スポーツ
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スポーツ 2013年10月30日 17時55分
白鵬、曙、朝青龍らを抜いた! アフリカ大陸出身初の力士・大砂嵐が外国人史上最速で新入幕
アフリカ大陸から初の力士となったエジプト出身の大砂嵐(21=大嶽=本名=アブデラハム・シャーラン)が、待望の新入幕を果たした。 日本相撲協会は10月28日、九州場所(11月10日初日=福岡国際センター)の新番付を発表し、大砂嵐の名が西前頭15枚目に記された。 初土俵から所要10場所での新入幕は、年6場所制となった58年以降では、常幸龍(東前頭12枚目)の9場所に次ぎ、史上2番目のスピード出世(幕下付け出しを除く)となる。 外国人力士に限れば、大関・琴欧洲、秋場所(9月)後に引退した阿覧(元関脇)の所要11場所を抜き、史上最速となった。 横綱、大関まで昇進した外国人力士が、新入幕に要した場所数は、朝青龍(元横綱)、小錦(元大関)、把瑠都(元大関)が12場所。武蔵丸(元横綱=現武蔵川親方)が13場所、曙(元横綱)が15場所、横綱・白鵬が19場所、横綱・日馬富士が23場所。大砂嵐は新入幕までのスピードでは、並み居る先輩外国人力士たちの上を行った。 「まだまだ勉強。だから、もっと稽古を頑張らないと」と話した大砂嵐は、新入幕に満足せず、「夢に向けて、ずっと頑張ります」と横綱を目指す決意を示した。 このスピード出世は、アマチュアでの下地があったからこそ。16歳で相撲を始めた大砂嵐は08年にはエジプト国内の無差別級王者、世界ジュニア選手権無差別級で3位となり、11年にも世界ジュニア選手権で重量級3位となったアマ相撲の猛者だった。 新十両となった名古屋場所(7月)では、イスラム教の慣習であるラマダン(断食)と重なり、日中の飲食が禁じられたが、それでも2ケタの10勝(5敗)を挙げた実力はホンモノ。 出世が早ければいいというものではないが、さしあたって、小錦、朝青龍、琴欧洲が持つ新三役昇進のスピード記録(所要14場所=幕下付け出しを除く)更新を目指してほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年10月28日 15時30分
事実上の戦力外となった巨人・小笠原の行き先は…
長らく、日本ハム、巨人の中心打者として活躍してきた巨人・小笠原道大内野手(40)が事実上の戦力外となった。 今季は春季キャンプで左人さし指を負傷して出遅れ、5月18日に1軍昇格。6月5日の日本ハム戦では代打サヨナラ本塁打を放ったが、それ以外は目立った活躍はなく、同29日に出場選手登録を抹消され、その後、1軍からお呼びが掛かることはなかった。 今季成績はわずか22試合の出場で、36打数9安打1本塁打8打点、打率.250。イースタンリーグでも、92打数22安打2本塁打12打点、打率.239に終わっており、小笠原本来の打撃を見せることはできなかった。 ポストシーズンでも1軍昇格はなく、日本シリーズでは出場資格選手の40人枠から漏れた。これは、事実上、小笠原が原辰徳監督の戦力構想から外れたことを意味する。すでに、来季は原監督の続投が決まっており、小笠原は戦力外となる可能性が高い。 ただ、小笠原は現役続行に強い意向をもっているといわれ、他球団でのプレーに活路を見出すしかなさそうだ。 かつては、首位打者、打点王、本塁打王、最多安打、MVPのタイトルも獲得した小笠原だが、ここ3年は不振が続いている上、年齢は40歳を超えた。もはや、限界説もささやかれるなかで、果たして引き取る球団はあるのか? そんななか、小笠原の去就に関心を寄せているのが、落合博満氏がGMに就任した中日。