スポーツ
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スポーツ 2013年12月14日 11時00分
蠢く欧州の思惑 W杯組み合わせ抽選会で日本が“幸運の組”に入った理由
あの“噂”は本当だったようだ。12月7日未明、コスタ・ド・サウイペ(ブラジル)で開かれたブラジルW杯の予選組み合わせ抽選会で、日本はコロンビア(南米)、コートジボワール(アフリカ)、ギリシャ(欧州)と対戦するC組で、俗にいう“幸運の組”に入った。 「日本は'02年の日韓W杯の予選ではベルギー、チュニジア、ロシアと同組。'06年ドイツW杯はブラジルこそいたものの、クロアチアとオーストラリア。'10年、南アフリカW杯も準優勝国オランダとカメルーン、デンマークと、いずれも幸運の組でした。実はW杯には、開催国や特定の国が有利に運ぶように、あらかじめ仕込まれているという情報があるのです。'20年の東京五輪開催に向けて、世界のスポーツ振興に大盤振る舞いの日本には、どうしても決勝トーナメントに出てほしいということなのでしょう」(スポーツ紙デスク) 今回の抽選会で日本のC組を引き当てたのは、元イタリア代表主将のカンナバロ氏。ザッケローニ監督とは旧知の間柄で、あながち偶然とも思えない。 さらに、大手広告代理店関係者が舞台裏を明かす。 「実は欧州サッカー連盟(UEFA)には、W杯とは別に欧州強国中心の“もうひとつのW杯”を作ろうという動きが本格化している。4年に1度、欧州ナンバー1を決める既存の『ユーロ』を拡大させ、16年大会から出場国を16から24に増やした。その中に“特別枠”を設け、ブンデスリーガ(ドイツ)をはじめ、プレミア(英国)、セリエA(イタリア)に選手を輩出している日本を参加させようとしているのです。しかし、一部のUEFA首脳に反対派もあり、彼らを納得させるためにも日本の予選敗退だけは回避したいのです」 日本は『ユーロ』と対極の関係にある'11年の『コパ・アメリカ(南米選手権)』から招待を受けたが、東日本大震災の余波で辞退した経緯がある。『コパ−』に取り込まれる前に、金満日本を取り込みたいユーロ陣営。日本の予選突破に世界が注目している!?
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スポーツ 2013年12月13日 11時00分
日ハムの貴重選手放出の理由
FA権を行使していたダルビッシュの元恋女房、日本ハムの鶴岡慎也捕手(32)が新天地に選んだのは福岡ソフトバンクホークス。住み慣れた北海道を離れ、12球団で最も遠い地を選んだわけだが、その裏に、つらい事情が隠されていた。 「球団が使っているコンピューター『BOS』(ベースボール・オペレーション・システム)のためと、もっぱらです」(地元関係者) 今季、日ハムのキャッチャー陣に異変が見られたのは確かだ。高卒2年目の近藤健介(20)が32試合に出場。'08年ドラフト1位の大野奨太(26)も途中出場を含め87試合に出ている。何かミスをして後輩たちにスタメンを奪われたわけではない。日ハムのBOSは選手を「レギュラー、控え、育成、在庫」の四つに分類する。選手を厳しく評価するのはどの球団も同じだが、年俸の高い選手には自ずと評価が厳しくなる。「これくらいの成績なら、年俸の安い若手と切り換えても大丈夫」と数値で判断されるのだ。当然、長くレギュラーを張ってきた高年俸の選手には厳しくなる。 「新庄剛志が早くに引退を表明したときも強く慰留しませんでした。森本稀哲、小笠原道大、藤井秀悟もそうです。田中賢介が米挑戦した際も、数字上、抜けた穴を埋められると判断しています。もちろんダルビッシュのときもです」(同) 糸井嘉男の放出もBOSに基づく判断だった。このシステムはメジャーにならったもので、北海道移転後、1億円の設備投資をして稼働させてきた。 「BOSは登板日の観客数も加味します。昨年オフ、右肩痛が長引くとわかっていた斎藤佑樹の年俸が上がりましたが、案の定、今季は全然ダメ。今度は見事に下がりました」(同) 賛否両論ありそうだが、結果は成績が物語っている。
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スポーツ 2013年12月12日 11時45分
来年3月、長与vsダンプが実現、KAORUも復帰!
