スポーツ
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スポーツ 2013年11月18日 15時00分
中日・谷繁兼任監督が悲鳴! 猛威を振るう落合GM 「クビ切り・リストラ」の裏に次期監督オレ(1)
新任監督の門出となれば、ご祝儀の意味も兼ねて取材陣が大挙押し掛けるものだが、中日の谷繁元信兼任監督(42)は気の毒としか言いようがない。11月3日からナゴヤ球場で始まった秋季キャンプは、若手の番記者がほんの申し訳程度。取材陣の主戦場は名古屋市内の球団事務所に代わり、契約更改交渉を差配する落合博満GM(59)が話題を独占しているからだ。 「今回の監督交代では、落合氏が意表を突く形でGMに就任し、下馬評にも上がらなかった谷繁捕手が兼任の形で監督に抜擢された。これはあくまで形式的なもので、事実上の“監督”は紛れもなく落合GM。いや“闇将軍”と言った方がいい。彼が思い描いているのは、海部俊樹総裁を担いで自民党幹事長に就き、政権与党の自民党を支配した小沢一郎氏です。そのとき発したのが『担ぐ神輿は軽くてパーがいい』というあの名セリフ。この構図こそが今のドラゴンズで、もはや落合GMのやりたい放題。海部さんが名古屋出身ということもあり、谷繁監督を憂える声は少なくありません」(中日新聞関係者) 白井文吾オーナーが落合氏をGM起用した狙いもそこにある。今の中日新聞社にとって急務なのは、ペナント奪回にも増して人気の回復、球団財政の再建。ドラゴンズが12季ぶりにBクラスに沈んだこともあり、今季は18年ぶりに主催試合の観客動員数が200万人の大台を割り込んだ。球団トップが大幅なコストカットを断行するのは、当然といえるのだ。 日本プロ野球選手会が発表した12球団の年俸調査によると、中日は最近10年で7度も上位3傑に入っている。今年の平均年俸5198万円は巨人(6155万円)に次ぐ2位で、横浜DeNA(2467万円)の2倍以上。2007年の総額31億7690万円に至っては、12年連続トップだった巨人(31億2596万円)を抜き1位だった。 なぜ中日の選手年俸が跳ね上がったのか。答えは簡単。落合氏の監督時代の8年間で優勝4回、日本一1回。全てAクラスの成績を収め、右肩上がりで年俸が上がり続けたからである。 「2年前に中日が落合監督を解任した一番の理由はこの問題でした。年々、総年俸が上がり続け、落合監督自身にしても最後は3億5000万円プラス出来高で計5億円の年俸でしたから。先週、巨人の原辰徳監督が新たに2年契約を結びましたが、年俸は3億円です。これと比べてもいかに高給取りだったかがわかる。白井オーナーが落合氏と深い信頼関係にあったにもかかわらず、泣いてバショクを斬った理由はここにあったのです」(球団関係者) このときの舞台裏について、中日OBの野球解説者が「落合監督の解任は、2年後の復帰を見据えた出来レースだった」と本誌に明かした。 「落合政権後の2シーズンを捨てゲームにしたのです。狙いは二つ。まず、落合政権でコーチ職を失い、不満が充満していたドラゴンズOBたちのガス抜きです。OB会長の高木守道氏を監督に迎え、有力OBをその配下に就けた。当然、前政権よりポテンシャルが劣るから優勝など望めない。2年も続けば、年俸の大幅カットの理由ができる。そこでいったん選手年俸を元の状態に戻し、落合監督に再登板願うというシナリオだったのです。全ては工程表通りに進んだのですが、肝心の有能なコストカッターがいない。そこで落合氏が“監督復帰”する前にGMに就き、厳冬更改の最前線に立っているのです」
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スポーツ 2013年11月17日 11時00分
先輩力士が潰しに躍起 ぶっつけ本番 遠藤の不安すぎる九州場所
