スポーツ
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スポーツ 2017年07月11日 16時00分
失速阪神 金本監督にやっぱり出てきた「今季退団」(1)
“デッドライン”を超えた金本知憲監督(49)の身辺が、にわかに怪しくなってきた。7月1日、8連敗中のチームを救ったのは、ドラ1ルーキー・大山悠輔(22)だった。先制3ランを放ち、重苦しいムードを一変させると、試合後、金本監督もニンマリ。大山の打球が左翼席に消えたときもベンチ前の柵を叩き、自分のことのように喜んでいた。 「昨秋のドラフト会議は即戦力投手を1位指名する予定でしたが、金本監督の“泣き”が入り2年連続野手指名に変わりました。その大山が打って勝ったのでインパクトが違う」(在阪記者) しかし、金本監督の身辺に漂う“モヤモヤ感”は払拭できなかったようだ。 「金本監督は通常、ペナントレースが交流戦終了後に再開する直前、オーナー、球団社長らとの会食に臨んでいます」(球界関係者) 坂井信也オーナー、四藤慶一郎球団社長が金本監督を招いたのは、6月21日にさかのぼる。先の関係者によれば、阪神は定期的に経営トップと指揮官との食事会を設けているという。当然、話題はペナントレースのことに集中した。 「今後の展開、来季の補強などが話し合われました。この時点で来季の話が出るのは、不自然なことではありません。現に昨年も夏の甲子園大会中に糸井嘉男がFA権を行使したら獲得に乗り出すことが確認されました。ザックリとですが、現場とフロントで意見交換をしています」(同) ただ来季のことでも、首脳陣がもっとも気に掛けている「あの話」には、ひと言も触れなかったそうだ。 「来季、金本監督が指揮を執るのかどうか、結論はオフまで持ち越しとなりました。ペナントレースの結果次第では…」(同) 金本監督の契約任期だが、正式には発表されていない。「3年」と予想する声が多かったが、先のトップ会談で金本監督の進退を明確にしなかったということは、「契約3年目は、2年目までの成績を見てフロントが判断」、もしくは「2年契約」だったのだろう。 また、結果論ではあるが、この会食後、阪神はドロ沼の連敗街道を突き進むことになる。交流戦を2連敗で終えた時点では、「首位楽天との試合だったから」と甘く見ていたフシも、経営陣にはあったらしい。 「連敗中、岡田(彰布=59)元監督が関西メディアで助言を送っています。同時に、『ベンチワークのミス』と痛烈に批判し、金本監督の決断を『中途半端』とバッサリ切り捨てる場面もありました」(前出・在阪記者)
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スポーツ 2017年07月11日 12時00分
福良監督「無理やろ?」の言葉を覆した! オリ山崎福也、138球の大熱投でプロ初完封【7.10 Bs vs F 詳報】
▽10日 オリックス 11-0 北海道日本ハム (京セラドーム大阪) オリックス7勝5敗 オリックス対北海道日本ハムの12回戦が京セラドーム大阪で行われ、オリックス大卒3年目の左腕、山崎福也がプロ初完封勝利を飾った。 5月26日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の一軍登板となった山崎福は、初回から制球に苦しみ、日本ハム先頭の西川に中前打を許すと、続く松本に四球。いきなり無死1、2塁のピンチを迎える。このときの心境を「ヤベェなと思いました」と試合後に話していたが、続く中田を得意のカーブで三振に仕留めると、レアードを左飛、大谷を遊ゴロに打ち取り、ピンチを乗り切った。 その裏、先頭の駿太が中前打で塁に出ると、9日に復帰したばかりの吉田正尚が、ライト5階席へ第1号特大弾、続くロメロもレフトスタンドへ15号となる連続本塁打を放ち、オリックスが3点先制。山崎福は2回も先頭の岡に二塁打を許すなど、不安定な立ち上がりが続いていたが、3回からセットポジションに切り替えて「しっくりきた」こともあり、緩急を使った投球で3回から6回までは被安打0。7回と8回のピンチも気迫のピッチングで日本ハム打線をねじ伏せた。 山崎福の力投に応えるかのようにオリックス打線は、日本ハムのエラーなども重なり11点の大量援護。これまで山崎福の最多投球回数は7回、最多投球数は122球で、8回終了時点で既に128球に達しており、福良淳一監督も「ベンチから見ていると肩で息をしている感じに見えた」ため、本人に「もう無理やろ?」