ミスターIWGPが2001年以来2度目の夏の称号奪取に本腰だ。G1開幕まで残り1週間をきったこの日、都内にある同道場で新技の試し切りを行っていた永田。「田口とスパーリングしてたらさっき完成した」というG1用の新必殺技「東金クラッチ」を披露した。
「東金クラッチ」は丸め込みのフィニッシュホールド。かねてより「オレの育った千葉・東金という地名のついた技がほしかった」と口にしていたミスターIWGPにとって「夏のクソ暑い時期に連戦を戦いぬく上で必要になってくる技」なのだという。
永田といえば、エクスプロイダーやバックドロップホールドといった投げ技に加え、腕折りやナガタロックなどサブミッションの必殺技があるが、それらと違って「東金クラッチ」はかなり地味な技。それでも永田によれば「オレはいままで丸め込みっていうのはやってこなかった。でも今回のG1の予選リーグでは曙、バーナードという大型選手との対戦がある。そういう選手との対戦になったときにこういう技がいきてくるし、必要となってくる」という。