今年納めの九州場所が10日から福岡市の福岡国際センターで始まっている。優勝争いは史上2人目、2度目の5連覇を目指す横綱・白鵬が中心になるのは間違いないが、もうひとり、横綱、大関顔負けの熱い視線を浴びているのが、先場所に史上最速の初土俵からたった3場所で幕内に駆け上がり、何もかもが初体験というプレッシャーをはねのけて見事に9勝した遠藤だ。 幕内2場所目となる今場所は西前頭7枚目まで番付を上げ、三役陣との初対決も予想されるだけにファンの関心も高く、周辺はいつも黒山の人だかりだ。しかし、肝心な遠藤の体調は決して良くない。というのも、先場所、捻挫して14日目から休場に追い込まれた左足首の回復が、予想以上に遅れているからだ。 「人気者の悲劇というか、周囲に引っ張り出される形で10月の秋巡業に出たのが悪かったようですね。まだ稽古するのは早いのに、次々と先輩力士らに指名されてぶつかり稽古をやらされ、悪化させてしまった。その後、剥離骨折していることも判明しました。福岡入りしてもろくに四股さえ踏めない状態で、一時は師匠の追手風親方も休場を示唆していました。本格的な稽古を再開したのは初日の3日前。最悪の事態は何とか回避しましたが、本来の調子とは程遠いと言っていい」(担当記者) まさにぶっつけ本番の状態。これで大勝ちできるほど幕内の水は甘くない。案の定、初日は豊響に押し倒されて黒星発進。本人も「勝ち星数よりも、最後まで取りきれば十分です」と話しているが、ここで大負けし、挫折感を味わうのも決して悪いことではない。 大横綱の千代の富士も貴乃花も、入幕早々は苦汁をなめ、後にそれを糧に大成している。中でも、千代の富士は幕内の壁にハネ返された上に肩の脱臼というバブルパンチを食らって幕下まで降下した。このときの屈辱が、31回優勝の大きなバネになったと千代の富士は振り返っている。 ここまで“壁知らず”で伸びてきた遠藤。この試練は、力をためて飛躍するチャンスと言っていい。
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スポーツ 2013年11月16日 17時59分
田中マー君の米移籍遠のいた!? 態度硬化のメジャー側が新ポスティング制度案を白紙に!
楽天のエース、マー君こと田中将大投手(25)が今オフにメジャーへの移籍を目指していることで、注目を集めていた新ポスティング(入札)制度案をMLB(大リーグ機構)側が取り下げたため、事態は長期戦の様相を呈してきた。 12年12月に失効したポスティング制度に関して、NPB(日本野球機構)とMLBは協議を重ねてきた。新たな案では、「入札額1位と2位球団の間の額を落札金額とする」「交渉が決裂した場合は米球団側に罰金を科す」などの新条項を盛り込み、ほぼ合意。日本シリーズ終了後には、新制度を締結する手はずになっていた。 ところが、11月1日、プロ野球選手会(楽天・嶋基宏選手会長)側が、「日本側にメリットがない」として、新制度を締結しないようNPBに待ったをかけた。 選手会側は14日、現在9年の海外FA権取得のための期間短縮などの要望を添えて、2年間限定で新制度を受け入れる方針を示し、ようやくNPBと選手会の意見が統一された。 だが、さんざん待たされたMLB側は態度を硬化。15日(現地14日)、オーナー会議が終わった後に、MLBのロバート・マンフレッド最高執行責任者(COO)が新制度案を白紙に戻し、修正案を提出すると発表した。「日本側の返答に時間がかかりすぎている。情勢は変わった」(ロバート・マンフレッドCOO)。 MLB側も決して一枚岩ではない。「高い入札金を払っても、いい選手が欲しい」とする資金力のある球団に対し、資金がない球団は高額なポスティングには参加すらできない。改めて、修正案をつくるとなると時間がかかる。できた修正案が、日本側に不利な内容に変更されている可能性もある。そこから、日米間の合意、さらには選手会の了承も必要となれば、相当の時間が必要で、越年する恐れもある。 そうなると、米球団側は来季の戦力補強活動も進行しており、楽天の球団事情もあり、田中が今オフの米移籍を断念せざるを得ない状況にも陥りかねない。日米間の協議のスピードが、田中の動向に影響を与えそうな雲行きだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年11月16日 11時00分
能見・マートン問題で不安な阪神
