストラリア/Muay U)と対戦する日菜太は「2020年は“大田区の日菜太”ってことで、僕の力でまず大田区を超満員にしていきたいと思います。今回オーストラリアのチャンピオンと戦いますが、あまり知られていない選手と戦うので、そんなにチケットが売れてない現状は悔しいです」と今大会をさらに盛り上げていくと発言。「(KNOCK OUTと)同じブシロードファイトがやっている女子プロレス団体のスターダムさんは後楽園ホールを超満員にしてますし、自分は250人ぐらいしか応援に来ていただけないので、みんなが見たいと思うような強い選手とやる時はもっとたくさんの人が僕の応援に来たいと思ってくれるので、これに勝ったら強い選手をやらせてください」とさらなる強豪との対戦をアピールした。 試合に向けては、「歳を取って来たので朝起きるのが辛いんですよ」と場内を笑わせると、「朝10分ぐらいかけてランニングに行きます。でも、30代にコンスタントにずっとやり続けている真面目な強い選手は、30後半でも結果を残していく選手がいっぱいいるので、僕も最後に何かいいことができるんじゃないか、凄い結果を残せるんじゃないかと自分に期待して信じているところが凄くあるので、今年に期待してください。僕は東京ドーム(に出たい)と言い続けているので、みんながその夢に乗れるような試合をしていきたいと思います」と語り、改めて新日本プロレス東京ドーム大会への参戦をアピール。 今年開催された新日本の1.4、1.5東京ドームには、KNOCK OUTに出場するキックボクサーが多数観戦に訪れており、日菜太は1.5ドームを観戦し、「凄かった。刺激を受けました」とのこと。日菜太と同じクロスポイント吉祥寺に所属し、64kgグランプリにも出場する鈴木千裕(ちひろ)は「新日本プロレスさんの東京ドーム大会で受けた衝撃は力になった。でも、KNOCK OUTと同じブシロードファイトが運営しているスターダムさんはドームにも出てたし後楽園も札止めにした。まだ時間はある!大田区を札止めにしたい。スターダムさんに負けたくない!敵は対戦相手だけじゃない!」と、自身のツイッターで発信。木谷高明オーナーから「頑張って!!」とエールを送られた。 ブシロードファイトがスターダムの運営をスタートさせたことにより、KNOCK OUTの選手たちにも、ジャンルは違えども相乗効果を生んでいるようだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月22日 11時05分
中西学が“最後の”全日本プロレス参戦!秋山&西村&吉江とタッグ
全日本プロレスは21日、横浜市内の事務所で会見を行い、新日本プロレス2.22東京・後楽園ホール大会で引退する中西学が、2.11後楽園大会に参戦すると発表した。中西にとってこれが最後の全日本参戦となる。 引退発表から引退試合までが約1か月と、期間が短いこともあり、中西の引退ロードは新日本の次期シリーズのみとされていたが、専修大学レスリング部の後輩である秋山準が社長を務める全日本が手を挙げた。秋山は中西が引退を表明した際、「さみしい気持ち」と心境を明らかにしており、最後に交わっておきたい気持ちがあったのは間違いない。 中西の全日本ラストマッチは、秋山の他、西村修、吉江豊といった、現在は全日本に参戦している“第3世代”が顔を揃える豪華版8人タッグ。対するは、新日本時代の後輩、ヨシタツ率いるチーム(崔領二&TAJIRI&田村男児)が中西の全日本マット最後の相手を務める。長州力氏、馳浩氏、そして中西が専大レスリング部から新日本に入団した流れから、秋山が新日本に入団しても不思議ではなかったが、故・ジャイアント馬場さんが直々にスカウトしたことにより、秋山は全日本に入団し、2人の人生は別れてしまった。 だが、秋山がプロレスリング・ノアに移籍してからは両者の対戦が実現。最近では、2018年にアジアタッグ王者だった秋山&永田裕志に、中西と大森隆男が挑戦し敗れている。若い頃はファンやメディアから比較された2人が、最後は同じコーナーに立ち、秋山は3年先輩の中西をしっかりと送り出すことだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月21日 17時30分
新日本&CMLLファンタスティカマニア今年も大盛況!タイガー対決実現
新日本プロレス『CMLLファンタスティカマニア2020』▽20日 東京・後楽園ホール 観衆1,593人(札止め) 今年で10年目を迎える新日本プロレスとメキシコの老舗団体CMLLによる合同シリーズ『ファンタスティカマニア2020』の最終戦が20日、東京・後楽園ホールで開催された。 今年は、大阪、愛媛、京都、愛知、東京の5都府県8大会を開催。北海道や東北、九州は回れなかったが、根強いルチャリブレファンが各会場に集まり、普段の新日本の試合とはひと味違うメヒコの世界に酔いしれていた。カリスティコを始めとするトップのルチャドールが大挙として来日するのは、1年のうちこのシーズンだけとあって、毎年チケットは争奪戦となっている。 引退したばかりの獣神サンダー・ライガーさんがテレビ実況席で解説をしながら見守る中、大会はスタート。第2試合ではタイガーマスクとタイガーの日墨虎対決が実現。