スポーツ
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スポーツ 2014年01月16日 11時45分
FA移籍の涌井、大竹、中田賢、久保の4投手 最も活躍するのは?
昨オフ、涌井秀章(27=西武→ロッテ)、大竹寛(30=広島→巨人)、中田賢一(31=中日→ソフトバンク)、久保康友(33=阪神→DeNA)の4投手が、FA権を行使して移籍した。4人ともに、ローテーション投手として、期待が懸かる。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「FA移籍の4投手、誰が最も活躍する?」との意識調査を、2013年12月18日〜28日に実施。3万4572票(男性=89.8%、女性=10.2%)の回答があった。 最も多くの票を集めたのは、やはり、元西武のエース・涌井で、1万5394票(44.5%)を得た。 07、09年に最多勝を獲得するなど、06〜10年まで5年連続2ケタ勝利をマークした涌井だが、11年以降の3年間、スランプにあえいでいる。かつての恩師である伊東勤監督のもとで、再生なるか? 2番目に票が多かったのは、大竹で6788票(19.6%)。過去4度の2ケタ勝利を挙げている大竹だが、層の厚い巨人に入って、ローテーション投手のポジションを、しっかり確保することが、第一の目標となりそうだ。 大竹と、ほぼ同票だったのが中田賢で6686票(19.4%)。剛速球とタフネスさが売りの中田は、07年には自己最多の14勝をマークしたが、08年以降、6年間1ケタ勝利に終わっている。故郷の福岡に戻って、7年ぶりに2ケタ勝ちたいところだ。 4番目は久保で、5704票(16.5%)。ロッテ時代の1年目(05年)に、いきなり10勝を挙げた久保は、09年に阪神に移籍後、10年に自己最多の14勝をマークしている。昨季は慣れないリリーフに回され、不本意なシーズンに終わっているだけに、今季に懸けるモチベーションは高い。先発陣が手薄なDeNAだけに、チャンスは多くなりそうで、打線の援護に恵まれれば、大勝ちする可能性も十分。 4投手が移籍1年目で、どれだけ、活躍できるか注目される。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年01月14日 15時30分
王さんの本塁打記録破ったヤクルト・バレンティン 妻を監禁・暴行で逮捕! 出場停止処分も…
昨季、王貞治らの55本を抜く60本塁打を放ち、日本のシーズン最多本塁打記録を樹立したウラディミール・バレンティン外野手(ヤクルト=29)が、米国内でトラブルを起こし、警察のご厄介になってしまった。 警察の記録によると、バレンティン容疑者は、1月12日(日本時間13日)に米フロリダ州マイアミ近郊に住む妻カーラさんの家を訪問したが、妻が入室を拒否。そのため、バレンティン容疑者は窓から侵入し、逃げる妻の腕をつかむなどの暴力をふるって、2階の寝室に押し込んで鍵をかけて監禁した。目撃者が警察に通報し、逮捕につながった。カーラさんの弁護士によると、バレンティン容疑者とカーラさんは、結婚して約6年で離婚を協議中。2人には1歳になる一人娘がいる。 14日、報道陣に対応したヤクルト・衣笠剛球団社長は「私どもの知り得ているのは、すでにマスコミ各社で流されている情報がすべてです。代理人の顧問弁護士もバレンティン選手と会えていないので、私どもも情報を知り得ておりません。この後、遅くなっても、接見すべく顧問弁護士が地元で段取りを整えております。きっちりした情報を知り得てから、改めて皆さまにご報告させていただきたいと思います」と説明した。 類似した事件としては、12年末、楽天への入団が決まったアンドリュー・ジョーンズ外野手が、来日前に夫人への暴行容疑で逮捕され、保釈金を支払って釈放された例がある。 ジョーンズの際には、おとがめはなかったが、今後の米当局の捜査の進展次第では、球団やリーグから、なんらかの処分が下される可能性もある。最悪、出場停止処分となった場合、ヤクルトは4番打者不在で開幕を迎えなければならない。 バレンティンはオランダ領キュラソー島出身で、07年にマリナーズでメジャーデビュー。08年には自己最多の71試合に出場。09年途中にレッズに移籍したが、10年は1年間マイナー暮らしだった。メジャー実働3年間で、170試合に出場し、15本塁打を放っている。 11年にヤクルトに入団し、昨季まで3年連続で本塁打王を獲得。昨季は60本塁打で日本記録を更新した他、131打点、打率.330と大活躍し、チームは最下位ながら、セ・リーグMVPを受賞した。 ヤクルトとは14年から16年まで、3年総額750万ドル(約7億7400万円=金額は推定)プラス出来高で契約を結んでいる。(落合一郎)
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スポーツ 2014年01月14日 11時45分
新人で大活躍の巨人・菅野、楽天・則本、ヤクルト・小川、阪神・藤浪 年俸以上に価値がありそうなのは?
