新日本
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スポーツ 2018年04月11日 21時30分
クリス・ジェリコWWE本格復帰?サウジアラビア公演出場を発表
新日本プロレスの東京ドーム大会(1月4日)でケニー・オメガと死闘を繰り広げ、敗れはしたものの強烈なインパクトを残したWWEのスーパースター、クリス・ジェリコ。翌5日の後楽園ホール大会では試合後の内藤哲也を襲撃し大乱闘に発展。その“続き”が注目されていた。 ジェリコの新日本マット登場は、WWEとの契約がフリーだったことから実現したのだが、ジェリコはWWEのビンス・マクマホン代表から新日本への出場許可をもらい、筋を通している。WWEの公式ホームページのスーパースターリストからジェリコの名が削除されることはなかった。新日本参戦後も、ロウの25周年記念大会に“出演”している。 そんな中、WWEは現地時間4月27日に開催するサウジアラビア公演『グレイテスト・ロイヤルランブル』にジェリコが出場すると発表した。新日本参戦以降、ジェリコがWWEの試合に臨むのはこれが初めて。 『グレイテスト・ロイヤルランブル』は50人のスーパースターが参戦し、時間差バトルロイヤルを繰り広げて優勝者を決める試合形式。今回、ジェリコとともにカート・アングルの参戦も決定した。 また、『レッスルマニア34』で、ジョン・シナを相手に電撃復帰を果たした“デッドマン”ジ・アンダーテイカーも参戦し、ルセフと棺おけマッチを行うことも決定。そして、WWEとの契約延長が発表されたブロック・レスナーは、ローマン・レインズと顔を合わせる。2人の対戦はスティール・ケージ・マッチ形式で、レッスルマニアの再戦となるユニバーサル王座戦だ。 紹介した以外にもジョン・シナ対トリプルHのスペシャルシングルマッチなど6試合を含め、合計9つのカードを発表した。中邑真輔もロイヤルランブルの覇者として参戦することが決まっている。この大会はWWEとサウジアラビア王国が長期的なパートナーシップ契約を結んだことを記念して開催される。ロウやスマックダウンの垣根を越え、四大PPVに匹敵する豪華な大会になりそうだ。 そして、ジェリコはこれを機にWWEへまた本格参戦するのか?それとも真夏のトーキョーにやってくるのか?今後の動向が気になるところである。文・どら増田写真・萩原孝弘
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スポーツ 2018年04月09日 21時30分
AJスタイルズに敗れた中邑真輔、衝撃のヒール転向!
WWE『レッスルマニア34』▽9日(日本時間) ニューオリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム観衆 78,133人(超満員札止め) ドリームマッチと銘打たれたこの試合は、メインではなく9試合目にラインナップ。試合前には週刊プロレス誌の表紙とWWEの映像を上手く織り交ぜた中邑がメインの煽り映像が流れる。映像が終わるとギタリストが登場し、ソロパートの後、シンスケ・ナカムラTシャツを着たバイオリニストたちが中邑の入場テーマを生演奏した。演奏に合わせ、約8万人の観客が大合唱する中、中邑が独特のリズムで入場する。「いつもより入場を短くしたい」と語っていた中邑だが、リング上ではたっぷりと時間をかけてファンを魅了した。 中邑の赤に対して、青い光に包まれながらチャンピオンのAJも入場。リング上で両者が対峙した時、メルセデス・ベンツ・スーパードームの盛り上がりは最高潮に達した。 試合は、序盤に場外に落とされた中邑が左膝を痛める。キンシャサをはじめとした中邑の蹴り技を封じたいAJは徹底的に膝を攻めていくが、中邑は痛みに耐えながらも打撃を緩めない。2年前に新日本プロレスの東京ドーム大会で闘いを繰り広げた時よりも、お互いに間合いをしっかり取っている印象。しかし中邑は、AJがスワンダイブを狙うところを担ぎ上げ、ランドスライドをガッチリ決めた。しかしカウント2で返され、AJのスワンダイブ式450℃スプラッシュは中邑が膝を立てて防ぐ。タッグを含めた対戦が新日本の2回しかないとは思えぬ“読み合い”に長けた試合となった。 ファンはAJとナカムラのコールを終始交差させながら、この試合を見られる幸せを噛み締めていた。最後は勝機と見た中邑がキンシャサを狙ったところを、瞬時に切り返してスタイルズクラッシュの体制を作ったAJが“間を置かず”に固めた。中邑は3カウントを奪われ王座奪還に失敗した。 試合後、AJが倒れている中邑に近づき、抱き起すと、2人は抱き合い健闘を称え合った。中邑はレフェリーが持っていたベルトを受け取るとひざまずきながらAJに渡し、受け取ったAJがポーズを取ったその時…中邑がAJの股間を殴打!悶絶するAJを日本語で何やら罵倒しながら中邑はAJにバイブレーションキックを連打し、場外に落とすとさらに蹴り続けて、距離を作り、完全決別のキンシャサをブチ込んで、不気味な笑みを浮かべながら引き上げた。 