スポーツ
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スポーツ 2014年03月05日 11時45分
森元首相の「あの子、大事な時には必ず転ぶ」などの問題発言 どう思った?
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長で元首相の森喜朗氏(76)が2月20日、福岡市内で行われた講演で、女子フィギュアの浅田真央選手(23)について、問題発言を連発し、波紋を呼んだ。 森元首相はショートプログラム(SP)でミスをした浅田選手について、「あの子、大事な時には必ず転ぶんですよね」と衝撃の発言を残した。 団体戦に関しては、「あれはね、出なきゃよかったんですよ、日本は」「彼女(浅田)が出て3回転半をすると、ひょっとすると3位になれるかもしれないという淡い気持ちでね。浅田さんを出したんですが。また見事にひっくり返っちゃいまして、結局、団体戦も惨敗を喫した」「負けると分かってる団体戦に何も浅田さんを出して、恥かかせることなかったと思うんですよね」などとボロクソ。 2月25日、ソチから帰国後、日本外国特派員協会で会見した浅田選手は、森元首相の発言に対して質問されると、「もう終わったことなんで何とも思っていません」「ああいう発言をして、森さんも少し後悔しているんじゃないかと少し思います」と大人の対応。 これを受けて、同26日、BSフジの番組に出演した森元首相は「後悔はしていないが、孫にものすごく怒られている。孫の母親、つまり私の娘からも怒られている」と吐露。「個人戦に集中させる環境があった方がいいと思った。自分の思いを正しく伝えられなかった。反省しなければならない」と話した。 「Yahoo!ニュース」では、森元首相の失言ともいえる発言について、「森元首相の発言、どう思った?」との意識調査を2月21日〜3月3日に実施。12万8597票(男性=74.3%、女性=25.7%)の回答があった。 その結果は、「納得できない」が8万8329票(68.7%)で圧倒的な票を集めた。「部分的には納得できる」は2万8711票(22.3%)、「すべて納得できる」は8719票(6.8%)にすぎず、「分からない」は2838票(2.2%)だった。 首相時代から、なにかと“失言”が多い森氏。このお方が、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長で果たして、大丈夫なのだろうか? 立場ある身なのだから、その発言には注意してほしいものだが…。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年03月04日 14時06分
浅田真央、キム・ヨナの点数低すぎ? ソチ五輪・フィギュア女子の採点に納得?
ソチ五輪で受けた感動の余韻は、読者の皆さまも、まだまだ残っていることと思います。 その五輪において、日本国内で最も注目された競技は、やはりフィギュア女子。同競技では、地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(17)が224.59点で金メダルを獲得した。 10年バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ(23=韓国)は、初日(2月19日=日本時間20日未明)のショートプログラム(SP)では1位だったが、2日目のフリーでソトニコワに逆転され、219.11点で銀メダルに終わった。 銅メダルは、216.73点のカロリナ・コストナー(27=イタリア)だった。4位はグレーシー・ゴールド(18=米国)=205.53点、5位はユリア・リプニツカヤ(15=ロシア)=200.57点。 日本期待の浅田真央(23)はSPでのミスが大きく響き、フリーでの挽回もむなしく6位(198.22点)にとどまった。他の日本勢は鈴木明子(28)が8位(186.32点)、村上佳菜子(19)が12位(170.98点)だった。 2日目(同20日=同21日未明)のフリーの順位は、1位=ソトニコワ(149.95点)、2位=キム(144.19点)、3位=浅田(142.71点)、4位=コストナー(142.61点)であったが、ソトニコワがミスをしたのに対し、完ぺきな演技だったキム、浅田の点数が低すぎると物議をかもした。 韓国内では、採点の見直しと判定の調査を求める署名が15万人を超え、韓国メディアも採点に疑問を呈した。世界三大通信社のひとつであるAFP通信は「ソトニコワが疑惑の多い金メダルを獲得した」と配信し、「地の利」を指摘した米メディアもあった。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「ソチ五輪、フィギュア女子の採点に納得?」との意識調査を2月21日〜3月3日に実施し、7万9435票(男性=65.4%、女性=34.6%)の回答があった。 その結果は「納得できない」が4万7826票(60.2%)で約6割を占め、多くの人が採点に不満をもっていることが分かった。「納得できる」は2万3932票(30.1%)、「分からない」は7677票(9.7%)だった。 フィギュアに関わらず、採点競技では、納得いかない面があるのは事実。それでも、フリーでは1位になってもおかしくない演技だったのに、3位に終わりながら、文句ひとつ言わなかった浅田は立派というしかない。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年03月04日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第12R 生涯歩み続けたヒール道〈上田馬之助〉