阪神タイガースは、現在、高知県安芸市で秋季キャンプの真っ最中だ。 「レギュラークラスはキャンプを免除され、人気選手は藤浪晋太郎だけです。キャンプの目玉は、この藤浪の投球フォームの改造ですが、虎ファンの本当の関心はマートンが残留するのかどうかなど、内部的な問題のようですね」(現地取材陣の一人) 藤浪に対しては“来季の開幕投手候補”なる声も出るなど、順調な調整が続いている。しかし投手陣全体を見ると、ひと波乱起こりそうな気配も。エース・能見篤史の精神面が心配されているのだ。 「CS第1ステージで能見は初戦の先発を外され、第3戦にまわされました。和田監督は『作戦』と説明していましたが…」(同) CS敗退後の10月23日、能見は健康診断で球団事務所を訪れた。そのとき、記者団と談笑を交わしていたが、CSの初戦先発を外された質問を受けるなり「オレに聞かないで!」と、それまでの穏やかな表情を一変させている。 「問題は投手陣だけではありません。マートンの残留交渉は11月上旬から始まる予定で、マートン側は強気です。メジャー帰還が希望でしたが、米球団の評価が予想以上に低く、阪神残留の可能性も高くなりました。ただ、マートン側は3年強の『複数年契約』を求めており、同時に残留交渉の年俸は大幅昇給の4億円スタートとなりそうです」(球界関係者) さらに阪神は一連の円高を指し、今オフは新外国人選手を獲得しない方針をすでに表明している。マートンは奇行も目立つが、今季は4番も務めた優良外国人選手。新たな外国人を探さないと知っているので、足元を見ているというわけだ。 虎のオフは大波乱必至の様相である。
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スポーツ 2013年11月15日 15時40分
ブルージェイズ自由契約の川崎ムネリン 大多数のファンがソフトバンク復帰を希望
メジャー2年目を終えた元ソフトバンクの川崎宗則内野手は、ブルージェイズが100万ドル(約1億円=推定)の来季の契約選択権を行使せず、自由契約となった。果たして、来季はどの球団でプレーするのか? 「Yahoo!ニュース」では、「ムネリンにどの球団でプレーしてほしい?」との意識調査を行った。 実施されたのは、2013年11月4日〜14日で、7万7,093票(男性=82.8%、女性=17.2%)の回答があった。 設問はソフトバンク、オリックス、巨人、ブルージェイズ、メジャーの他球団の5択で、「国内の他球団」の選択肢はなかった。 圧倒的に支持されたのは、古巣ソフトバンクへの復帰で、全体の3割を超える2万9,478票(38.2%)を得た。 2位はメジャーの他球団で、1万5,429票(20.0%)。3位はブルージェイズ残留で、1万4,430票(18.7%)。2位と3位を合せると、2万9,859票で、メジャーでのプレーを希望するファンと、ソフトバンク復帰を希望するファンとが、ほぼ同数となった。 4位は巨人で1万697票(13.9%)を集めたが、巨人が川崎獲得に動いているとのウワサはなく、これは実現性が薄そうだ。 昨年来、川崎に食指を動かしているオリックスは5位で、7,059票(9.2%)にとどまり、ファンはあまり同球団でのプレーは望んでいないようだ。 今季、ブルージェイズで96試合に出場し、240打数55安打1本塁打24打点7盗塁、打率.229の成績を残した川崎。明るいキャラクターで人気者となっただけに、トロントの地元ファンの多くが戻ってくることを願っているという。 ブルージェイズはマイナー契約での残留を交渉中とも伝えられているが、来季、川崎はどこのユニフォームに袖を通すのだろうか?(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2013年11月14日 15時30分
ファンが選ぶ日本シリーズMVPは楽天・田中マー君