と確認したそうだが、負けず嫌いな山崎福は「行きます!」と即答。ファンの大声援を受けながらプロ初完封がかかった最終回のマウンドにあがり、見事三者凡退で試合を締めた。138球、被安打7、奪三振8、与四球1の完封劇に京セラドームは歓喜の嵐に包まれた。今季先発初勝利の山崎福は2勝目(1敗)。オリックスは2連勝。 福良監督はきょうにも1回山崎福を登録抹消すると明言したが、オールスター明けの後半戦の先発ローテーションに、松葉貴大に続く2枚目の左腕として山崎福が加わるのは確実で、吉田正の復帰もあり、クライマックスシリーズ出場に向けて勢いを増しているチームにとっては大きな一勝となった。 ■福良監督のコメント 「サチ(山崎福)は初回が不安定で、どうなるかと思ったんですけどね。初回は久しぶりだったから緊張があったのかな。2回以降はとにかく打たれてもいいから初球はストライクを取れと(言った)。どうしてもボール先行が目立ちましたからね。(7回が終わった後に監督が山崎福と話して笑う場面があったが?)ベンチから見てたらボールがいっぱいいっぱいだったんですけどね(笑)。本人がどうしても行きたいって行かせてくれと言うので。9回のときも確認したんですけどね。(監督はどんな言葉をかけられたんですか?)もう無理やろ?って(笑)。点差もあったし、なかなか(完封する)チャンスもないですからね。最後は肩で息する感じでしたから、へばったんじゃないですかね。でも良かったですよ。(きょうは)初回の3点が大きかったですね。(吉田)正尚が3番に入ったら、(小谷野)栄一も5番で勝負強さを発揮できるというのがあるから、全然違うと思います。(吉田正を6回に下げたのは大事をとって?)それはありますね。久しぶりの守備というところもあって。(山崎福は1回登録抹消しますか?)1回抹消します。ありがとうございました」 ■プロ初完封勝利の2勝目 山崎福也のコメント「(監督に最後まで無理じゃないかと話されたそうですが?)『行けるか?』というのがマイナスの意味の…(笑)。自分は行きたいですって言いました。野手があれだけ打ってくれたので、感謝してます。(完封を意識したのは何回頃?)8回終わってからですね。それまでは全然なかったです。(立ち上がりのピンチはどんな思いだった?)ヤベェなって(笑)。これはマズイなって思ったんですけど、セットポジションにしてからしっくり来たんで、これなら大丈夫かなという確信はありました。(前回の降板後、試合中に千葉から大阪に帰らせられたわけですが、それからどんな思いだった?)いやー、もう一軍に上がれないんじゃないかという不安もありましたし、悔しさもありました。すぐ前向きにはなれなかったですね。でも日々練習してファームで結果を残していく中で、自信というか前向きな気持ちになりました。今回のチャンスはプレッシャーより、見返してやろうと思っていたので、きょうこうやって完封ができて、無茶苦茶うれしいです。問題はこれからなんで、今後もしっかりと試合を作っていきます」 ■1回、1死2塁からライト5階席へ飛び込む今季第1号先制2ラン 吉田正尚のコメント 「完璧です!甘く来たストレートをしっかりと振り切ることができました。なんとか1本目が欲しかったので、出てよかったですし、なにより先制することができてよかったです!」 ■1回、レフトスタンドへ15号ソロ本塁打 ステフェン・ロメロのコメント 「打ったのはカーブ。正尚のホームランを見て興奮したし、自分も同じことがしたいと思ったからね。少し先だったけど、ホームランになってくれてよかったよ!」 ■3回、1死満塁からライトフェンス直撃の2点タイムリーヒット クリス・マレーロのコメント 「高めのストレートをいい感じで打ち返すことができたよ。チャンスだったし、なんとかランナーをかえしたいと思っていたので、タイムリーになってくれてよかったよ!」取材・文/どら増田(オリックス番ライター)
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スポーツ 2017年07月10日 17時00分
ドロ沼連敗の真中ヤクルト 「辞めろコール」の裏で囁かれる意外なピンチヒッター
