スポーツ
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スポーツ 2014年02月13日 11時45分
みんな見ていた女子ジャンプ高梨沙羅…番組占拠率は驚異の57.8%
ソチ五輪に出場した日本人選手のなかで、最も金メダルの可能性が高いと思われていた女子ジャンプの高梨沙羅(17)が、涙を飲んだ。 高梨は2月11日深夜(12日未明)、女子ノーマルヒル決勝に臨み、1回目100メートル、2回目98.5メートルの合計243.0点で4位に終わり、女子ジャンプ界初の五輪女王になれなかった。高梨が飛ぶ際、2本とも、ジャンプでは不利とされる追い風となる不運にも見舞われた。 それでも高梨は言い訳などせず、「今まで支えてくれた人たちに、感謝の気持ちを伝えるためにここに来たので、いいところを見せられなくて残念。力不足を痛感させられました。自分ではやることは一緒なので、どの試合も変わらずに挑んでいたつもりだったんですけど、(五輪は)やはりどこか違うところがあるなと感じました。また、このオリンピックに戻って来られるように、もっとレベルアップしていきたいと思います」と殊勝に語った。 その高梨が出場した「ジャンプ決勝・女子ノーマルヒル」(NHK総合=12日午前3時25分〜4時5分)の2本目の視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は、この深い時間帯で9.6%をマーク。番組視聴占拠率は驚異の57.8%に及んだ。番組視聴占拠率とは、その番組放送時間に対応する各局世帯視聴率の合計に対する番組平均世帯視聴率の占める割合のこと。 今五輪の11日までの高視聴率は、開会式を除けば、平野歩夢(銀メダル)、平岡卓(銅メダル)が出場した「スノーボード予選・男子ハーフパイプ」(TBS=11日午後6時45分〜10時5分)の18.0%(占拠率=23.5%)が最高で、上村愛子が出場した「フリースタイル予選女子モーグル」(6日午後10時54分〜11時59分)の16.1%(同33.6%)が続く。 視聴率はどうしても深夜、早朝の場合は低くなるため、番組視聴占拠率で見ると、これまでの最高は「フリースタイル準々決勝〜決勝・女子モーグル」(NHK総合=8日深夜3時〜4時35分)の54.1%(視聴率=7.3%)で、高梨の女子ジャンプがこれを上回り、いかに注目度が高かったかを如実に示す結果となった。 高梨には18年韓国・平昌(ピョンチャン)五輪で、ぜひ、金メダルを獲って、ソチでの無念を晴らしてほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年02月12日 15時30分
2014年プロ野球キャンプ情報 ニューフェイスは戦力になるか?(巨人編)
「投打ともに仕上がりが早い」というのが、第一印象だ。キャプテン・阿部慎之助の提案だと聞いているが、巨人ナインは2月1日のキャンプインに先駆けて宮崎入りし、ブルペン投球を開始していた投手も多かったそうだ。 先発陣の一角として期待の掛かる大竹寛(30)だが、「故障歴のある右肩への不安からスロー調整」とも報じられているが、肩は出来ている。キャッチボールでの遠投だが、『山なり』ではなく、スナップを利かせ、低く、伸びるボールを投げていた。「肩は出来ているが、今は慎重に投球数を抑えている」と言った方が適切だ。大竹の加わったブルペンで、「面白い」と思えた投手が2人いた。1人は韓国SKから加入した左腕のクリス・セドン(30)。真っ直ぐはさほど速くないが、変化球の曲がり幅が大きい。『縦のスライダー』だと思うが、ホームベースの手前までストレートと同じ軌道で来る。外国人投手にありがちな「投げ終わってから、体が三塁ベース側に流れる」こともない。腕の振りにもしなやかさがある。193センチの長身ゆえ、投球そのものは「高め」に集まりがちだったが、腕の振りが良いので、ボールに伸びがある。おそらく、この「高めの投球」と「縦の変化球」で幻惑させ、打ち損じを重ねていくのだろう。 育成ながら、一軍キャンプに招集された土田瑞起(24)は要注意だ。「最速148キロ」と選手名鑑にあるが、実際はもっと出ているのではないだろうか。 土田は昨季、二軍で62試合に登板したタフネス右腕であり、自信を持ってフォークボールを持って投げていた。このニューフェイスが支配下登録を勝ち取れるか否かは、この決め球であるフォークボールを「対戦打者に見送られた後、どういう投球が出来るか」だろう。決め球のフォークボールを見送られた後、ストレートで勝負するのか、それとも、2球続けてフォークを投げるのか…。