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新日本プロレス 永田がG1用の秘密兵器「東金クラッチ」を初公開。さらには禁断のアノ技の解禁も

 新日本プロレス「G1クライマックス」(8月5日、大阪大会で開幕)制覇を狙うIWGPヘビー級王者・永田裕志が30日、都内の同道場で新技「東金クラッチ」を公開した。G1奪取に向け新必殺技を完成させたミスターIWGP。その一方で、禁じ手「キラーエルボー」解禁を辞さない決意まで示し、いよいよ現王者が臨戦態勢に突入した。
 ミスターIWGPが2001年以来2度目の夏の称号奪取に本腰だ。G1開幕まで残り1週間をきったこの日、都内にある同道場で新技の試し切りを行っていた永田。「田口とスパーリングしてたらさっき完成した」というG1用の新必殺技「東金クラッチ」を披露した。
 「東金クラッチ」は丸め込みのフィニッシュホールド。かねてより「オレの育った千葉・東金という地名のついた技がほしかった」と口にしていたミスターIWGPにとって「夏のクソ暑い時期に連戦を戦いぬく上で必要になってくる技」なのだという。
 永田といえば、エクスプロイダーやバックドロップホールドといった投げ技に加え、腕折りやナガタロックなどサブミッションの必殺技があるが、それらと違って「東金クラッチ」はかなり地味な技。それでも永田によれば「オレはいままで丸め込みっていうのはやってこなかった。でも今回のG1の予選リーグでは曙、バーナードという大型選手との対戦がある。そういう選手との対戦になったときにこういう技がいきてくるし、必要となってくる」という。

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