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新日本プロレス G1クライマックスは開幕戦が白熱の展開。熱い戦いが繰り広げられた

 Bブロックの新世代エース対決はフルタイムドロー。中邑真輔と棚橋弘至がそれぞれ勝ち点1を分けあった。のっけから互いに一歩も譲らないグラウンドの攻防を展開。試合は20分過ぎに動く。棚橋がフルネルソンからタイガースープレックスを繰り出せば、中邑もランドスライド、掟破りのドラゴンスープレックス。互いに見せ場をつくったものの、結局30分戦い抜いても互いに決め切れないままタイムアップ。試合後は棚橋が「納得いかねぇ。まあ、きょうは引き分けたけど、オレと中邑は100馬身くらい差がついてますから」とすれば、中邑も「クソ!あと残り全部勝たなきゃ」と悔しがっていた。
 ディフェンディング王者がミスターG1を撃破した。メーンで行われたAブロック公式戦では昨年度覇者の天山広吉が“ミスターG1”蝶野正洋に競り勝ち、自身2度目となる連覇に向け好スタートを切った。シャイニングケンカキック、STFからの裏STFというフルコースのえじきになりながらも、耐えしのいだ天山。終始攻め立てられたが、TTD、ムーンサルトプレスを繰り出し流れを手繰り寄せると、バッファロースリーパータップを奪った。試合後は「ミスターG1は誰や?どう考えてもオレやないけ!連覇間違いなしや」と連覇を約束。一方の蝶野は「アイツは絶対この長いG1もたない。勝負は調子が上がってくる2戦目3戦目から。優勝すりゃいいんだよ」と、まくし立てていた。

 キングコングが完勝だ。Aブロック公式戦では真壁刀義が“狂獣”ジャイアント・バーナードを破る波乱を起こした。序盤戦は怪力任せのラフファイトに苦戦したが、バーナードがレフェリーにぶつかってしまったスキに情勢は一転。チェーン巻きラリアートを叩き込み、トップロープからのキングコングニードロップを発射し、狂獣をマットに沈めた。3カウントを奪い会場をアッと驚かせた真壁だが、試合後は「これが現実。バーナード?オレにかかりゃこんなもん。今年の優勝が永田、蝶野?どー考えてもオレだろ」と豪語。

 イタリア革命が幕を開けた。Bブロックでは本年度スーパージュニア覇者ミラノコレクションATが矢野通に“頭脳プレー”で勝利した。入場してきた矢野を襲撃したミラノ。怒りにうちふるえる矢野を手玉に取るかのごとく、場外乱闘に誘い込んだ。矢野に花道でパラダイスロックをかけ、がんじがらめにして身動きをとれなくすると、カウント18で猛ダッシュ。自分だけ無事生還し、リングアウト勝ちを収めた。“頭脳プレー”で開幕ダッシュに成功したミラノは試合後「矢野クンは試合中死語が多いね。このG1オレは頭だけで勝負してやる。さあイタリア革命が始まるぞ」と宣言。敗れた矢野は「ふざけんな。あの偽イタリア人。次は殺してやる」と怒りを露わにし「オレはもともとスロースターター。残り勝ちゃぁいいんだよ」と巻き返しを誓っていた。

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