今、あらためて上田馬之助の映像や写真を見たとき、「思っていたよりもデカい」と感じる人は多いのではないか。 上田のプロフィール上の身長は190センチで、これはタイガー・ジェット・シンと全く同じ数字なのだが、そのマストイメージはあくまでも「シンの脇を固める小悪党」。そのことが記憶の中の“上田像”を実寸よりも小さなものにしてしまっているところはあるだろう。 そしてこのことは、プロのヒールを貫いた上田自身の望むところでもあった。 とにかく観客に嫌われ、憎まれ役であり続ける。そのためにはリング上では技らしい技も使わない。凶器攻撃や場外乱闘、頚動脈へのクローなど、相手を攻めるというよりも、むしろ観客のイラ立ちを募らせるための攻撃を繰り返した。 「日本プロレスへ入団したばかりの若手のころ、上田はダブルリストロックを得意としていて、練習時の若手同士の極めっこでは敵無しだったと聞きます」(プロレス誌記者) だが、そんな技巧派ぶりを、フリーランスとなってからの上田は一切見せなかった。悪役に正統派の技など必要ないからだ。 ヒールに与えられた役目は、自分の技で客を感心させることではない。ベビーフェースに嫌らしい攻撃を仕掛け、観客をヒートアップさせた上で、見事打ち倒されることがその仕事である。 上田の名勝負ということで振り返ってみても、思い出されるのは、悪事と自身のやられっぷりばかりだ。 猪木との五寸釘デスマッチでのTKO負け(1978年、日本武道館)や、馬場にジャンピング腕折りで脱臼させられた制裁マッチ('83年、後楽園ホール)などなど…。 「シンとの仲間割れというアングルで実現したヒール同士の一騎打ちにしても、上田は見事なほどに技らしい技は出さなかった。この前、久しぶりにアンドレ・ザ・ジャイアント戦の映像を見たのですが、そこでも上田は一切攻撃することなくやられっぱなしでした。それでいて試合としては成立していて、それなりに興味深く見ることができるのですから、やはり上田のヒールとしての存在感は大したものです」(同・記者) そんな上田が唯一、善玉としてスポットライトを当てられたのは、UWF軍との5対5イリミネーションマッチ('86年、東京体育館)。当時、日の出の勢いだった前田日明を道連れにして、両者場外リングアウトに持ち込んだ場面だろう。 だが、このときにしても上田は前田の蹴りを受けるだけ受け、その脚をつかんで場外に落ちたというだけ。そのタフネスぶりを賞賛する声こそあったが、上田から前田を攻め込むような場面はついぞ見られなかった。 こうした上田のプロフェッショナルぶりと比べたとき、今はヒールらしいヒールがメジャー団体のリングで見られなくなったとつくづく思う。レスラーとして脚光を浴びたいという我欲なのか、はたまた団体側の“平等主義”の表れなのか、時に華麗な大技で主役を食ったりもする“悪役風”の選手ばかりだ。 「ネットなど情報が発達したのも、ヒールにとってはやりづらいところでしょう。“リングを降りれば実は良い人だ”なんて話がすぐに出回るから、いくら悪に徹したところで観客は昔ほど本気で憎んでくれないんですね」(同)。 上田にしても'96年、インディ団体IWAジャパンでの巡業中に自動車事故に遭い、頚椎損傷で首から下が動かなくなってからは、美談が伝えられるようになってきた。 「本当にマジメな性格の人だ」とか、「昔から孤児や障害児童の施設を慰問していた」とか…。 車椅子生活を余儀なくされた上田が、同様の症状に苦しむ人たちに向けて講演したときのこと。聴講客の1人が野次を飛ばした。 「昔から悪いことばっかりしてたから、そんな目に遭うんだ!」 心ない言葉だとその客を責めることなかれ。 車椅子姿になってもなお、憎まれ続けることは上田にとって本望であり、きっと悪役レスラーとしての勲章のように感じられたに違いないのだから。〈上田馬之助〉(うえだうまのすけ)1940年、愛知県出身。大相撲力士を経て'60年、日本プロレス入門。崩壊後は全日からフリーへ。国際、新日、全日で悪役人気を博す。巡業中の自動車事故で胸下不随となり、2011年、誤嚥による窒息で死去。享年71。
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スポーツ 2014年03月03日 15時30分
3年ぶりV奪還目指す中日ドラゴンズに暗雲… ビジターはOKなのにホームは鳴り物応援NG!
