スポーツ
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スポーツ 2013年12月19日 14時30分
片岡か? 井端か? 生え抜き選手か? 「巨人の正二塁手は誰がいい?」
セ・リーグ連覇を果たしたものの、日本シリーズで敗退を喫した読売巨人ジャイアンツの補強が凄い。 今季、レギュラーが定まらなかった二塁手候補として、大減俸を蹴って中日を自由契約になった井端弘和内野手(38)と、西武からFA宣言した片岡治大内野手(30)を獲得した。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「巨人の正二塁手は誰がいい?」との意識調査を行った。 実施されたのは12月1日〜11日で、5万1240票(男性=90.4%、女性=9.6%)の回答があった。 最も票を集めたのは、原辰徳監督の現役時代の背番号8を譲り受けた片岡で、1万5669票(30.6%)を得た。 ただ、今年3月のWBCで大活躍した井端支持派も、1万2112票(23.6%)と多かった。今季まで中日の正遊撃手だったわけだから、当然のことか…。 一方、生え抜き選手の抜てきを期待する向きも多い。今季、頭角を現した長打力が魅力の中井大介内野手(24)には、8594票(16.8%)が入った。 続いて、今季最も多くスタメン二塁で起用され、日本シリーズでも活躍した寺内崇幸内野手(30)が7490票(14.6%)。 11年に119試合に出場し、盗塁王に輝いた藤村大介内野手(24)が3343票(6.5%)を集めた。 10年に132試合に出場し、規定打席にも到達した脇谷亮太内野手(32)は1981票(3.9%)。「その他」には2051票(4.0%)入った。 補強費用や、井端より年齢が若いことを考慮すると、やはり、正二塁手候補の一番手は片岡となる。だが、ベテラン・井端の存在感も侮れず、生え抜きの若手選手の飛躍にも期待したいところ。果たして、最終的に巨人の二塁のレギュラーポジションを奪うのは誰になるか?(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2013年12月19日 11時45分
ストーブリーグ情報(巨人編) 先発投手と正二塁手獲得を急いだ真相
今オフ、大型補強に成功したのは、福岡ソフトバンクホークスと読売ジャイアンツだろう。ホークスが獲得した前阪神のスタンリッジは、実は巨人も狙っていた。リーグ3位の防御率を残した先発投手なら、大きな戦力となる。しかし、来季36歳になる年齢を加味し、巨人は単年契約で交渉に臨む旨をスタンリッジの代理人に告げた。これに対し、ホークスは複数年を基本に交渉。戦力にならない可能性もある再来年以降も保証する…。資金力の差でホークスに敗れたわけだが、国内FA権を行使した大竹寛、片岡浩大の2人は巨人を選んだ。年俸面だけ見れば、巨人以上の条件を約束した球団もあった。 まだ、巨人には“ブランド力”があるということだろうか。 巨人の補強ポイントははっきりしていた。先発スタッフの再整備と、近年欠けていた正二塁手である。2013年と昨季の先発スタッフを比較すると、以下の通り。 12年 チーム=86勝43敗15分け 13年 同=84勝53敗7分け 勝敗表での大差はないものの、先発投手に付いた勝ち星は−−。 12年=62勝35敗 同・先発投手の防御率=2.35 13年=59勝41敗 同・先発投手の防御率=3.52 防御率が1点以上も悪くなっている。杉内俊哉の後半戦離脱、宮國、澤村の不振が響いた。力の衰えたホールトン(9勝4敗)との契約を見送っており、2年連続2ケタ勝利の持った大竹寛に白羽の矢を立てたのである。 『先発スタッフの再整備』と言っても、メンツが代わることはないだろう。内海、杉内、澤村、菅野の4人と大竹が軸。ここに、宮國と、終盤戦に頭角を現した2年目の今村信貴、ファームで“先発コンバート”された阿南徹、98イニングを投げた江柄子裕樹の4人が『6番目の先発枠』を争う図式だ。 