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新日本プロレス GBHの“酔いどれレスラー”矢野通が、酒気帯びスケーター、織田信成に猛ゲキ

 新日本プロレスのドヒール軍団GBHの“酔いどれレスラー”矢野通が29日、ロックアップ東京・後楽園ホール大会でWEWヘビー級選手権に挑戦。新王者に戴冠した。開幕まで残り1週間をきった「G1クライマックス」に向け勢いをつけ“舌好調”の酔いどれ戦士。酒気帯び運転で書類送検されたフィギュアスケートの織田信成にまで異例の“猛ゲキ”を飛ばした。
 酔いどれレスラーが酒気帯び運転でパクられたフィギュアスケートの織田信成に喝だ。
 この日のロックアップ後楽園ホール大会でアパッチプロレス軍の至宝WEWヘビー級王座に挑戦した矢野。チャンピオンの金村キンタローと激突し、序盤から場外乱闘を繰り広げた。
 鉄柱にぶつけられ、イス攻撃を食らった矢野は頭部から流血。厳しい試合展開を強いられたものの、中盤にタックルで嫌な流れを断ち切ると、今度は逆に木づちで金村の額をパックリ打ち抜き制裁。互いに血だるまになりながらも最後は矢野が伝家の宝刀、鬼殺しで金村をマットに沈めた。
 血戦を制し、8月5日の大阪大会で開幕する真夏の祭典「G1クライマックス」を前に弾みをつけた矢野。試合後は「こんなベルト、デザイン変えちまうぞ」と豪快に吐き捨てれば、G1予選リーグで激突する棚橋弘至や中邑真輔には「イケ面どもに言っとけ。お姉ちゃんといいことしたかったらファールカップでもつけてこい」と宣告だ。
 まさに“舌好調”の酔いどれ戦士は止まらない。勝利の美酒に酔っていたのか、なぜか矢野は酒気帯び運転で捕まったフィギュアスケートの織田信成にも言及。

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