これに対してファンは困惑しながらも大ブーイング。今回歴史的な快挙は達成できなかったが、これで終わりではない。中邑のヒール転向は、新日本プロレスで当時はバリバリのヒールだった矢野通と電撃合体しCHAOSを作ったとき以来。あの時も試合への介入や凶器攻撃を繰り広げる中邑にファンは戸惑っていた。しかし、WWEで本当にトップを取るためには必要な行動なのだろう。中邑の真意は2日後に行われるスマックダウンで明らかになるはずだ。▼WWE選手権試合<王者>○AJスタイルズ(20分21秒 エビ固め)中邑真輔●<挑戦者>※スタイルズクラッシュ※AJが防衛に成功文・どら増田写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年04月08日 15時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「鈴木みのる」これぞストロングスタイルの完成形
パンクラスの旗揚げ当初に“秒殺”で新境地を開いた“カミソリファイター”鈴木みのる。2018年現在ではメジャーからインディーまで、プロレス各団体に欠かせない立役者として存在感を示している。 2002年3月のことだった。 「とある興行の取材中、同日に名古屋で開催されていた総合格闘技大会『DEEP2001』の試合速報として、鈴木みのるがエル・ソラールの金的攻撃で試合続行不能になったと伝わってきた。その時にこれを聞いた記者連中が、ドッと沸いたことを覚えています」(スポーツ紙記者) もちろん、鈴木の反則勝ちをたたえるものではない。すでに40代後半のロートルメキシカンを相手に、醜態をさらしたことへのあざけりの声であった。 「あのミル・マスカラスが五輪のレスリング代表候補であったように、ルチャ・ドールには格闘技の心得がある選手も多く、決して馬鹿にしたものではない。だが、やはり飛んだり跳ねたりのイメージは強く、反則とはいえダウンを喫した鈴木への批判は、ファンや関係者の間で少なからずありました」(同) 当日の会場でもソラールへの歓声が飛び交うのと同時に、鈴木へのブーイングが起こっていたという。 頭からタオルをかぶってその隙間から眼光鋭く、花道をリングに向かう姿。勝利と強さへの徹底したこだわり。敵対する相手への感情むき出しで遠慮会釈ない毒舌。 そうした鈴木流のふるまいに心酔する信者的なファンがいる反面、その強烈な個性を毛嫌いするアンチ勢も多かった。 かつてのヤンキーを連想させるリーゼントヘアに、80年代ポップスの中村あゆみを入場曲として選ぶセンスなど、鈴木を「ダサい」と言い放った村浜武洋のように、どこか時代遅れな言動に違和感を覚える層も決して少なくはなかった。 SWSへ参戦した際は、アポロ菅原との対戦が不穏試合となった。両者はまともに闘おうとせず、ノーコンテストに終わったことで、「プロレスを馬鹿にしている」との反発も起きた。 1997年頃、前田日明に「リングスのことを八百長団体だとスポンサー筋に言いふらしている」と名指しされながら、知らぬ存ぜぬを通したことで、熱心な前田ファンからの憎悪の対象にもなった。 もっと以前、新日本プロレスでのデビュー間もない頃には、アントニオ猪木が「一から出直し」を宣言して第1試合での出場を続けていた際、対戦相手に抜擢された。当の猪木から「俺が本物にしてやる」との高評価を得たにもかかわらず、直後に退団してUWFへ移籍したことを裏切り行為と見る向きもあった。 「自己陶酔的にも映った鈴木のふるまいは、プロとして得難い個性には違いないが、それも結果が伴ってこそ。故障で長期欠場をして以降は、パッとした戦績を残すことができない中でのソラール戦。鈴木が終生の師と仰ぐカール・ゴッチの常在戦場の精神に照らしたときにも、金的でのダウンは恥ずべきものと言えそうで、アンチの声は一層強まることになりました」(プロレスライター) 並みの選手であれば、ここで格闘家生命を絶たれたとしても不思議ではない。 その後、鈴木は若手時代の佐々木健介との関係をアングルとして新日本へ参戦することになるが、ファンからすれば前述の通りの裏切り者。また、格闘家としての復活を望む鈴木信者の期待からも、大きく外れた選択であった。 そんな“望まれぬプロレス回帰”でありながら、鈴木はここから不死鳥のごとく復活を遂げる。シングルプレイヤーとしてだけでなく、高山善廣とのコンビや鈴木軍としてメジャーからインディーまで股にかけ、21世紀の日本マットにおいて欠かせぬ存在となっていった。 トップの証しであるメジャーどころの王座では、IWGPヘビー級以外はシングル、タッグともに総舐めにしていることからも、鈴木がいかに重要なポジションを任されてきたか分かるだろう。 「使用するのは新日の前座修行やゴッチから学んだサブミッション、張り手やエルボーの打撃技、フィニッシュのゴッチ式パイルドライバーなど、いずれもベーシックなものばかり。