7月9日の広島戦、1点リードで迎えた9回表、ライアン小川がマウンドへ。連敗脱出の願いも虚しく、小川泰弘(27)は5点差をひっくり返された7日に続く背信登板となってしまった。真中満監督(46)の“夏休み”はつらいものとなりそうだ。 「チームが7連敗を喫した8日の試合後、神宮球場のヤクルトファンは、『辞めろ!』の罵声を容赦なく真中監督に浴びせました。球団も考えなければなりません」(ベテラン記者) 9日の広島戦は試合前から重苦しいムードに包まれていた。前日の同カードを落とした時点で借金は今季ワーストの「21」。対戦別勝敗で見ても、勝ち越しているチームは一つもない。観客席は「人気の広島戦」ということで、3カードとも3万人以上を記録したが、本来ならば、本拠地・神宮球場を埋める燕党が「辞めろコール」を起こしたとなれば、後半戦の観客動員数にも大きな影響を与えるだろう。 「ヤクルトの敗因は故障者の続出と、山田哲人を始めとする主力選手の不振です。真中監督を責めたところで、何の解決にもなりません。主力選手を我慢して使い続けた真中監督の采配も間違っていません」 指揮官を擁護する声も多く聞かれた。とはいえ、観客動員数は球団にとって最大収支であり、主力選手の復調を「待つ」だけではファンは離れていくばかりだ。 一般論として、監督を途中交代させる場合、「休養」の名目が使われ、ヘッドコーチ、二軍監督などに指揮を代行させる。2010年に逆上るが、ヤクルトには「監督代行」を決めてチームが息を吹き返した前例がある。高田繁監督の休養が発表され、当時、ヘッドコーチだった小川淳司氏が監督代行に就いた。小川コーチは二軍監督も長く経験しており、選手の気心を分かっていた。温厚な人柄も重なり、チームの雰囲気も好転し、同年オフ、そのまま監督に昇格した。トリプルスリー・山田を始めとする多くの野手陣は二軍でその薫陶を受けており、今日の礎も築き上げたが、当時を知る関係者はこう反論する。 「真中監督も二軍監督を経験し、選手の気心も分かっています。小川氏は監督代行のときから『チームの不振はヘッドコーチだった自分にもある』とし、監督昇格にも難色を示していました。ヤクルト球団は『二軍監督を経験させ、一軍指揮官に』の路線を作り、小川氏は『次の監督のため』と若手を育てることを最優先とする指揮を続けました。チームの事情をよく知る二軍監督、コーチから後継指揮官を選ぶ路線は生きているので、真中監督が任期途中でコケるようなことになれば、次の指揮官は準備不足となるのは明白」 球団は球宴休み中に真中監督と会い、今後の展望について話し合うだろう。 二軍監督も務め、満を持しての昇格となったはずの真中監督ではあるが、その話し合いの結果次第では、三木ヘッドコーチ(40)、投手陣を預かる伊藤智仁コーチ(46)、ベテラン指導者の杉村繁チーフ打撃コーチ(59)、作戦参謀の役目も務めてきた野村克則バッテリーコーチ(43)、高津臣吾二軍監督(48)あたりの名前も大きくメディアでも扱われることになるだろう。 「野村コーチは勉強家で、バッテリーの配球はもちろん、スコアラーへの指示も的確です」(前出・関係者) チームの混乱を避けるためにも、指揮官の途中交代は避けたい。 野村コーチは現役晩年、ピンチヒッターとして精神的重圧の掛かる場面でも活躍してきたが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2017年07月08日 18時00分
シーズン途中トレード第一号! FA取得選手を抱える日本ハムの裏技
7月7日、公示。前日、DeNAと北海道日本ハムの両球団から発表された「黒羽根利規捕手(30)とエドウィン・エスコバー投手(25)」の交換トレードが、NPBによって確認された。両球団とも入団発表はこれからだが(同時点)、シーズン途中で成立した今季のトレードは、これが第一号なのである。 「どの球団もシーズン途中のトレードはできるだけ、避けようという雰囲気になっています。家族のいる選手であれば、引っ越しになる可能性もあり、(選手が)単身赴任になるとしても、家族に及ぼす影響も大きいので」(在京球団スタッフ) たしかに、昨季は交換トレードが2件、譲渡トレードが1件だけ。一昨年は2対2の複数トレードが一件まとまっただけだった。球団にとってプラスになり、対象選手も出場機会が増えるのなら、トレードは決して悪いことではない。しかし、今回のトレードは“大激震の予兆”とも見られている。 まず日本ハムだが、今オフは編成スタッフを増員しても、年内に来季の選手構成を決められない可能性もある。長く投手陣を牽引してきた捕手の大野奨太(30)がFA権を取得した。ほかにも、クローザー・増井浩俊(33)、左腕・宮西尚生(32)、谷元圭介投手(32)もFA権を持っており、大谷翔平(23)のポスティングシステムによる米球界挑戦も“既定路線”のように捉えられている。 