11月3日、楽天が巨人を4勝3敗で破って、日本シリーズを制した。シリーズMVPには2勝を挙げた美馬学投手が輝いたが、ファンが選ぶMVPは誰だったのか? 「Yahoo!ニュース」が「日本一に輝いた楽天、あなたが選ぶMVPは?」との意識調査を行った。 実施期間は2013年11月3日〜13日で、11万3,449票(男性=79.5%、女性=20.5%)の回答があった。 回答者の居住地は、関東(東京以外)地区の23.2%が最も多く、東北地区は9.4%に過ぎないため、楽天ファンに偏った投票にはなっていないようだ。 ファンの支持を最も集めたのは、やはりマー君こと田中将大投手で、ダントツの3万8,277票(33.7%)を得た。成績は1勝1敗1セーブで、6戦目に巨人に白星を献上してしまったが、その第6戦での160球を超える熱投と、第7戦での連投がファンの心に深く焼きついたのだろう。 2位は先発にリリーフにフル回転した則本昂大投手で、2万1,538票(19.0%)。田中同様、この男なくして、楽天の日本一はなかった。田中が第7戦で抑えに出ていなかったら、則本が1番手だった可能性も高い。 実際のMVPの美馬は3位で、1万6,652票(14.7%)を得た。美馬は第3、7戦に先発して2勝。11回2/3を無失点に抑える完ぺきな投球だった。ただ、投球イニングが田中の19回、則本の16回に比べると、極端に少ないため、ファンの印象度が薄くなった感はある。 以下、好リードで投手陣を引っ張った嶋基宏捕手が1万4,940票(13.2%)で4位、5位=銀次内野手=7,134票(6.3%)、6位=藤田一也内野手=4,818票(4.2%)、7位=松井稼頭央内野手=2,827票(2.5%)、8位=Aジョーンズ外野手=2,169票(1.9%)、9位=岡島豪郎外野手(登録は捕手)=790票(0.7%)、10位=聖澤諒外野手=621票(0.5%)、11位=Cマギー内野手=544票(0.5%)、12位=牧田明久外野手=409票(0.4%)、13位=中島俊哉外野手=183票(0.2%)と続いた。上記以外の選手がMVPと思った回答者は、2,547票(2.2%)だった。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2013年11月14日 15時30分
大関から陥落濃厚の琴欧洲に引退危機
7度目のカド番を迎えていた大関・琴欧洲(30=佐渡ケ嶽)が、「左肩鎖関節脱臼で全治4週間」との診断を受け、大相撲九州場所(福岡国際センター)4日目(11月13日)から休場した。 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)によると、「本人は出たい気持ちが強いので、痛みが取れれば話し合う」とし、再出場の可能性はあるが、今場所、琴欧洲は1勝しかしておらず、強行出場しても、勝ち越すためのあと7勝を挙げるのは極めて困難な状況。 先場所(9月・秋場所=両国)、琴欧洲は左太もも裏を痛めて途中休場し、負け越しているため、今場所も負け越せば、大関から陥落する。 佐渡ケ嶽親方は「もし(今場所)出られなくて落ちても、来場所で10番勝てるように稽古して頑張らせる」と話した。 大関が2場所連続で負け越して、関脇に陥落した場合、翌場所に10勝以上を挙げれば、大関に復帰できる特例がある。ただ、現実はそう甘くはない。 最近では、把瑠都が今年初場所(1月・両国)に大関から陥落したが、同場所で8勝しか挙げられず、復帰はならなかった。その後、把瑠都はモチベーションが上がらず、左ヒザを痛めて、名古屋場所(7月)を全休。秋場所の番付は十両まで落ちたが、場所前に引退した。 本人も、親方も、「ケガさえ治れば、来場所10勝して大関に復帰」の青写真はあろう。だが、琴欧洲は故障がなくても、1ケタが定番だ。11年2月に八百長問題が発覚して以降、琴欧洲が2ケタ勝ったのは、12年初場所、今年初場所のわずか2回(いずれも10勝)だけ。来場所までに肩のケガが治っても、2ケタ勝つのは至難のワザだろう。 現行の降格制度になった69年名古屋場所以降、大関から関脇に陥落したケースは17例(14人)あるが、落ちた場所に10勝以上を挙げて大関に戻ったのは5例(4人)しかない。データを見ても、明らかなように、大関から落ちた場所での「10勝以上」は高いハードルだ。 北の湖理事長(元横綱)は「今の幕内上位は手ごわい相手が多い。(落ちた場所に)10勝は厳しい」と、なんとも悲観的なコメントを残した。 もともと、琴欧洲はケガ多く、大関での途中休場は今回で9度目。来場所、万全な体調で臨める保証はない。今場所、負け越して大関から陥落し、来場所、2ケタ勝てずに復帰がならなかった場合、把瑠都のように、早々に引退への道を選択せざるを得ない状況になるかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2013年11月14日 15時30分