それでも繰り出すタイミングが絶妙だから、結果的には空中技や過激な投げ技と同等か、それ以上のインパクトを残すことになる」(同) かつて新日に参戦したUWFのような異質感を売りにするわけでなく、しっかり今風の試合の流れになじんでいるあたりも、各団体から重宝されている理由だろう。強さばかりを求め続けてきた鈴木が、観客目線の純プロレス最前線に至るまでの道程は、まるで100年を超えるプロレスの歴史そのものをなぞるかのようでもある。 今では「これぞストロングスタイルの完成形」(同)との声までも聞こえてくるのだ。鈴木みのる1968年6月17日、神奈川県横浜市出身。身長178㎝、体重102㎏。得意技/ゴッチ式パイルドライバー、スリーパーホールド。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年04月07日 21時45分
ワールドプロレスリングのテーマがアメリカに鳴り響いた!次は殿堂カウパレスに進出
新日本プロレスは米国現地時間3月25日、昨年に続いてアメリカ・ロサンゼルス大会『STRONG STYLE EVOLVED』をWALTER PYRAMIDで開催した。チケットは発売直後に即日完売。4,372人(札止め)の観衆を集め、開場を待ちきれない現地のファンは入場列に並びながら「NEW JAPAN! NEW JAPAN!」の大合唱。この時点で大会の成功は保証されていたと言ってもいいだろう。 大会が盛況だったのは、新日本の公式動画配信サイトの普及で、アメリカでも「NEW JAPAN PRO WESTRING」の大会をリアルタイムで視聴できるようになったのが大きいのだろう。配信サイトの活用は世界最大のプロレス団体WWEが先に取り入れた手法だ。中邑真輔やアスカ(華名)といった日本人選手の活躍により、日本でのWWE公式動画配信サイト会員数増加に大きく貢献している。 今回のロサンゼルス大会には、1.4東京ドーム大会でWWEのレジェンド、クリス・ジェリコを破り、アメリカ国内での価値を高めたケニー・オメガが登場し、復活させたばかりのゴールデン☆ラヴァーズを飯伏幸太と結成。日本のファンも世界のファンも羨むであろうヤングバックスとのタッグ世界最強決定戦をロサンゼルス大会のメインにした。SNSの反応をリアルタイムで見る限り、この試合を見るために朝からPCやタブレット、スマートフォンに釘付けになっていた日本のファンは多かったようだ。 大会はいつものように、テレビ朝日系列『ワールドプロレスリング』のオープニングテーマ曲『ザ・スコアー』(エマーソン・レイク&パウエル)からスタート。しかしこの曲は権利の関係で配信サイトでは流されていない。アメリカのファンにはなじみがなかっただろう。一方で日本のファンにとっては、あの曲がアメリカの会場で流れたことを想像しただけでも鳥肌モノ。実際、大会に同行した関係者も「スコアーが流れたときは感動しましたね」と感慨深げに話していた。 昨年はIWGP USヘビー級王座決定トーナメントの開催など、少しよそ行きなカードが並んでいた。しかし、今年はレイ・ミステリオJr.がゲスト参戦することが発表されたぐらいで、その他は日本でも毎月開いている新日本のビッグマッチをロサンゼルスに移行させたイメージだ。主要カードを日本のマット上で決めていたことがその象徴だろう。日本で生まれた遺恨をアメリカで決着させる、アメリカで生まれた遺恨を日本で決着させる。双方が上手く同居した大会だったと言える。 今回の大会で私がいちばん驚いた観客のリアクションは、鈴木みのるの入場シーンで「カゼニナレ!」の大合唱が起きた場面。おそらくWWEの日本公演をアメリカ人が見ると同じような感情を覚えるに違いない。日本で一番人気の内藤哲也に対する声援も、棚橋弘至へのリスペクト感もハンパなく感じられ、とてもうれしい気持ちになった。 ミステリオの欠場は残念だったが、会場で挨拶をする姿を見ると、今回流れてしまった獣神サンダーライガーとのレジェンド対決や、ウィル・オスプレイとの異空間対決へ夢が膨らむ。そしてメインではゴールデン☆ラヴァーズとヤングバックスが全力を出し合うベストバウトを展開。最後は紙一重の差でゴールデン☆ラヴァーズが勝利を収めたが、日本でもアメリカでも対戦を積み重ねて、我々が想像するよりも良い闘いを世界中のファンに見せてもらいたい。 大盛況だったアメリカ大会だが、次回大会は7月7日にカウパレス(カリフォルニア州サンフランシスコ)で開催されることが発表された。カウパレスは1950年代には“鉄人”ルー・テーズが頻繁に試合を行っていた。ビートルズもコンサートを開催するなどエンターテイメントの殿堂で、約1万5千人を収容できるアリーナクラスの大会場だ。次回は『G1クライマックス』直前の熱をアメリカに直輸入し、新日本プロレスをさらに世界へアピールする。【どら増田のプロレス・格闘技aID vol.4】写真提供・(C)新日本プロレス
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スポーツ 2018年04月03日 21時30分
バレットクラブ内紛問題ついに決着か?次期シリーズでケニー派対Cody派全面対決!