11日に都内で、元人気女子プロレスラーでクラッシュ・ギャルズの長与千種さんが記者会見を開き、6度目となるプロデュースイベント『That's女子プロレス』(2014年3月22日、東京・大田区総合体育館)の開催を発表した。メインイベントでは、長与さんが創設したGAEA JAPAN(消滅)で、苦楽を共にしたKAORU(フリー)が復帰する。 KAORUは11年4月、OZアカデミー新宿大会の試合中にカカトを骨折。術後の感染で、骨髄炎を患った。「毎日死ぬことばかりを考えてた」当時は、人との接触を避けていた。ところが、「神取(忍)さんが声をかけてくださって、LLPW−Xのお手伝いするようになって、外に出る機会をくれた。(井上)貴子(LLPW-X)から『若手の面倒を見てください』と言われて、ブリリアントバトルガールズ(同団体の練習生=当時)の練習を見た」ことで、メンタルを克服。さらに、甘やかすことなく叱ってくれた長与さん、同じく地獄を見た歌手・華原朋美のライブに感銘を受けて、復帰を決意した。当日は貴子&浜田文子(ZABUN)とタッグを組んで、神取&里村明衣子(センダイガールズプロレスリング)&未発表のXと対戦する。 また、オープニングバウト(第1試合)では、長与さんと同期のダンプ松本(フリー)が、引退したブル中野さんと元極悪レフェリーの阿部四郎さんを引き連れて、極悪同盟を復活させる。試合は6人タッグマッチだが、ダンプ以外の5選手は未定だ。 トレードマークである竹刀を手にしたダンプは、「極悪のカードは自分たちで決める」と静かに語ったあと、「昔を思いだせ!」と、竹刀を長与さんに振り下ろした。慌てて神取、KAORUが静止に入るも、ダンプは「ヤラれても立ちあがる長与千種を見せてみろ!」と挑発。感極まって、「女子プロ界を盛りあげるために、力を貸せ。そして、もう1度女子プロを創れ」と涙をこらえると、長与さんは、「わかった。おまえの相手、務める」と快諾。GAEA04年11・3後楽園大会からちょうど10年ぶりに、タッグながらも長与vsダンプが実現する。 「女子プロ(団体)を創れ」と言うダンプの挑発には、「もう1度リングに立って、猶予をもらう」と明言を避けた長与さん。しかし、真っ向否定ではなかったことから、50歳になる来年、再び“メイクミラクル”を起こす可能性がゼロではない。イベント開催までのおよそ4か月で、新たな秘策を講じるのだろうか?(伊藤雅奈子)
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スポーツ 2013年12月12日 11時45分
広島からFAで巨人移籍の大竹にファンは厳しい審判
プロ野球・広島東洋カープからFA権を行使した大竹寛投手(30)が、今季年俸1億円(金額は以下、すべて推定)から、3年総額5億円の好条件を勝ち取って、盟主・巨人に入団した。 12月4日に記者会見が行われたが、原辰徳監督は「15勝してほしい」と要望。これに対して、大竹は「背番号(17)くらいは勝ちます」と宣言した。 今季、2年連続4度目の2ケタ勝利をマークし、10勝10敗の成績だった大竹。自己最多は12年の11勝だけに、「17勝宣言」はかなりの大風呂敷を広げた格好だ。 プロ12年の通算成績は246試合に登板し、74勝78敗1セーブ、防御率3.75。弱小チームに所属していたためとはいえ、勝率は5割に満たず、負け数の多さが気になるところ。 投手で広島から巨人へのFA移籍といえば、現巨人投手コーチの川口和久を思い起こさせるが、巨人では4年間で、わずか8勝に終わった。 また、他に投手で巨人にFA移籍した例では、横浜(現DeNA)から移った門倉健、中日から移った野口茂樹のように、プレッシャーに克てず、全く活躍できなかったケースも少なくない。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「FA宣言の大竹加入、巨人のメリットは?」との意識調査を行った。 調査が実施されたのは、11月26日〜12月6日で、1万3365票(男性=89.8%、女性=10.2%)の回答があった。 