中日ドラゴンズの応援方法が、異常事態に陥っている。 ホームゲームなのに、トランペット、太鼓、笛などによる鳴り物を使った応援ができないのである。当面、本拠地ナゴヤドームでは、拍手や声などによる応援に限定される。 中日球団は公式ホームページで、「観客を組織化し、または統率して行われる集団による応援(応援団方式の応援)は、日本野球機構と12球団などで組織する『プロ野球暴力団等排除対策協議会』の許可を得た団体でなければ行うことができません。応援団方式の応援とは、大きな応援旗、鳴り物(トランペット、太鼓、笛など)を使用した応援、または応援を扇動、指揮する行為などを指します。今シーズンの中日ドラゴンズへの応援団方式の応援につきましては、東海地区では正式に許可を得ている団体がありません。現状、4団体が許可保留の状況にあります。従いまして、オープン戦から、応援団方式の応援、鳴り物を使用した応援はありません。ただし、神宮球場における東京中日会は応援を許可された団体です」と発表している。 NPB(日本野球機構)は球場から暴力団関係者を排除するため、12球団などと協議会を作り、対策に当たっており、応援団は認可制となっている。スタンドで鳴り物を使う応援団は協議会の許可が必要だが、現時点で東海地区の中日応援団は許可を得ていないのだ。 関係者によると、東海地区から6つの中日応援団が許可を申請したが、2団体が不許可、4団体は保留になった。反社会的団体の排除を目的に、団員名簿の提出を求めたが、それに応じなかったことなどが原因だという。 同協議会による再審査は7月以降になる見通しであるため、そこで許可が下りても、それまでは本拠地での鳴り物応援は禁止。再審査でも不許可となれば、シーズンを通して鳴り物が使えない可能性が出てくる。 3月1日には、ナゴヤドームで中日対DeNAのオープン戦が行われたが、ホームゲームなのに、中日ファンは鳴り物を使用できず。一方、DeNAファンはビジターながら、鳴り物を使った応援をし、どちらがホームなのか分からない状況となった。 この日、登板した中日の大野雄大投手は「正直、寂しい。(鳴り物が)あった方が良いのは間違いない」と話しており、「鳴り物なし」がナインの士気を下げるのは必至の情勢。 昨季12年ぶりのBクラスに転落した中日は首脳陣を一新し、谷繁元信新監督(選手兼任)のもと、3年ぶりのリーグ優勝を目指しているが、思わぬところから、その障害になるような事態に陥ってしまった。(落合一郎)
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スポーツ 2014年03月03日 11時45分
2014年プロ野球キャンプ情報 ニューフェイスは戦力になるか?(中日編)
ドラフト3位の正捕手候補・桂依央利(22=大商大)に期待していたが、2月11日の第3クールから二軍落ち…。長年、中日のホームベースを守ってきた谷繁元信捕手(43)が兼任監督に昇格。しかし、昨季の『チーム盗塁阻止率』はリーグワーストの1割8分3厘。122試合でマスクを被った谷繁の後継者育成は、『兼任監督』によって、急務・必須事項となった。オフに補強された捕手は桂1人。桂はキャンプ初日、谷繁兼任監督からキャッチボールの相手に指名されている。本人も期待の大きさは十分分かっていたはずだが、 「シート打撃の捕手役を務めたとき、投手への返球で暴投を出したり…」(ライバル球団スコアラー) と、アピールしきれなかったようである。 入団8年目の捕手・田中大輔(29)が再注目されているという。これまでは一軍に定着できなかったが、コツコツと積み上げてきたものが実を結ぼうとしている。桂もこのままでは終わらないはずであり、オープン戦終盤まで続くと思われる。 野手陣では、アレクシス・ゴメス(35)が快音を響かせていた。とにかく、飛距離が凄い。09年、ブランコ(現・横浜DeNA)の打球にも驚かされたが、この左バッターの打球も規定外である。「メジャー通算1アーチ、昨季は米独立リーグでプレー」と紹介されていたが、広いナゴヤドームの上段にも突き刺さりそうな打球を飛ばしていた。