プロ野球界にとって、2013年は「新人の当たり年」だった。 巨人・菅野智之投手(24)が13勝(6敗)、楽天・則本昂大投手(23)が15勝(8敗)、ヤクルト・小川泰弘投手(23)が16勝(4敗)、阪神・藤浪晋太郎投手(19)が10勝(6敗)と、2ケタ勝利をマーク。 則本、小川は新人王を獲得。小川はルーキーながら、セ・リーグの最多勝、最高勝率のタイトルを手にした。 オフの契約更改で、菅野は7000万円(金額はすべて推定)、則本は6000万円、小川は5600万円、藤浪は4500万円と、4人ともに年俸が大幅アップしたが、その金額には大きな差がついてしまった。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「新人4投手が契約更改、年俸以上に価値がありそうなのは?」との意識調査を、2013年12月10日〜20日に実施。2万914票(87.6%、女性=12.4%)の回答があった。 ファンが最も評価したのは、シーズンだけではなく、CS(クライマックス・シリーズ)、日本シリーズでも八面六臂の大活躍を見せた則本で、7529票(36.0%)を得た。 続いて、最多勝男の小川で5931票(28.4%)。3番目は藤浪で4543票(21.7%)。無冠ながら、金満巨人の中で、7000万円まで年俸が跳ね上がった菅野に対するファンの評価は厳しく、4番目で2911票(13.9%)にとどまった。 プロ野球界には、「2年目のジンクス」という言葉があるが、年俸も大きく上がった、この4投手には、ジンクスに負けずに、今季も頑張ってほしいものだ。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年01月13日 15時30分
獲得希望球団との面談終えた田中マー君 どのチームでプレーしてほしい?
新ポスティングシステム(入札制度)を利用して、メジャー移籍を目指すマー君こと田中将大投手(25=楽天)が、1月8日に緊急渡米し、11日に帰国した。 現地では身体検査を受け、ヤンキース、エンゼルス、ドジャース、ホワイトソックス、カブス、ダイヤモンドバックスなど、獲得をもくろむ少なくとも6球団の首脳陣と面談した。今後、各球団との交渉が本格化する。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、獲得に動きそうな12球団を対象に、「マー君にメジャーのどの球団で活躍してほしい?」との意識調査を、2013年12月25日〜2014年1月4日に実施。2万2428票(男性=87.5%、女性=12.5%)の回答があった。 圧倒的に1位だったのはイチロー外野手、黒田博樹投手、建山義紀投手が在籍する名門・ヤンキースで、1万528票(46.9%)と約過半数にも及んだ。 2位は昨季ワールドチャンピオンに輝き、上原浩治投手、田沢純一投手、渡辺俊介投手(前ロッテ)が所属するレッドソックスで、2913票(13.0%)。 3位はかつて、野茂英雄投手、石井一久投手、黒田らがプレーし、日本でもなじみ深いドジャースで、2716票(12.1%)。 4位はダルビッシュ有投手が所属するレンジャーズで、1881票(8.4%)。確かに、ファンとしては、ダルビッシュとマー君が、同じチームでプレーする姿を見てみたいと思うのは当然のことか…。 それ以降は一気に票が減り、5位=ジャイアンツ=488票(2.2%)、6位=エンゼルス=408票(1.8%)、7位=ダイヤモンドバックス=407票(1.8%)、8位=ブルージェイズ=286票(1.3%)、9位=アストロズ=270票(1.2%)、10位=ブレーブス=266票(1.2%)、11位=カブス=210票(0.9%)、12位=ツインズ=166票(0.7%)の順となった。「その他」の球団を希望する票も、1889票(8.5%)あった。 交渉期限は米東部時間24日午後5時(日本時間25日午前7時)で、あと2週間を切った。マー君の行き先は、多くのファンが希望する球団となるのか?(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年01月13日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第5R 現代に蘇る1人ガリバー旅行記〈アンドレ・ザ・ジャイアント〉
