スポーツ
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スポーツ 2013年09月21日 17時59分
西武・涌井がFA権行使なら争奪戦必至も、気になる“下半身事情”
西武のエース、涌井秀章投手(27)が今オフに国内FA権を行使する意向を固めたという。涌井は6月14日に、国内FAの資格取得条件を満たしている。 涌井は昨オフ、球団から2年総額2億5000万円の複数年契約を提示されたが、これを拒否して、単年2億2000万円プラス出来高(金額は推定)で契約した。この時点で、今季終了後にFA権を行使する意思があったともいわれている。 04年ドラフト1位で名門・横浜高校から西武入りした涌井は、2年目の06年から5年連続で2ケタ勝利をマーク。07、09年には最多勝、09年には沢村賞を獲得するなど、まさに西武の不動のエースとして活躍。 ところが、歯車が狂ったのは10年オフの契約更改から。球団は5年連続2ケタ勝っているエースに、現状維持の2億2000万円を提示、これに不満の涌井は年俸調停にまでもつれ込んだ。その結果、NPB(日本野球機構)は球団の主張を却下し、涌井が15%アップの2億5300万円の年俸を勝ち取った。この際、涌井と球団の間には深い溝ができたとされる。 11年は右ヒジの故障もあり、9勝止まり。昨季は開幕からの不振に、女性スキャンダルが加わり、1カ月間、2軍に幽閉された末、リリーフに降格。それでも、30セーブを挙げ、守護神として活躍した。 今季は先発に戻ったが、背信投球が続き、2軍降格も経験。先発失格のらく印を押され、再びリリーフに回された。9月20日までの成績は、33試合登板、77回2/3を投げ、5勝7敗1セーブ、防御率は4.40と低調。 涌井は9年間在籍したチームに愛着はあるものの、「環境を変えて、新しい場所でやってみたい」との意思が強いとみられている。 西武のエースがFA権を行使するとなると、争奪戦となるのは必至。某スポーツ紙記者のA氏は「地元(千葉)であり、西武監督時代に涌井を重用した伊東勤監督が率いるロッテ、先発がコマ不足で横浜高出身選手が多いDeNA、資金力が豊富な巨人などが獲得に乗り出すことが有力とみられます。年齢もまだ27歳と若く、これら以外にも、涌井をほしい球団はあると思います」と語る。 ただ、涌井を獲得するとなると、気になるのは、その“下半身事情”だ。涌井といえば、某写真週刊誌で、昨年5月に福岡・中洲のクラブホステスとの女性問題を報じられた。さらに、今年3月の宮崎でのWBC合宿中には、タクシーで女性を“お持ち帰り”する写真が掲載されるなど、女性関係に奔放な選手。涌井は独身であるため、女性と遊ぶのは自由だが、遊び方が“ヘタ”というのが、もっぱらの評判だ。 また、いつなんどき、写真誌に女性問題を報じられるか分からない涌井を獲得するとなると、爆弾を抱えるようなもの。涌井を獲りに行く球団は、その女癖の悪さを覚悟の上で臨まなければならないだろうし、二の足を踏む球団もありそう。特に「巨人軍は紳士たれ」とうたっている巨人が獲得するとなれば、涌井に十分クギを差す必要も出てきそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月20日 11時00分
相撲人気復活がかかる遠藤の実力
「輪島は上手さもあったがパワーがあった。遠藤は相撲の上手さはある。幕内で戦うパワーをつければ、輪島と同じようになれる。“蔵前の星”と呼ばれた輪島のように、遠藤もニックネームがつくように頑張ってほしい」 報道陣を前に日大相撲部の田中英寿総監督がこう語った。田中氏は日大相撲部時代、輪島の1年先輩で、タイトルを競い合った仲。それだけに、幕下付け出しからわずか3場所で新入幕を果たした遠藤(追手風部屋)について語る言葉には重みがあり、その期待の強さが窺える。 「秋場所前に行われた稽古総見では、白鵬が遠藤を稽古相手に指名した。これは極めて異例のことです。白鵬がこの新鋭力士を将来、自分を脅かす強豪力士に成長すると見て取ったからこそ、指名したのでしょう」(相撲ジャーナリスト・中澤潔氏) 結果は6番取って1勝5敗。当然ともいえるが、その1勝は力強い突き押しでの一番だった。 「輪島が横綱になった時代には上位に強豪がゴロゴロいましたが、今の相撲界で遠藤の前に立ちはだかるのは白鵬以外にいません。遠藤は駆け引きも上手いし、勝負強さがある。近い将来、横綱が見えてくるはずです」(同) すでに、新入幕で横綱白鵬と対戦した豪栄道のように、白星を重ねて白鵬と対戦すると予想する向きもある。イケメンで思い切りがよく、人気が出る要素を兼ね備えた逸材。そんな遠藤に、相撲界も大きな期待を寄せる。 「横綱に一番近いはずの稀勢の里は、確かに大関の務めは果たしているが、いまだに優勝経験がない。このままウロウロしていると、遠藤に置いていかれるかもしれません」(同) 待望の“強い日本人力士”誕生となるのか。
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スポーツ 2013年09月19日 11時45分
ソチ五輪から“美しすぎるカーリング娘”市川美余もマリリンも消えた!