「主砲の中田翔(28)もどうなるか分かりません。順調に行けば、今季終盤に国内FA権を取得します。昨年オフの契約更改では辛うじてチームトップの座を守りましたが、代打を送られるなど屈辱的な交代も味わっています」(プロ野球解説者) 日本ハム球団はFA権を行使した選手を引き止めようとしない。これは球団の方針である。高額年俸のベテランを放出し、ドラフト指名した選手を20代半ばでピークに持っていくビジョンだ。 今回の黒羽根獲得は「大野退団」を前提としたトレードで、プロ4年目の石川亮、同じく3年目の清水優心、高卒ルーキーの郡拓也らが一人前になるまでの“繋ぎ”とも解釈されている。 「いや、黒羽根にとっては、今回のトレードはむしろ良い話だと思います。ラミレス監督は『正捕手は戸柱』と見ており、このままDeNAに残っても、試合に出るチャンスは限られていた」(前出・同) 交流戦明けには外国人選手のヤディル・ドレイク外野手(27)も獲得した。右の大砲タイプ…。中田がFA権を行使した場合に備えたのだろうか。 「巨人も日本ハムのFA選手を注視しているようです。谷元、増井が権利行使するのなら、弱点である救援陣を確実に補えますから」(球界関係者) また、ドレイク獲得には別の意味合いも含まれていた。日本ハムの所属外国人選手数は「5人」になった。一軍登録できる助っ人は4人までで、余剰人員を持たない球団方針もある。当然、他球団もそれは知っている。ドレイクの入団会見は「エスコバーを出す」のシグナルとなり、興味を示してきたのはDeNAだけではなかったという。 「Aクラス浮上の見通しが立たないと判断されれば、FA予備軍を放出してしまうのではないか? 生きのいい若手を交換要員に求めて」(前出・同) そう予想する声も聞かれた。 トレード期限は7月末まで。FA取得選手を多く抱える日本ハムが「シーズン途中のトレード回避」の不文律を破ってくるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2017年07月08日 15時00分
プロレス解体新書 ROUND57 〈第2回 IWGP暴動事件〉 猪木vsホーガンに長州が乱入
新日本プロレス史上初の本格的暴動を引き起こし、警察まで出動する騒ぎとなった第2回IWGP決勝戦(1984年6月14日/東京・蔵前国技館)。 長州力の謎の乱入によるアントニオ猪木の勝利は、いったい誰が描いた筋書きだったのか。 いよいよ平成から新たな元号に改まろうという中、それでもなお昭和プロレスについてさまざまに語られるのは、良くも悪くもアントニオ猪木の影響によるところが大きい。 「とにかく“普通”とか“当たり前”を嫌った人でした。例えば、藤波辰爾(当時は辰巳)と長州力の、いわゆる名勝負数え歌が盛り上がっていた頃、唐突に『いっつも同じような試合でつまんねえなぁ』と言い出す。それで札幌の“藤原喜明テロリスト事件”が起きたりするわけです」(新日関係者) しかも、猪木は思い付きを口にするだけで、実際のストーリー作りは他にお任せ。そのため周囲は猪木におうかがいを立てながら、あれやこれやと頭をひねることになる。 「花道で長州を襲うというのはどうでしょう?」 「いいんじゃないか」 「誰にやらせましょうか」 「誰でもいいよ」 「乱入の理由付けはどうしますか?」 「お前らで何か考えろ」 「当人たちには?」 「教えたら面白くならねえだろ」 だが、いつもの名勝負を期待しているファンからすれば、そもそも余計なことをする意味が分からない。 猪木の並外れて無責任な体質のせいで、伏線の回収をされないまま終わるアングルもしばしばで、その残された謎についての議論に花が咲くことになる。 「ただの思い付きもうまくハマれば、しっかり練った企画以上に緊張感あふれるものとなりますが、逆に周囲の人間が忖度しまくった結果、アルティメット・ロワイヤルのような選手もファンも、誰一人喜ばない、どうしようもないものになったりもする。だからといって猪木さんを無視すると、周りに知らせず、さらに勝手なことをやり始めるから始末に悪い」(同) その最たる例が第1回IWGP決勝戦における、自作自演の失神KO敗戦だ。 社運を賭けた一大イベントで、当然、最後に勝つのは猪木だと誰もが思っていた。ところが、猪木はそれが面白くない。 「おそらく“ここで一発アクシデントが起きれば、大騒ぎになるぞ”という発想なんでしょう。