>>阪神・藤浪の背信投球に「俺はもうよう言わん」 金村氏がプレー解説を放棄? 二軍降格やむなしとファンも呆れ<<
今回の動画で岡田氏は現在共に二軍降格中で、今季成績が「21登板・3勝3敗4ホールド・防御率5.21」の藤浪、同「.254・23本・60打点」のドラ1ルーキー・22歳の佐藤輝明の今後をテーマにトーク。9月10日に二軍落ちした佐藤については二軍ではなく、今すぐにでも一軍に戻した上で復活の道を探るべきではと主張し理由や根拠などを語った。
一方、岡田氏は佐藤と同日に二軍降格となった藤浪について一軍に戻す具体的な時期には言及しなかったが、「中継ぎ(起用)で再生とかは無理と思いますね。やっぱり先発(固定で使うべき)ですよ」と発言。一軍、二軍にかかわらず、先発に固定しないと復調は望めないのではと主張した。
岡田氏は続けて、「先発いけると思って雨で流れた。そしたら(首脳陣から)『ベンチ入れ』(と言われて)、負けてる展開で『お前投げろ』言われたらやっぱ厳しすぎるもん」とコメント。藤浪は先発予定だった9月2日・中日戦が雨天中止となった後、同5日・巨人戦(3回3失点)、同9日・ヤクルト戦(1.1回2失点)とリリーフ登板で2試合連続失点を喫し二軍降格となっているが、岡田氏は矢野燿大監督をはじめとした首脳陣の起用法が一貫しない点も不調の要因ではないかと苦言を呈した。
今季の藤浪はここまでチームワーストの40四球を記録しているが、「先発で四球(は)ちょっと大目に見て(起用した方がいい)ね」と多少の制球難には目をつぶって使うべきだとした岡田氏。ただ、一軍再昇格については「いつどういう形で(一軍に)上げるか(も大事)ですよね」、「やっぱ二軍と一軍は(打者のレベルが)違うからね」と、二軍で明確な結果を残すまで見合わせた方がいいとも語った。
岡田氏の発言を受け、ネット上には「これは本当にそう思う、やれ先発で行け、やれリリーフで行けなんてやってたらいつまでも復活できない」、「先発と中継ぎは調整法とかも変わってくるんだから、たらい回しのような使い方してるとなかなか力を発揮できないのでは」、「今シーズンの数字見ても、藤浪が中継ぎに向いてないのは明らかだしなあ」といった同調の声が寄せられている。
「今季の藤浪はここまで先発登板が6試合、リリーフ登板が15試合となっていますが、それぞれの今季成績は先発が『2勝2敗・防御率3.34』、リリーフが『1勝1敗・防御率9.00』とリリーフ登板の方が失点がかさんでいます。また、制球の面でも先発時の与四球率が『6.68』、リリーフ時は『9.00』という現状なので、岡田氏と同じく藤浪は先発固定が望ましいと考えているファンは多いようです」(野球ライター)
二軍降格後初登板となった16日・ソフトバンク戦では先発として「6回1失点」と試合を作り、与四死球も2個に抑えた藤浪。次回登板予定は23日・広島戦で先発を務めるとみられているが、この調子で結果を積み重ねていくことはできるのだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA