◆RIZIN 2018 年間スケジュール
5月6日(日)
RIZIN.10
マリンメッセ福岡
7月29日(日)
RIZIN.11
さいたまスーパーアリーナ
8月12日(日)
RIZIN.12
愛知県体育館
9月30日(日)
RIZIN.13
さいたまスーパーアリーナ
12月31日(月)
RIZIN.14
さいたまスーパーアリーナ
「あまり大会を打ちすぎると、皆さんも飽きてくると思うし、僕らも常に大会に追われてしまうので」
今年の初回大会が5月になった理由について、榊原信行実行委員長は、昨年大晦日の総括会見でこのように語っていたが、7月から9月までは3か月連続で大会が組まれた。今年は年末大会を29日と大晦日の2大会から、大晦日1大会に短縮したものの、年間5大会は昨年と同じ開催数となっている。
また、5.6福岡大会の『RIZIN.10』より、PRIDE時代のようにタイトルがナンバリングシリーズとなった。RIZIN旗揚げとなった2015年末の2大会はエピソード.0的な意味合いからノーカウントにするとのこと。なお、福岡大会はフジテレビ系列のテレビ西日本が共催。今年もフジテレビが地上波中継などでバックアップしていく。
注目の福岡大会のカードも続々と決まってきている。
◎5.6福岡大会決定カード
▼スペシャルワンマッチ 61.0kg RIZIN MMA 特別ルール
堀口恭司 対 イアン・マッコール
▼スペシャルワンマッチ 49.0kg RIZIN 女子 MMAルール(肘あり)
浅倉カンナ 対 メリッサ・カラジャニス
▼スペシャルワンマッチ 70.0kg RIZIN MMA 特別ルール
ディエゴ・ヌネス 対 矢地祐介
▼スペシャルワンマッチ 59.0kg RIZIN MMA 特別ルール
マネル・ケイプ 対 朝倉海
▼スペシャルワンマッチ 120.0kg以下 RIZIN MMA 特別ルール
アンテ・デリア 対 リカルド・プラセル
▼スペシャルワンマッチ 53.0kg RIZIN MMA 特別ルール
ウェイリー・ジャン 対 村田夏南子
▼スペシャルワンマッチ 51.5kg キックボクシングルール
石井一成 対 栄井大進
▼スペシャルワンマッチ 63.0kg キックボクシングルール
北井智大 対 TBA
昨年末、バンタム級グランプリで圧倒的な強さを見せつけて優勝を果たした堀口恭司は、イアン・マッコールとのワンマッチをメインイベントで行う。また、同じく昨年末に、RENAを絞め落とし、女子スーパーアトム級トーナメント優勝を果たした浅倉カンナは、メリッサ・カラジャニスと肘ありルールがマッチメイクされた。昨年の大晦日に格闘技界を熱狂させた2人の闘いに期待が高まる。
福岡大会では、2月にスアキム・シットソートーテーウとの死闘を制した“神童”那須川天心の参戦も決定。キックルールでの参戦が有力視されているが、対戦相手の発表が待たれるところだ。今大会は昨年の10月に開催した福岡大会が、日帰りができないロング興行になってしまったことから、試合開始を14時30分に前倒し、終了予定時刻を20時30分に設定し、試合数も全12試合(予定)にするなど、ゴールデンウィーク期間中ということもあり、遠征したいファンへの配慮もなされている。
ゴールデンウィークは5月3日、4日と新日本プロレスが福岡国際センターで『レスリングどんたく』2DAYSを開催することも発表されているだけに、格闘技とプロレスの両方が好きな博多っ子やファンにとっては、たまらない期間になりそうだ。
取材・文 / どら増田
カメラマン / 萩原孝弘