女子カーリングといえば、06年トリノ、10年バンクーバー両五輪代表で、ロコ・ソラーレ(LS)北見のマリリンこと本橋麻里(27)、進境著しい中部電力の市川美余(24)ら、美人選手が多いことで、今やすっかり人気のウインタースポーツ。 14年ソチ五輪に誰が出場するのか、大いに注目を集めていたが、ソチ五輪最終予選への出場権を懸けた日本代表決定戦「全農カーリング」が9月11日〜17日に、北海道・どうぎんカーリングスタジアムで開催された。 同大会には中部電力、LS北見、北海道銀行、札幌国際大学の4チームが出場。予選で、マリリンを擁するLS北見と札幌国際大学が脱落。中部電力と北海道銀行が決勝を争ったが、北海道銀行が勝利し、市川も涙を飲んだ。 北海道銀行は02年ソルトレイクシティ、06年トリノ両五輪を経験し、ママさん選手となった小笠原(旧姓・小野寺)歩(34)、そして同じく、両五輪に出場した船山(旧姓・林)弓枝(35)が所属するチーム。 この結果により、北海道銀行は12月にドイツで開催される世界最終予選に進出。ソチ五輪への女子の参加10カ国中、8カ国はすでに決まっており、残り2枠を懸けて、7カ国で五輪出場権を争う。 “美しすぎるカーリング娘”として、話題を振り巻いてきたマリリンも、“新・美しすぎるカーリング娘”の市川も、ソチ五輪で見ることができないのは寂しい限り。特に中部電力には、市川の他にも、松村千秋、藤澤五月といった“カワイイ系”の選手も所属しており、五輪での活躍を期待していたファンも多いだけに残念だ。 五輪出場が消滅したマリリンは昨年5月に結婚しており、「お母さんになりたいなという夢もある」と子作り宣言。今後は競技を休養する可能性もありそうだ。 かたや、独身の市川は今後について、「(10月の)カナダ合宿で考えたいと思っています」と明言は避けた。 こうなったら、“元祖カーリング娘”の小笠原らには、ぜひとも世界最終予選を突破して、五輪への切符を勝ち取ってほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月19日 11時00分
古傷に追い打ち 横綱候補だった把瑠都が引退に追い込まれた部屋事情
身長198センチ、体重189キロ−−。“エストニアの怪人”こと元大関把瑠都(28)が、あっさり引退してしまった。 「大型力士に両差しを許し頭をつけられても、肩越しに取った上手でクレーン車のように相手力士を土俵の外に運んだ。恐るべき力士でした」(相撲担当記者) 初土俵から9年。最高位まで上り詰められなかった理由について把瑠都本人は、「チャンスはたくさんあった。全て私のせい。もっと厳しくやればよかった」と振り返ったが、申し分のない素質に本人が胡坐をかいたことに加え、師匠に恵まれなかったのも悲劇だった。 相撲ジャーナリストの中澤潔氏が言う。 「浮世絵から飛び出してきたような見事な体格。あんな力士はもう現れないでしょう。大相撲は本当に惜しいことをした。昔は弟子が師匠を慕って何事にも従ったんですが、今は師匠が弟子に気を使って言いたいことも言えない。左膝などの度重なるけがは稽古不足にも起因するものでしょうが、厳しく指導できる人がいなかったということです」 把瑠都が所属する尾上部屋は競い合う力士が6人と少なく、把瑠都自身、場所中でも稽古場に姿を見せないことがあったという。 「尾上親方(元小結・濱ノ嶋)は、日大出身の典型的な学生上がり。部屋には山本山、十両・境沢、幕下・白乃波などの有望力士がいましたが、八百長疑惑によって引退させられた。さらに'11年には尾上親方自身が道交法違反容疑(酒気帯び運転)で書類送検され、本来なら部屋閉鎖もありうる状況だったのですが、それが謹慎という大甘の処分で済まされてしまった」(相撲関係者) こうなると、管理能力に疑問を持たざるを得ない。 「加えて今度は把瑠都の引退。協会の財産とも言うべき力士を、ろくすっぽ指導もせず引退に追い込んだとすれば、その責任は重い。相撲人気を再び取り戻さなければならないこの時期、カネの計算しかできない親方にいてもらっても仕方ありませんからね」(同) 尾上部屋は今後、どう盛り返すのか。