ケニー・オメガが飯伏幸太との「ゴールデン・ラヴァーズ」復活を選択した。これに、かねてからケニーに対して不満を持っていたCodyは猛反発して「バレットクラブ」の内紛問題が勃発した。 自らがリーダーと主張するCodyは既に新しいバレットクラブのロゴを制作したことも明らかにしている。高橋裕二郎、チェーズ・オーエンズ、そしてオリジナルメンバーであるタマ・トンガらサモア勢は「俺たちのリーダーはあいつじゃない」とCodyに批判的な発言をしている。 ヤングバックスはCodyからラブコールを送られたものの、ゴールデン・ラヴァーズに敗れたとたんに激しく叱責された。1日の両国国技館大会で行われたゴールデン・ラヴァーズ対Cody&ハングマン・ペイジの試合中にヤングバックスは姿を現し、Codyを挑発した。 今年1月の騒動後、ペイジやスカルがCodyのパートナーを務めているが、彼らも「いざこざがあるのはケニーとCodyだけ」と話す。他のメンバーも同様のコメントを残した。 新日本プロレスは事態の収束を図ろうとしたのだろうか?次期シリーズで、バレットクラブ絡みの興味深いカードをラインナップした。5.3福岡国際センター大会では、ヤングバックスがスカルとトリオを結成。バッドラック・ファレ、タマ、タンガ・ロアが持つNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦する。 また飯伏はペイジと、ケニーはCodyと対戦。アメリカROHマットに続き、シングル対決に臨む。翌4日の福岡大会では、ケニー&飯伏&ファレ&タマ&ロア対Cody&ペイジ&スカル&ヤングバックスの10人タッグ戦が組まれている。 バレットクラブは裏切りや追放を繰り返しながら、新戦力を補強してきた歴史のあるユニットだ。今回のキーパーソンはCodyともめているにもかかわらず、Cody派に組み込まれてしまったヤングバックスが握っているのではないか。プリンス・デヴィット、AJスタイルズと歴代リーダーがバレットクラブを去るときは、必ずヤングバックスが絡んでいた。今回もケニーとの友情の行方を握るヤングバックスの動向が注目される。 どちらにせよ、世界的にも人気があるバレットクラブが“元サヤ”に戻るのが困難なのは確かなようだ。取材・文 / どら増田写真 / 広瀬ゼンイチ
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スポーツ 2018年04月03日 06時48分
オカダ・カズチカ絶対政権樹立へ「さっさとV12へ行く!」5.4福岡で棚橋の挑戦受ける
新日本プロレスは2日、都内の本社で両国国技館大会(1日)の一夜明け会見を行った。両国大会でザック・セイバーJr.の挑戦を退け、史上最多タイ記録となる11度目の防衛に成功したIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカが出席した。 オカダは「ザック・セイバーJr.はレベルの違う関節技を使う選手だった」と相手をたたえた。3月のウィル・オスプレイ、今回のザックと対戦が続いたイギリス人選手の印象については「僕はメキシコに行って、アメリカに行って、新日本でもやってて、その3つの国のプロレスはわかるんですけど」と前置きし「ああいうイギリスだったり、ヨーロッパのプロレスのスタイルは全くわからないので、こんなプロレスがあるんだ!こんな返し方だったり、こんな関節技があるんだと。そういうのは闘って学べました」と未知の技に驚いた様子。しかしオカダは「もちろんビックリしますし、キツイですけど、いい経験だなって」と前向きに捉えた。「イギリスではオスプレイもザックも有名な選手。彼らと闘ってイギリス人にも『IWGP』や『オカダ』が届いたんじゃないかなと思います」などと、イギリス勢と続けて闘ったことの収穫を口にした。 続けてオカダは棚橋弘至を意識し「タイ(記録)は気持ち悪いので、さっさとV12へ行きます」と宣言した。 前日の試合後、次期挑戦者として「俺しかいねぇだろ!」とオカダの前に現れた棚橋。棚橋もオカダと同じく、11回連続防衛の最多記録を持つ。今回記録に並んだオカダに対して、挑戦表明したのだ。くしくも棚橋の防衛記録を止めたのは2012年、凱旋帰国直後のオカダだったという因縁もある。2016年1.4東京ドーム大会以来となる21世紀の“名勝負数え唄”は、5.4福岡国際センター大会で実現することが決定した。 先シリーズで、久々に棚橋とタッグマッチで絡んだオカダは「懐かしさはありました」とした上で、「でも『棚橋弘至は棚橋弘至だな』と思いましたね。昔と変わってない。むしろ実力もコンディションもレベルが落ちてる。今の棚橋はつまらない」とバッサリ。