戦力構想外なのにFA宣言 巨人・小笠原の決断の怪
事実上、来季の戦力構想から外されていた巨人・小笠原道大内野手(40)が11月10日、ひっそりとFA宣言した。小笠原は「最後にもう一度、自分を見つめ直したい。また新しいところで挑戦してみたいという思いで決断しました」とコメントした。 同じく、来季の構想から外れた谷佳知外野手(40)が4日に自由契約を通告された。谷は日本シリーズでは戦力として、ベンチ入りし試合にも出場した。かたや、小笠原は日本シリーズの出場資格選手40人枠にも入れず、完全な“戦力外”だった。それなのに、なぜ谷が自由契約で、小笠原はクビにならずに、FA権行使となったのか…。 それは、巨人が小笠原のプライドと貢献度を最大限に配慮した結果だというのだ。小笠原は06年オフに、FA権を行使して、日本ハムから巨人に移籍した。07年は31本塁打、88打点、打率.313の好成績で、リーグ優勝に大きく貢献し、両リーグをまたいでの2年連続MVPを獲得。以後、10年まで移籍後、4年連続で3割をマークするなど、巨人の4番打者として活躍した功労者。 高額年俸がネックとなり、オリックスで抱えきれなくなって、巨人が引き取った谷とは同一に並べられないのだ。谷は移籍1年目の07年こそ、3割を打ったが、規定打席に到達したのは、この年のみで、小笠原とは格も貢献度も決定的に違うのである。 某スポーツ紙記者のA氏は「巨人が考慮したのは、やはり功労者である小笠原のプライドでしょう。これだけの選手を、戦力外で自由契約にしたのでは、球団のイメージも悪くなるし、小笠原のプライドにも傷が付く。となると、最終的に行きついた着地点がFA宣言だったのでしょう」と語る。 12年までの小笠原なら、年俸4億3000万円の超高年俸だったが、今季は7000万円まで減額されている。これも、FA権行使となった大きな要因だ。この年俸は巨人では人的、金銭補償がいらないCランクであるため、獲得する球団としては巨人への見返りが必要なく、実質的には自由契約選手と同じようなもの。 問題は40歳で、ピークを過ぎた小笠原を獲る球団があるかどうか。なければ、引退の道しかない。そこで浮上してくるのは、やはり、日本ハム時代の師匠格である落合博満氏がGMを務める中日の存在。 前出のA氏は「中日は代打要員が手薄ですし、交流戦の指名打者としても使えます。小笠原自身、大減俸も覚悟しているようですし、退団した井端(弘和)に提示した3000万円程度なら、オファーをかける可能性は十分ありそうです」と語る。 悩んだ末にFA権を行使した小笠原獲得に動く球団はあるのか? FA選手は14日に公示され、15日から交渉解禁となる。※年俸金額はすべて推定(落合一郎)
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スポーツ 2013年11月12日 15時30分
12球団合同トライアウト 雨の草薙球場で「笑った選手、泣いた選手」
11月10日、静岡県・草薙球場で『第1回12球団合同トライアウト』が行われた。今回は12球団の本拠地球場以外(二軍球場を含む)での初の開催としても注目を集めたが、天候は生憎の雨…。受験選手たちがウォーミングアップを終え、実戦形式のシード打撃がこれから始まるというときに雨が降り始め、途中から室内練習場にその場を移した。 その室内練習場には一般ファンは入れない。主催者によれば、同日の入場者数は1万人。「室内移動」がアナウンスされた時点で帰路に着いたファンもいたが、多くの者がトライアウト終了まで室内練習場を取り囲んでいた。 「ファンの皆さんに熱い声援をいただき、本当に有り難い」 そう話していた受験選手はかなり多かった。 その室内球場での様子だが、本来はフットサルが行われている施設のようだった。毛足の長い良質の人工芝が敷きつめられており、室内の運動施設としてはトップクラスのものだろう。しかし、野球を行うのを目的した施設ではないので、ビニールシートが敷かれ、そこに土を盛った“急造マウンド”で投手たちは投げていた。 踏み出した足元が滑るらしく、投げにくそうに見えた。また、室内はカーテンネットが張られていた。