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スポーツ 2013年09月18日 19時00分
ファンとの“公約”かCS逆転Vか 藤浪の登板回数制限で揺れる阪神
逆転で日本シリーズ進出をもくろむ阪神が“究極の二択”を迫られている。 「阪神のクライマックスシリーズ(CS)進出は確実です。そのため終盤戦の先発ローテーションを巡り、藤浪の扱い方が難しくなってきました」(チーム関係者) 藤浪晋太郎(19)は高卒1年目ながら、虎のローテーションを堅守。新人王争いでも、ヤクルト・小川、巨人・菅野に勝ち星こそリードを許しているが、防御率は(9月15日現在)トップだ。規定投球イニング数さえクリアすれば“当確ランプ”が点灯する可能性は十分にある。 「ところが、ここにきて厄介なことになっている。虎のフロント陣は“登板過多”による故障、2年目以降を見据えた育成ビジョンとして、1年目の登板イニングを144回以下に制限するとファンに公言していた。藤浪の将来は、虎の近未来に直結する重要事項だからこその話だが、それが今、大きな足枷になろうとしている」(トラ番記者) 確かに、投球回の制限=144イニング以下という数値なら、「これ以上投げさせない」という目安となる。 しかし、今の藤浪は“右のエース”も同然。巨人叩きに欠かせない戦力であり、ファンとの“公約”にこだわって、その右腕に「5〜6回、100球」などの交代目安を立てれば、絶対的クローザーを持たないリリーフ陣が崩壊してしまう。CSで巨人をひっくり返すとなれば、藤浪に少々の無理をしてもらわなければならないのが実情だ。 「新人王獲得のアシストという意味で、144回以上投げさせた方がいいとの意見もチーム内部から出てきているが、1年目の場合、その疲労感はシーズン終了後にドカンと一気に出る。新人年に活躍した投手が2年目に沈むのは、その疲労感を払拭できないまま次の年のキャンプに突入してしまうからだ」(前出・記者) 出し惜しんで負ければファンの怒りは爆発する。登板させたとしても、未来に影響が出るようなことになれば大問題になる。 どちらに決まったにしても、阪神は叩かれる運命にあるようだ。
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スポーツ 2013年09月17日 15時30分
好投しても勝てないダルビッシュ 0-1敗戦の珍記録まで達成
レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)が好投を続けても、まるで勝てない。 8月12日(日本時間13日)のアストロズ戦で、今季12勝目を挙げて以降、6戦連続で勝ち星なく4連敗中(9敗)。投球内容は9月4日(同5日)のアスレチックス戦で5回5失点した試合を除けば、すべて6回以上を投げて3失点以内に抑えており、十分先発の役目を果たしている。 同9日(同10日)のパイレーツ戦、同14日(同15日)のアスレチックス戦は2戦連続で、1失点の好投をしながらも、0-1の惜敗に終わっている。 これで、ダルビッシュが先発した試合で、0-1で敗れたのは今季4度目となった。これは、MLB全体では89年のオーレル・ハーシュハイザー(ドジャーズ)以来24年ぶり。所属するア・リーグでは、55年のビリー・ピアース(ホワイトソックス)以来3人目で、58年ぶりのリーグタイの珍記録達成となった。MLB全体での0-1敗戦のシーズン最多記録は、68年のファージー・ジェンキンス(カブス)の5度。 ダルビッシュの今季の進化ぶりは、数字を見ても明らか。16日(同17日)現在、昨季と同じ29試合に登板。投球回は193回2/3で、昨季の191回1/3を超えた。奪三振は両リーグで断トツの256(昨季221)。防御率はリーグ3位の2.79(昨季3.90)と、飛躍的に良くなっている。 前半戦は8勝4敗と好調で、昨季の16勝を超えるのは確実と思われていただけに、いったい、なぜ勝てなくなってしまったのか? 某スポーツ紙記者のA氏は「昨季は少々打たれても、16勝できたのはレンジャーズが誇る強力打線の援護のおかげ。ところが、今季は多くの主力打者が他球団へ流出し、打線が投手陣を援護できていません。