デカいというだけなら、もっとデカいレスラーは何人もいる。身長だけならエル・ヒガンテの方が10センチ近く上回るし、デカくて動けるというのならWWEのスーパースター、ビッグ・ショーがいる。 しかし、その存在感でアンドレ・ザ・ジャイアントに匹敵する者は今に至るまで現れていない。巨人レスラーの代表といえば、アンドレをおいて他にない。 「あえてアフロヘアのかつらをかぶることで自分のデカさと怪物性を強調するなんて発想は、誰もができるものではないよ。“ロープにもたれ込んだ際に腕が絡まって動けなくなる”というムーブも、アンドレほどに上手なレスラーは、他にはいなかったな」(ベテランプロレス記者) まさに、ただの“見世物”の枠には収まりきらないエンターテイナーであった。だからこそ、全盛時には世界中のマットで主役を張ることができた。『年間ファイトマネー40万ドル』(1974年度のギネスブックに記載)は、ダテではないのである。 ちなみに当時の円ドル為替レートは、1ドル300円程度。現在の物価は当時の約3倍ほどだから、換算して年間3億円以上を稼いでいたことになる。 そうして世界的にベビーフェースとして成功していたアンドレだが、新日へ来日したときはヒール役を与えられることになった。 「いつも不機嫌そうにワインを飲んでいる印象だったけど、それは慣れない役回りに不満があったからかもしれないね」(前同) “猪木に乗り越えられる敵役のモンスター”にすぎなかった−−。そんなアンドレを、今もファンの記憶に強く残るレジェンドにまで昇華させたのは、何といってもテレビ実況を務めた古舘伊知郎の存在だろう。 『現代に蘇る1人ガリバー旅行記』『1人民族大移動』『1人というには大き過ぎる。2人と言ったら人口のつじつまが合わない』…。 これら数々の名フレーズによってアンドレのキャラクターは、ただの怪物にとどまらない物語性を身にまとった存在として、ファンの心にしっかりと焼き付けられていった。今でこそニュースキャスターとして何かと言われることの多い古舘だが、長きにわたるプロレスファンからすれば、彼もまた昭和プロレスを彩るレジェンドのひとりなのである。 猪木との戦い以外にも、スタン・ハンセンとの伝説の一騎打ち('81年、田園コロシアム)や覆面姿のジャイアント・マシーンへの変身('85年、チャレンジスピリット・シリーズ)など、強烈なインパクトを放ち続けたアンドレ。しかし、生来の巨人症とアルコール多飲による不摂生は徐々にその身体をむしばんでいった。 「若いころと比べて体重が激増したこともあって、'80年代中盤には、もう膝や腰がパンク寸前だったらしい」(前同) アメリカでの主戦場であったWWF(現WWE)でも、一時はハルク・ホーガンを破って王座に就くが、その後はアルティメット・ウォリアーなどの次世代レスラーを売り出すための“かませ犬”的な扱いを受けるようになり、徐々に出場機会を減らしていった。 そんなときに、日本において新日から全日への円満移籍となったのは、アンドレにとっても、またファンにとっても幸いだった。 最初にジャイアント馬場と“大巨人コンビ”を組んだのは、'90年4月に行われた『日米レスリングサミット』(東京ドーム)のリング。両者初タッグのこのとき、入場テーマ曲こそ馬場のものが使用されたが、先に入場したのも試合に先発したのも馬場。フィニッシュも、馬場の十六文キックで相手が倒れたところにアンドレがエルボードロップを放ち試合を決めるという、馬場流の“おもてなし”にあふれたものとなった。 同年暮れに行われた世界最強タッグ決定リーグ戦では、やはりジャイアント馬場とのコンビで、当時売り出し中のテリー・ゴディ&スティーブ・ウィリアムスの殺人魚雷コンビを破るなど“絶好調”が再来。観客からの声援は新日時代と異なって、完全にベビーフェースに対するそれに様変わりした。 アンドレ自身もまた、かつて日本では見せたことのないような満面の笑顔で、ファンからのコールに応えてみせたのだった。アンドレ・ザ・ジャイアント 1946年、フランス出身。'70年、モンスター・ロシモフの名で国際プロレスに初来日。以降はアンドレ・ザ・ジャイアントとして新日本、全日本両団体に参戦する。'93年1月27日、急性心不全で死去。享年46。
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スポーツ 2014年01月11日 17時59分