初代タイガーマスクはメキシコで現在でも特別な存在とされている。かつてライガーさんとも激闘をし、今シリーズにも来日している“リビングレジェンド”ネグロ・カサスの血統を持つタイガーはかなりの実力者だったが、最後はタイガードライバーからタイガー・スープレックス・ホールドで、初代直系のタイガーマスクが虎対決を制した。試合途中、タイガーが「俺が本当の虎だ」とスペイン語で話してきたという。負けず嫌いな一面を見せたタイガー。再来日にも期待したい。 メインイベントでは、NWA世界ヒストリックミドル級王者のカリスティコ(初代ミスティコ)が、バルバロ・カベルナリオと対戦。前日にはエキサイトしたカリスティコが敗者覆面剥ぎ&髪切りマッチを要求していたが、通常のルチャリブレルールに。カベルナリオは掟破りのラ・ミスティカを見せるなど、異国での王座奪取に燃えていたが、最後はハイレベルな攻防を切り抜けたカリスティコが、スパニッシュ・フライでカベルナリオに大ダメージを与えると、最後は伝家の宝刀ラ・ミスティカで勝利を収め、王座を防衛した。 試合後には全選手がリングに上がって挨拶と記念撮影を行い、今年もルチャのシーズンが終わり、新日本プロレスは日米同時開催のシリーズに突入する。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月21日 11時08分
アントニオ猪木氏メモリアルマッチに愛弟子の藤波辰爾&藤原喜明参戦!
2月28日に東京・後楽園ホールで開催される武藤敬司プロデュース、プロレスリング・マスターズ『燃える闘魂60周年メモリアルマッチ』のメインイベントで行われるカードが決定した。 当日は“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(76)のデビュー60周年を記念して、猪木氏が初めてマスターズに来場することが先に発表される中、どんなカードが組まれるのか往年のファンの間からは注目されていた。気になるメモリアルマッチは、猪木氏の愛弟子である藤波辰爾、藤原喜明、そして“闘魂三銃士”の武藤敬司がトリオを結成。対するは、新日本プロレスから、天山広吉&小島聡、そしてnWoジャパン、TEAM2000として新日本マットで活躍したスーパーJ(nWoスティング)がトリオを結成し、“闘魂三銃士”で“黒のカリスマ”蝶野正洋がセコンドにつく。 猪木氏にとっては、直系の愛弟子2人がメモリアルマッチに顔を揃えた。藤波は日本プロレス時代最後の付き人として、猪木氏が新日本を旗揚げする際には藤波も行動をともにし、新日本の旗揚げメンバーとして名を連ねている。藤波がジュニアヘビー級からヘビー級に転向すると、猪木&藤波の師弟コンビで外国人タッグチーム相手に1980年代の新日本マットを盛り上げた。1985年12月には、タッグマッチながら藤波が猪木氏からドラゴン・スープレックス・ホールドで初めてフォール勝ちを収める。1988年の8.8神奈川・横浜文化体育館大会では、IWGPヘビー級王者の藤波に猪木氏が引退を賭けて挑戦。古舘伊知郎アナウンサーが一夜復帰する中、試合は60分時間切れ引き分けに終わった。この試合は現在も語り草になっており、新日本ではここ数年、毎年8.8横浜文体大会を開催している。藤原は猪木氏の懐刀として、海外遠征には必ず帯同し、“猪木のボディーガード”の異名を持っていた。現役時代の猪木氏とはシングルマッチでも幾度か対戦しているが、師匠越えは果たせていない。 また、闘魂三銃士として猪木氏の弟子である武藤と蝶野がこの試合に参加するのも面白い(注・もう一人の闘魂三銃士は2005年に亡くなった橋本真也氏)。かつてグレート・ムタ&蝶野らnWoジャパンは、引退後、小川直也を育成していた猪木氏と対立していた時期もあった。1997.8.10愛知・ナゴヤドーム大会では、ムタ対小川のシングルマッチが実現。試合前、特別レフェリーの猪木氏にムタが毒霧を噴射している。この日の“再会”で、蝶野がどんなアクションを起こすのか注目だ。(どら増田)
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新日本G1、Bブロック飯伏の連勝を止めた“日大レスリング部出身”矢野の悪質タックル!
2018年07月25日 18時30分
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スポーツ
新日本G1、Aブロック序盤はオカダが笑顔の巻き返し!みのるが連勝のジェイを制裁!
2018年07月24日 21時15分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
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2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
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2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