昨季前半戦を牽引したルナと同じドミニカ出身で、森繁和ヘッドコーチが現地視察して獲得を決めたという。外野手登録だが、一塁の守備練習にも入っていた。谷繁兼任監督はオープン戦でルナの『1番』を使う贅沢な打線もテストしている。外野と一塁の兼任、ルナの贅沢な使い方の2点から察するに、首脳陣はこのゴメスに「使える!」という確信をもっているのではないだろうか。状況次第では、4番定着もあり得る。 また、背番号「00」のアンダーソン・エルナンデス(31)も軽快な守備を見せていた。『ポスト井端』、新遊撃手候補の1人であり、こちらもドミニカ出身だ。高橋周平、堂上直倫と正遊撃手の座を争っていたが、エルナンデスには“外国人特有の送球力”がある。逆シングルで捕球しても、スナップスローで一塁に投げられる。三遊間の深い位置からでも、ノーステップで一塁送球ができる。“守備面での迫力”なら、このエルナンデスが一歩リードしている印象を受けた。 復活を目指す小笠原道大(40)だが、フリー打撃では鋭い打球を飛ばしていた。谷繁兼任監督は3番DHでオープン戦に出場させていたが、実戦での結果はまだ出ていない(25日時点)。 投手陣ではドラフト2位の又吉克樹(23=独立L香川)が先発ローテーション入りしてくるだろう。キャンプ中盤の投げ込みでは、ボールがやや高めに集まっていたが、サイドスローから繰り出すボールの1つ1つに全身の力が伝わっている。右打者の外角ギリギリとのところに切れ込むスライダーは、対戦チームにイヤな印象を与えるはず。香川時代の彼の投球も観たことがあるが、ストレートがもっと速かったように記憶している。首脳陣もある程度の勝ち星も算しているのではないだろうか。 また、11日のシード打撃に登板したドラフト5位の祖父江大輔(26=トヨタ自動車)も、谷繁構想に入っているのではないだろうか。右のオーバーハンドだが、通常、ピッチャーの腕は投げ下ろす勢いで膝の当たりまで行くが、祖父江は腹部の辺りまで。テイクバックも小さく、ボールを置きに行っているような感じだが、真っ直ぐは速い。おそらく、縦のスライダーだと思うが、ストレートと同じ軌道で来て、バッターの手元で鋭角に曲がる。ヘンな言い方になるが、ピッチャーらしくない投げ方なのに、球速、変化球のキレに関しては、一流投手の要素を兼ね備えているのだ。対戦バッターはタイミングの取りにくいも持つだろう。 オフは中田賢一をFAで失い、移籍加入となったのは小笠原と工藤隆人(32=前ロッテ/トライアウト受験)の2人だけとなった。ドラフトでもビッグネームは獲得できなかったが、ドミニカ出身選手と20代の新人投手によって、確実な補強がされたようである。
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スポーツ 2014年03月02日 11時00分
韓国女と偽装結婚逮捕 元関脇琴富士にみる引退力士の転落人生(2)
このようにカネ集めには熱心だが、大金を掴むとあっという間に使い込んでしまうという生活の繰り返しだったという。 「使い道は競馬、競輪など、ギャンブルなら何でもこいといった具合。元大嶽親方らと帽子を目深に被り、競馬場に通って写真誌に激写されたのは有名な話です」(同) その元大嶽親方が野球賭博への関与により相撲協会を解雇された後も、2人でつるんでいるところが錦糸町界隈で目撃されていた。 「当時から一心同体みたいな感じでしたよ。大嶽部屋にも入り浸りでしたからね。その後、中国の上海に渡り、元大嶽親方が経営する焼肉店の中国1号店で雇われ店長をしていた。ただ、これまで中国でちゃんこ店を出した力士は何人もいるけど、元相撲取りが向こうへ行って上手くいったためしはない。元琴富士もどうせ失敗するだろうと思っていたら、やはり長続きしなかった。それで結局、今の幕張の焼肉店の店長を任されていたんです」(元力士) 元琴富士には、前夫人との間に3人の子供がいる。 「先代佐渡ヶ嶽親方(元横綱琴桜)が元気だった頃は、竹刀でぶっ叩いて稽古させていた。颯爽として気っ風のいい華のある力士でしたから、あのまま鍛えられていれば大関を張ることも可能だったかもしれません。