戸澤はクルーザー級王者のセドリック・アレクサンダー、ドリュー・グラックと組み、WWEクルーザー級選手権トリプルスレットマッチに出場。日本でのタイトル奪取を目指す。WWEとの契約発表以来初の凱旋となるカイリは、ベテランのミッキー・ジェームズと対戦する。
WWEにはスマックダウン所属でUSヘビー級王者の中邑真輔(元新日本プロレス)をはじめ、ASUKA、205Live所属のヒデオ・イタミ(元プロレスリング・ノア)、戸澤、NXT所属のカイリ、紫雷イオ(元スターダム)が在籍している。WWEでは女子スーパースターのトーナメント『第2回メイ・ヤングクラシック』が始まった。トーナメント出場のために里村明衣子(センダイガールズ)、松本浩代(フリー)がスポット契約している。WWEには8人もの日本人選手が在籍している形で、ちょっとしたジャパニーズバブル期を迎えている。次期NXT女子王者候補のカイリには、スターダム時代とは違った姿を見せてもらいたい。
大阪公演にはロウの選手が大挙として来日をするが、既に初来日が発表されている “地球上で最も危険な女”ロンダ・ラウジーは先日、アリシア・フォックスとロウでのデビュー戦を行った。
ロンダは日本時間20日に開催する真夏のビッグイベントPPV『サマースラム』でアレクサ・ブリスと対戦することが決まっている。この日、試合が始まるとレフリーの死角でアリシアのセコンドに付いたアレクサから妨害を受けた。しかし、これで本気モードとなったロンダはパンチの連打からボディブロー、さらに一本背負い3発でアリシアを圧倒。さらに腕を決め勝負あり。ロウデビュー戦を勝利で飾ったロンダはアレクサを一本背負いで撃退すると「タイトルは大切にしておけ。サマースラムは私のものだからな!」とアレクサを挑発した。
また『サマースラム』でブロック・レスナーのWWEユニバーサル王座に挑戦するローマン・レインズがセス・ロリンズとのタッグで参戦。ケビン・オーエンズと対戦する“巨獣”ブラウン・ストローマンは、バロン・コービンと対戦する予定だ。他にも元新日本プロレスのプリンス・デヴィットことフィン・ベイラーが、“府立”に凱旋することも注目である。
『サマースラム』の結果次第で追加カード、選手変更があるのは間違いないだけに、第3弾の発表にも期待したい。
【WWE8.31大阪公演第2弾発表カード】
ローマン・レインズ&セス・ロリンズ 対 ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイア
ブラウン・ストローマン 対 バロン・コービン
ロンダ・ラウジー 対 ナイア・ジャックス
※スペシャルレフリー:アレクサ・ブリス
ボビー・ラシュリー 対 アライアス
フィン・ベイラー 対 ジンダー・マハル with スニル・シン
カイリ・セイン 対 ミッキー・ジェームズ
エンバー・ムーン&デイナ・ブルック&ナタリヤ 対 ライオット・スクワッド(ルビー・ライオット、リブ・モーガン、サラ・ローガン)
タイタス・ワールドワイド(タイタス・オニール&アポロ・クルーズ) 対 ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)
▼WWEクルーザー級選手権(トリプルスレット形式)
<王者>セドリック・アレクサンダー 対 ドリュー・グラック<挑戦者> 対 戸澤陽<挑戦者>
※王者は日本時間9日現在
その他出場予定:ブレイ・ワイアット、ボビー・ルード、ボー・ダラス、カーティス・アクセル、ベイリー、サーシャ・バンクス
※試合順は当日選手入場時に発表
文・写真 / どら増田