しかし、あの当時の新日ファンにしてみれば、IWGPがNWAを超える権威となり、その頂点に猪木が立つことを期待しているわけで…」(プロレス記者) “俺のやることに文句はなかろう”という根っからのスター気質ゆえなのか、ファンの託す思いをくみ取ろうとしないのは、猪木の弱点の一つと言えるかもしれない。 そんな猪木の“悪癖”は、翌年の第2回IWGP決勝戦でも表出する。前年の敗戦以降、アントンハイセル事業の失敗に社長解任クーデター、タイガーマスクの退団、UWF旗揚げに伴う選手の大量離脱と、ろくなことがなかった猪木が雪辱を期して迎えた大一番。 相手は前年覇者のハルク・ホーガン。むろんファンが望むのは、リング外のネガティブな話題を吹き飛ばし、なおかつホーガンへの雪辱を果たす猪木の快勝であった。 「ただ、このときすでにホーガンはWWF王者であり、その商品価値からして猪木がクリーンな勝利を収めることは、政治的な意味で難しい。それは薄々ファンも分かっており、決着さえつけば普通にリングアウト勝ちで構わないのだが、猪木という人はそれを良しとしなかった」(同) そこで、まず採用されたのは“延長戦”だった。新日の大一番としては'80年の異種格闘技戦、猪木vsウイリー・ウィリアムスでこれが実施され、翌年のスタン・ハンセンvsアンドレ・ザ・ジャイアント以降は、ファンからの“延長コール”も定着しつつあった。 延長1回だとありきたりだから2回にしようというところまでは、ファンもそれだけの熱闘と受け取るかもしれないが、しかし、そこから先のところで猪木のいいかげんさが顔を出す。 「長州を乱入させてヒール的な要素を付加しようというのは、おそらく猪木さんの発想です。あの頃の長州を自在に操れるのは、猪木さんぐらいですからね。だけど、最後に猪木さんを勝たせるにもかかわらず、猪木さんだけを攻撃するのは変だし、ホーガンだけに仕掛けたのでは猪木さんの反則負けと受け取られかねない」(前出・新日関係者) だったら両方に攻撃しようということで、まず猪木にリキ・ラリアットをかました長州は、返す刀でホーガンに向かい、アックス・ボンバーの相打ちに…。そうしてホーガンが倒れている間に、猪木がリングインして勝利となったものの、あまりの意味不明さに収まらないのはファンたちだ。 暴徒化したファンが蔵前国技館内の設備を破壊し、ついには警察官まで駆けつける騒ぎとなったが、新日初の暴動事件を生み出した張本人は、紛れもなく猪木自身であった。
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スポーツ 2017年07月08日 14時00分
大相撲名古屋場所の見どころはここだ! 貴景勝・阿武咲の若鮎2匹が土俵で躍り跳ねる
横綱・大関陣の相撲も楽しみだが、若鮎のように土俵上ではじける力士を見るのも大相撲の醍醐味だ。その期待を裏切らないのが、入幕3場所目でまだ20歳の貴景勝(たかけいしょう・貴乃花部屋)と、入幕2場所目で7月4日に21歳になったばかりの阿武咲(おうのしょう・阿武松部屋)だ。どちらも体は大きくないが、同じ押し相撲が特徴で、注目が集まっている。 大相撲名古屋場所が7月9日から、名古屋市の愛知県体育館で幕を開ける。 「貴景勝は高校相撲の名門・埼玉栄高出身。高校時代、世界ジュニア選手権の重量級で優勝し、卒業する半年前に貴乃花部屋に入門しました。すると、いきなり序ノ口、序二段で連続優勝するなど、15連勝して注目を集めた逸材です。今年の初場所に入幕を果たし、春場所、敢闘賞を受賞しました。阿武咲も、高校1年(青森・三本木農)で、国体優勝。プロに入るなら早い方がいいと中退して阿武松部屋に入門しています。師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)が、『アイツは全身がバネだ』と絶賛するようにスピードと瞬発力に優れ、わずか2年、史上10番目となる18歳5カ月の若さで十両に昇進。こちらも新入幕の先場所、敢闘賞に輝きました」(大相撲担当記者) 名古屋場所は貴景勝が西前頭筆頭、阿武咲が西前頭6枚目。番付が近い上、入門前の中学時代からしのぎを削ってきたライバルだ。名古屋入りすると、さっそく貴景勝が阿武松部屋に出稽古し、連日、3番稽古(同じ相手と何番もやる稽古)で火花を散らしていた。 「6月27日からの3日間だけで延べ80番はやっていましたよ。入幕が1場所早い貴景勝の方がわずかに分が良かったけど、阿武咲もツボにはまれば一気に押し出すなど、一歩も引けを取っていませんでした。次場所で貴景勝は、序盤から横綱、大関にぶつけられるのは必至。ここで跳ね返されたら普通の力士です。結果を出すか出さないかで、今後の力士生活が違ってくる。相手が誰だろうと全力勝負だ、と持ち前の負けん気をむき出しにしています。ダークホース的存在で、注目です」(部屋関係者) 幕内最年少、20歳と21歳の2人が名古屋場所の土俵を面白くするのは間違いない。