大嶽さんのように預金を下ろして震災の炊き出しに行くような男気があれば、まだ救われるが、今の彼は博打で借金まみれ。子供たちは、『お父さんはどうしているんだろう』と心配していますよ」(別の元力士) 現役引退後、同じように転落する力士は少なくない。過去にも錦糸町で地下バカラを開き逮捕された元力士がいた。 「最近で懲りない人といえば、やはり元大関琴光喜ですよ。野球賭博に絡み解雇後は、名古屋で焼肉屋をオープンし、当時は美味いと評判になりましたが、店で不法滞在している中国人を使い逮捕されてしまった。一方で再び土俵での復帰を願い協会を相手取り裁判をしていましたが、この逮捕が響いたのか二審でも敗訴し絶望的となった。どのプロスポーツにも言えることですが、学生時代から相撲漬けだった彼らは潰しがきかず、協会から完全に離れるとその後の生活には相当苦しむ。事業に手を出し一度失敗すると、なかなか這い上がれないパターンは多いんです」(相撲記者) 奇しくも、元琴富士と元琴光喜は同じ佐渡ヶ嶽部屋OB。教育の場でもある部屋に問題があったのか、相撲協会全体の問題を浮き彫りにしているのか。いずれにせよ、脇が甘すぎる元力士の不祥事が続いた。
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スポーツ 2014年03月01日 11時00分
韓国女と偽装結婚逮捕 元関脇琴富士にみる引退力士の転落人生(1)
警視庁は2月20日、韓国人女性に在留資格を得させるために偽装結婚をしたとして、公正証書原本不実記載・同行使の疑いで、大相撲元関脇琴富士の小林孝也容疑者(49)を、韓国籍のホステス・李基賢(29)容疑者とともに逮捕したことを発表した。 容疑は昨年2月、結婚する意思がないにも関わらず、台東区役所に李容疑者との婚姻届を提出し、戸籍に嘘の記載をさせたというもの。取り調べに対し元琴富士は「本当の結婚です」と容疑を否認しているものの、李容疑者は「(日本人配偶者として)一般永住者の資格を得るために偽装結婚した」と認めているという。 「李容疑者は墨田区向島のマンションで別の男性と同棲していましたから、容疑は動かし難い。2人はもともと接点はありませんでしたが、常にカネがないと周囲にすがっていたという元琴富士が、知人から李容疑者を紹介されて偽装結婚に協力したわけです。報酬は125万円だったそうですが、それもあっという間に使ってしまったのではないでしょうか」(スポーツ紙記者) 元琴富士は、1980年3月場所で初土俵を踏み、'91年の7月名古屋場所では平幕優勝を果たした。しかし、その後はケガで低迷し、'95年に引退。一時は年寄・粂川を襲名、最近は元大嶽親方(元関脇貴闘力)が経営する焼肉店『貴闘力』の海浜幕張店の店長を務めていたという。 琴富士が所属していた佐渡ヶ嶽部屋関係者はこう語る。 「あの人はいわば、心臓に毛が生えている力士でしたよ。逮捕なんて屁とも思っていないんじゃないですか? 現役時代は稽古後に女と夜の街を飲み歩き、門限を破るのは当たり前。一門の親方の一人は、『あいつのグータラは死ぬまで直らない!』と吐き捨てていたほどです」 元琴富士は一時期、元大関小錦(芸名=KONISHIKI)の事務所に所属し芸能活動をしていたこともあるが、ここでも奔放ぶりは変わらなかった。 「主に旅番組のリポーターをしていましたが、馴れるにしたがい仕事を選ぶようになった。ついにはギャラにまで文句をつけだし、小錦と同じくらいカネをよこせと言う。当時、小錦は前妻と一緒だったのですが、その前妻の兄とグルになり不正を働いて解雇されたと聞いています」(相撲関係者) 加えて、前出の佐渡ヶ嶽部屋関係者も言う。 「小錦の事務所にいた時のタレント生活が忘れられないと言って、今度は自分で芸能事務所を開くと触れ回り、都内でパーティーを開いたこともあった。その時は100人以上の相撲関係者や芸能関係者が集まり、当然、ご祝儀も集まる。ところが事務所を開くなんて真っ赤なウソで、カネだけ集めてドロンですよ」