ダルビッシュが先発した、ここ6試合の総得点は11。つまり、1試合平均2点も取れていません。これでは、いくら好投しても、なかなか勝てません。レンジャーズは来季、打線を強化しないと、今季と同じような結果になってしまうと思います」と語る。 同14日(同15日)のアスレチックス戦で、0-1で敗戦後、ダルビッシュは「フラストレーションレベルはゼロです。これは野球だから仕方ない。どのチームもいい時と悪い時がありますし、その時にいかにチームが力を合わせて、前を向いて闘っていくかだと思います」と話したダルビッシュ。 好投を続けても報われぬ姿には、悲壮感すら漂ってきた。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月17日 11時00分
虎ファン加勢! 星野楽天の日本シリーズ「甲子園」代替計画すっぱ抜き(2)
話は楽天が、ホリエモンこと堀江貴文氏が率いていたライブドアとプロ野球の新規参入を争い、東北楽天イーグルスを誕生させた'04年11月にさかのぼる。 その際、NPBとオーナー会議は楽天に一つの注文を付けた。本拠地球場をプロ野球のスタジアムにふさわしい「2万8000人〜3万人収容できる球場に増築する」というものだった。 「2万8000人という数字は日本シリーズを想定して弾き出されたものです。どのカードにせよ、日本シリーズは確実に満パイになる。地元ファンに感謝する意味でも、多くのファンに恩返しをすべき、というのがNPBの考えなのです。しかし、これまで楽天はその約束を反故にしてきた。東日本大震災でKスタ宮城も被災し、復旧工事が先で増築どころじゃなかったのも事実ですが、万年Bクラスで日本シリーズなど想定していなかったことも否めない。今回は慌てて9月中までに特設スタンドを2カ所設置し、2185席を増設して収容人員を2万5651人にするようですが、それでも2万8000人には届かない。これじゃ小選挙区の『1票の格差』を誤魔化そうとする『0増5減』のようなもの。根本的な解決になっていない。また、統一球問題の最終報告が9月19日にある。NPB首脳と対決姿勢を鮮明にしている三木谷オーナーへの陽動作戦で、今後、加藤良三コミッショナーが楽天のKスタ宮城での日本シリーズ開催に『ノー』を突き付ける可能性も十分にあります」(某球団フロント幹部) これほどこぞってKスタ宮城での日本シリーズ開催に反発する理由はもうひとつある。分配金の問題だ。別の球界関係者が続ける。 「日本シリーズはNPBにとって、有力な収入源なのです。具体的にいえば、各球団が年1億円負担する参加加盟料、オールスター収入、日本シリーズ収入の3本柱でNPBは成り立っている。キャパの問題で観客数が減れば、そのままNPBの収益も減り、月給200万円、交際費1000万円といわれる加藤コミッショナーもこれでは困る。そればかりか、日本シリーズに出場できなかった球団も、実は、日本シリーズの収益から分配金が入るシステムになっている。楽天がこのままKスタ宮城で日本シリーズを開催するのなら『損失補てん金を要求する』という声も出ているのです」 実際、同じような背景で1974年のロッテは仙台・宮城球場→後楽園球場、1979年、1980年の近鉄は藤井寺球場→大阪球場で日本シリーズを代替開催している。 もっとも、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの楽天の財力からすれば、「これまで経験したことのないような大幅な増設突貫工事」など容易に違いないが、それをためらわせているのが、マー君のメジャー転出問題だ。 「このオフにも、新しいポスティングシステムのもとで仙台を羽ばたくのが確実視されていたが、見通しが立たなくなっている。当のポスティング新制度導入がメジャー選手の薬物問題などの対処で大リーグ側が忙殺され、暗礁に乗り上げているのです。もし、マー君が楽天残留となると、来季年俸は“倍返し”の推定8億円と莫大。目先の収益を考えてスタンドを大改造しても、来年は一転大赤字という事態になりかねませんからね」(ベテラン記者) 日本シリーズが甲子園開催となれば、虎ファンも楽天に加勢するのは間違いない!