落合氏と小笠原は、日本ハム時代、師弟関係にあった。小笠原が06年オフに日本ハムからFAを行使した際は、当時監督だった落合氏が食指を動かしたが、巨人とのマネーゲームを回避して、獲得競争から下りた経緯もある。 小笠原のポジションは一塁だが、中日の一塁手候補は今季、三塁を守ったエクトル・ルナ内野手、森野将彦内野手、残留が決まっていないマット・クラーク内野手がおり、飽和状態で小笠原が入り込む余地はない。そうなると、“代打要員”としての獲得しかないだろう。 代打となると、高い年俸を払うわけにもいかない。11、12年は年俸4億3000万円(推定)の超高級取りだった小笠原だが、2年間の不振で、今季は7000万円(推定)まで落ちた。 某スポーツ紙のA記者は「代打要員なら、3000万から、せいぜい5000万円程度。小笠原がプライドを捨て、薄給をのめば、現役続行は可能になるのではないでしょうか」と語る。 06年(日本ハム)、07年(巨人)には2年連続でMVPを獲得した小笠原だが、プライドを捨てられれば、中日に限らず、来季もユニフォームを着ることができるかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2013年10月26日 11時00分
原・巨人日本一でも大改革でレッドソックス上原に浮上する“凱旋帰還”
米大リーグのプレーオフ、ア・リーグ優勝決定シリーズで胴上げ投手にもなった上原浩治(38=レッドソックス)がMVPに選ばれた。10月20日付地元紙・ボストンヘラルドでも『ただ無敵』と題し、その活躍ぶりを伝えている。 「上原はレッドソックスと1年425万ドル(約4億1500万円)で契約を結ぶ際、55試合登板で来季の契約延長を保証するオプションを盛り込んでいました。8月に早々とノルマをクリアし、終わってみればレギュラーシーズンの登板数は73試合。今回のプレーオフも、4勝全てに関わって1勝3セーブの大活躍でした。普通に考えれば残留確定ですが、やはりそこはメジャーです。契約が完了するまでは、上原が来季もレ軍のユニホームを着ている保証はどこにもありません」(米国人ライター) かつて、松井秀喜がワールドシリーズMVPに輝いた年のオフにヤンキースを追われたように、メジャーは30代後半の選手を“買いたたく傾向”がある。 「同じ38歳の黒田博樹はヤンキース先発陣の中核。一方、上原はリリーバーで、疲労の激しいポジションです。今季の安い年棒がベースになるので、交渉が難航する可能性は高いと思いますね」(同) そこに重なってくるのが、古巣である巨人の来季に向けた構想だ。原辰徳監督はペナント制覇と日本シリーズ進出の結果を出し、残留が決定。今季はレギュラーシーズンの観客動員数も伸びており、経営陣がもっとも不安視していた人気面も及第点に届いた。しかし、来季の観客増につながる新戦力でのPR材料は今のところない。 「もしも上原の残留交渉がご破産となれば、他球団も買いたたいてくる。上原にはMVPのプライドもあります。そうなると、日本帰還も考えなければなりません。かつて岡島秀樹がソフトバンクで1年やって再び米挑戦したように、来季“巨人で1年”の可能性もあります」(ベテラン記者) 年俸倍増でもおかしくない活躍だったが、シビアなメジャーは何が起こるか分からない。
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スポーツ 2013年10月24日 15時30分
押切もえの元カレで、契約金7億円男の巨人・野間口がついに自由契約に!