一般論として、フォークボールを持ち球にする投手の大半は「落ちてからの軌道には責任が持てない」というタイプが多い。土田のフォークボールがどれだけ実戦向きなのか、オープン戦の結果を待ちたい。 野手陣では新背番号『8』、片岡浩大(30)が目立っていた。盗塁王のタイトルも獲った経歴からして当り前だが、守備範囲が広いのだ。井端弘和(38)には“風格”も感じられた。同じショートでノックを受ける坂本勇人が時折、アドバイスを求める。井端は自身のグラブを傾けながら、何かを伝えている。この井端を二遊間のスペアに予定しているそうだが、中日時代と比べ、仕上がりは早い。60〜70メートルのキャッチボールでも、勢いのあるボールを投げていた。坂本は外せないが、片岡、井端の両方をスタメンで使うべきではないだろうか。一塁でノックを受けていたのは、主にホセ・ロペスと中井大介。聞けば、巨人は一塁手が内野守備のサインを出すチームだという。素人発想だが、二遊間を守れる“守備のスペシャリスト”が一塁に入ってもおかしくはないと思うが…。 ドライチ・ルーキーの小林誠司捕手(24)は、ブルペンで菅野智之と組む場面も多かった。学生時代、全日本チームで一緒になったからか、息が合うらしい。ボールまわしでの二塁送球のスピードは群を抜いている。社会人野球で揉まれたこの強肩捕手を使わない手はない。ブルペンでの動向からして、おそらく、菅野が登板する日にテスト起用し、その後の様子を見ていくことになるだろう。 とはいっても、打線の中核でもある阿部を欠くことは出来ない。その阿部は負担軽減で何回か『スタメン一塁』を経験している。成長著しい中井に外野の練習をさせたのは、“急造一塁手”も使えるよう、空席を作っておいたのか? レスリー・アンダーソン(31)外野手だが、キャンプ序盤のフリー打撃では力を抜いてのバッティングしか披露していない。右足を一塁方向に向けたオープンスタンスで構え、投手のモーション開始と同時にその右足を閉じ、それから前に踏み出すタイプ。スイングは左肘をいったん上げ、上から叩きつける感じだ。「対左投手の打率が低い」とは聞いていたが、『左肘を上げる=脇が空く』ため、縦の変化球に対応できないかもしれない。ただ、肩は強かった。足は速くなかったが、この強肩は武器になるだろう。 昨季終盤に頭角を現した今村信貴、昨季の開幕投手・宮國椋丞が先発ローテーションの当落ラインギリギリにいるという。球団創設80周年を優勝、日本一で飾りたいのは分かるが、14年は若手の出番があまりないかもしれない。
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スポーツ 2014年02月11日 15時30分
師匠・宮城野親方と友綱親方の確執で、横綱・白鵬がとんだとばっちり
横綱・白鵬(宮城野)が、師匠・宮城野親方(元前頭・竹葉山)と友綱親方(元関脇・魁輝)との確執が原因で、とんだとばっちりを受けた。 2月9日、東京・両国国技館で、「第38回日本大相撲トーナメント」(勧進元=フジテレビ)が開催されたが、横綱土俵入りを行った白鵬の相棒が、いつもと違っていたのだ。 これまで、同じ伊勢ケ浜一門で友綱部屋の旭天鵬が太刀持ち、魁聖が露払いを務めていたが、この日は、時津風一門の豊ノ島(太刀持ち=時津風)、出羽海一門の臥牙丸(露払い=木瀬)を従える緊急事態となった。一門外の力士が横綱土俵入りの太刀持ち、露払いを務めるのは異例。 白鵬は「友綱親方が『もう貸さない』と、師匠(宮城野親方)に言ってきたようです。春場所もこのままだと思う」と落胆。春場所(3月9日初日=大阪)でも、土俵入りの相棒が変更されることが確実となった。 いったい、宮城野親方と友綱親方の間に何があったのか? どうやら、1月31日に行われた日本相撲協会の理事候補選挙に原因があるようだ。 同理事候補選には、伊勢ケ浜一門から伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が立候補したが、元理事の友綱親方も強引に立候補。同じ一門から2人が出馬する形になったが、伊勢ケ浜親方は予定通り9票を得て当選。友綱親方も他の一門からの票をかき集めて7票が入って、辛うじて最下位(定数10)で当選を果たした。 その際に、宮城野親方が友綱親方ではなく、伊勢ケ浜親方を推したため、友綱親方がへそを曲げてしまったというのだ。 なんとも、子どもじみた話ではあるが、友綱親方が今後も意地を張るようなら、伊勢ケ浜一門内で孤立しかねない。(落合一郎)
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スポーツ 2014年02月11日 14時45分
プロ野球キャンプでファンが最も注目する球団は?
