壱原氏はXで「とても悲しい事実を知ったのですが…」と前置きし、「『シテの花』サンデー読者アンケートでは平均7位と大変厚く応援いただいている」と明かしつつ、それなのに、「どうして掲載順がいつも後半なんだろうと思っていた」と以前からの疑問を明かした。
真相について壱原氏によると、「私が締切3日前くらいに提出している原稿を前担当編集さんは締切翌日とかに入稿していて」と、締め切り前に提出された原稿を前の担当編集者が締め切り翌日に入稿していたとのこと。「前半に掲載するにはリスクが高い締切を守れない作品だと編集部に思われていたらしく…え??そんなことある??と…」と明かした。
壱原氏は「私は締切を守っているしアンケートも良くて、もし人気通り上位3分の1くらいに載っていたらよりたくさんの人に読んでもらえたかもしれないのに、こんなしょうもないことで掲載順を下げられたり1周年のカラーも巻頭ではなくセンターになってしまうんだなと…」と嘆き。
さらに、「せっかく読者の方々からたくさん応援いただいているのにそれが反映されなくて、その結果他にも色んな言えない悪いことが起きてしまっていて、本当に悲しい」とつづり、「悔しくて気持ちの整理がつかないです…」とやりきれない気持ちを明かしていた。
また、壱原氏は次のポストで、前の担当編集者について、「入稿作業の際に写植(セリフ)のフォントなどを作者が確認するタイミングがあるのですが、『もう校了日なのに確認回ってきてませんが大丈夫ですか?』と催促した覚えが何度もあり、常に毎回ではありませんが遅いことが多かったのは事実です」「遅い上に一部のセリフを勝手に変更されたことなどもあり、流石に…と思っていました」とも告発。
こうした事態に前の担当編集者は「入稿作業を『忘れていた』」と回答していたとのこと。「怒る以外にどうすれば良いかわからないような回答で、流石に心の糸が切れてポストしてしまいました」とつづっていた。
なお、前の担当編集者はこの件と関係なく、すでにサンデー編集部から異動しているとのこと。「現在は新担当さんに代わり、前向きに頑張っているところです」「どうか変わらぬ応援をよろしくお願い致します」と呼びかけていた。
このポストにXからは、「こんな事が現実に起こり得るのか…衝撃的です」「漫画家の一番の理解者であり協力者でいなきゃいけない編集者が足を引っ張るなんてあり得ない」という声が集まっていた。