かつて、スーパーモデル・押切もえとの“格差交際”で名を馳せた巨人の野間口貴彦投手(30)が、10月23日、自由契約となった。今季は1軍での登板はなかった。 野間口は今年5月に右ヒジを痛め、戦線離脱。回復しないため、9月21日に都内の病院で、右ヒジ内側側副じん帯の再建手術を受け、現在リハビリ中。来季の開幕には間に合わず、6月頃に復帰できる見込み。 自由契約といっても、完全な戦力外とみなされたわけではないようで、今後獲得する球団が現れない場合は巨人と来季、育成契約を結ぶ見通し。その場合は戦力として復帰した際に、支配下選手に昇格できるが、戦力にならない場合は支配下選手に戻れないことになる。 巨人では同じようなケースとしては、11年11月に右ヒジのじん帯再建手術を受けて、翌シーズンのプレーが絶望的となった脇谷亮太内野手(31)が自由契約となって、育成選手で再契約。復帰のメドが立った12年11月に育成から、支配下選手に戻り、今季、2年ぶりに1軍の試合に出場した例がある。 また、同様に12年8月に左股関節唇の修復手術を受けた星野真澄投手(29)も、同年オフに育成契約となり、今年5月に実戦復帰し、7月に支配下登録された。 ただ、野間口は右ヒジの回復具合が思わしくなければ、育成から支配下選手への復帰はおろか、来オフには戦力外とみなされて、真の自由契約になってしまう恐れもある。 野間口の今季年俸は1600万円(推定)だが、支配下選手から育成契約に変われば、大幅な年俸ダウンとなる。 04年のドラフト自由獲得枠で、社会人のシダックスから巨人に入団した野間口は、1年目の05年に4勝を挙げたが、その後は鳴かず飛ばず。09年からは、完全に先発から中継ぎに降格。10年オフから、サイドスローに転向したが、なかなか結果は出ず。10、11年は12試合、12年はわずか3試合の登板にとどまった。 巨人、阪神、西武との獲得競争の末、巨人を逆指名して入団した野間口の契約金は、表向き最高標準額の1億円プラス出来高5000万円とされたが、昨年3月の朝日新聞の報道で、実際には7億円だったことが判明。入団前には、200万円の現金授与もあったことが明らかになった。 巨人としては、7億円もかけて獲得した選手を安易にクビにするわけにもいかないが、野間口はもう30歳を超えており、来季が10年目。さすがに、来季もダメなら、クビを覚悟しておく必要があるかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2013年10月23日 15時30分
宮城県民が熱く燃えた! 楽天のクライマックスシリーズ中継は仙台地区で高視聴率を連発!
プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージ(Kスタ宮城)は、楽天が4勝(アドバンテージの1勝含む)1敗で、ロッテを制し、球団創設9年目で初の日本シリーズ進出を決めた。 楽天は09年(2位)以来、2度目のCS進出だったが、今年はリーグ初制覇を果たし、初めて、ホームでファイナルステージを闘うとあって、日本シリーズに向け、宮城県民も熱く燃えたようだ。 同シリーズ全4戦の視聴率が分かり、そのすべてで、仙台地区では高い数字をマークしたことが明らかになった。 まず、第1戦(10月17日=楽天が2-0で勝利)はNHK仙台放送局が総合チャンネルで生中継。この試合は優勝した勢いもあり、先発がエース・田中将大投手だったこともあってか、視聴率は27.3%(午後7時56分〜8時45分)まで伸びた。 ロッテに2-4で敗れた第2戦(18日)は、日本テレビ系のミヤギテレビが生中継。午後7時〜8時54分の時間帯で、19.0%だった。 第3戦(19日)はデーゲームで行われ、楽天が2-0で勝って王手をかけたが、同試合はNHK仙台放送局が総合チャンネルで放送。視聴率は終盤の午後4時〜5時25分に、23.6%まで上がった。 20日は中止となり、21日に行われた第4戦はミヤギテレビが生中継。この試合では、楽天が8-5でロッテを破り、CSを制覇したが、視聴率は午後7時〜8時54分で18.5%だった。 