2月1日、プロ野球12球団がキャンプインした。 今季、日本球界にとっては、ナンバー1投手の田中将大(前楽天)が、メジャーに流出するという寂しい話題もあったが、各球団の選手は優勝を目指し、それぞれのキャンプ地で汗を流している。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「2014年プロ野球キャンプ、最も注目する球団は?」との意識調査を、2月1日〜10日に実施。9806票(男性=86.4%、女性=13.6%)の回答があった。 その結果、ダントツで票が入ったのは、やはり盟主・巨人で、2623票(26.7%)と、実に4分の1以上を占めた。今季の巨人はFAで西武から片岡治大内野手、広島から大竹寛投手を獲得。契約更改で大幅減俸を提示され、中日を退団した井端弘和内野手が加入するなど、補強に余念がなかった。新戦力の加入もさることながら、松井秀喜氏が臨時コーチを務めているのが、ファンの大きな関心を呼んだ要因かも…。 2番目は中日、ソフトバンク、DeNA,日本ハムとの5球団競合の末、ゴールデンルーキー・松井裕樹投手(桐光学園)を獲得した楽天で、1361票(13.9%)。田中が去った楽天にとっては、高校球界の奪三振王である松井に、早く独り立ちして、その穴を埋めてくれることを願うばかりだ。 3番目は西の人気球団の阪神で、1164票(11.9%)。4番目は意外といっては失礼だが、広島で1091票(11.1%)。広島には、昨秋、侍ジャパンに招集された大学ナンバー1投手の呼び声も高いドラフト1位の大瀬良大地(九州共立大)が入団し、多くの票が寄せられたようだ。 5番目は選手兼任の谷繁元信監督が就任し、元監督の落合博満氏がGMで復帰した中日で、895票(9.1%)。6番目はオリックスの4番だった李大浩内野手、FAで元中日の中田賢一投手、元日本ハムの鶴岡慎也捕手を獲得するなど、大型補強に成功したソフトバンクで704票(7.2%)。 以下、7番目=DeNA=566票(5.8%)、8番目=日本ハム=359票(3.7%)、9番目=西武=302票(3.1%)、10番目=ロッテ=287票(2.9%)、11番目=ヤクルト=256票(2.6%)、12番目=オリックス=199票(2.0%)の順となった。 注目度が低い球団にも、厳しい鍛錬で、ペナント制覇を目指してほしいものだ。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年02月11日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第9R 完璧レスラーは英国紳士か? 変人か? 〈ビル・ロビンソン〉
プロレスで重要なのはパワーやテクニックなどの“強さ”だけではない。キャラクターやマイクパフォーマンス、さらに王者となれば“人格”までも求められる。 「まだアメリカで地域ごとのプロモーターが力を持っていた時代、テリトリー内を転戦する際に、各地の有力者とトラブルを起こすような人間ではチャンピオンは務まらなかったわけです」(プロレスライター) AWAの帝王バーン・ガニアの後継と目されていたビル・ロビンソンが、ついに同タイトル獲得とならなかったのは、そのためだ。 「実力では文句なしだったロビンソンですが、とにかくプライドが高く、どこかアメリカンプロレスを見下しているようなところもありました。レスラー仲間や関係者との間ではトラブルが絶えず、そのため実力ではロビンソンに一歩譲るものの、人格者だったニック・ボックウィンクルが長期王者になったんです」(同・ライター) 国際プロレスに外国人エース格で参戦していた当時も、巡業先でピーター・メイビアとストリートファイトを繰り広げたとの逸話を残している。またカール・ゴッチとの試合が引き分けに終わった後には「あんたの脚を折らなかったのは“武士の情け”だ」と語り、ゴッチをして「プロレスは殺し合いじゃない」と呆れさせたとも巷間伝えられる。 わずかな日本滞在の間だけでもそうなのだから、本拠とするアメリカとなれば推して知るべしだろう。プロレスファンの間では“華麗なテクニシャン”として語られることの多いロビンソンだが、決してそれだけのレスラーではなかったのである。 全日本プロレスではキラー・トーア・カマタやアブドーラ・ザ・ブッチャーとのラフファイトも互角以上にこなしてみせた。また「手首をキメるだけでも100種類以上の技がある」と語る本格派のシューターでもあった。 ベースにあったのはイギリスの『ランカシャー・スタイルレスリング=キャッチ・アズ・キャッチ・キャン(CACC)』。