今村の成長を見ると、人員補充は「さほど必要なかった」との声も聞かれた。しかし、33歳の杉内は自己最多となる197回3分の2を挙げた07年以降、投球イニング数が毎年減っている。巨人1年目の12年は163回で、今季は153回。故障離脱した期間を考えれば「よくやった」とも言えるが、首脳陣は「完投、先発した試合は7回以上投げる」といったレベルまでの復調は無理と見ているそうだ。シーズンを通して先発ローテーションを守るのも厳しいと判断したとすれば、念を入れたような大竹獲得にも合点が付く。 また、来季の二塁手構想だが、片岡を軸に考えている。「ポジションの重なる井端弘和まで獲って…」と批判もあるが、「片岡は近年、故障が続いているので(来季の)フル出場は無理」というのが、巨人首脳陣の考えだ。井端は遊撃手・坂本勇人と『二塁手・片岡』のバックアップ要員で、井端、片岡の両方の調子が良ければ、どちらかに一塁を守らせる案もあるという。 生え抜きの正二塁手候補たちについて、こんな評価も聞かれた。 「ポストシーズンマッチで活躍した寺内は片岡と同い年で、もう若手扱いできない年齢。中井は8月4日の阪神戦で(二塁守備で)ダイビングキャッチをして故障したが、『飛び込む必要がない場面で…』と、首脳陣は見ています。本来は一塁手ですし、一人前になるまで、あと1、2年は掛かるというのが首脳陣の見解」(球界関係者) 大竹、そして、ポジションの重複する井端と片岡の獲得に関して、巨人なりの考え方があるようだが、バックアップ要員まで外部補充するとは、やっぱり、巨人も他球団が羨む補強資金を持っていると言わざるを得ない。
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スポーツ 2013年12月17日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第2R 秘めたるエンタメ魂〈ラッシャー木村〉
「UWFはもともと、ラッシャー木村がエースになる予定の団体だった」というと、眉にツバするプロレスファンも多いだろう。 しかし、これは事実だ。 「当初UWFは、アントニオ猪木が新日本プロレスを離れ、フジテレビかTBSを中継スポンサーにして新団体を立ち上げようという計画から始まったものでした。そうして新日を中継するテレビ朝日とダブルで放映権料を得ようという皮算用だったのです。ところがいろんなシガラミから猪木は新日=テレ朝を離れられないということになり、そこで新団体のエースとして白羽の矢が立ったのがラッシャーでした」(当時を知る新日関係者) 後にUWFの絶対エースとなる前田日明もこの当時は一介の若手にすぎず、テレビ局からカネを引っ張るためには、元・国際プロレスのエースで猪木との抗争で名前を売ってきたラッシャーの看板が必要だったというわけだ。 しかし結局テレビ局との交渉は不調に終わり、UWFは将来を前倒しする形で、前田をエースとして旗揚げすることになる…。 そのUWFからラッシャーが早々に離脱したことについて「格闘色の強いファイトスタイルについていけなかったから」と見る向きもあるようだが、それは明らかな誤りである。もともとラッシャーの所属した国際は、社長の吉原功が早大レスリング部出身ということから、毎日レスリングの練習を欠かさなかった。よって格闘技の下地としては全日、新日の所属選手たちよりも、しっかりとしたものを持っていたのだ。 さらにラッシャーは、ビクトル古賀からサンボを、ビル・ロビンソンからキャッチ・レスリングを学んでいた。そうして見れば、むしろ格闘技的な試合においては当時国内トップクラスだったものと思われる。 かの鉄人ルー・テーズも猪木、馬場との比較で「相撲とレスリングをマスターしているラッシャーが一番強い」と評している。 国際の招きで来日していたときのコメントだけに多少の割引は必要だろうが、ルー・テーズともあろう者が、まるっきりのデタラメを言うとも思えない。少なくとも、第一次UWFの当時はプロレス流の練習しかしていなかった前田に比べて、ラッシャーが技術面で遅れをとることはなかっただろう。 