なお、第4戦はテレビ東京系でも放送され、午後7時からの関東地区の視聴率は8.8%であった。 ミヤギテレビが放送した第2、4戦は20%を切っているが、同時にNHK・BS1でも生中継されたため、両チャンネルで見た視聴者を合わせれば、実質的に視聴率20%を超えていたのは間違いない。 セ・リーグのCSファイナルステージ(巨人対広島=東京ドーム)は、全3戦を日本テレビ系が生中継。広島地区でこそ、高視聴率だったが、巨人の地元である関東地区では、第1戦(16日)=12.4%、第2戦(17日)=9.0%、第3戦(18日)=10.7%と低調に終わった。 関東と仙台では、かなりの温度差があるとみられるが、26日に開幕する日本シリーズでも、その傾向は変わらないのだろうか…。(落合一郎)
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スポーツ 2013年10月21日 15時30分
日本テレビ落胆! 広島相手のCSでは視聴率獲れなかった…
プロ野球セ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)ファイナルステージ、巨人対広島(東京ドーム)は、巨人の3連勝で、あっさり幕を閉じたが、視聴率3冠奪還を目指す日本テレビ的には、その落胆ぶりが手に取るように分かる数字となってしまった。 日テレが放送した同シリーズの関東地区の視聴率は、第1戦(10月16日)=12.4%、第2戦(17日)=9.0%と低調が続き、巨人が日本シリーズ進出を決めた第3戦(18日)ですら、10.7%と極めて低い数字で終わってしまった。この数字では、視聴率10%前後の公式戦とさして変わらず、CSの視聴率に期待した日テレとしては、なんとも期待外れの結果となった。 昨年のセ・リーグのCSファイナルステージは、巨人対中日(東京ドーム)で、ファーストステージを勝ち上がったリーグ2位の中日が初戦から3連勝。崖っぷちに追い込まれた巨人が、その後、3連勝して、日本シリーズ進出を決めるドラマチックな展開となった。 同シリーズも、日テレが全戦放送したが、視聴率は第1戦=12.1%、第2戦=8.1%、第3戦=11.5%と低かったが、それ以降は、第4戦=14.4%、第5戦=17.5%と上がっていき、第6戦では20.1%の大台を超えた。 日テレとしては、昨年の再現を期待したいところだったが、全国的には不人気チームで、巨人との実力差が歴然だった広島相手では、シリーズ自体が盛り上がることもなく、視聴率も低調なまま閉幕してしまった。これなら、日テレ的には関西の人気球団の阪神に、ファーストステージを勝ち上がってほしかったのがホンネだろう。 一方、16年ぶりのAクラスで、初のCS進出となった広島地区では、関東地区での冷めた反応とは対照的で、系列の同地区(広島テレビ)の視聴率は、第1戦=40.2%、第2戦=20.6%、第3戦=22.9%と、全戦で20%を超え、大いなる盛り上がりを見せた。 日本シリーズでの巨人の対戦相手は、楽天かロッテ。同シリーズでは、視聴者がどう関心を示すか注目されるところ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年10月19日 17時59分
巨人と広島の力の差歴然 営業部にとっては痛しかゆし
プロ野球セ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)ファイナルステージは、リーグ優勝の巨人がリーグ3位の広島に3連勝。優勝のアドバンテージの1勝を加え、4勝0敗で、巨人があっさり日本シリーズ進出を決めた。 スコアこそ、第1戦(10月16日)が3-2、第2戦(17日)3-0、第3戦(18日)3-1と、僅差のゲームが多かったが、得点差以上に、両チームの力の差は歴然で、巨人の横綱相撲だった。 広島は9月以降、リーグトップの16勝9敗1分けの好成績で、中日との3位争いを制して、16年ぶりのAクラスに入った。