最も多くの票を集めたのは、「あまりメリットがない」の5332票(39.9%)で、次点が「全くメリットがない」の3766票(28.2%)。全体の実に7割近くのファンが、「メリットがない」と回答する極めて厳しい審判が下った。 一方、「まあまあメリットがある」は3116票(23.3%)で、「大きなメリットがある」と回答したファンは1151票(8.6%)と、1割にも満たなかった。 思えば、巨人の投手陣を見渡すと、デニス・ホールトン投手は退団したが、エースの内海哲也投手を筆頭に、菅野智之投手、杉内俊哉投手、澤村拓一投手、宮國椋丞投手…とローテーション入り候補選手がズラリ揃っている。 ファンの大竹に対する反応はシビアだが、この強力投手陣の中に入るとなると、まずはローテーションの一角を確保することが先決。それができないとなると、15勝どころか、中継ぎ要員に回される可能性もありそうだ。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2013年12月12日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第1R 死を招いた計算高さ〈ブルーザー・ブロディ〉
“超獣”ブルーザー・ブロディが亡くなったのは1988年7月。それから、はや四半世紀が過ぎた。 死因は、プエルトリコでの興行最中、控え室で腹部をナイフで刺されたことによる出血多量。「あのブロンズ像のような体躯を誇るブロディが、たかが一本のナイフで絶命した」という事実に、多くのプロレスファンは言葉を失った。 ちまたでは、同地プロモーターとの間でトラブルのあったブロディを、その配下選手が制裁の意味で刺したと伝えられている。ただし、この事件における加害選手はその後の裁判で「正当防衛による無罪」の判決を得ていることには留意しておくべきだろう。 「プロモーターの意向を汲んだ目撃者たちが黙秘を貫いたため、加害側の主張が通って無罪となった」ともいわれるが、さて、ブロディ側に明白な正義があったならば、そうした結果にはなっただろうか。また、プロモーターが商品である選手を「言うことを聞かないから」と意図的に制裁を加えたのでは、自らの評判を落とすことにもなる。気に入らないなら契約しなければいいだけで、その点にもいささかの疑念は残る。 ブロディにまつわる明らかな誤解としては、1985年、新日本プロレスに“引き抜かれた”というものがある。 当時を知るスポーツ紙記者は語る。 「全日本プロレス側がギャラや勝敗にうるさいブロディを持て余していたのを見て、全日担当記者が新日担当記者に紹介したというのが実際のところ。選手の大量離脱で苦しんでいた新日からすれば渡りに船の話で、すぐに飛び付くことになったのです」 いわば全日が自ら放出したような形だったのだ。 そうであれば、ブロディが新日を離れた後、1年も待たずしてスムーズに全日復帰となったことにも説明がつく。復帰の際には以前よりも契約条件が下がったというから、「安く済むなら使ってもいい」という判断が全日側にあったのだろう。 一方のブロディは、なぜファイトマネーが下がっても全日参戦を選んだのかといえば、それは「馬場への信頼」があったからだった。契約条件や試合のアングルなど、全て事務方に任せた上で時に勝手な変更もする猪木=新日と、自ら選手に全て説明をする馬場=全日の違いは、当時来日参戦した多くの外国人レスラーが口にするところだ。 多少条件は落ちても働きやすいところで…というと、まるで一般人の会社選びのようだが、ブロディがそういった、いわゆる常識的な考えの持ち主であったと当時の関係者たちは口をそろえる。 「一度は馬場を裏切ったことをブロディは後悔していた」と、盟友スタン・ハンセンも後に語っている。 またブロディ自身も全日復帰後のインタビューで、その理由を問われたときには馬場の名を挙げて「相互の信頼によって成り立った典型的なビジネスの例かもしれない。馬場と私は1回もお互いを疑ったことはないし、だからこそ20年も全日本にいられたんだ」と語った。 新日で藤波辰爾に負けることより、多少ギャラが下がっても、全日でのジャンボ鶴田との互角の戦いを選んだ。ブロディがIWGPタッグリーグ戦欠場から全日復帰に至るまでの要点はそこにある。 