ミット打ちの前には、今大会の冠スポンサーに株式会社テレ・マーカーが決定したことが、山口元気プロデューサーから発表され、会見にはテレ・マーカーの長宗勝也取締役経営管理本部長とともに、今大会にワンマッチで出場する日菜太、ぱんちゃん璃奈が出席。今大会でWKBFオーストラリア王者ダニエル・マーシャル(オーストラリア/Muay U)と対戦する日菜太は「2020年は“大田区の日菜太”ってことで、僕の力でまず大田区を超満員にしていきたいと思います。今回オーストラリアのチャンピオンと戦いますが、あまり知られていない選手と戦うので、そんなにチケットが売れてない現状は悔しいです」と今大会をさらに盛り上げていくと発言。「(KNOCK OUTと)同じブシロードファイトがやっている女子プロレス団体のスターダムさんは後楽園ホールを超満員にしてますし、自分は250人ぐらいしか応援に来ていただけないので、みんなが見たいと思うような強い選手とやる時はもっとたくさんの人が僕の応援に来たいと思ってくれるので、これに勝ったら強い選手をやらせてください」とさらなる強豪との対戦をアピールした。
試合に向けては、「歳を取って来たので朝起きるのが辛いんですよ」と場内を笑わせると、「朝10分ぐらいかけてランニングに行きます。でも、30代にコンスタントにずっとやり続けている真面目な強い選手は、30後半でも結果を残していく選手がいっぱいいるので、僕も最後に何かいいことができるんじゃないか、凄い結果を残せるんじゃないかと自分に期待して信じているところが凄くあるので、今年に期待してください。僕は東京ドーム(に出たい)と言い続けているので、みんながその夢に乗れるような試合をしていきたいと思います」と語り、改めて新日本プロレス東京ドーム大会への参戦をアピール。
今年開催された新日本の1.4、1.5東京ドームには、KNOCK OUTに出場するキックボクサーが多数観戦に訪れており、日菜太は1.5ドームを観戦し、「凄かった。刺激を受けました」とのこと。日菜太と同じクロスポイント吉祥寺に所属し、64kgグランプリにも出場する鈴木千裕(ちひろ)は「新日本プロレスさんの東京ドーム大会で受けた衝撃は力になった。でも、KNOCK OUTと同じブシロードファイトが運営しているスターダムさんはドームにも出てたし後楽園も札止めにした。まだ時間はある!大田区を札止めにしたい。スターダムさんに負けたくない!敵は対戦相手だけじゃない!」と、自身のツイッターで発信。木谷高明オーナーから「頑張って!!」とエールを送られた。
ブシロードファイトがスターダムの運営をスタートさせたことにより、KNOCK OUTの選手たちにも、ジャンルは違えども相乗効果を生んでいるようだ。
(どら増田)