内野のダイヤモンドよりも狭いため、ジャストミートされた打球もすぐにカーテンにぶつかってしまう。これでは投手も野手も正しく評価できないのではないだろうか…。 「こちらが思った以上に身体の動ける選手が多かった。いったん、(今日の調査報告を)持ち帰って早いうちに判断したい」(視察に訪れた球団職員の1人) 決して良好とはいえないこの状況下でもベストを尽くした選手たちに吉報が届くことを信じたい。 何人かの受験選手が取材要請に応じてくれた。“日本一”楽天を創設から支えた高須洋介選手は「今後? 誰かが評価してくれなければ何も始まらないので…。遅かれ早かれ、(戦力外通告は)みんな来るんだから」と語っていた。しかし、室内練習場に移動する前、雨でぬかるんだグラウンドでは二塁ベースに滑り込む気迫も見せている。 故障のため本格的なピッチング練習をしていなかった山本省吾投手(ソフトバンク)は「自分は勝手に来季のために手術をしたと思っていました。油断してしまったというか、ただ、手術する前よりももっと強くなっていると思っています」と、訴えていた。 室内練習場で横浜DeNAの吉田孝司編成・スカウト部長が元日本ハム・木田優夫投手(独立・石川)に話し掛けた。説明するまでもなく、2人は巨人OBでもある。年長の吉田氏が「どうして、こんなに一生懸命なんだよ?」と45歳の右腕を励ました。 「来年も野球をやる。どこでやるかがまだ分からないだけ」 木田投手は報道陣にそう答えている。吉田氏の前では「普通ですよ」と多くを語ろうとしなかったが、「野球が楽しいから辞められない」という純粋さは十分に伝わっていた。 第2回トライアウトは11月22日。燃え尽きていない受験選手たちの戦いはまだまだ続く。(スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2013年11月11日 15時30分
“プロレス界のお騒がせ男”ザ・グレート・サスケ氏 岩手県から違法な政務調査費の返還を求められ提訴されるも、「無職と同じで返す金ない」
“プロレス界のお騒がせ男”として、おなじみのみちのくプロレス社長のザ・グレート・サスケ氏(44)に、またも醜聞! 05年度の違法な支出と認定された政務調査費約276万円の返還に応じなかったとして、岩手県がサスケ氏に返還を求め、11月5日、盛岡地裁に提訴したことが分かった。 サスケ氏は03年4月に、岩手県議選でトップ当選したが、県議会によると、市民団体が05年度の政務調査費の返還を求めた住民訴訟で、県議や元県議計31人が支出した約970万円を違法とする2審仙台高裁判決が、今年7月に確定した。県はこれに基づき返還を求めたが、サスケ氏だけが地方自治法に基づく期限(9月26日)までに応じなかったため、提訴に踏み切った。 政務調査費は政策の調査研究のために支給され、議員活動と関係ない支出は法令違反になる。サスケ氏に関して違法とされたのは、自身が経営するみちのくプロレスの人件費や事務所費。 議会事務局の照会に対し、サスケ氏側は「昨年ケガをしてプロレスをしていないので、今は無職と同じ。払いたくても、払う金がない」と主張しているという。 サスケ氏は昨年11月20日、全日本プロレスの愛媛大会での試合中に左肩甲を骨折し、長期欠場をしいられた。みちのくプロレスの11月4日、盛岡大会でドクターストップを振り切って、1年ぶりの復帰戦を行ったばかり。 ただ、スポーツライターのA氏は、「サスケ氏はプロレスの試合をしていなくても、イベント出演が多く、そこそこの収入はあるはずで、無収入という主張はオーバーではないでしょうか」と話しており、プロレス欠場でも一定の収入はあるとみている。 関係者によると、「大きい額なのですぐには払えないが、年内に払う方向で県議会と話しています」という。 近年のサスケ氏は、電車内で携帯電話で写真を撮ろうとした男性に暴行をはたらいたとして逮捕されたり、覆面制作費や住宅ローンの未払いで訴訟を起こされたりでトラブル続き。 岩手県では返還された場合、提訴は取り下げるというから、なんとか泥仕合は避けてほしいところ。プロレス復帰も果たしたことだし、穏便な解決を望みたいものだ。(落合一郎)
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