自身の望む働き方と長期の安定収入を求め続けたブロディが、ようやく日本でその場所をつかんだ。全日復帰後のインター王座選手権で鶴田に勝ち、涙を流してまで喜んだのは、そうした心情の表れだったといえそうだ。 そんなブロディが、日本での歓喜の涙から半年も経たずしてプエルトリコの地で客死するとは、何とも皮肉な話である…。ブルーザー・ブロディ 1946年、米国ミシガン州デトロイト出身。初来日は'79年の全日本。'85年、新日本に移籍するも、翌年離脱。'87年に全日復帰となる。'88年7月、興行中の控え室で腹部を刺され死亡。享年42。
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スポーツ 2013年12月11日 11時45分
イチローのトレードが濃厚! ヤンキースがライバル外野手を続々補強
ヤンキースがイチロー外野手(40)を放出することが、濃厚の情勢となってきた。 今季のイチローは150試合出場、520打数136安打、7本塁打、35打点、20盗塁、打率.262で、打席数(555)、安打数、打点、盗塁数はMLB通算13年で、自身ワーストの成績に終わっている。 メジャー1年目から10年連続で続けて打っていた3割も、11年以降3年連続で切っており、もはや、これ以上の“伸びしろ”があるとは考えにくい。 ヤンキースの今季の外野陣は、イチロー、ブレット・ガードナー(30)、カーティス・グランダーソン(32)、バーノン・ウェルズ(35)の4人に加え、7月末にはアルフォンソ・ソリアーノ(37)が加入。ソリアーノが入ってから、イチローは出場機会が激減し、控えに回ることが多くなっていた。 このオフ、11、12年に2年連続40本塁打をマークしたグランダーソンは、FAでメッツへの移籍が決まった。その代わり、ヤンキースはレッドソックスからFAで、ジャコビー・エルズベリー外野手(30)と7年総額1億5300万ドル(約157億8700万円)の大型契約で合意。さらに、カージナルスからFAになっていたカルロス・ベルトラン外野手(36)とも、3年総額4500万ドル(約46億4200万円)で合意した。 エルズベリーは今季、「1番・中堅手」で打率.298、9本塁打、53打点、52盗塁をマークし、3度目の盗塁王を獲得しており、まさに俊足巧打のイチロータイプの選手。 一方、ベルトランは打率・296、24本塁打、84打点で、メジャー通算358本と強打の外野手で、流出したグランダーソンの穴を埋めることになりそうだ。 これで、ヤンキースのレギュラークラスの外野陣は6人となり、イチローは5番手。来季の布陣は左翼がガードナー、中堅がエルズベリー、ソリアーノとベルトランは右翼と指名打者の併用とみられており、5番手のイチローは構想外となり、トレード要員として浮上している。 ただ、トレード市場で人気があるのは、イチローより若いガードナーだという。ネックとなっているのは、40歳の年齢と650万ドル(約6億7100万円)の年俸だ。イチローに食指を動かしている球団もあるようだが、いずれも、レギュラー確約とはいえず、若手との併用プラン。そうなると、レギュラーではない選手に650万ドルは高額で、トレードを成立させるとなると、ヤンキースが一部年俸を肩代わりすることも必要になってこよう。 現在、日米通算4020安打のイチロー。ピート・ローズのMLB通算最多安打記録(4256本)まで、あと236本に迫っている。イチロー自身にとっても、控え確定のヤンキースに残るより、出場機会が得られる他球団に移籍した方が望ましいだろう。(落合一郎)
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スポーツ 2013年12月09日 11時00分
パ・リーグアジア進出の鍵を握る「楽天」W本拠地の仰天プラン