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スポーツ 2014年02月28日 11時45分
2014年プロ野球キャンプ情報 ニューフェイスは戦力になるか?(広島東洋編)
今年の広島東洋カープのキャンプは明るい。マスコミの数も多い。新人王レースの最有力候補・大瀬良大地(22=九州共立大)の加入によるものである。先発ローテーションの一角だった大竹寛がFA退団しても活気に溢れているのもそのせいだが、本当のキーマンはドラフト2位指名の投手・九里亜蓮(22=亜細亜大)ではないだろうか。 昨秋の侍ジャパンにも招集された大瀬良の実力は説明するでもないが、187センチの逞しい体を躍動させての投球フォームには『エースの風格』も漂っている。キャンプ前半の調整段階で比較するのもおかしいが、前田健太よりも速いボールを投げる日もあった。大竹が昨季稼いだ10勝分を埋めるだけではなく、さらなる上積みも期待できる。だが、冷静に考え直してみると、広島先発陣は不安要素を抱えていた。前田、バリントン、野村、大瀬良。先発の4番手までは計算が立つが、5番手以降が見つからないのだ。 大竹のFA退団にともなう人的補填で獲得した一岡竜司(23=前巨人)は、前田、大瀬良にも引けを取らないスピードボールを投げていた。だが、持ち球が少なく、野村謙二郎監督も「リリーフを予定している」と話していた。リリーフ候補では支配下登録を勝ち取った池ノ内亮介(25=右投右打)がダークホースだ。制球にバラつきがあるものの、スライダー系の変化球の曲がりが大きい。救援陣には厚みが出てきただけに、せめてもう1人、計算の立つ先発投手が欲しい。 先発5番手の候補と言えるのが、新外国人左腕のザック・フィリップス(27=左投左打)だ。先発、リリーフの両方ができるという。オーバーハンドで投げ終わると、三塁方向に体が流れるものの、外国人特有の『力ずくで投げている』というフォームではない。150キロ強を投げるとも一部で報じられていたが、真っ直ぐはそこまで速くない。セットポジションに厳しい日本野球にまだ馴染んでいないのか、紅白戦ではボークを取られるシーンもあったが、おそらく、縦のカーブだろう。変化球のコントロールが良かった。 とはいえ、今年の広島には6人の外国人選手がいる。先発の一角・バリントンとストッパーのミコライオ、一発のあるキラ、エルドレッドも必要な戦力だ。このフィリップスの使い方は難しくなる。 東都リーグ5連覇の原動力ともなった2位の九里も、先発ローテーションの候補だ。肘を伸ばして、大きく振りかぶり、往年の野茂英雄氏のトルネード投法のように対戦打者に背中を向けてから投げ下ろしてくる。投げ終わった後、肩をブランとさせる。全身を使って投げているので、これだけの剛球を投げ続けても肩への負担はないだろう。この重いストレートは大瀬良にも引けを取らない。 野村構想ではこの九里も開幕一軍メンバーに入っていると思われるが、某在阪球団のスカウトはこう評していた。 「近年、即戦力と評された東都リーグ出身投手は、1年目は『プロの壁』にぶつかっている。ソフトバンクの東浜がそうで、巨人の澤村も勝ち星に恵まれなかった。せっかくの逸材なんだから、過度な期待はかけず、慎重に育ててもらいたい」 4位の西原圭大(25=ニチダイ)はサイドハンドの変則。ボールが重そうな印象も受けたが、中継ぎ向きというのが解説者たちの評価だ。 5番手以降の先発投手がカギになる。バリントンが先発登板した翌日、その登録を抹消し、フィリップスを使い、バリントンの再登録を待つ戦略もある。その場合、ルール上、再登録までに10日間が必要だから、バリントンの先発ローテーションを1回飛ばすことになる。外国人投手の一軍登録は最大3人。リリーバーのミコライオはベンチに置いておきたいので、バリントンとフィリップスの両方を使う場合、エルドレッドとキラのどちらかを外さなければならない。この場合、得点能力のダウンは必至。外国人選手の使い方で、野村監督は頭を痛めることになりそうだ。 やはり、九里が先発枠を勝ち取り、ライバル球団のスカウトたちの下馬評を覆す活躍を見せてくれれば、打倒巨人も射程圏内なのだが…。