CSファーストステージでは、その勢いを駆って、リーグ2位の阪神に2連勝して、ファイナルステージに勝ち上がった。 しかし、レギュラーシーズンで、69勝72敗3分けと借金3の広島と、84勝53敗7分けで貯金31の巨人とのゲーム差は実に17。ハッキリ言って、地力の差は明らかだった。 ところで、東京ドームで開催されたファイナルステージの観客動員は、第1戦が4万5107人、第2戦が4万5316人、第3戦が4万6081人と、3試合すべてで4万5000人を超える大観衆を動員した。 だが、巨人の営業部にとっては、巨人の3連勝は痛しかゆし。NPB(日本野球機構)の収益となる日本シリーズと違い、CSは主催チームの貴重な収入源となる。従って、営業部的には、できるだけ6戦まで行った上で、最終的に勝ってほしいのがホンネ。昨年は、中日との闘いでは第6戦までもつれ込んで勝ったため、営業部的にはウハウハの結果となったのだ。 ファイナルステージが3戦で、あっけなく終わってしまったことで、巨人の営業部としては、複雑な心境だろう。(落合一郎)
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スポーツ 2013年10月18日 15時30分
関東地区では視聴率1ケタなのに… プロ野球クライマックスシリーズは広島、仙台で局地的な盛り上がり
プロ野球のCS(クライマックスシリーズ)はセパともに、ファイナルシリーズで熱戦を繰り広げているが、広島と仙台で局地的な盛り上がりを見せているようだ。 セ・リーグでは16年ぶりにAクラスに入って、初のCS進出となった3位の広島がファーストステージで2位・阪神を下して、優勝チームの巨人とファイナルシリーズで対戦(東京ドーム)。 10月16日の第1戦は、日本テレビが生中継したが、視聴率は関東地区で12.4%(午後7時〜9時24分)と冷めたもの。これには、野球ファンが完全中継でCMが少ないBSやCSで見ているという背景もあるようだが、広島では初のCSで大熱狂となった。 同試合の広島地区(広島テレビ)の視聴率は、なんと40.2%(午後7時〜9時24分)と驚異的な数字を記録。瞬間最高に至っては、48.2%(午後7時52分)にまで跳ね上がった。 17日の第2戦も、日本テレビが生中継(午後7時〜8時54分)。初戦で広島が敗れ、試合展開が巨人のワンサイドで進んだためか、広島地区(広島テレビ)の視聴率は20.6%と約半減した。しかし、関東地区(日本テレビ)では9.0%と、2ケタにも乗らなかっただけに、広島地区での関心の高さを如実に示す結果だ。 かたや、パでは17日に楽天のホーム・Kスタ宮城で、ファイナルシリーズが開幕(対ロッテ)。楽天は創設9年目にしてのリーグ初制覇で、2度目のCS進出。 第1戦は関東地区での地上波放送はなかったが、NHK仙台放送局が総合チャンネルで午後7時30分から生中継。こちらは、東北6県での放送だったが、仙台地区では27.3%(午後7時56分〜8時45分)の高い視聴率を示した。瞬間最高は31.1%(午後8時42分)。 また、この日、Kスタ宮城では9月からの増席が功を奏し、2万4332人の観衆が集まり、同所での最多観客動員数となった。 関東地区ではいまひとつ盛り上がりに欠ける感もあるCSだが、広島、仙台では大熱狂。ある意味、フランチャイズ制を敷くプロ野球では、これが理想形といえるかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2013年10月17日 19時00分
どう転がっても評価されない渡辺久・伊東・秋山3監督の悩める“お家事情”