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スポーツ 2017年07月07日 16時00分
石川遼 サングラスだけは100点満点だがスランプ脱出の暗中模索
石川遼(25)のスランプ脱出の兆しは見えるのか? 腰痛を抱える石川は今季、“公傷制度”を使って米ツアーに参加している。だが、その制度で認められた出場可能試合数は「20」。限られた試合数で規定のポイントを稼がなければ、自動的にシード権を失ってしまう。ポイント数とはツアーの順位によって決まるが、16度目の制度適用となった6月初旬の試合も予選落ち。シード権確保は、絶望的な状況だ。 「ツアー後の石川は、ショットがどう、アイアンがどうのと敗因を語っています。その敗因分析は的確ですが、技術面で追いつかない。かつての輝きを失っています」(専門誌記者) その分析も、時には愚痴、不満にしか聞こえないそうだ。クラブに八つ当たりする光景はゴルファーなら珍しくもないが、そんな石川でも、絶好調を持続しているモノがあった。サングラス選びだ。 「少し青みがかったレンズの色、日本の真夏のような照り返しの中でもまぶしくない専用レンズで、フルスイングしてもブレない工夫がされています。他の一流プロはラウンド中、サングラスを外してレンズを拭くこともありますが、石川に関してはそういうシーンは見られません」(同) アイアンなどクラブに色々と“愚痴”をこぼしたことはあったが、確かにサングラスに関してはひと言も触れてはいなかった。常に太陽光との戦いを強いられるこれからのシーズン、石川はサングラスを武器に巻き返せるのか。 「石川はツアー中にスイングを修正しています。腰痛を患う前まで、武器は飛距離でした。今は飛距離よりも正確さを求めようとして、試行錯誤しているんです」(同) 正確さを求めたのは間違いではないが、スイングの改造は、通常であればオフシーズンにやるもの。サングラスの遮光で、スランプの出口まで見えなくなっているのでは…。
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スポーツ 2017年07月06日 16時00分
全力プレー大谷翔平にマイペース斎藤佑樹を「見習え」教育指導
日本ハム・大谷翔平(22)が一軍登録された。しかし、まだ完治していない大谷に対し、栗山英樹監督(56)は起用法について言葉を濁したまま。そのせいか、大谷に対し「斎藤(佑樹)を見習え!」という“奇妙な激励”もチーム内で飛び交っていた。 「フリー打撃では鋭い打球を連発しており、打撃面は完全復活したと言っていいでしょう。だけど、全力疾走できるのかどうか…。指名打者なら守備につかない分、怪我をした足への負担は軽減できるが、打てば、一塁まで走らなければならない。力を入れた瞬間、また再発してしまうかもしれないし」(スポーツ紙記者) ペナントレースが再開した6月23日、栗山監督は大谷の起用を見送った。代打でも打席に立たせなかったのは、取材陣も指摘するように、「一塁まで全力疾走したときの懸念」が払拭できなかったからだが、「斎藤を見習え」とはどういうことか。 「実に理に適ったエールです。斎藤の長所はマイペースなところ。周囲の批判が強くても、絶対に自分を変えません」(球界関係者) マイペース…。斎藤は昨年オフ、「どうして契約更新できるんだ!?」と日ハム贔屓のファンも疑問に思うくらいだった。「今季勝てなければ…」の危機意識は持っていたようだが、普通の選手なら“焦る”。だが、当の斎藤はキャンプ、オープン戦でもマイペースを貫き、5月31日、約2年ぶりの勝ち星を掴んだ。このとき、チーム内から出た言葉は「普通の選手なら、とっくに辞めている」だった。 「とにかく、斎藤に対する批判、酷評は止みませんでした。でも、オフからペナントレース本番までの間を計算し、焦らずに仕上げ、勝ち星につなげました。周りに左右されない精神力は並大抵ではない」(同) 大谷は違った。春先に右足の踵周辺を痛め、WBCを辞退した。左足太もも裏の肉離れは右足をかばって全力疾走した代償でもある。 「WBC辞退の引け目が大谷に強い責任感を与えました。右足の痛みを抱えながらも必死にプレーし、WBCを辞退した分を少しでもファンに返そうと頑張り過ぎたのです。