スポーツ
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スポーツ 2013年09月06日 11時00分
ジャカルタ巡業のガチ相撲で大喝采 秋場所で再度綱取りを狙う稀勢の里の意気込み
これぞ今は亡き心の師匠、先代鳴戸(元横綱隆の里)流だ。 白鵬、日馬富士をはじめ、幕内力士たちは8月22日から27日までインドネシアのジャカルタで海外巡業を行った。大相撲の海外巡業は、平成20年のモンゴル・ウランバートル以来、実に5年ぶり。東南アジアで行われるのは初めてだ。 インドネシアと日本の国交樹立55周年記念と銘打った裸の親善大使の訪問に、当地の盛り上がりは大変なもので、到着直後の入国手続きなどはすべてフリーパス。移動も白バイの先導が付くなど文字通りVIP待遇で、連日7000人を超える観客が詰めかけ大盛況だった。 そんな中で、ひと際ハッスルしたのが先場所、白鵬、日馬富士の両横綱を破りながら11勝止まりに終わり、平成10年の3代目若乃花以来、15年ぶりの日本人横綱誕生が白紙に戻った稀勢の里(28)。 総合優勝こそ日馬富士に譲ったものの、トーナメント形式で争われた初日、またしても準決勝で白鵬、決勝で日馬富士を相次いで破り、優勝したのだ。 稀勢の里にとってはロサンゼルス巡業以来、2度目の海外巡業タイトル。本命の白鵬を寄り切って破ったとき、日本と同じように無数のザブトンが舞い、会場の熱狂は最高潮に達し、「横綱に勝って、海外の人から声援をもらうのはうれしい。自信にもつながる」と会心の笑みを浮かべていた。 「海外巡業といえば、お遊び半分の力士がほとんど。白鵬も、2日目の準決勝の舛ノ山相手に猫だましを繰り出して喝采を浴びるなど、明らかに勝負は二の次でした。でも、こういうとき絶対に手抜きをしなかったのが先代鳴戸。『みんなが遊んでいるときに全力で取って、たとえ少額でも賞金をもらい、それでお土産を買えば、周りが喜ぶし、自信にもつながる。オレはそうやって30歳過ぎで横綱になった』とよく話していました。稀勢の里もそれを思い出したのかもしれません」(大相撲関係者) 成果が楽しみな秋場所(両国国技館)は9月15日から始まる。
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スポーツ 2013年09月05日 18時00分
前代未聞の記念グッズ準備 バレンティンを使い倒すヤクルトの火の車事情
“聖域”越えを本気で狙う東京ヤクルトスワローズのバレンティン(29)。プロ野球史上歴代4位となるシーズン52本塁打を放ったのは102試合目で、2試合に1本の超ハイペースだ。残り試合数からして、王貞治・ソフトバンク会長の持つ55本塁打記録を破るのも時間の問題だろう。 「メジャーのお払い箱が記録なんて、日本野球の恥だよ。破るなら日本人に…」 野村克也氏がそう噛みついた。年間52本はノムさんの記録でもある。来日3年目の助っ人に並ばれたシットにも聞こえるが、実際は違う。 「口調は楽天監督時代のボヤキ節でしたが、王会長の記録が破られる瞬間に期待を膨らませる世論に、一石を投じたかったのだと思います。最下位ヤクルトの消化試合のような中で記録が破られる屈辱、そんな記録に価値はないから、対戦投手は日本球界のプライドを懸けて真剣勝負せよという檄ですよ」(ベテラン記者) ローズ、カブレラ(ともに55本)、そして、'85年の阪神・バースの54本。歴代助っ人は聖域越え目前で、目に見えない呪縛に苦しめられていた。しかし、今回は少し様相が違う。本誌がプロ野球球団のグッズやその卸売業者を内々にリサーチしたところ、ヤクルトは新記録達成の記念グッズを“仮発注”していたのだ。つまり、ヤクルトはバレンティンの56本目を後方支援するつもりなのである。 「新記録の記念グッズ? 少なくとも、ローズのいた近鉄、カブレラの在籍していた西武はそんな動きは見せませんでした」(プロ野球関係者) ヤクルトは昨季、観客動員数を減らしている。今シーズンもエース・館山の離脱等で序盤戦から失速し、横浜DeNAの最下位脱出をサポートするありさま。減収必至の状況で、新記録グッズで何とか減収幅を減らそうという魂胆か。 「統一球問題で揺れるシーズンに本塁打の新記録が塗り変えられる方が問題ですよ。加藤コミッショナーの意見を聞いてみたい」(スポーツライター・飯山満氏) ヤクルト戦は優勝争いよりも盛り上がりそうだ。