続けて「(新日本の)『エース』と言いたければ言っても構わないけど、試合を休む弱いエースはいない。恥ずかしくないんですかね」と棚橋をこき下ろした。 棚橋との試合については「引導を渡したい気持ちはないけど、今度の試合で本人ファンも『棚橋が出るところじゃないな』って感じる試合になりますよ」と展望を語った。 棚橋の挑戦を退けると、連続防衛回数の単独1位記録を樹立する。「絶対政権」ができると挑戦者選びも難航するだろう。しかしオカダは「きのうは棚橋しか出てこなかったし、みんな僕に敵わないって気づいてきたんじゃないですか」と前向き。「夏にはG1(クライマックス)もありますし、誰か出てくるでしょう」と、新たな敵が現れると予測した。ファンの間からはオカダが強すぎることへの「反感」も出始めているようだが、「1年10カ月チャンピオンでいることは厳しいけど、楽しみたい」と、最後まで余裕の表情を崩さなかった。 次期シリーズでは全大会でオカダと棚橋によるタッグマッチが組まれており、さながら「前哨戦」の様相を呈するだろう。昔とは完全に立場が入れ替わってしまった棚橋にとっては、5.4福岡大会までにオカダの余裕を少しでも消すことができるのかがポイントになりそうだ。取材・文・写真 / どら増田
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芸能ネタ 2018年04月02日 12時40分
ネットで話題沸騰!あの人気ポケモンが新日本プロレスにまさかの入団
日本で最大の規模を誇るプロレス団体であり、多くのスターレスラーが所属している新日本プロレス。4月1日、この団体を舞台にとある“ポケモン”の入退団劇が繰り広げられた。 新日本プロレスの公式ホームページによると、この日同団体は本社で緊急会見を行い、幅広い世代に人気を博すポケモン“イーブイ”の新日本プロレス入団を発表。様々な活動でイーブイを応援する『プロジェクトイーブイ』がイーブイを新日本プロレスの道場に派遣したことが、入団のきっかけであったという。また、入団を記念して“キング・オブ・ダークネス”EVILとのデビュー戦が行われたことも合わせて記載されている。 “イービル”、“イーブイ”と名前こそ似てはいるものの、EVILは過去にNEVER無差別級王座やIWGPタッグ王座などのタイトルを獲得している実力派レスラー。当然苦しい戦いになるかと思われたが、意外にもイーブイは善戦。すばやさを生かしたフットワークや「つぶらなひとみ」といった技を生かしEVILのペースを乱していく。 その後「とっしん」、「ナインエボルブースト」、「すてみタックル」といった大技を次々に繰り出しEVILを追い詰めたイーブイだが、前述の「とっしん」の流れ弾を受けていたレフェリーが失神しており3カウントはならず。そのまま試合は時間切れでドローとなった。 今後に期待を抱かせるデビュー戦となったイーブイだが、その後体格面で入団条件を満たしていなかったことが発覚。その日の内に新日本プロレスを退団することになっている。 既にお気づきの方もいるかもしれないが、今回の一連の流れは全て4月1日のエイプリルフールに向けて新日本プロレスが打ち出した特別企画。ただ、“プロレス”と“ポケモン”のまさかのコラボということもあってか、ネット上では「これは意外すぎる」、「企画のクセがすごい」、「企業のネタの中ではこれが1番」といった声が挙がっている。 1日足らずで退団となった、イーブイの入団・退団劇は、SNSでも拡散されており、新日本プロレスリングの公式twitter、プロジェクトイーブイの公式twitterの退団投稿はかなりの話題を呼んだ。プロレスとポケモンの意外な親和性と、SNSとの相性の良さで、プロレスファン以外のユーザーにもアプローチし、大評判となった。 毎年エイプリルフールに様々な企画を世に送り出し、多くの人々を楽しませている新日本プロレス。今年も上々の反応を得られたようだ。
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スポーツ 2018年03月31日 15時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ビル・ロビンソン」日本で初めて外国人エースに君臨した“人間風車”