では、なぜラッシャーはUWFにおいて、そうした能力を発揮しようとしなかったのか。 国際時代は「地方プロモーターのウケがいいから」との理由から、エースとして日本各地で金網デスマッチを繰り広げた。 新日では国際時代のエースから一転してヒールに徹し、猪木と国際軍団による1対3の屈辱の試合にも臨んだ。 全日では、衰えを隠せなくなった馬場にお共して『義兄弟コンビ』『ファミリー軍団』としてマイクパフォーマンスを売りにした。 いずれもクライアントや雇い主の意に従った振る舞いであり、ならばUWFにも継続参戦してよさそうなものなのだが、なぜそれをしなかったのか。 実はそこに、プロレスラー・ラッシャー木村の真の姿がうかがえる。 ラッシャーは、プロレス入りする以前の力士時代、十両目前まで昇進しながら「プロレスラーになりたいから」と周囲の反対を押し切って廃業している。つまり、それほどまでのプロレス愛を持っていたということである(ちなみに力士時代の所属は、当代きっての大横綱・白鵬と同じ宮城野部屋。つまり白鵬の兄弟子ということになる)。 力士廃業後、国際で本格デビューする前にはアメリカ遠征しており、そこで時にはマスクマンにもなるなど、エンターテインメントとしてのプロレスを身に付けてきた。 つまり、朴訥な外見からは想像し難いが、ラッシャーの本質は、実は筋金入りの“アメリカン・エンターテインメントプロレス”なのである。 だからこそ、金網からヒール役、お笑いまでこなすことができた。そして、そんなラッシャーのプロレス哲学、レスラーとしてのプライドからすると、UWFの格闘風プロレスは興味の対象外だったというわけである。ラッシャー木村 1941年、北海道出身。大相撲から日本プロレス入りした後、東京プロレスを経て国際プロレス入り。国際崩壊後は新日、全日、ノアに参戦した。2010年、誤嚥性肺炎のため死去。享年68。
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スポーツ 2013年12月15日 11時00分
稀勢の里綱取りのプレッシャー
九州場所で両横綱を破り、自己最多タイの13勝を挙げた大関・稀勢の里(27)に対し、北の湖理事長は来年の初場所(1月12日初日)で、「レベルの高い、13、14、15勝の優勝だ」と綱取りのラインを示唆した。これに呼応するように、横綱審議委員会もまた、優勝を綱取りの絶対条件に挙げた。 記者会見した内山斉委員長は、「仮に14勝しても、優勝しなければ審判部も(昇進話を)挙げてこないでしょうし、挙げてきたところで我々も疑問符がつく」という見解を示した。過去、優勝争いの経験はあるが、一度も優勝したことがない稀勢の里にとって、これは非常に厳しい条件と言っていい。“優勝”の二文字にこだわる理由は何か−−。二つある、と協会関係者が明かす。 「一つ目は、一度も優勝せずに横綱になった双羽黒が不祥事を起こして引退して以降、昇進条件が格段に厳しくなった。平成以降に横綱になった8人はいずれも2場所連続優勝。最も新しい日馬富士などは2場所全勝優勝ですから、稀勢の里だけ例外というワケにはいかない。二つ目は、平成10年夏場所後の3代目若乃花以来の日本人横綱誕生ですから、堂々と胸を張って上がってほしい、という思いが関係者には強い。後で何だかんだとケチをつけられるのは嫌なんですよ。鏡山審判部長(元関脇多賀竜)も、全勝優勝してスカッとした形で上がってほしいと話しています」 この裏には、たとえ横綱になっても稀勢の里は不用意な取りこぼしが多く、苦労する、という共通の不安が隠されている。 果たして稀勢の里は、この過酷な条件をどうクリアしてみせるか。すでに場所前に稽古を休むのは正月の1日だけで、年の瀬も正月気分も返上して猛稽古に没頭することを宣言している。
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スポーツ 2013年12月14日 11時00分
蠢く欧州の思惑 W杯組み合わせ抽選会で日本が“幸運の組”に入った理由