これは簡単に言えば“関節技ありのレスリング”で、ロビンソンが基礎を学んだビリー・ライレージムは、ねちっこく相手に絡みつくそのレスリングスタイルが蛇のようだとして『スネーク・ピット(蛇の穴)』とも称された。 そこでロビンソンは「勝った方が賞金を得る」賞金マッチだった時代の欧州プロレスを勝ち抜くための、あらゆる術を体得した。 「彼は19歳と若くしてプロデビューした分、一世代前のレスラーたちとも多く対戦しています。プロレスがショーとガチンコの間だった時代を戦ってきた、その経験が高いプライドの源泉になっていたのでしょう」(同) ロビンソンの全盛時−−速く鋭いタックルから流れるようにキメていく関節技などは、現代の総合格闘技においても通用するのではないかと思わせるだけのものがある。 「ダブルアーム・スープレックスを日本初披露したことから“人間風車”の呼び名が付けられましたが、それによって逆にロビンソンのイメージが限定されてしまったところはあります」(同) 名勝負との誉れ高きアントニオ猪木とのシングルマッチが行われたのは、1975年12月11日、新日本プロレス蔵前国技館大会。この日、同じ東京の日本武道館では、全日主催の『力道山十三回忌追善特別大会』が、日米豪華メンバーにより開催されていた。 「全日による新日つぶし」とも言われたが、それでも猪木vsロビンソンの“一枚看板”は、満員の観客を集めてみせた。当時のファンはロビンソンのことを「モハメド・アリとの格闘技世界一決定戦を間近に控えた最高潮の猪木が、雌雄を決するにふさわしい相手」と認めていたし、実際「カーニバル色の濃い大会より“本物の勝負”が見たいから蔵前に行った」という全日ファンも多くいた。 ロビンソンはその後、全日へ移籍。対日本人としては初の敗戦をジャイアント馬場に喫するなど「既に全盛期は過ぎていた」と自ら語った。それでもジャンボ鶴田を連戦による“実践教育”でエースに育て上げるなど、日本マット界に多大な影響を残したのだった。〈ビル・ロビンソン〉 1938年、イギリス・マンチェスター出身。'68年、国際プロレスに初来日。'75年、猪木と伝説の60分フルタイムドローの試合を経て、以後は全日本プロレスに参戦。'85年に引退後は日本でトレーナーなどを務める。
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スポーツ 2014年02月10日 15時30分
トレード市場で売れ残ったイチローの“控え”確定!? 球団公式サイトが明言
昨年10月に40歳の大台に突入したヤンキースのイチロー外野手が、控え選手扱いとなることが確実となった。 2月6日(現地時間)、球団の公式サイトが今季の外野陣を展望。同記事では、「左翼はブレット・ガードナー(30)、中堅はジャコビー・エルズベリー(30)、右翼はカルロス・ベルトラン外野手(36)。アルフォンソ・ソリアーノ(38)は指名打者に回り、イチローは控えになりそうだ」と明言。 さらに、ジョー•ジラルディ監督によると、「ソリアーノが外野を守ることも希望しているので、その際はバランスを取って、入れ替える」としている。ソリアーノが守備に就く場合は、外野のレギュラー3人のうちの1人が指名打者に回ることになる。 イチローは“5番目の外野手”にすぎず、基本線は守備固め、代走要員となりそうだ。スタメンに起用されるのは、他の4人に休養日が与えられた場合に限定されそう。 昨オフ、11、12年に2年連続40本塁打をマークしたカーティス・グランダーソン外野手(32)がFAでメッツに移籍。ヤンキースは、その代わりに、エルズベリーをレッドソックスから、ベルトランをカージナルスから、ともにFAで獲得。余剰人員となったイチローは、“5番目の外野手”に降格した。 ヤンキースはイチローをトレード要員としたが、他球団が欲しがったのは、まだ若いガードナー。イチローは40歳という高年齢、650万ドル(約6億6500万円)の高年俸がネックとなり、トレード市場で売れ残ってしまった。 開幕をベンチウォーマーで迎えることになりそうなイチローにとって、現状は満足できるものではなく、ヤンキースにとっても、控え選手に650万ドルも払っていられない現実もある。ヤンキースが年俸の一部を肩代わりする形で、シーズン中に電撃トレードが成立する可能性もありそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年02月10日 15時00分
ダル、マー君、黒田、岩隈 日本人先発投手のメジャー最多勝は誰?