DeNA大失態! 読み外れて正捕手を阪神に奪われる
阪神タイガーズは1月6日、FAで横浜DeNAベイスターズに移籍した久保康友投手(33)の人的補償として、DeNAの正捕手・鶴岡一成(36)の獲得を発表した。 DeNAにとっては、まさに青天のへきれき。昨オフには、通算191試合に出場した細山田武史捕手(27=ソフトバンクに育成で移籍)を戦力外にしていたため、これで、計算が立つ捕手は高卒3年目の高城俊人(20)と黒羽根利規(26)の2人だけになってしまった。 人的補償はプロテクトされた28人を除いた選手の中から相手球団が選ぶことになるが、主にプロテクトされるのは主力選手、将来有望な若手選手が中心となる。 では、なぜ鶴岡は正捕手で欠かせない戦力でありながら、プロテクトから外されていたのか? それは、DeNAの読み違えにほかならない。 某スポーツ紙記者のA氏は「阪神は当初、将来性のある若手投手の獲得を目指したようです。それを読んだはずのDeNAは『人的補償は若手投手』と判断し、ベテランの鶴岡をプロテクトから外していたのです。捕手余り状態の阪神が、『まさかベテラン捕手を指名してこないだろう』と読んだわけです。ところが、プロテクトから外れた若手投手にめぼしい選手がいなかったため、方向転換して、即戦力になる鶴岡の獲得に踏み切ったようです」と語る。 阪神には正捕手の藤井彰人(37)の他、12年オフにFAで獲得した日高剛捕手(36)もおり、今季は鶴岡を加えたベテラン3人で、ポジションを争うことになる。この他にも、阪神には、清水誉捕手(29)、小宮山慎二捕手(28)が控えている。今成亮太捕手(26)は出場機会を求めて、昨季途中、外野手に転向したほどで、捕手が多すぎる状態だ。 読みが外れて、正捕手を奪われてしまったDeNA。捕手は経験が必要なポジションで、高城、黒羽根の2人で、長いシーズンを乗り切るのは厳しい。これでは、捕手がだぶついている阪神に頭を下げて、トレードを打診することにもなりかねない状況。 「鶴岡をプロテクトしておけば良かった」「細山田をクビにしなければ良かった」などと言っても、後の祭りだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年01月10日 11時00分
部屋利権でドタバタ 稀勢の里の綱取りを揺るがすお家騒動“裏”
1月12日から東京・両国国技館で始まる大相撲初場所。注目は何といっても綱取りに挑む大関・稀勢の里(27)だ。昇進ラインは13勝以上の優勝だが、いまだ優勝経験がないだけに決して低いハードルではない。 しかし、もしこの障壁をクリアして横綱に駆け上がれば、平成10年の3代目若乃花以来、16年ぶりの日本人横綱誕生となる。それだけにファンの関心も高く、前売り券の売れ行きも上々。稀勢の里もこの年末年始、稽古を休んだのは元旦の1日だけで、暮れは大晦日の31日まで、正月明けも2日にはもう稽古場に降り、「正月気分なんて全然ない。やることは一つ。土俵で頑張るだけだ」と懸命に汗を流していた。 こんな稀勢の里にとって気掛かりなのは、周囲のゴタゴタだ。昨年末の12月26日、稀勢の里ら12人の所属力士たちは、長年住み慣れた千葉県松戸市から両国国技館に近い旧三保ケ関部屋に引っ越した。その理由は利権争いにある。 相撲協会は公益財団法人への移行に伴って年寄名跡の一括管理を決定し、親方たちに名跡証書の提出を求めている。ところが、師匠の旧鳴戸親方(元幕内隆の鶴)は証書の所有者である先代親方(元横綱隆の里)夫人との話し合いがつかず、期限がきても提出できない状態が続いていた。このため、25日に急きょ『田子ノ浦』を取得し、部屋も出ることを決めたのだ。 「先代が平成23年に亡くなって以来、後援会関係をはじめ部屋の利権は先代未亡人が握ったまま。2人の子供たちまでいちいち口を出す始末で、継承した旧鳴戸親方は思うように部屋作りもできない状態が続いていました。これでは稀勢の里の綱取りはおろか、部屋の存続にも関わる。そう思った師匠は先代未亡人と決別する決意を固め、思い切って実行に移したのです。見方によっては一種の謀反ですが、周辺にはスッキリしてよかったという声も多いようです」(担当記者) たびたび心の動揺が相撲内容にも表れる稀勢の里。今度こそ、このお家騒動が“災いを転じて福となす”となればいいが。