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スポーツ 2013年09月16日 11時00分
虎ファン加勢! 星野楽天の日本シリーズ「甲子園」代替計画すっぱ抜き(1)
マー君の24連勝で、球団創設9シーズン目にして初のリーグ優勝が秒読みの東北楽天ゴールデンイーグルス。本誌が入手した情報によれば、日本シリーズは本拠地・Kスタ宮城ではなく、甲子園球場での代替開催を画策していた! 「神様、仏様、稲尾様」と西鉄ファンから崇め奉られた故稲尾和久投手がマークしたプロ野球記録の20連勝はもはや更新不可能と思われたが、野村克也元楽天監督が「マー君、神の子、不思議な子」と論じた田中将大(24)が、8月16日の西武戦であっさり更新した。 しかも、開幕20連勝は1912年にルーブ・マーカード(ジャイアンツ)が打ち立てた世界記録まで塗り替えた。実に、101年ぶりの快挙である。 歴史的大投手をこの目で見ておこう、マー君が先発する試合はホーム、アウェーともに満員御礼。この空前の大フィーバーに頭を抱えているのが、楽天のフロント陣だ。 パ・リーグ制覇後はクライマックスシリーズ、日本シリーズ、とマー君興行はいよいよ本舞台突入となるが、肝心の本拠地『日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)』のキャパシティー(収容能力)が少な過ぎるからだ。 そこで陣営が密かに検討しているのが、日本シリーズの『阪神甲子園球場』(4万7808人)での代替開催だという。スポーツ紙デスクが打ち明ける。 「これまでのKスタ宮城のキャパは2万3451人しかない。実にもったいない話です。今のマー君人気であれば、2万人以上の観客を捨てるようなものです。ペナント戦は年間指定席の問題もあり、シーズン途中で開催球場の変更は難しいが、ポストシーズン(CS及び日本シリーズ)なら十分に可能です。S指定席(8000円)が2万枚増えれば、それだけで1億6000万円の増収なわけで、商魂たくましい三木谷浩史オーナーが看過するとは思えない。日本シリーズの相手は東京ドームを本拠地とする巨人が大本命ですからここは使えない。そこで甲子園球場をターゲットにしているのです。甲子園は元阪神指揮官だった星野仙一監督にとっても古巣であり、いまだに馴染みの後援者やファンが多い。しかも、マー君のお膝元(兵庫県伊丹市出身)でもある。阪神ファンも歓迎こそすれ、反対はしないでしょう」 面白いのは、日本シリーズの代替開催は楽天のエゴにとどまらず、日本プロ野球機構(NPB)及び他球団も勧めていることだ。いや、Kスタ宮城でのシリーズ開催にこぞって「待った!」をかけているのだ。
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スポーツ 2013年09月14日 11時00分
日本ハム・栗山監督が五輪組織委員長就任か 踏んだり蹴ったりのプロ野球(1)
日本中が56年ぶりの東京五輪開催に沸きあがる中で、一人置いてきぼりを食らったのがプロ野球だ。 東京五輪が開催される2020年の7月24日から8月9日までの17日間、プロ野球は傍観者に追いやられる結果となった。 「五輪開催国は予選免除ですからサッカーをはじめ、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、テニス、ラグビー、卓球などすべての団体球技が出場できる。ゴルフも加わる。人気の松山英樹、石川遼が日の丸を背負って団体戦に出れば、とんでもない視聴率になるのは確実です。五輪準備には会場の新設・改修費を含め、4500億円もの巨費がつぎ込まれるのですから、スポーツ全般が盛り上がる。その輪に入れないプロ野球は一気にファン離れが進む可能性がある」(スポーツ紙デスク) それだけでも頭が痛いのに、本誌が入手した情報によれば、球界はさらに驚くような難問に遭遇していることがわかった。次期コミッショナー問題である。 日本プロ野球機構(NPB)は、統一球を飛びやすく変更しながら公表しなかった問題を調査する第三者委員会の最終報告を、9月19日に開催される臨時オーナー会議で受けることを決めている。これを受けて加藤良三コミッショナーの処遇も決まるが、続投の可能性は皆無に等しい。 「オーナー会議の時期が悪すぎた。ヤクルトのバレンティンが王貞治氏が持つシーズン最多本塁打記録55本を更新する時期と重なり、『飛ぶボール問題』のA級戦犯ともいえる加藤コミッショナーを擁護する声はない。唯一の擁護者だった巨人の渡邊恒雄球団会長でさえ、『世界の王』の金看板が消滅してしまい、すこぶる機嫌が悪い。来年7月の任期満了を待たずに解任されるのは間違いない」(某球団フロント幹部) そこで後任として確実視されているのが、加藤コミッショナーの被害者ともいえる王貞治ソフトバンク球団会長だという。 ここにきて渡邊会長は、次期コミッショナー問題について「いるじゃないか。人格、識見、人柄とこれ以上の人はいないという人がひとり」と取材陣に語り、「世界の…ですか?」の問いには「そういうこった」と話している。 加藤コミッショナーについては「こっちから頼んだ以上、任期中に辞めさせるのは失礼」と話していることから、コミッショナーの就任時期を1月1日付に規則変更することで、加藤コミッショナーは12月末に早期勇退。これが落とし所だという。
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スポーツ 2013年09月13日 15時30分
スター性抜群! 井岡一翔が世界戦で3連続KO勝ち 判定ばかりの亀田3兄弟との違いクッキリ
圧巻のKOだった。 ボクシングWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(24=井岡)が9月11日、大阪・ボディメーカーコロシアムで、挑戦者・同級5位のクワンタイ・シスモーゼン(31=タイ)を、7回2分17秒、KOで下し、同王座2度目の防衛に成功した。 これで、井岡は同級に転級してから、世界戦で3連続KO勝利。見事に会場に詰めかけたファン、お茶の間の視聴者の期待に応えた。 井岡の次戦は大みそかの予定で、階級をフライ級に上げて、亀田興毅(26=亀田)に続く日本人2人目の3階級制覇をもくろむ。ただし、井岡の挑戦を受けてくれるフライ級のチャンピオンがいればの話で、交渉が不調に終われば、大みそかは現階級でのV3戦になるもよう。 ただ強いだけではなく、ファンが望むKOで試合を決められる井岡のスター性は抜群で、さらなる飛躍が期待がされる。 井岡というと、どうしても比較されてしまうのが、同じTBSで試合を放送している亀田3兄弟の存在。 亀田3兄弟といえば、8月1日に、三男・和毅(22=亀田)がWBO世界バンタム級王者、パウルス・アムブンダ(ナミビア)を破り、3兄弟での世界王者を達成。9月3日には、次男・大毅(24=亀田)がIBF世界スーパーフライ級王者、ロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)を下し、前人未到の3兄弟同時世界王者の偉業を成し遂げた。 しかし、いずれも試合は判定決着。長男の興毅は7月23日、ジョン・マーク・アポリナリオ(フィリピン)を破り、WBA世界バンタム級王座V7に成功したが、これまた判定勝ち。興毅は4連続判定防衛となった。 これまで、興毅は12度の世界戦中、KOで倒したのは明らかな格下選手相手の2度だけ。大毅は過去、7度の世界戦すべてが判定決着。ボクシングはKOがすべてではないが、KOできない亀田3兄弟の試合が、視聴者から「つまらない」と言われても致し方ないところ。鮮やかなKO防衛を続ける井岡とは、スター性の点で、その違いがクッキリ見えてきた。(落合一郎)
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