最近ではベビーフェイスの来日外国人レスラーも珍しくはないが、かつて力道山の時代においては、外国人レスラーといえば悪役であることが当然だった。世界最高峰であるNWA王者のルー・テーズともなると、さすがに露骨な反則は行わないが、それでも力道山の攻撃をすかすなどして、観客の怒りを買うようなファイトを見せていた。 世界的なベビーフェイスだったミル・マスカラスでさえ、日本プロレスへの初来日時には“悪魔仮面”というニックネームが冠されたものだった。 明らかに悪役ではない外国人となると、その嚆矢は新日本プロレスの旗揚げでアントニオ猪木と対戦したカール・ゴッチになるか。猪木の師匠格とされた“プロレスの神様”は、その乗り越えるべき壁であり、猪木とゴッチの闘い模様は、それまでの善玉vs悪玉という定番とは異なるものとなった。とはいえ、日本人エース=猪木の引き立て役には違いなく、その役割は悪役レスラーと同質のものといえる。 では、日本人の当て馬ではない純粋な外国人ベビーフェイスとして、最初の成功例は誰かといえば、おそらく“人間風車”ビル・ロビンソンであろう。 “スネーク・ピット(蛇の穴)”ことビリー・ライレー・ジムで身につけた華麗なテクニックで、日本マットでも大いに人気を博したロビンソンは、1968年4月、国際プロレスで初来日を果たしている。 その前年に設立された同団体は、当初、デビューから2年足らずのグレート草津をエースに擁立する予定だった。しかし、草津は大事な旗揚げ戦でルー・テーズの持つTWWA王座に挑戦するも、バックドロップで失神KO負けを喫してしまう。 「そもそもこのタイトルは国際プロが設立したもので、草津に勝たせて“箔付け”するためにルー・テーズを初代王者に認定していた。だから草津が負けるなど、団体としてはまったくの想定外でした」(スポーツ紙記者) 海千山千のテーズならば“上手な負け方”などお手の物だったろうが、新人に毛が生えた程度の草津が相手では、そのプライドが許さなかった。 困ったのは旗揚げ早々にエース候補を潰された国際プロで、ほかにもキャリア十分の豊登やアマレスの実力者だったサンダー杉山らはいたが、これは国際の試合を放映するTBS側が、「いずれもずんぐりむっくりとした体形でテレビ映えしない」と乗り気ではない。そんなタイミングで来日したのが、ロビンソンだった。 英国紳士然としたルックスに抜群のレスリングテクニック、そして日本初披露となった必殺のダブルアーム・スープレックス。すべてにおいてハイレベルであり、また欧州ではアメリカほどプロレスが盛んではなかったため、スケジュールを押さえるのにも都合がよい。エース不在となった国際にとって、日本人ではないという点さえ目をつぶれば、まさに願ってもない存在であった。 「ロビンソンら欧州勢のブッキングを橋渡ししたのが、その頃、アマレス界のトップだった八田一朗氏でした。その顔を立てる意味もあったのでしょう」(同) 初来日で豊登と杉山を相手に、自身の所持するヨーロピアン・ヘビー級王座の防衛戦を行ったロビンソンは、同年11月に再来日を果たすと、第1回ワールド・チャンピオン・シリーズで優勝。国際の看板タイトルとしてIWAが新設されると、ヘビー級の初代王者に認定され、'70年5月まで約1年半にわたって王座を守り続けた(サンダー杉山にリングアウト負け)。 この間はタッグでも日本人選手と組み、日本陣営のエースとして闘った。その後、アメリカに主戦場を移すと、AWAエリアで主要選手として活動することになり、国際プロのリングからはフェードアウト。'75年にカール・ゴッチの要請に応じて新日本プロレスへ参戦すると、猪木とのシングル戦で歴史的な名勝負を繰り広げた(60分3本勝負、両者1本ずつ取っての時間切れ引き分け)。 その翌年にはAWAと全日本プロレスとの関係から、ロビンソンも新日を離れて全日へ移籍。最初こそは、ジャイアント馬場の持つPWF王座に挑戦して敗れたものの、以降は全日のUN王座をジャンボ鶴田から、PWF王座をキラー・トーア・カマタから奪取するなど、やはり国際時代と同様に外国人エースにふさわしい扱いを受けた。 普通、プロレス入りする選手は、もともとプロレスが好きだったり、他競技からの転向だったり、動機はさまざまあれど、いずれにしても“プロレスラーになる”と覚悟を決める瞬間があるものだろう。 しかし、ロビンソンの場合は、ただ強者を目指してレスリングの稽古を積んでいく中で、いつの間にかプロになっていたという珍しいパターンである。 ヒールかベビーかという意識が薄かったために、ロビンソンは“日本でエースを張る”という特異な形をすんなり受け入れることができたのだろう。ビル・ロビンソン1938年9月18日〜2014年2月27日。英国マンチェスター出身。身長185㎝、113㎏。得意技/ダブルアーム・スープレックス、ワンハンド・バックブリーカー文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年03月30日 21時30分
“何かが起こる?”春の両国!新日本4.1両国大会全カード決定
