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断崖絶壁! メッツ・松坂大輔がボロボロの3連続KO負け

 メジャーでの登板機会を求めて、インディアンス傘下3Aコロンバスから、メッツに移籍した松坂大輔投手(32)が、いよいよ断崖絶壁に追い込まれてしまった。

 9月2日(日本時間3日)のブレーブス戦(ターナーフィールド)で、3度目の先発をした松坂は3回7安打2四球6失点(自責点6)とボロボロの投球内容で、早々にKO降板となった。これで、松坂は3連敗。

 1回裏に2点タイムリー二塁打で先制点を許した松坂は、2回裏もタイムリー安打を喫した後、3ラン本塁打を浴びて、この回に4失点。計6失点で、わずか3回でマウンドを降りた。チームは5-13で大敗した。

 3度先発しながら、投球イニングはわずか12回1/3。失点は15(自責点15)で、防御率は10.95と最悪。登板した3試合は、いずれも試合をつくることすらできず、早々にKO降板。チームは1-6、2-6、5-13と完敗続き。

 松坂は「見ての通りの結果です。何の言い訳もできない。ずっと野球をやってきて、我慢しなきゃいけない時期は何度かあったが、なかなか良くなるきっかけが見つからない。まだまだ我慢しながら、耐えながらやっていく。まだ投げさせると言ってもらえるうちに、何とかしなきゃいけない」とうなだれた。

 それでも、テリー・コリンズ監督は先発投手不足のチーム事情もあり、「彼のことは分かっているし、我々には必要」とコメント。次回登板が、8日(9日)のインディアンス戦に決まった。

 このままの投球内容では、チャンスをもらい続けられるとは限らず、いつ見切りをつけられてもおかしくない。次の先発で、立ち直りの兆しを見せなければ、シーズン終了を待たずに、メッツから消えてしまう可能性もあるだろう。
(落合一郎)

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