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スポーツ 2013年09月04日 15時30分
断崖絶壁! メッツ・松坂大輔がボロボロの3連続KO負け
メジャーでの登板機会を求めて、インディアンス傘下3Aコロンバスから、メッツに移籍した松坂大輔投手(32)が、いよいよ断崖絶壁に追い込まれてしまった。 9月2日(日本時間3日)のブレーブス戦(ターナーフィールド)で、3度目の先発をした松坂は3回7安打2四球6失点(自責点6)とボロボロの投球内容で、早々にKO降板となった。これで、松坂は3連敗。 1回裏に2点タイムリー二塁打で先制点を許した松坂は、2回裏もタイムリー安打を喫した後、3ラン本塁打を浴びて、この回に4失点。計6失点で、わずか3回でマウンドを降りた。チームは5-13で大敗した。 3度先発しながら、投球イニングはわずか12回1/3。失点は15(自責点15)で、防御率は10.95と最悪。登板した3試合は、いずれも試合をつくることすらできず、早々にKO降板。チームは1-6、2-6、5-13と完敗続き。 松坂は「見ての通りの結果です。何の言い訳もできない。ずっと野球をやってきて、我慢しなきゃいけない時期は何度かあったが、なかなか良くなるきっかけが見つからない。まだまだ我慢しながら、耐えながらやっていく。まだ投げさせると言ってもらえるうちに、何とかしなきゃいけない」とうなだれた。 それでも、テリー・コリンズ監督は先発投手不足のチーム事情もあり、「彼のことは分かっているし、我々には必要」とコメント。次回登板が、8日(9日)のインディアンス戦に決まった。 このままの投球内容では、チャンスをもらい続けられるとは限らず、いつ見切りをつけられてもおかしくない。次の先発で、立ち直りの兆しを見せなければ、シーズン終了を待たずに、メッツから消えてしまう可能性もあるだろう。(落合一郎)
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スポーツ 2013年08月31日 17時59分
優勝カウントダウン 球団創設9年目の初栄冠でも喜べない楽天の金銭事情
星野楽天が球団創設以来、初となるマジックナンバーを点灯させた(8月28日)。その原動力は、何と言っても連勝記録の日本新記録を更新させたエース・田中将大投手だろう。 「ジョーンズ、マギーの両外国人の存在も大きいですよ。2人が結果を出しているので、銀次を3番に、桝田慎太郎を6番に固定させることができました。生え抜きの若手の成長も見逃せません」(プロ野球解説者) 4番・ジョーンズ、5番・マギーの両外国人選手は星野仙一監督の『強い要望』で獲得したという。この2人はメジャーでの実績も十分だが、過去、楽天は“外部補強”にあまりお金を掛けていなかった。「このままでは勝てないという同監督の切実な叫びが、シブ賃のフロントを動かしたのだろう。 しかし、喜んでばかりはいられない。“V功労者”である田中、両外国人選手の去就が懸念されている。 「時間切れとなれば、田中のポスティングによる今オフの米挑戦は翌年以降の持ち越しとなります」 海外FA権をまだ取得していない田中にとって、現段階で米挑戦を果たすには『ポスティングシステム』を活用するしかない。しかし、同制度がメジャーリーグ側の破棄によって昨年12月に失効してしまったのは既報通り。入札金の高騰化が破棄された主な理由だが、NPB側は新制度(もしくはルール改定)の早期設立を目指しているが、有名メジャーリーガーの薬物使用疑惑もあって、米国側との協議は進んでいない。8月下旬時点で、「今年度中の新制度設立はムリ!」との見方が圧倒的だ。 そうなった場合、田中は楽天に残ることになるが、こんな指摘も聞かれた。 「今季終了と同時に、田中との3年契約が切れます。球団は『3年12億円プラス出来高』の契約を交わしていましたが、慰留させるとなれば、年俸は一体、いくらになるのか…」(前出・プロ野球解説者) 今季の活躍からして、単年4億円の年俸が2倍増で更改されたとしても、誰も驚かないだろう。しかし、楽天のチーム総年俸は18億3770万円(選手会発表/外国人選手を含まず)。「参稼報酬の年度予算を立て、その額はチーム創設時からほとんど変わっていない」(関係者)とのこと。首位打者を狙える銀次、成長著しい桝田、聖澤諒、定位置を確保した藤田一也など昇給対象の選手も多く、チーム総年俸そのものを上げなければならない状況にある。 仮に20億円前後で参稼報酬の予算を立てた場合、田中1人が「チーム総年俸の3分の1強」を持っていく計算になるが…。 「田中がポスティングに掛けられた場合、落札金は、50億円は下らないとされています。戦力として田中の慰留は絶対必要ですが、2015年に『海外FA権』を取得して退団されたら、球団には1円も入りません。複数年契約の切れる今オフに“決断”したかったんじゃないですか」(球界関係者) 優良外国人のジョーンズ、マギーは1年契約。とくにマギーは“慎重”に交渉する必要がある。巨人など他球団との争奪戦を征して獲得した経緯もあるだけに、強気な残留条件を出しているだろう。 「マギーが楽天を選んだ理由は、親友のジョーンズが先に楽天入りを決めたからでした。ジョーンズの年俸は2億5000万円(推定)。ジョーンズも昇給必至です。ジョーンズに残ってもらわないと、楽天は優良外国人選手を一気に喪失するかもしれない」(同) 楽天はオフも“銭闘モード”となりそうだ。
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スポーツ 2013年08月31日 11時00分
スポンサーに振り回されるゴルフ界
日本生産性本部の「レジャー白書」によると、2012年ゴルフ場の市場規模は前年を1.2%下回り9110億円。20年前の1992年(1兆9610億円)に比べ半分以下だ。こうした中、「人気低迷とともに割に合わなくなってきた」(関係者)といわれているのが、ゴルフツアーのスポンサー企業だ。 「ゴルフの場合、冠スポンサー名がツアー名となる。テレビ中継やスポーツニュースなどで社名が連呼され、さぞ費用対効果が期待できそうなものですが、運営費の負担に加え社員をボランティアとして派遣するケースもあり、毎年スポンサー企業内で撤退が検討されるツアーも少なくないのです」(ゴルフ誌記者) そのため、ツアー運営サイドからすればスポンサー企業の存在はありがたく、不祥事を起こそうとも、代わりのスポンサーが見つかる可能性が薄いことから、運営サイドからお断りすることは現状ではない。放置すれば、ゴルフ自体のイメージダウンに繋がる可能性があるにもかかわらずだ。 「昨年12月、景品表示法違反を消費者庁から指摘されたVanaHの『VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント』は8月29日から、御曹司が外国カジノでグループ会社の資金を使い込んだ大王製紙の『大王製紙エリエールレディスオープン』は11月21日から、何事もなかったように開催される。他にも、問題企業を例にあげればきりがない。女子ツアーの場合、女子プロが招待客を接待するキャバクラ状態の前夜祭がスポンサー企業のお偉いさんの目的でもあり、過剰な“スポンサー様様”状態も目を覆うばかりです」(同) ゴルフ人気が回復しない限り、運営サイドもプロゴルファーも、スポンサー企業に振り回される日々は続きそうだ。
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スポーツ 2013年08月30日 15時30分
現実は厳し! メッツ移籍の松坂大輔が連続KO喫す
インディアンス傘下3Aコロンバスを8月20日(日本時間21日)に自由契約となり、メッツに移籍した松坂大輔投手(32)が、28日(同29日)のフィリーズ戦(シティフィールド)で2度目の先発をした。 この日の松坂は制球に苦しみ、四死球を連発。3回までは走者を許しながら、なんとか無失点で切り抜けたが、3回裏に自軍が1点を先制した直後の4回表に1点を奪われて同点にされた。 5回表に一死満塁から、押し出し死球を与えたところで降板。その後、救援投手が2点タイムリー安打を浴びて、計4失点を喫した。 4回1/3を投げて、球数は110球にも及び、6安打4四球2死球4失点5奪三振で2連敗となった。 松坂は「球の走りや勢いは悪くなかったが、とにかくコントロールできなかった。自分で難しく野球をやってしまった。早々とブルペン(リリーフ陣)を使うことになって申し訳ないです」と反省の弁。 「少しだけ自分の中でよかったと思えることがある。それを次の試合に生かしたい。次は内容よりも結果ですね」と自身に言い聞かせた松坂。 テリー・コリンズ監督は「持ち球自体は十分にいい。制球が良くなれば」と話し、次戦での改善に期待した。 連続KO降板となった松坂だが、先発投手が足りないメッツのチーム事情から、ローテーションから外されることはない。次回登板は9月2日(同3日)のブレーブス戦が予定される。 松坂の報酬は公表されていないが、メジャー最低年俸を、契約から今季終了までの期間で日割りした約10万ドル(約980万円)とみられている。金銭にこだわらず、格安な年俸でメッツと契約したのは、来季を見据えてのこと。残り試合で好投すれば、良い条件で残留の可能性もあるし、他球団からのオファーもあるだろう。 残された期間は、あと1カ月。松坂はこのチャンスで、良い結果を出すしかない。(落合一郎)
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スポーツ 2013年08月30日 11時00分
里田まいも知らない 上げチン・マー君を狙う美女アスリートたち
日本プロ野球史上初の22連勝という大記録を打ち立てた、東北楽天・田中将大投手(24)。この大活躍の裏に、豪華でバランスのとれた食事でマー君の体調管理に努めている里田まい(29)の内助の功があったことも注目され、“理想の夫婦”としても大きく株を上げている。 しかし、そんなマー君&里田に“妖しい影”が忍び寄っているという。 「マー君は、この数年、春のキャンプ入り前の自主トレを、さまざまなアスリートたちと一緒に行っています。とくに女子アスリートとの交流が多く、彼女たちはマー君の圧倒的な体力と、若くして高いプロ意識を目の当たりにし、大いに刺激を受けて帰るそうです」(夕刊紙記者) 有名なのは、'11年春、なでしこジャパンの丸山桂里奈らと合同自主トレを敢行したことだ。 「その年のサッカー女子W杯で、なでしこジャパンが優勝し、その関係が広く知られることになりました。準々決勝で決勝ゴールを決めた丸山は周囲に“マー君のアゲチンパワー”などと語っていたそうです」(同) 同年はマー君も19勝を挙げタイトルを総ナメにすると、オフには女子プロゴルファーがマー君に殺到。 「この'12年春、実に3回も場所と相手を変えて自主トレをしていますが、そのうちの2回は、若手の女子プロゴルファーと一緒でした。かつて上田桃子との熱愛が報じられたように、マー君はそちらとパイプがありますからね。ただ、彼女たちの真の目的は、トレーニングの後に待っているマー君の“アゲチンパワー”の生注入にあったといわれているんです」(同) この妖しい自主トレに精魂使い果たしたせいか、この'12年のシーズンのマー君は腰痛に悩まされ10勝止まり。しかし、今季は大記録を達成し再びタイトル総取りとなれば、オフにはまた女子アスリートが殺到しそう。メジャー行きが決まってもバテなければいいが。