あの“噂”は本当だったようだ。12月7日未明、コスタ・ド・サウイペ(ブラジル)で開かれたブラジルW杯の予選組み合わせ抽選会で、日本はコロンビア(南米)、コートジボワール(アフリカ)、ギリシャ(欧州)と対戦するC組で、俗にいう“幸運の組”に入った。 「日本は'02年の日韓W杯の予選ではベルギー、チュニジア、ロシアと同組。'06年ドイツW杯はブラジルこそいたものの、クロアチアとオーストラリア。'10年、南アフリカW杯も準優勝国オランダとカメルーン、デンマークと、いずれも幸運の組でした。実はW杯には、開催国や特定の国が有利に運ぶように、あらかじめ仕込まれているという情報があるのです。'20年の東京五輪開催に向けて、世界のスポーツ振興に大盤振る舞いの日本には、どうしても決勝トーナメントに出てほしいということなのでしょう」(スポーツ紙デスク) 今回の抽選会で日本のC組を引き当てたのは、元イタリア代表主将のカンナバロ氏。ザッケローニ監督とは旧知の間柄で、あながち偶然とも思えない。 さらに、大手広告代理店関係者が舞台裏を明かす。 「実は欧州サッカー連盟(UEFA)には、W杯とは別に欧州強国中心の“もうひとつのW杯”を作ろうという動きが本格化している。4年に1度、欧州ナンバー1を決める既存の『ユーロ』を拡大させ、16年大会から出場国を16から24に増やした。その中に“特別枠”を設け、ブンデスリーガ(ドイツ)をはじめ、プレミア(英国)、セリエA(イタリア)に選手を輩出している日本を参加させようとしているのです。しかし、一部のUEFA首脳に反対派もあり、彼らを納得させるためにも日本の予選敗退だけは回避したいのです」 日本は『ユーロ』と対極の関係にある'11年の『コパ・アメリカ(南米選手権)』から招待を受けたが、東日本大震災の余波で辞退した経緯がある。『コパ−』に取り込まれる前に、金満日本を取り込みたいユーロ陣営。日本の予選突破に世界が注目している!?
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スポーツ 2013年12月13日 11時00分
日ハムの貴重選手放出の理由
FA権を行使していたダルビッシュの元恋女房、日本ハムの鶴岡慎也捕手(32)が新天地に選んだのは福岡ソフトバンクホークス。住み慣れた北海道を離れ、12球団で最も遠い地を選んだわけだが、その裏に、つらい事情が隠されていた。 「球団が使っているコンピューター『BOS』(ベースボール・オペレーション・システム)のためと、もっぱらです」(地元関係者) 今季、日ハムのキャッチャー陣に異変が見られたのは確かだ。高卒2年目の近藤健介(20)が32試合に出場。'08年ドラフト1位の大野奨太(26)も途中出場を含め87試合に出ている。何かミスをして後輩たちにスタメンを奪われたわけではない。日ハムのBOSは選手を「レギュラー、控え、育成、在庫」の四つに分類する。選手を厳しく評価するのはどの球団も同じだが、年俸の高い選手には自ずと評価が厳しくなる。「これくらいの成績なら、年俸の安い若手と切り換えても大丈夫」と数値で判断されるのだ。当然、長くレギュラーを張ってきた高年俸の選手には厳しくなる。 「新庄剛志が早くに引退を表明したときも強く慰留しませんでした。森本稀哲、小笠原道大、藤井秀悟もそうです。田中賢介が米挑戦した際も、数字上、抜けた穴を埋められると判断しています。もちろんダルビッシュのときもです」(同) 糸井嘉男の放出もBOSに基づく判断だった。このシステムはメジャーにならったもので、北海道移転後、1億円の設備投資をして稼働させてきた。 「BOSは登板日の観客数も加味します。昨年オフ、右肩痛が長引くとわかっていた斎藤佑樹の年俸が上がりましたが、案の定、今季は全然ダメ。今度は見事に下がりました」(同) 賛否両論ありそうだが、結果は成績が物語っている。
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スポーツ 2013年12月12日 11時45分
来年3月、長与vsダンプが実現、KAORUも復帰!