新日本プロレスは4月1日に両国国技館で開催する『SAKURA GENESIS 2018』の対戦カード全9試合を発表した。 メインイベントではオカダ・カズチカが、『ニュージャパンカップ2018』(NJC)優勝者、鈴木軍のザック・セイバーJr.を相手に、IWGPヘビー級王座11度目の防衛戦に臨む。オカダはこの試合で王座を防衛すれば、棚橋弘至が持つ最多防衛記録に並ぶ。ザックはTAKAみちのくをマネージャーに付けてから勢いが止まらず、NJCでは内藤哲也、飯伏幸太、SANADA、棚橋をいずれも関節技で下している。 オカダは2016年6月の大阪城ホール大会で内藤から王座を奪還すると、初防衛戦でプロレスリング・ノアの丸藤正道を退け、ケニー・オメガ、鈴木みのる、柴田勝頼、バッドラック・ファレ、ケニー(60分フルタイムドロー)、Cody、EVIL、内藤、SANADAを相手に10度の防衛に成功している。オカダにとっては4度目のチャンピオンロードだが、いずれの試合もハードな試合だったイメージがある。あまりにも強すぎると、強すぎるがゆえのブーイングも多い。これはかつての絶対王者だった故・橋本真也氏に対するファンの反応とかぶるところがある。 絶対王者は意外な選手に土を付けられるものだ。棚橋の記録を止めたのは、レインメーカーショックで凱旋帰国したばかりのオカダだった。これは今に例えると、ザックがオカダに勝ってしまうのと似たような事件だった。毎年何かが起こる4月の両国大会だが、「JUST TAP OUTショック」は起こるのか?注目だ。 セミファイナルでは、先日の新日本プロレス・ロサンゼルス大会(詳報は後日掲載予定)で、ヤングバックスとの39分にもわたる死闘を制したケニー&飯伏のゴールデン・ラヴァーズが、Cody&ハングマン・ペイジと「バレットクラブ清算タッグマッチ」を行う。ケニーはバレットクラブとゴールデン・ラヴァーズの二刀流を目指す考え。飯伏は超党派の立場として、チェーズ・オーエンズや、高橋裕二郎、オリジナルメンバーと言ってもいいバッドラック・ファレらサモア勢ともそつなくタッグを組んでいる。バレットクラブのケニー派はゴールデン・ラヴァーズにも好意的なイメージを持っているのだ。 態度が明らかになっていないヤングバックスは、オープニングマッチで、裕二郎&オーエンズとのカードが組まれた。Cody、ペイジとともに「Cody派」とされるマーティ・スカルは、ウィル・オスプレイが持つIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦。NEVER無差別級6人タッグ王者チームのファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロアのサモア勢は、真壁刀義&マイケル・エルガン&田口隆祐の「タグチジャパン」の挑戦を受ける。 バレットクラブ絡みのカードはどれも見逃せないが、日本時間4月8日のアメリカROHのビッグマッチで、ケニー対Cody、飯伏対ペイジの2大シングルマッチを行うことが決まっている。両国大会セミファイナルのタッグマッチは、ROHの前哨戦となる。バレットクラブの内紛はまだ収まるまで時間がかかりそう。人間関係が複雑すぎて、結末がまったく見えてこない。 IWGPジュニアタッグ選手権は3月6日の大田区大会で行われた3WAYマッチの再戦。金丸義信&エル・デスペラードに、YOH&SHO、BUSHI&高橋ヒロムが挑戦する。先シリーズから抗争が激化している内藤とみのるも登場。内藤は3月30日の後楽園ホール大会から復帰するEVILとSANADAのIWGPタッグ王者チームを、みのるはランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.のK.E.Sをしたがえ、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンと全面対決する。みのるは内藤との一騎打ちを早く決めたいところだろう。 棚橋は、ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレーとトリオを結成し、NEVER無差別級王者の後藤洋央紀、IWGP USヘビー級王者のジェイ・ホワイト、YOSHI-HASHIと6人タッグに出陣。フィンレーはヤングライオン時代に生活をともにしたジェイのUS王座に挑戦するとぶち上げており、この2人の闘いが軸になるだろう。後藤のベルトがガラ空きなのが気になるところだが…。その他、石井智宏&矢野通が、飯塚高史&タイチと対戦。矢野と飯塚の元パートナー対決は注目である。 “何かが起こる春の両国”、今年は何が起こるのか?はたまた何も起こらないのか?チケットは既にほぼ完売。両国の次のビッグマッチは、ゴールデンウィークの福岡国際センター2DAYSだ。桜を散らす東京の風で、福岡を吹き飛ばすくらいの熱い闘いに期待したい。取材・文 / どら増田写真 / 広瀬ゼンイチ