前楽天の田中将大投手(25)がヤンキースに入団し、日本人メジャーリーガーで先発ローテーションに入ると思われる投手は、田中、ダルビッシュ有投手(27=レンジャーズ)、黒田博樹投手(39=ヤンキース)、岩隈久志投手(32=マリナーズ)と4人になった。 レンジャーズのロン・ワシントン監督が、ダルビッシュを開幕投手に指名するなど、今季は昨季以上に日本人投手の活躍が期待できるシーズンとなる。 昨季は岩隈が14勝(6敗)、防御率2.66と安定した成績を収め、両部門において、日本人でトップだった。 打線の援護に恵まれなかったダルビッシュは13勝(9敗)に終わり、12年の16勝から勝ち星は減ったが、最多奪三振(277個)のタイトルを獲得。防御率は12年の3.90から、2.83と飛躍的に良くなった。 黒田は11勝(13敗)、防御率3.31で、4年連続2ケタ勝利をマークしたものの、チームの低迷もあり、12年の16勝から大きく勝利数はダウンした。 「Yahoo!ニュース」では、上記4投手を対象に、「日本人先発投手、2014年のメジャー最多勝は誰?」との意識調査を、1月28日〜2月7日に実施。2万6279票(男性=86.4%、女性=13.6%)の回答があった。 圧倒的に票を集めたのは、ダルビッシュで1万6860票(64.2%)が入った。勝ち星こそ伸び悩んだが、昨季の進化ぶりで、3年目に期待するファンは多いようだ。 2番目は、田中で4931票(18.7%)。以下、岩隈=2331票(8.9%)、黒田=2157票(8.2%)の順となった。果たして、シーズンが終わって、日本人最多勝を手にするのは誰になるか?(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年02月10日 11時00分
マー君163億円ショック! プロ野球キャンプ異変3連弾(3)
その同じ宮崎の地でキャンプを張る巨人。こちらも田中のメジャー転身は他人事ではない。ヤンキース時代にワールドシリーズでMVPを獲得した松井秀喜氏が臨時コーチ、それも全権コーチとして投手陣も指導していることから、ミーティング等でもメジャーの話題で盛り上がっているからである。 待遇が良く、ポスティング制度を認めていない巨人の主力は、FA権を持つ阿部慎之助や内海哲也のように“生涯巨人”を選択する選手が多い。 そんな中でもメジャー挑戦の野心を抱いているのが、原巨人の“勝利の方程式”を形成する抑えのエース西村健太朗投手(28)と、ダイヤモンドバックス傘下のマイナーから育成選手で巨人に入団した山口鉄也投手(30)だ。昨年、巨人の先輩・上原浩治投手(レッドソックス)が、守護神としてボストンはおろか、世界中を熱狂の渦に包んだことから、メジャー挑戦に恋焦がれているのだという。 その情報をいち早くキャッチした巨人は、昨年末の契約更改で山口と、中継ぎ投手では史上最高額、育成選手では初の3億円超えとなる8000万円増の3億2000万円で契約。渡米の芽を摘み取り、本人に「生涯巨人」を誓わせた。 一方、今オフに国内FA、来オフに海外FA資格を得る守護神3年目の西村は本気モードだ。今年もチャンドラー(米アリゾナ州)で自主トレを行い、キャンプインに備えた。 「アリゾナでの自主トレは、'09年に手術を受けた右肘のケアやスポーツジムで上半身強化のトレーニングを行うためですが、このジムにはメジャー通算189セーブのJ・Jプッツ(ダイヤモンドバックス)をはじめ有力選手が通う。そこで人脈を築き、情報を得ているのです。上原も直伝のフォークのメジャー流の操り方を伝授し、米球界入りを誘っている。まあ、ナベツネさんがいる限りポスティング移籍は無理でしょうから、FA権を得る来オフには上原の後を追うはずです。イチローを慕う川崎宗則(ブルージェイズ)と同じくらい、西村も上原を尊敬していますから」(ベテラン巨人担当記者) そのせいなのだろう、今キャンプの巨人の最優先課題はストッパーの強化。原監督は「抑え投手は複数で競わせ、白紙から始める」と宣言している。 “日給630万円”でアメリカへすっ飛んで行ったマー君の余波は、とどまることを知らない。
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スポーツ 2014年02月10日 11時00分
初場所・稀勢の里と遠藤の“落差”