11日に都内で、元人気女子プロレスラーでクラッシュ・ギャルズの長与千種さんが記者会見を開き、6度目となるプロデュースイベント『That's女子プロレス』(2014年3月22日、東京・大田区総合体育館)の開催を発表した。メインイベントでは、長与さんが創設したGAEA JAPAN(消滅)で、苦楽を共にしたKAORU(フリー)が復帰する。 KAORUは11年4月、OZアカデミー新宿大会の試合中にカカトを骨折。術後の感染で、骨髄炎を患った。「毎日死ぬことばかりを考えてた」当時は、人との接触を避けていた。ところが、「神取(忍)さんが声をかけてくださって、LLPW−Xのお手伝いするようになって、外に出る機会をくれた。(井上)貴子(LLPW-X)から『若手の面倒を見てください』と言われて、ブリリアントバトルガールズ(同団体の練習生=当時)の練習を見た」ことで、メンタルを克服。さらに、甘やかすことなく叱ってくれた長与さん、同じく地獄を見た歌手・華原朋美のライブに感銘を受けて、復帰を決意した。当日は貴子&浜田文子(ZABUN)とタッグを組んで、神取&里村明衣子(センダイガールズプロレスリング)&未発表のXと対戦する。 また、オープニングバウト(第1試合)では、長与さんと同期のダンプ松本(フリー)が、引退したブル中野さんと元極悪レフェリーの阿部四郎さんを引き連れて、極悪同盟を復活させる。試合は6人タッグマッチだが、ダンプ以外の5選手は未定だ。 トレードマークである竹刀を手にしたダンプは、「極悪のカードは自分たちで決める」と静かに語ったあと、「昔を思いだせ!」と、竹刀を長与さんに振り下ろした。慌てて神取、KAORUが静止に入るも、ダンプは「ヤラれても立ちあがる長与千種を見せてみろ!」と挑発。感極まって、「女子プロ界を盛りあげるために、力を貸せ。そして、もう1度女子プロを創れ」と涙をこらえると、長与さんは、「わかった。おまえの相手、務める」と快諾。GAEA04年11・3後楽園大会からちょうど10年ぶりに、タッグながらも長与vsダンプが実現する。 「女子プロ(団体)を創れ」と言うダンプの挑発には、「もう1度リングに立って、猶予をもらう」と明言を避けた長与さん。しかし、真っ向否定ではなかったことから、50歳になる来年、再び“メイクミラクル”を起こす可能性がゼロではない。イベント開催までのおよそ4か月で、新たな秘策を講じるのだろうか?(伊藤雅奈子)
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スポーツ 2013年12月12日 11時45分
広島からFAで巨人移籍の大竹にファンは厳しい審判
プロ野球・広島東洋カープからFA権を行使した大竹寛投手(30)が、今季年俸1億円(金額は以下、すべて推定)から、3年総額5億円の好条件を勝ち取って、盟主・巨人に入団した。 12月4日に記者会見が行われたが、原辰徳監督は「15勝してほしい」と要望。これに対して、大竹は「背番号(17)くらいは勝ちます」と宣言した。 今季、2年連続4度目の2ケタ勝利をマークし、10勝10敗の成績だった大竹。自己最多は12年の11勝だけに、「17勝宣言」はかなりの大風呂敷を広げた格好だ。 プロ12年の通算成績は246試合に登板し、74勝78敗1セーブ、防御率3.75。弱小チームに所属していたためとはいえ、勝率は5割に満たず、負け数の多さが気になるところ。 投手で広島から巨人へのFA移籍といえば、現巨人投手コーチの川口和久を思い起こさせるが、巨人では4年間で、わずか8勝に終わった。 また、他に投手で巨人にFA移籍した例では、横浜(現DeNA)から移った門倉健、中日から移った野口茂樹のように、プレッシャーに克てず、全く活躍できなかったケースも少なくない。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「FA宣言の大竹加入、巨人のメリットは?」との意識調査を行った。 