結果、長期欠場するハメになってしまいました」(同) 図太さ、いや、“斎藤の精神力”があれば、長期欠場には至らなかったわけだ。試合に復帰する時期は栗山監督に一任されたが、大谷にはさらに無理をさせる可能性が出てきた。 「大谷はオールスター戦のDH部門でダントツの1位。出場は確実です。故障を理由に欠場することもできますが、ズル休みと解釈されれば、後半戦はペナルティーで何試合か出場できなくなります」(前出・記者) 責任感の強い大谷は、球宴でも全力プレーするはずだ。そこで怪我がぶり返せば、球界にとって大打撃。かといって、温存させれば、早く試合に復帰したいとし、必死に練習している姿からすれば、ズル休みの疑惑は免れない。 いろいろ“持っている”斎藤に学び、早く活躍する姿が見たい。
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スポーツ 2017年07月05日 17時00分
広島がヨシノブ巨人に苦手意識を植え付けた「試合前の秘策」
巨人が3連戦の初戦を制した。7月4日の対広島戦(マツダスタジアム)、巨人ベンチは試合前から重苦しいムードに包まれていた。この試合を落とせば、球団史上ワーストとなる「対広島8連敗」。 ワーストといえば、今季は球団初の13連敗も喫している。しかも、今季の対広島戦の成績は1勝10敗。「ここまで大差がつくものか?」と疑いたくなるような数字である。 同日午前中、広島は台風の影響で大雨。試合開始直前には青空が広がったが、高橋由伸監督(42)は、「午前中のうちに試合中止を決めてほしかった」とも考えたのではないだろうか。 「ここ5試合で17打数1安打のマギーをスタメンから外し、エースの菅野にも前回登板時から中4日で7月5日の広島2戦目に投げさせることも伝えていました。高橋監督はここで勝ち越さなければ、今季のAクラス入りもヤバイと思っていたようです」(プロ野球解説者) 先発・田口麗斗(21)の好投が大きかった。対広島戦で、ようやく2勝目。繰り返しになるが、いくら不振でもここまで大差がつくほど、巨人と広島の戦力差はないはずだ。 「一時期、『配球パターンを読まれているんじゃないか!?』と、巨人ベンチが疑心暗鬼になっていた時期もあります」(球界関係者) どのチームも、対戦相手の戦力を分析するスコアラーがいる。広島にはデータ収集、解析をする主要スコアラーは6人で、他球団に比べると、むしろ少ないほうだ。昨季、その6人が、巨人を含めた全球団からの勝ち越しを決め、球団記録となるシーズン89勝を挙げる「影の立役者」となった。 かといって、広島が特別優秀なスコアラーを抱えているといった話は聞かれない。どの球団にも熱心なスコアラーはいる。巨人ベンチが疑心暗鬼に陥るほどの成果を挙げた理由だが、それは、広島ベンチの「データの使い方」にあるのではないだろうか。 緒方孝市監督(48)は午前10時には球場入りする。そして、対戦チーム担当のスコアラーと約1時間、個別ミーティングをし、午後1時過ぎにコーチ陣も同席させ、改めて、スコアラーによる解析データを聞く。スコアラーはレギュラー選手にもアドバイスを送り、午後4時には『バッテリーミーティング』も行う。こちらは時間にして20分程度だが、スコアラーが一方的に喋るのではなく、投手、捕手が“肌で感じた”対戦チームの感想、前日の情報を発言する。ともに意見を出し合って、攻略法を練り上げるといった感じになるそうだ。 データは重要だが、傾倒しすぎるのは良くない。広島はデータを「野球」について話し合う材料に変えているようだ。 昨季、巨人戦でマジックナンバーが点灯し、巨人戦で胴上げが決まった。今季も独走態勢が固まりつつあるが、それを“後方支援”したのは、対戦12試合で10個も勝ち星を献上した巨人にほかならない。 このまま広島が独走してしまうようでは、面白くない。巨人は「補強がどうの」と敗因のあら探しをするよりも、「試合にどう臨むべきか」を見直すべきだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2017年07月05日 16時00分
熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times 注目されるダルビッシュ有 今後に関する6つのQ&A