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スポーツ 2013年08月29日 15時30分
フジ「世界柔道」決勝戦生中継中に連日のCM中断も、「見ている人が少ないため苦情はない」というトホホな現実
数々の不祥事に揺れた日本柔道界だが、ただいま、ブラジル・リオデジャネイロで「世界柔道2013」(8月26日〜9月1日=日本時間27日〜2日)が開催中だ。日本は男子で開幕から3階級連続で優勝を飾るなど、金メダルラッシュに沸いている。 同大会を独占中継しているフジテレビは日本時間27日〜30日までは、午前3時55分〜5時35分に生中継しているのだが、連日にわたって、失態を演じて物議をかもしている。 初日の27日の男子60キロ級では、高藤直寿が決勝に進出。ところが、試合途中に放送が終了し、CMに切り替わった。約1分後に、後続番組の「めざましテレビ」内で、中継が再開され、高藤が優勢勝ちを収めた。勝ったシーンこそ、ライブ中継され、ことなきを得たが、「空白の1分間」は後味の悪さを残した。 そして、2日目の28日の男子66キロ級では、海老沼匡が決勝に残ったのだが、海老沼が左ヒジを痛め、試合が再開されたところで、中継は再び無情の終了。CMが入って、「めざましテレビ」内にリレーされたものの、時すでに遅し。試合はすでに終わっており、海老沼が一本勝ちしたシーンをライブで放送することはできなかった。 スポーツライターのA氏は「CMスポンサーとの契約の問題はあるかもしれませんが、世界的なスポーツ生中継が、試合途中で終わってしまうなど言語道断。放送延長対応をするか、それができないなら、放送枠をあらかじめ長めに設定しておくべきです。もし、サッカーの国際試合で、こんなことをしたら苦情殺到で大変です」と語る。 フジでは男子90キロ級などが行われる31日(日本時間)、男子100キロ級、100キロ超級などが行われる9月1日(同)は、放送枠を午前6時まで確保した上、延長対応もしている。しかし、もともと、27日(同)〜30日(同)に関しては、「軽量級は注目度が低い」との判断なのか、延長対応の予定はなかった。 同局広報によると、連日にわたって、決勝戦の生中継がCM中断されたことによる視聴者からの苦情は確認されていないという。27日の放送視聴率は1.8%(関東地区)だったそうだが、数字的には「ほとんど誰も見ていない」ということになる。 見ている人がほとんどいないから、失態を演じても、苦情が来ないというのも、なんともトホホな現実となってしまったようだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年08月29日 12時00分
祝4000本安打も束の間 低迷ヤンキース来季大改革でイチロー放出
日米通算4000本安打を達成したイチロー(39)の“今後”に注目が集まっている。記録達成後のイチローをヤンキースがシビア、かつドライに評価しつつあるからだ。 「記録達成まで『あと1本』に迫ったダブルヘッダー第2試合で、イチローはスタメンから外されています(8月20日/現地時間)。球団が本気でアシストする気ならば、代走ではなく、代打で途中出場させてもいいのに…」(現地特派記者) 日米合算での大台到達に批判的な声もある。その“曖昧な記録”にスポットライトが当たったのは、メジャー屈指の人気チームに在籍しているからであり、ヤ軍も宣伝CMや記念グッズを販売するなどしていた。しかし、今季のヤ軍は外野手の補強にも熱心だ。 「7月のトレード期日前、カブスからソリアーノを獲得し、チーム合流と同時に『4番左翼』で使っています。