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スポーツ 2014年01月09日 15時30分
モナに人生狂わされた!? 元巨人・二岡が引退決断
08年7月、山本(現姓・中西)モナとのラブホ不倫騒動が報じられたことが原因で、巨人を追われた前日本ハムの二岡智宏内野手(37)が現役引退を決断した。 昨年10月3日に日本ハムから戦力外通告を受けた二岡は、他球団からのオファーを待っていたが、獲得するチームは現れず、現役を退くことを決めた。二岡は広島・広陵高校、近畿大学を経て、98年のドラフト2位(逆指名)で巨人に入団。1年目から遊撃のレギュラーの座を奪取し、打率.289、18本塁打、51打点の成績を残す。 その後、03、05年に3割を打ち、02、03、06、07年に20本を放つなど、巨人のスター選手として活躍。02年には日本シリーズMVPに輝き、巨人の日本一に大きく貢献。甘いルックスで女性人気も高く、将来の幹部候補と目されていた。 ところが、選手会長を務めていた08年、右足の故障で2軍に降格していた際に、モナとの不倫騒動が報じられ、球団からの信頼は失墜。同年、坂本勇人内野手に遊撃のレギュラーポジションを奪われた上、オフには日本ハムにトレードされ、事実上、追放処分となった。 日本ハムに移籍した09年以降は、足の故障もあり、もっぱら指名打者、代打要員で定位置を奪うことはできなかった。 昨季は36試合出場、42打数3安打0本塁打6打点、打率.071の成績にとどまり、シーズン終了後、自由契約となった。 二岡本人は現役続行を模索したものの、4月で38歳を迎える年齢と故障がネックとなり、どこからもオファーはなかった。今後の去就は未定だが、指導者になることを希望しているという。 モナとの一件がなければ、引退後、巨人の指導者として歩むことが確実だった二岡。性欲に目がくらみ、身から出たさびとはいえ、モナに人生を狂わされてしまったということか…。(落合一郎)
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スポーツ 2014年01月09日 11時00分
読売が手本!? 田中将大「入札金」損害30億円を回収する楽天商法
田中将大投手(25)の争奪戦がいよいよ始まる。新ポスティングシステムは、上限金2000万ドル(約20億円)を設定した球団全てが交渉可能と改定され、事実上の“FA移籍”に他ならないが、楽天はこのマイナス分を取り戻すべく“秘策”を次々と繰り出そうとしているのだ。 楽天は暮れも押し詰まった昨年12月30日、大リーグ機構から“警告書”を送りつけられている。 「田中サイドから『できる限りの協力や寄付をしたい』との申し出があった旨を楽天が発表したのですが、それを受けて大リーグ機構は『選手からの寄付はルール違反になる』との文書を送ってきたのです。田中の契約は6年強、総額年俸は60〜100億円との予想がされており、楽天球団が田中の高額年俸からの寄付をアテにしていたのかもしれません」(事情通) それがダメならというわけではないが、オフに田中を引っ張り出し、イベント収益で回収する策も浮上しているという。 「日本野球機構の取り決めでは、日本人メジャーリーガーはオフの期間、基本的に球場施設を利用することができません。使わせてもらうのには諸々、許可申請をしなければならず、イチローや現役時代の松井秀喜が帰国するのが年末ギリギリになるのもそのためでした。そこで、楽天がオフも田中に施設を貸すと約束すれば、米移籍後も親密な関係を維持できるはず。加えて田中との友好な関係をファンに伝えるのが、最高の損失補填につながると思います」(スポーツライター・飯山満氏) 「読売グループと同じ作戦が一番手っ取り早い」と言うのは球界の関係者だ。 その作戦とは、田中が入団する米球団の本拠地球場に広告を出すというもの。読売は松井秀喜氏がニューヨークヤンキース在籍時、ヤンキースタジアムに広告を出した。日本語で『読売新聞』と記されたもので、ライトポール付近を選んだのは、左打者の松井が放つアーチを明らかに意識したものだった。 「楽天本社は米国でもビジネスを展開しており、市場拡大にもつながるはずです」(スポーツ紙記者) 倍返しなるか。
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スポーツ 2014年01月08日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第4R “善戦マン”から“日本人最強”へ〈ジャンボ鶴田〉