調査が実施されたのは、11月26日〜12月6日で、1万3365票(男性=89.8%、女性=10.2%)の回答があった。 最も多くの票を集めたのは、「あまりメリットがない」の5332票(39.9%)で、次点が「全くメリットがない」の3766票(28.2%)。全体の実に7割近くのファンが、「メリットがない」と回答する極めて厳しい審判が下った。 一方、「まあまあメリットがある」は3116票(23.3%)で、「大きなメリットがある」と回答したファンは1151票(8.6%)と、1割にも満たなかった。 思えば、巨人の投手陣を見渡すと、デニス・ホールトン投手は退団したが、エースの内海哲也投手を筆頭に、菅野智之投手、杉内俊哉投手、澤村拓一投手、宮國椋丞投手…とローテーション入り候補選手がズラリ揃っている。 ファンの大竹に対する反応はシビアだが、この強力投手陣の中に入るとなると、まずはローテーションの一角を確保することが先決。それができないとなると、15勝どころか、中継ぎ要員に回される可能性もありそうだ。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2013年12月12日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第1R 死を招いた計算高さ〈ブルーザー・ブロディ〉
“超獣”ブルーザー・ブロディが亡くなったのは1988年7月。それから、はや四半世紀が過ぎた。 死因は、プエルトリコでの興行最中、控え室で腹部をナイフで刺されたことによる出血多量。「あのブロンズ像のような体躯を誇るブロディが、たかが一本のナイフで絶命した」という事実に、多くのプロレスファンは言葉を失った。 ちまたでは、同地プロモーターとの間でトラブルのあったブロディを、その配下選手が制裁の意味で刺したと伝えられている。ただし、この事件における加害選手はその後の裁判で「正当防衛による無罪」の判決を得ていることには留意しておくべきだろう。 「プロモーターの意向を汲んだ目撃者たちが黙秘を貫いたため、加害側の主張が通って無罪となった」ともいわれるが、さて、ブロディ側に明白な正義があったならば、そうした結果にはなっただろうか。また、プロモーターが商品である選手を「言うことを聞かないから」と意図的に制裁を加えたのでは、自らの評判を落とすことにもなる。気に入らないなら契約しなければいいだけで、その点にもいささかの疑念は残る。 ブロディにまつわる明らかな誤解としては、1985年、新日本プロレスに“引き抜かれた”というものがある。 当時を知るスポーツ紙記者は語る。 「全日本プロレス側がギャラや勝敗にうるさいブロディを持て余していたのを見て、全日担当記者が新日担当記者に紹介したというのが実際のところ。選手の大量離脱で苦しんでいた新日からすれば渡りに船の話で、すぐに飛び付くことになったのです」 いわば全日が自ら放出したような形だったのだ。 そうであれば、ブロディが新日を離れた後、1年も待たずしてスムーズに全日復帰となったことにも説明がつく。復帰の際には以前よりも契約条件が下がったというから、「安く済むなら使ってもいい」という判断が全日側にあったのだろう。 一方のブロディは、なぜファイトマネーが下がっても全日参戦を選んだのかといえば、それは「馬場への信頼」があったからだった。契約条件や試合のアングルなど、全て事務方に任せた上で時に勝手な変更もする猪木=新日と、自ら選手に全て説明をする馬場=全日の違いは、当時来日参戦した多くの外国人レスラーが口にするところだ。 多少条件は落ちても働きやすいところで…というと、まるで一般人の会社選びのようだが、ブロディがそういった、いわゆる常識的な考えの持ち主であったと当時の関係者たちは口をそろえる。 「一度は馬場を裏切ったことをブロディは後悔していた」と、盟友スタン・ハンセンも後に語っている。 またブロディ自身も全日復帰後のインタビューで、その理由を問われたときには馬場の名を挙げて「相互の信頼によって成り立った典型的なビジネスの例かもしれない。