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スポーツ 2014年02月28日 11時00分
理事長選後から始まった角界内部抗争
日本大相撲協会ナンバー2の要職、事業部長の九重親方(元横綱・千代の富士)が落選するという大波乱が起きた1月末の理事選。 「北の湖理事長の属する出羽海一門としては、公然と反旗を翻し、次期理事長の座に虎視眈々の九重をどうしても排除したかったんです。そのため、出羽海一門の余り票を対抗馬の友綱(元関脇・魁輝)に流して九重を落とした、というのは公然の秘密。もちろん、やられた九重サイドも黙ってはいません。九重に近い親方たちは『この借りは必ず返す』と息巻いていますよ」(担当記者) この陰湿な九重追い落としの余波が意外なところに波及している。理事選に狂奔したのは九重陣営ばかりではない。出羽海一門のおかげで、わずか2票差で際どく2期ぶりに返り咲いた友綱陣営でも、票読みや囲い込みが壮絶を極めた。基礎票が4票と当選ラインに遠く及ばなかったからだ。 「伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が一門の第1候補だったため、それしかもらえなかったんですが、友綱親方の計算外だったのが、旭天鵬、魁聖という弟子2人を太刀持ちや露払いとして土俵入りに協力させている横綱・白鵬の師匠、宮城野親方(元幕内竹葉山)が、自分ではなく伊勢ケ浜支持に回ったことでした」(一門関係者) この報復が早速起こった。友綱親方が宮城野親方に「もう土俵入りに協力しない」と旭天鵬、魁聖の引き揚げを通告したのだ。 とばっちりを食った格好の白鵬は、「貸してくれないというのだからしようがない」と、慌てて一門外の豊ノ島に太刀持ちを、臥牙丸に露払いを依頼する始末。九重サイドも、これからさまざまなところで嫌がらせや報復を始めるはず。 大相撲界の内部抗争、まだまだ目を離せない。
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スポーツ 2014年02月27日 15時30分
ダルビッシュが史上4人目の日本人メジャー開幕投手に 過去のデータでは無敗
メジャー3年目を迎えたレンジャーズのダルビッシュ有投手(27)が、2月25日(日本時間26日)の練習前に、ロン・ワシントン監督から、3月31日(同4月1日)の開幕戦(フィリーズ戦)での先発を通告された。 日本人がメジャーの開幕投手を務めるのは、野茂英雄(2度)、松坂大輔、黒田博樹に続いて、4人目の快挙。 ダルビッシュは「ケガだけしないようにして、監督に言われたところで投げるだけ」とコメント。自身のブログでは、「正直なところ、特に気持ちの高揚などはなくいつも通りでした。でも、光栄なことなんで感謝したいですね。まずケガしないことですね。今まで通り体調管理しっかりやります」と記している。 2年目の昨季、勝ち星こそ、打線の援護にも恵まれず、1年目の16勝から13勝に減ったが、初の200投球回をクリア。防御率は3.90(12年)から2.83と飛躍的に良くなり、奪三振王(277個)のタイトルを獲得した。昨年8月には腰部の神経障害を起こしたが、オフのケアで問題なし。 過去の日本人のメジャー開幕投手のデータを見てみると、日本人初となった00年(当時タイガース)の野茂は7回3失点で勝ち投手。野茂の2度目(03年=ドジャース)は完封勝利。08年(当時レッドソックス)の松坂は、5回2失点で勝敗はつかなかったがチームは勝利。09年(当時ドジャース)の黒田は、5回2/3を投げ1失点で白星を挙げている。 つまり、通算4度の日本人開幕投手は3勝無敗、チーム成績は4勝無敗で、1度の負けもないという好データが残っている。ダルビッシュにとっては、初めての経験となるが、ぜひとも無敗記録を伸ばしてほしいものだ。(落合一郎)
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分