最近では「試合の勝ち負けよりも内容が大事」なんてことを言うプロレスファンも少なくない。しかし、果たして本当にそうなのか。 星条旗柄〜赤パンツ時代のジャンボ鶴田は、ジャック・ブリスコ、ハーリー・レイス、テリー・ファンク等々、歴代NWA王者と互角の勝負を繰り広げながら、結果勝ち切れなかった。そのためについた呼び名は“善戦マン”。ここに、憧れや尊敬の念は一切感じられなかった…。 「NWA王者はアメリカプロレス界の最大派閥だった同団体の利益の象徴なのだから、日本人の鶴田が長期王者となることは難しかった」などと、今になって言う向きもあろう。しかし当時のファンの多くが、大事な試合に勝ち切れない鶴田をどこか侮蔑の目で見ていたことに間違いはない。 コスチュームをストロングスタイルのシンボルとされる黒パンツに変更してからも、しばらくそうした見方は変わらなかった。そもそも、いつから鶴田が黒パンツに替えたかを覚えている人は、どれほどいるだろうか(正解は1982年、リック・フレアーとのNWA戦から)。 では試合で勝てばいいのかといえば、プロレスはそんなに単純ではない。 '83年にはブルーザー・ブロディを破り、伝統のインター王座獲得、その翌年には世界三大王座の一つ、AWA王者としてアメリカツアーを行った。 かのブロディが「鶴田と好勝負するために身体を絞った」というぐらい(渕正信のブログ『酔々ブルース』より)、日本人の中では図抜けた力量を見せてはいた。 しかし、このとき鶴田にとっての“敵”となったのが、新日本プロレスをめぐるスキャンダル報道である。 先述ブロディ戦の直前には初代タイガーマスクが突如の引退宣言、猪木の社長解任クーデターなどが重なり、それらに話題を奪われてしまう。また、日本人初のAWA王座戴冠も、長州力の「維新軍旋風」の前にどこか霞んでしまった。 鶴田へのファンの関心が集まりはじめたのは、その長州との戦いからだった。'85年、60分フルタイムドローとなったシングルマッチでは、長州の身体の小ささやスタミナ不足が際立ち、対する鶴田の怪物性を目立たせるものとなった。 '80年代後半からの天龍源一郎との抗争もまた、鶴田株の上昇に一役買った。中でも'89年4月、大阪での三冠ヘビー級選手権試合。天龍を急角度パワーボムで完全失神させた試合は今も語り草となっている。 そうした日本人対決の中で鶴田は、何人かの選手を病院送りにしている。今のファンの基準からすれば「相手を怪我させる=下手クソの三流レスラー」ということにもなろう。だが、これらは鶴田の怪物ぶりを修飾する逸話となり、いつしか入場時にはファンからの「ツ・ル・タ! オー!」コールが巻き起こるまでになっていた。 こうした鶴田の歴史が証明するのは「やはりプロレスは内容だけではなく、話題性のある試合において勝利することが重要だ」ということではなかったか。 鶴田の評価がいよいよ“日本最強”レベルにまで上昇したのは、三沢光晴ら超世代軍の壁となってからであった。若手たちがいくらぶつかっていってもビクともしない。ジャンピングニーパット一閃で三沢を吹き飛ばし、川田利明の顔面を踏みつぶし、菊地毅を頭上高くまで持ち上げて雑作なく投げ飛ばす。まさに鬼神のごとき戦いぶりで、見る者全てがその天性の才を感じずにはいられなかった。 鶴田が対戦希望相手としてアントニオ猪木、前田日明、藤波辰爾、ハルク・ホーガンらの名を挙げても、誰も「ビッグマウス」などと陰口を叩くことはない。むしろファンからは「鶴田に勝てるわけがない。名前を出された相手がかわいそう」と見られるまでになっていった。 惜しむらくは、最初の三沢とのシングルマッチからわずか2年半ほどにして、病のためセミリタイアとなったことであろう。 当時鶴田は42歳。師匠の馬場が同年齢のときにはスタン・ハンセンとの抗争を始めたばかりで、それを思えば鶴田もまだまだファンの心に残る名勝負を残せたはずである。ジャンボ鶴田 1951年、山梨県出身。'72年、ミュンヘン五輪レスリング100キロ超級代表に。卒業後、全日本プロレスに入団すると、一躍エースにまで上り詰める。2000年、肝移植手術時、出血多量により死去。享年51。
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