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スポーツ 2018年03月28日 21時45分
グレートムタ、“毒の呪い”の集大成を魅せるも男色ディーノとの物語はまだ続く!【DDT】
DDTプロレス『Judgement2018〜DDT旗揚げ21周年記念大会〜』▽25日 両国国技館 観衆 5,796人(超満員) エンターテイメントプロレスのパイオニア団体で、日本版WWEとも呼ばれるDDTプロレスが3月25日、両国国技館で旗揚げ21周年記念のビッグマッチを開催した。昨年からサイバーエージェントグループ傘下に入ったこともあり、今大会はAbemaTVでも完全生中継された。 DDTだからこそ実現できるバラエティ豊かなビッグネームが揃った今大会だが、グレートムタが欠場前最後の試合に臨み、大会に華を添えた。▼第7試合 ドラマティック・ドリームマッチ 30分1本勝負○グレート・ムタ&佐々木大輔&遠藤哲哉(20分9秒 体固め)男色ディーノ&石井慧介●&大家健※ムーンサルト・プレス 15日に都内のホテルで行われた記者会見で、グレート・ムタから『毒の呪い』の予告を受けて、さっそく、呪いにかかったフリーライター・橋本宗洋氏から毒霧を噴射された男色ディーノ。その後も連日にわたり、呪いの毒霧をリングアナウンサー、レフェリー、セコンドのレスラー、マスコミ、そしてサイン会中にはファンからも毒霧を食らった。男色ディーノは呪いの恐怖と闘う日々を過ごしながら当日を迎えることになった。 しかし、さすがはディーノである。入場テーマ曲『スリル』が流れると両国のマス席を徘徊しながら、いつものように男性客の唇を次々に奪っていく。その姿から恐怖心は一切消えていた。一方のムタは深海魚をイメージしたコスチュームで、大歓声の中“見参”。ムタの“別人格”武藤敬司が今月末に膝の人口関節置換術を行うことから年内欠場が決まっている。武藤は欠場前ラストファイトをWRESTLE-1の3.14後楽園ホール大会で終えている。 人工関節になると武藤、ムタの歴史を支えてきたムーンサルトプレスが放てなくなるとあって、3.14後楽園大会ではラストムーンサルトをフィニッシュホールドとして披露している。 ムタや武藤にとって両国国技館は、新日本プロレス時代に始まり、全日本プロレスやWRESTLE-1など、戦場を変えても節目節目において両国でビッグマッチを開いてきた。毎回ムーンサルトプレスで勝利を重ねてきたゆかりのある会場が両国なのだ。 ムタとしてラストのムーンサルトが見られるのか?ディーノに対する“毒の呪い”の行方は? ゴングが鳴るとムタはそんなことはお構いなしと、独特の魔界ワールドを炸裂させた。ディーノの挑発に乗ることなく、最初はコーナーに下がり、タッチを受けて大家健との“異次元遭遇”を果たすと、場内からは大“大家コール”が沸き起こる。これに対してムタは天に向かって緑の毒霧を噴射。これだけで両国という大きな会場をムタの色に染めてしまうのだから、さすがは世界のスーパースターである。 現在、中邑真輔がWWEのトップで活躍しているが、野球の世界に例えるなら1980年代後半から1990年代初頭にかけて、当時WWEのライバル団体だったWCW(のちにWWEが買収)のトップ選手だったムタは野茂英雄的な存在なのだ。新日本時代、東京ドーム大会で武藤よりムタの登場が多かったのは、ムタが大会場に映えるのが理由だったとも言われている。 しかし、元祖“制御不能”レスラーでもあるムタと、同じく“制御不能”なディーノとの遭遇はとても刺激的だった。この2人が絡むことが“毒”なのかもしれない。ディーノがムタの股間を掴んでもムタは表情を崩さない。それでも己を貫くディーノは、コーナーで“大切な”尻を向けると毒霧を噴射。ちなみに、ムタはかつてインリン様の股間に毒霧を噴射し、“ご懐妊”したインリン様はボノちゃんを“出産”した経緯がある。 さらに、佐々木、遠藤と3人によるトリプル毒霧を食らったディーノは戦闘不能になり、最後はムタが石井にラストムーンサルトプレスを放ち試合を決めた。 佐々木率いるダムネーションのメンバーと引き上げるムタに対してディーノは「勝ち逃げは許さない。次はシングルで勝負よ!」とムタの復帰後、シングル対決するようアピール。“毒の呪い”の集大成を見せたムタはノーコメントのまま魔界へと戻っていった。ムーンサルトプレスという代名詞は失うことになるが、新生ムタとディーノの“制御不能”な物語はまだまだ続きそうだ。文・どら増田写真提供・(C)DDTプロレスリング
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