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【12.29RIZIN】“ディーバ”あびる優不在で、キザエモン意地を見せるもKO負け

『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』
▼12月29日 さいたまスーパーアリーナ
観衆 15,539人

▼RIZIN MMA特別ルール 5分3R 63kg
●才賀紀左衛門(2R 2分39秒 TKO)朝倉海○

 RIZINは大会8日前の12月21日、朝倉海との対戦が決まっていた伊藤盛一郎が、同14日の練習中にスパーリング相手の蹴りが顔面に当たってしまい、鼻骨骨折及び右眼窩底骨折で全治4〜6週間の診断を受けたため欠場すると発表。「朝倉選手の試合を流すわけにはいかない」(榊原信行RIZIN実行委員長)ことから、急遽、同19日に才賀紀左衛門に出場を打診し、才賀は「急な試合やけど僕はファイターやし、闘うことが仕事。たくさんリングに上がった方がいいと思った」とこれを受諾した。インフルエンザにかかるなどコンディション面で不安があった才賀だが、キックトーナメントに出場する藤田大和の練習相手を務めながら「いつでも試合ができる準備をしていた」そうで、3度目の年末出場を決めた。

 才賀といえば、妻でタレントのあびる優がリングサイドで観戦し、セコンド張りに泣き叫びながら声援を送り、試合後にはリングに上がり才賀を介錯する姿がRIZINの風物詩となっていたが、10月に才賀の不倫疑惑が報じられ夫婦仲が心配されていた。大会2日前に行われた会見で才賀は「優ちゃんはもともと格闘技が嫌いなんで。急に決まって『ゆっくりすると言ったじゃん』と言われました。今回は来ないと思います。実家で娘とゆっくりしてくると思います」と苦笑いを浮かべながら、今回はあびるが来場しない可能性が高いことを明らかにした。

 試合は、1Rの序盤からアウトサイダーの朝倉が若さと勢いで才賀を圧倒するが、才賀の地に足がついたファイトスタイルを崩すことは出来ず、才賀も打ち合いで盛り返して行く。しかし、2Rになると朝倉の勢いだけではなく、才賀の前蹴りを冷静に対応するなどペースを渡さず、最後は右フックで崩れた才賀をラッシュで仕留めた。

 試合後、朝倉は「MMAルールで那須川天心選手とやりたい」と神童の名前を出して、RIZINの継続参戦をアピール。

 敗れた才賀は2017年を全敗で終えてしまった。さらに、試合のダメージがあったのか、RIZINでは異例の会見場に現れず、ノーコメントで会場を後にした。結果は敗れてしまったが、準備期間を考えればさすがの試合内容だっただけに、2018年は復活を遂げて欲しい選手だ。そして、アメリカのプロレス団体WWEのディーバのような存在感を発揮していたあびるが、再びリングサイドに戻って来ることを期待したい。

取材・文 / どら増田

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