7月末のトレード期限を控えて、レンジャーズのダルビッシュ有に関する噂や憶測が飛び交っている。今回は、ダルの現状と今後を理解する上で、重要な6つのポイントを、Q&A形式でまとめてみた。 Q1:今季のピッチングに対する評価は? A:高い。 味方の得点援護に恵まれないため、勝敗は6勝5敗(6月23日時点)だが、表にある通り(※本誌参照)、防御率、奪三振数、投球イニング数、QS数など主要な指標は軒並みトップクラスで、トミージョン手術によるブランクの間にコール・ハメルズに奪われていた「エースの座」を完全に取り戻した。 今季、特に光るのは、ピンチになるほど制球が冴えるため、走者を出しても得点されなくなったことだ。得点圏に走者がいる場面でヒットを許す確率は1割3分7厘という低さで、これはア・リーグの先発投手でベストの数字だ。苦手にしていた中4日登板も苦にしなくなり、今季は中4日で投げた8試合の防御率が2.79。それに対し中5日以上で投げた7試合の防御率は4.04と、中4日の方がずっといい数字を出している。 Q2:7月末のトレードの可能性は? A:低くなった。 今季のレンジャーズは序盤、打線が機能せず、開幕から5週間が経過した5月8日時点で13勝20敗と大きく負け越していた。そのため早い段階で優勝の望みがなくなり、7月に再建モードに入ると思われた。 そのような場合、メジャーの球団は、7月末のトレード期限までに契約最終年の主力選手を優勝争いするチームにトレードし、見返りに1、2年後に主力選手に成長しそうなマイナーのホープを獲得する。そのため、契約最終年の大物、ダルビッシュの7月末トレード説が浮上した。 しかし、レ軍は5月中旬に10連勝して息を吹き返し、現在はポストシーズン進出の望みが十分ある。そのため、7月末トレードの可能性は低くなった。 ただ、その可能性がゼロになったわけではない。7月に入って投打の主力に故障者が続出するような事態になれば、勝率5割を大きく割り込むことになる。そうするとダルのトレード説が再燃するだろう。 Q3:今季中にレンジャーズとの再契約が発表される可能性は? A:恐らくない。 レンジャーズはダルビッシュとの再契約に前向きだし、ダルの方も残留を希望している。しかし、ダニエルズGMは30歳を過ぎた投手と5年以上の長期契約をしないというポリシーなので、6年以上の長期契約を望むダル側との隔たりは大きい。よって、シーズン終了までにその溝が埋まる可能性は低いと見る向きが多い。 Q4:FAになった場合の評価は? A:7年2億ドル(220億円)程度と予測される。 レンジャーズとの溝が埋まらない場合は、チームを出てFAになり新たな契約先を探すことになる。 ダルビッシュは今オフ、FA市場の目玉になると見られているため、過去にFA市場で最高評価を受けたプライス(レッドソックス)やシャーザー(ナショナルズ)と同レベルの契約(7年2億ドル規模)になると予測する向きが多い。 日本人投手で契約規模が一番大きいのは田中将大の7年1億5500万ドル(170億円)なので、多少低めの契約になっても、ダルは日本人で最もリッチな選手になる可能性が高い。 Q5:今後の去就で最も可能性が高いシナリオは? A:いったんFAになったあと、レンジャーズと再契約するシナリオだ。 その場合は5年1億6000万ドル(176億円)〜6年1億8000万ドル(198億円)で話がまとまるだろう。レンジャーズ側とダルビッシュ側の金額の隔たりがなかなか埋まらない場合は、他球団と契約することになる。好条件を提示してくる可能性があるのはカブス、ヤンキース、アストロズ、エンジェルスあたりだ。 Q6:大谷翔平がダルビッシュの再契約の妨げになる可能性は? A:1%もない。 レンジャーズはダルビッシュとの再契約に前向きだが、それ以上に、大谷翔平獲得に並々ならぬ意欲を見せている。5月にはダニエルズGM自身が来日し、鎌ヶ谷でリハビリ中の大谷を視察している。 「大谷翔平がダルの再契約の妨げになる」と最初にぶち上げたのは、ヤフースポーツの名物記者ジェフ・パッサンだが、この記事はレ軍が大谷獲得合戦に深くかかわることになりそうだ、という前提のもとに書かれている。 しかし、大谷にはすでに意中の球団があると言われており、レ軍は相手にされない可能性が高い。レ軍が大谷獲得を優先すると結果的にダルが割を食うという予測は、話としては面白いが、現実に起きる可能性は極めて低い。スポーツジャーナリスト・友成那智(ともなり・なち)今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2017」(廣済堂出版)が発売中。
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