球団経営から9年かけて日本シリーズを制覇、東北のファン獲得に成功した楽天が、イーグルスとともに台湾に打って出るという。 「台湾の野球熱は低迷していましたが、今年3月にWBCの第1ラウンドが開催され、11月にアジアシリーズがあったことで人気が再点火した。日本でのプレーを夢見る若手も増え、田中将大などは英雄扱い。人気が最も高いチームは、巨人ではなく楽天なのです」(台湾のテレビ局幹部) その台湾野球界において水面下で進められているのが、イーグルスの本拠地誘致だという。仙台とともに台北にもフランチャイズを設け、野球人気をさらに高めようとしているのだ。 「候補地はアジアシリーズで楽天が統一(台湾)と準決勝で対戦した天母棒球場(台北)です。春と秋の仙台は気温が低い。そこで、この時期に温暖な台湾でも試合をしてもらおうと、キャパシティーを2万人に増やし、迎え入れる準備を進めています」(特派記者) 加えて、楽天の台湾進出をアシストするのがパ・リーグ。6球団で作るパシフィックリーグマーケティング(PLM)が、台湾に新たな市場を期待しているのだ。 「PLMは、来シーズンから台湾のテレビ局3局に、ニュース用の試合映像を毎日提供することを発表した。このプロジェクトを手掛けているのは、楽天のマーケティング部長からPLMに転じた根岸友喜執行役員。その先に捉えているのが楽天の台湾への準本拠地設置であり、パのアジア進出なんです」(スポーツ紙記者) さらに楽天にはもうひとつの狙いがあるという。 「田中がメジャー球団にポスティング移籍した場合、100億円近い移籍金が入ることから、Kスタのドーム化を計画している。しかし球場がある宮城野原公園総合運動場は県の所有で、都市計画法による建ぺい率などの規制が多く、現状では困難。そこで、公園を広げるなどの協力を、村井嘉浩宮城県知事に台湾移転をちらつかせることで揺さぶっているんです」(同) いずれにせよ、楽天・三木谷浩史オーナーの商魂は凄まじい。
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スポーツ 2013年12月08日 11時00分
甦る「空手チョップ」現代プロレスに切り込む力道山・孫デビューの期待度
力道山の孫・百田力(32)選手が12月16日、後楽園ホールで行われる『力道山没50年メモリアル興行“プロレスの力”』において、リングネーム『力(ちから)』でデビューする。 当日は父で力道山の次男である百田光雄と組み、折原昌夫・NOSAWA論外組と対戦。デビュー表明時には「祖父の名に恥じないように、相手が誰だろうと“やられたらやり返す”気持ちでリングに上がらせていただきます」と抱負を語り、リングコスチュームも力道山と同じ黒のタイツを身に着ける予定だ。 力選手は茨城・土浦日大高時代にレスリング部に所属。現在はスポーツジムのインストラクターをしながらトレーニングに励んでいる。 「'04年に『ノア』の入門テストを受けたが、不合格。『ノア』所属(当時)の光雄氏は息子を罵倒したものですが、練習を見ていると時折“爆発”して父を彷彿とさせるそうで、昔のプロレススタイルを期待している面もある。確かに話題性もありますが、気性の激しかった力道山の血が試合で生かされれば、実力で一気にブレイクする可能性はありますよ」(スポーツ紙記者) 光雄氏の真意について、ノンフィクション作家の織田淳太郎氏が言う。 「今は大仁田厚の電流爆破デスマッチなどに象徴されるような、サーカス的なプロレスが流行っているが、光雄氏は父・力道山が築いた力と技を競い合う正統派のプロレス時代に戻したい気持ちがあるのではないでしょうか。今のファンは、プロレスがショーだとわかって見ている。それは、バーチャルで派手な世界に自分を投影して得られる満足感が欲しいからです。ただ一方で、こういう閉塞感のある時代ですから、曲芸よりも現実的な正統派のスタイルこそ必要とされている面もある。息子にもそういったプロレスを期待しているのだと思います」 執拗なまでにナンバー1にこだわり続けた力道山。ある意味で非常に不器用な生き方ともいえるが、そんなキャラが今のプロレス界にも求められている。孫のファイトに注目だ。
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スポーツ 2013年12月07日 17時59分
「20億円じゃ安すぎ!」と嘆きの楽天 田中マー君の米移籍は三木谷オーナーの腹ひとつ!?