パ・リーグのクライマックスシリーズで再認識させられたのが『'80年代の西武黄金期』だ。ペナントレース最終戦で2位を奪った埼玉西武と、3位千葉ロッテで第1ステージが争われたが、両チームの監督は、ともに森祇晶・元ライオンズ監督の教え子である。 「3位争いに加わった福岡ソフトバンクホークスの秋山監督も森氏に学びました。4番(=秋山)、エース(=渡辺)、司令塔(=伊東)と、12球団中'80年代の黄金期を支えた西武OB監督が3人もいるわけですから、森氏も喜んでいるんじゃないですか」(ベテラン記者) しかしこの3監督、それぞれの球団の評価は決して高くないというのだ。 「西武時代の伊東監督は頑固で周囲の意見も聞こうとせず、半ばチームを追われる格好で去りました。千葉ロッテに転じ“外様”として心機一転、コーチ陣とも円満な関係を築きシーズン途中まで首位争いをしましたが、最後の最後で3位に落ちた。西武時代の悪い“クセ”が出たともっぱらです」(スポーツ紙記者) 西武・渡辺監督は、その伊東政権の失敗を背負っての指揮官昇格だった。当時、伊東監督の下で二軍監督を務めていた渡辺監督は、降格してくる中堅、若手を励まし、チーム崩壊を寸前のところで食い止めた。就任1年目の2008年、伊東監督時代に結果を出せなかった若手を使い、いきなり日本シリーズ制覇も成し遂げただけに、「今年のCSは絶対に負けたくない」との思いもあったはず。 「とはいえ、西武フロントは潮崎哲也二軍監督を、できるだけ早く昇格させたいという思いが強い」(同) 一方、福岡に流れた秋山監督は、渡辺監督以上に厳しい評価だという。 「秋山監督は3月に行われたWBC監督に推されながら固辞した。侍ジャパン特別顧問も務める王貞治球団会長の立場を考えれば、代表監督を断ってBクラスでは、万死に値します」(同) “結果”以上のモノが求められる勝負の世界。黄金の過去は役に立たないようだ。
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スポーツ 2013年10月16日 15時30分
更生できていなかったダルビッシュ弟 またも兄の顔に泥
大阪府警羽曳野署は10月15日、知人の少年(19)を殴り、ケガをさせたとして、傷害容疑で、MLBレンジャーズのダルビッシュ有投手(27)の実弟で、自称スポーツマネジメント業・ダルビッシュ翔容疑者(24=同府藤井寺市大井)を逮捕した。 逮捕容疑は同3〜4日、18〜19歳の知人少年3人と共謀し、自身の自宅などで、同市在住の少年(19)の顔を殴るなどの暴行を加え、顔面皮下血腫、左眼球打撲など全治2週間のケガを負わせた疑い。 犯行後、翔容疑者らは指名手配され、他の少年3人は同9日に逮捕された。翔容疑者は逃走し連絡が取れない状況だったが、同15日午後0時30分ごろ、知人に付き添われて同署に出頭した。 同署によると、翔容疑者は「相手の態度に腹が立ったから、暴力を振るった」などと供述し、容疑を認めているという。 11年6月に翔容疑者は、大麻所持と知人女性への傷害容疑で逮捕され、12年2月に傷害の罪で、大阪地裁堺支部から、懲役1年、執行猶予4年(求刑懲役1年)の判決を言い渡されている。今回、執行猶予中の犯行であることから、服役しなければならない可能性も出てきそうだ。 翔容疑者は20歳の時に、兄のコネで団野村氏の事務所入りするが辞めてしまい、K-1デビューを目指しキックボクシングを始めたが挫折。兄のサポートのため、父ファルサさんが社長を務める会社に入った。 最近では再び格闘技を始め、9月8日に大阪で開催された「THE OUTSIDER」(RINGS主催)で、Dark翔のリングネームで本格的なデビューを果たし、100キロ級で出田源貴と対戦し、判定ドローだった。 少年時代から、地元では札付きのワルとして知られていたという翔容疑者。格闘技を通じて、更生を図れたかと思われたが、またしても兄の顔に泥を塗ってしまった。 出頭前の同13日、翔容疑者は自身のfacebookで、「詳細はまた詳しく言いますが、また皆さんを裏切る結果を起こしてしまいました。これまで支えてくれたすべての方々、力貸してくれたすべての方々、謝りきれない気持ちで一杯です。これから慌ただしくしてしまうと思いますが、自分の責任は自分で取ってきます。誰の連絡も今は受けれません、ただ時が来たらきっちり伝えます」と記している。(蔵元英二)
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