大相撲初場所(両国国技館)は横綱・白鵬が大関・鶴竜との優勝決定戦を制し、2場所ぶり28回目の優勝を果たした。それにしてもファン注目の稀勢の里と遠藤の明暗は際立っていた。 場所前に話題を独占したのは綱取りに挑んだ稀勢の里。九州場所で日馬富士、白鵬の両横綱に快勝しているだけに、今度こそ11年も途絶えている日本人横綱の誕生を、と関係者の期待は大変なものだった。ところが、何と9日目までに4敗。右足親指を痛めて千秋楽には休場するというアクシデントにも見舞われ、7勝8敗と負け越してしまった。 「もともと勝負もろいところがあり、これまで何度も肝心なところで負けてファンをがっかりさせていますが、ここまでもろいとは。支度部屋でも負けた日は目を宙に漂わせたまま、何を聞かれても答えず、担当記者たちをシラけさせていました。もしかすると綱を締める器じゃないのかもしれませんね」(協会関係者) 対照的だったのが入幕3場所目の遠藤。先場所は6勝9敗と入門して初めて負け越したが、この場所は尻上がりに調子を上げ、あっさり2ケタの11勝をマーク。12日目、大関・琴奨菊にぶつけられ、さすがにパワー負けしたが、敢闘賞受賞は当然と言っていい。 「人気は、まさにうなぎ上り。館内に売られている名前入りの携帯ストラップなんか、連日、入荷して数時間で売り切れ状態でした。早くもCMにも登場するなど、こんな熱気はあの若貴以来。相撲も他の力士とはセンスが違うって感じで、親方たちも『コイツは本物の大物だ』と太鼓判を押しています」(担当記者) 次の春場所(3月9日初日)は横綱、大関と対戦する上位に上がってくるのは確実。勝負の世界は非情とはいえ、あっという間の新旧交代だった。
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スポーツ 2014年02月09日 11時00分
マー君163億円ショック! プロ野球キャンプ異変3連弾(2)
一方、そんな“マー君ショック”は、もちろんセ・リーグにも波及している。田中を20億円で売却した楽天を見て、「よし、次は…」とソロバン勘定を始めたのが、同年齢“花の88年会”前田健太投手(25)を抱える広島カープ首脳だ。 「当然ですよ。昨年のカープの全選手の総年俸が20億6755万円(12球団中10位)。もし前田が田中のように最大入札金20億円でメジャーに転身すれば、カープは労せず1年間の選手人件費を節約できる。これに乗らない手はない。もっとも、田中の年俸23億円は広島の球団全体の年俸より多いわけだから、あらためて日米のスケールの違いを痛感させられます」(カープOBの野球解説者) 前田は昨年12月、7000万円増の単年2億8000万円で更改した交渉の席で「メジャーに挑戦したい」と申し出た。しかし、球団に“もう1年だけ”待ってほしい、と強引に説得され、断念した経緯がある。 「引き留めた理由は、カープが16年ぶりにAクラス入りし優勝に色気が出たことと、もうひとつは24勝無敗の田中と一緒にメジャーの市場に出た場合、買いたたかれる可能性を危惧したからです。そこで1年待って、田中と同じように、20勝投手とチーム優勝を手土産に胸を張ってメジャーへ送り出すのがベターだと。前田も得心してサインした。逆にいえば球団も本人も、今オフのメジャー移籍は了解ごとになっているのです」(カープ担当記者) さらに、カープにはチームの功労者である黒田博樹投手をヤンキースから呼び戻す必要がある。昨秋も黒田に「カープ復帰」のオファーを出し、本人も了承したものの、実現しなかった。原因は年俸の隔たり。ヤ軍が14億円超の年俸を提示して残留交渉したのに対し、カープのそれはたった3億円。この差はいかんともし難かった。 「しかし今オフ、ヤンキースが前田を獲得すれば、カープは最大20億円が手に入り、それを黒田の年俸に回すことができる。ヤ軍にとって黒田は大事な戦力だが、田中&前田の侍ジャパンのツートップなら、興行的にもより魅力がある。水面下では、そんな話が進行しているのです」(球界事情通) 宮崎県の日南でキャンプを張るカープの野村謙二郎監督は、いち早く3月28日の開幕戦(対中日)先発起用を公表。昨季15勝7敗で4年連続2桁投手になった前田を20勝投手にバージョンアップさせ、かつ3年連続の最優秀防御率のタイトルホルダーとして高値売却をもくろんでいる。
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