新しいポスティングシステム(入札制度)が、NPB(日本野球機構)とMLB(米大リーグ機構)との間で基本合意した。週明けに正式に決定される見込み。 その概要は日本の球団が2000万ドル(約20億5700万円)を上限に希望額を決め、その金額で獲得を希望する米球団すべてと交渉可能になるというもの。 選手がその制度を利用できるのは1シーズンに1回だけで、獲得を希望する米球団がなければ、選手は国内残留となる。 旧制度では入札金額に上限はなく、金額を決めるのは米球団で、入札した球団に独占交渉権が与えられたため、複数球団との交渉はできなかった。 MLB側としては、新制度で上限が2000万ドルに抑えられるため、資金が潤沢ではない米球団も入札に参加することが可能になり、入札金の高騰を防ぐメリットがある。移籍する国内選手は、これまで選択の自由がなかった点が改善され、複数球団と交渉できる利点ができた。 ところが、田中将大投手のような、米移籍を希望するスター選手が所属する球団にとって、新制度はデメリットでしかない。 旧制度で米移籍した松坂大輔投手(西武→レッドソックス)は約5111万1111ドル(当時約60億円)で、ダルビッシュ有投手(日本ハム→レンジャーズ)は5170万3411ドル(当時約40億円)で落札された。所属球団はエースを放出する見返りに、莫大な移籍金を手にすることができたが、新制度では、それができなくなる。 米メディアによると、米市場で評価が高騰している田中の入札金額は1億ドル(約103億円)にも跳ね上がる可能性も報じられていた。ところが、新制度で上限が2000万ドルと決まってしまったため、楽天球団として落胆するばかり。 12月3日、国内12球団の代表者会議が行われ、新制度案に楽天1球団のみが反対したが、残り11球団に押し切られた。楽天・立花陽三社長は「田中の価値が、フェアに判断されるものにしてほしい。額の多い少ないではない。上限があってもいい。ただ、なぜ、その上限額(2000万ドル)になるのか、説明責任を果たせる制度でないと」と不満たらたら。 当初、立花社長は田中の米移籍容認派と見られていたが、日本シリーズ終了後、三木谷浩史オーナーが、「田中残留」を厳命した。その後、三木谷オーナーは企業イメージを考慮してか、「個人的には、若い人が海外に挑戦するのはいいことだと思う」と方向転換。むろん、これは100億円ともいわれた“田中マネー”をあてにしてのもの。 ところが、100億円どころか、20億円しか入ってこないとあっては、楽天の方向性も変わる。田中が流出することで、入場料収入、グッズ収入、テレビ放映権料収入などが落ちるのは必至で、経済的な損失は計り知れない。また、絶対的エースを失うことで、チーム力は大きく落ち、Aクラスも風前の灯となり、ポストシーズンで稼ぐことも、おぼつかなくなってしまうことが予想される。 立花社長は8日に田中と会談予定で、「まずは残留交渉をしたい。その上で田中の意思確認をする」と話している。最終的に田中の米移籍を認めるかどうかは、三木谷オーナーがビジネスを超えたところで、判断できるかにかかっているようだ。すべては、三木谷オーナーの腹ひとつだ…。(落合一郎)
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スポーツ 2013年12月07日 11時00分
来季の大谷は投手に専念!?
「15勝、3割」 北海道日本ハムファイターズ・大谷翔平(19)がテレビのインタビューで来季の目標を答えた。しかし“2年目の二刀流”は、2本のカタナの大きさが随分と違ってくるようだ。 「手薄な投手陣ですから、大谷は開幕投手を争うことになるでしょう。正捕手の鶴岡がFAでソフトバンクに移籍することが決まり、ライバル球団に内情まで流出することになってしまった。栗山監督も頭が痛いですね」(球界関係者) 今や、マー君の背中は遙か彼方の“元ハンカチ王子”斎藤佑樹(25)も右肩痛が癒えていない。そこで急浮上してきたのが、大谷の投手専任案だ。 今シーズン“投手・大谷”は13試合に登板し、3勝0敗。一方“打者・大谷”は打率2割3分8厘。どちらの成績もパッとしないが、その原因が二刀流による中途半端さにあるのは明白。 「将来的には打者一本に専念させたいというのが、首脳陣の正直な思い。しかし、今の日ハム投手陣の中で唯一、伸びしろが期待できるのは『投手・大谷』だけですから仕方ありません。奇策ですが、来季は投手、その次の年は打者の“隔年二刀流”というプランも囁かれています。営業面を考えれば、十分にあり得ると思いますね」(同・関係者) 二刀流による体力的な負担は相当なものだろう。隔年式で投手、打者の両面を育てていくのも悪くないかもしれない。 「日ハムは、とにかく次世代のエースを育てるのが急務。正捕手がいなくなるのですから、当然ながらディフェンス面のゼロからの作り直しも強いられます。首脳陣は、大谷がこだわる“二刀流”に気を配っている場合ではありません」(担当記者) 冒頭の言葉が「生涯通算で15勝、夢はいつの日か3割」に変わるかも!?
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