馬場と私は1回もお互いを疑ったことはないし、だからこそ20年も全日本にいられたんだ」と語った。 新日で藤波辰爾に負けることより、多少ギャラが下がっても、全日でのジャンボ鶴田との互角の戦いを選んだ。ブロディがIWGPタッグリーグ戦欠場から全日復帰に至るまでの要点はそこにある。 自身の望む働き方と長期の安定収入を求め続けたブロディが、ようやく日本でその場所をつかんだ。全日復帰後のインター王座選手権で鶴田に勝ち、涙を流してまで喜んだのは、そうした心情の表れだったといえそうだ。 そんなブロディが、日本での歓喜の涙から半年も経たずしてプエルトリコの地で客死するとは、何とも皮肉な話である…。ブルーザー・ブロディ 1946年、米国ミシガン州デトロイト出身。初来日は'79年の全日本。'85年、新日本に移籍するも、翌年離脱。'87年に全日復帰となる。'88年7月、興行中の控え室で腹部を刺され死亡。享年42。
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スポーツ 2013年12月11日 11時45分
イチローのトレードが濃厚! ヤンキースがライバル外野手を続々補強
ヤンキースがイチロー外野手(40)を放出することが、濃厚の情勢となってきた。 今季のイチローは150試合出場、520打数136安打、7本塁打、35打点、20盗塁、打率.262で、打席数(555)、安打数、打点、盗塁数はMLB通算13年で、自身ワーストの成績に終わっている。 メジャー1年目から10年連続で続けて打っていた3割も、11年以降3年連続で切っており、もはや、これ以上の“伸びしろ”があるとは考えにくい。 ヤンキースの今季の外野陣は、イチロー、ブレット・ガードナー(30)、カーティス・グランダーソン(32)、バーノン・ウェルズ(35)の4人に加え、7月末にはアルフォンソ・ソリアーノ(37)が加入。ソリアーノが入ってから、イチローは出場機会が激減し、控えに回ることが多くなっていた。 このオフ、11、12年に2年連続40本塁打をマークしたグランダーソンは、FAでメッツへの移籍が決まった。その代わり、ヤンキースはレッドソックスからFAで、ジャコビー・エルズベリー外野手(30)と7年総額1億5300万ドル(約157億8700万円)の大型契約で合意。さらに、カージナルスからFAになっていたカルロス・ベルトラン外野手(36)とも、3年総額4500万ドル(約46億4200万円)で合意した。 エルズベリーは今季、「1番・中堅手」で打率.298、9本塁打、53打点、52盗塁をマークし、3度目の盗塁王を獲得しており、まさに俊足巧打のイチロータイプの選手。 一方、ベルトランは打率・296、24本塁打、84打点で、メジャー通算358本と強打の外野手で、流出したグランダーソンの穴を埋めることになりそうだ。 これで、ヤンキースのレギュラークラスの外野陣は6人となり、イチローは5番手。来季の布陣は左翼がガードナー、中堅がエルズベリー、ソリアーノとベルトランは右翼と指名打者の併用とみられており、5番手のイチローは構想外となり、トレード要員として浮上している。 ただ、トレード市場で人気があるのは、イチローより若いガードナーだという。ネックとなっているのは、40歳の年齢と650万ドル(約6億7100万円)の年俸だ。イチローに食指を動かしている球団もあるようだが、いずれも、レギュラー確約とはいえず、若手との併用プラン。そうなると、レギュラーではない選手に650万ドルは高額で、トレードを成立させるとなると、ヤンキースが一部年俸を肩代わりすることも必要になってこよう。 現在、日米通算4020安打のイチロー。ピート・ローズのMLB通算最多安打記録(4256本)まで、あと236本に迫っている。イチロー自身にとっても、控え確定のヤンキースに残るより、出場機会が得られる他球団に移籍した方が望ましいだろう。(落合一郎)
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