8月11日、プロ野球セ・リーグのヤクルト対DeNA戦(秋田県立野球場)で、地元・秋田の横手出身のセクシータレント・壇蜜(32)が始球式に登場した。
マウンドに上がる前には、「秋田空港で止められなかったので、このまま入ってきました。私は青島刑事の上司にもなれず、集団グループの真ん中にもなれず、携帯電話のCMも取れず、ただひたすら服を見せるより、肌を見せる感じでやってきたんですけれど、このように呼んでいただいて本当に光栄です。自分からは、生まれてすぐに東京に行ってしまったので、おいそれと故郷とは言えないのですが、このように温かく迎えてくれたことがうれしくてなりません。本日は本当にありがとうございます」とあいさつ。
そして、マウンドに上がった壇蜜はやおら、ヤクルトのユニフォームを脱ぎ出すと、なんと中に着ていたのは青のスクール水着。
セクシー系タレントがプロ野球の始球式を行うことはあるが、せいぜい、タンクトップにショートパンツ程度が限界。常識を飛び越えた壇蜜の露出ぶりに、観客は完全KOされた。
ところが、KOされてしまったのは、観客だけではなかった。水着姿の壇蜜をかぶりつきで見てしまったヤクルトの先発、クリス・ラルー投手(29)は投げる前から、興奮して「ハァハァ」してしまったか、初回から4失点の乱調。その後も、脳裏に壇蜜の悩殺水着姿が頭をよぎって、ピッチングに集中できなかったか、立ち直ることはできず。4回途中で12安打を浴び、8失点を喫して、まさしく完全昇天した。
結局、ヤクルトは7-13で完敗した。この試合はヤクルトにとっては、最下位脱出が懸かった大事な一戦だった。しかし、壇蜜の悩殺始球式で投手が心を乱してしまい(?)、手痛い敗戦となった。
壇蜜によると、水着での始球式は主催のヤクルト球団に事前許可を取ってのパフォーマンスで、了解なしの“強行突破”ではなかったという。
観戦に訪れた世のお父さんたちからは、好評だった悩殺始球式だが、その場は真剣勝負の舞台で、「やり過ぎ」との声も…。許可したヤクルト球団には、賛否両論うずまきそうだ。
(落合一郎)