ソリアーノは37歳.10年ぶりのヤ軍復帰に動いたのは、現有外野手をアテにしていないからです」(前出・記者) 開幕前にもエンゼルスから球宴3度出場のウェルズ外野手を獲得。打線の中核であるグランダーソンの故障を補うためだったが、ウェルズの獲得はそのグランダーソン復帰後の話。イチローがアテにされていないとも取れ、来季はますます肩身の狭い思いをするだろう。 「ア・リーグ東地区の首位争いでレッドソックスに大差をつけられており、このまま大敗すれば、オフの大型補強は必至。グランダーソンの慰留が最優先事項と目されています」(メジャーリーグライター) イチローとは'14年シーズンまでの2年契約を交わしているが、いまだに日本復帰説が囁かれる理由は「地方球団への放出・都落ちを嫌う」からで、仮に残留できたとしても、激化する外野手争いに生き残るのは並大抵のことではない。 思えばヤ軍は、前年WシリーズMVPのゴジラ松井をバッサリ切り捨てた。ペナント低迷の収益減を補うために記録達成を煽ったのだとすれば、イチローも用済みということになる。
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スポーツ 2013年08月28日 15時30分
タイトルなんてどうでもいい? 中日・ルナが首位打者放棄
中日は右膝関節膝蓋靱帯(しつがいじんたい)炎のため、戦線離脱しているエクトル・ルナ内野手(33)が今季中の復帰を断念し、8月29日に治療のため、本国・ドミニカに帰国することを発表した。 ルナは開幕当初から5月まで4割を超える高打率をマークし、首位打者をキープし続けた。現在も.350で、セ・リーグの打率トップだが、間もなく規定打席を割るため、タイトル獲得を放棄することになる。 球団トレーナーによると、ルナのケガは一般的には痛み止めの注射を打って、プレーする程度の軽傷だが、本人が嫌がっているという。根本的な治療となると、手術も選択肢の一つ。ルナは帰国して、旧所属チーム・アギラスのトレーナーや現地の医師と相談しながら、手術も視野に入れて治療する方向。 球団広報を通じ、ルナは「ドミニカ共和国に戻って検査、治療することになりました。シーズン途中でチームから離れることは、チームメートにも迷惑をかけてしまい、自分自身も残念です。しっかり治し来シーズン戻ってきます」とコメントしている。 ルナは7月6日に左膝を痛め、同16日に出場選手登録を抹消。これも軽傷だったが、オールスター戦も辞退。8月4日に復帰したものの、前半戦とは別人とも思える緩慢なプレーが目立ち、わがままも連発していたが、今度は右膝の痛みを訴えて、8月16日に出場選手登録を抹消されていた。 今季、1年35万ドル(当時約2870万円)の格安年俸で入団したルナは、“ジャパニーズドリーム”を成し遂げるべく、全力プレーに徹した。球団の評価は高く、他球団への流出を防ぐため、6月5日、来季から、年俸200万ドル(約2億円)プラス出来高の2年契約(3年目は球団に選択権)を結んだ。 チームは現在、広島と激しいCS(クライマックス・シリーズ)進出争いをしている真っ最中で、ルナ自身も首位打者のタイトルが懸かっている。本来なら、痛み止めを打ってでも、プレーしてほしいところだが、本人が「痛い痛い」と言う以上、どうにもならない。 すでに、来季からの大型契約を交わし、“ジャパニーズドリーム”を成し遂げたルナにとっては、チームのCS進出も、タイトルもどうでもいいことなのだろう。 はからずも、高木守道監督は「あんだけ痛くなるんやからもうダメなんやないの、今年は。気持ちがのってないもん。契約(延長)するのが早すぎた」とぼやいたが、早期の契約延長がアダとなってしまったのは明白。契約上、来季も中日でプレーすることになるルナだが、今回の騒動で評価が暴落したのは確かだ。(落合一郎)
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