「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!」は、芸能人がさまざまな過酷なミッションに挑み、クリアできたら100万円の賞金を獲得できるといった番組。当時の最高世帯視聴率は、21.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど社会現象的なブームを巻き起こした。とくに、制限時間内に電気の流れるフレームに触れないよう、棒を操作しゴールを目指す“イライラ棒”は、玩具やゲーム化もされ、多くの世代から支持を受けた。
内村は、冒頭ラジオ番組で「南原がなんか言っていたんだよね。フリートークが久しぶりだから、2時間話したいですって。私は15分でいいです。どうせ、使われるのが3分くらいだから。『イロモネア』も、また年末やるんですよね。復活が多いんだよな。そして、きょう『炎チャレ』が復活すると(発表されて)。南原と菊池風磨くん。菊池くん、いいね。新コンビっていう感じを楽しみに」と、「炎のチャレンジャー」の司会に抜擢された2人にエールを送った。
そして、「今回出演がないんですが、もし次回があるのであれば、チャレンジャーとして、炎のチャレンジャーとして100万を取りに行きたいと思います。来年もたくさん仕事をしようと思っています」と、挑戦者としての出演をアピールした。
番組への不在について、ネット上では「えー、コンビで司会じゃないの?やっぱり不仲??」「25年ぶりの復活だけにコンビそろって見たかった」「子どもの頃に見た記憶がある。ウッチャンの不在は残念」といった、落胆の声が寄せられた。
だが、その一方で「番組タイトルも『ウッチャンナンチャン』を外しているし、内村が司会じゃないなんて不自然すぎる」「そういえば、内村ってテレ朝には滅多に出演しないよね」「不倫報道の余波が今なお続いているのか」などの意味深なコメントも見受けられる。
この“意味深コメント”について、10日に配信されたニュースサイト「Smart FLASH」(光文社)は、「テレビ朝日とのかつての“微妙な関係”」を指摘。記事によると、内村は2003年4月に当時、テレビ朝日のアナウンサーで同局のディレクターと結婚していたフリーアナウンサー・徳永有美との不倫疑惑が報じられたのだ。報道を受け、徳永は担当していた番組を次々と降板し、同年9月には離婚していたことが発覚した。その後、徳永と内村は2005年に結婚し、“略奪婚”のレッテルを貼られた。
そして結婚から半年後、内村が2000年から開始した同局の冠番組「内村プロデュース」のレギュラー放送が終了したことで、一部では“出禁状態”と噂された。
しかしながら、2018年に徳永は同局の情報番組「報道ステーション」にメインキャスターとして約13年ぶりの復帰を果たし、内村も2024年9月に同局の「内村プロデュース復活SP」として一夜限りではあるが、2008年の特番以来16年ぶりの番組の復活を果たしている。これに同サイトは、同局と内村の関係について「時間が経過し、テレビ局側とのわだかまりは解けてきている」との見解を述べているが、真相やいかにといったところだ。
“新しい顔ぶれ”として、菊池のキャスティングは狙いがあるのだろうが、やはり“日本一の司会者”との呼び声が高い内村の不在は残念でならない。

