スポーツ
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スポーツ 2014年01月23日 15時30分
いきなり23億円の高年俸となった田中マー君 チーム内でのやっかみは大丈夫か?
ヤンキースは1月22日(日本時間23日)、新ポスティングシステム(入札制度)を利用して、メジャー移籍を目指していた楽天の田中将大投手(25)と契約合意したと発表した。制度に基づき、楽天にはヤンキースから譲渡金2000万ドル(約20億8600万円)が支払われる。 7年総額1億5500万ドル(約161億8700万円)の超大型契約で、年俸は6年目までが2200万ドル(約23億円)、7年目が2300万ドル(約24億円)とみられ、日本人としては史上最高額となった。特筆すべきは、4年目(17年シーズン)終了時、田中が望めば、契約を破棄しFAとなれる特記条項が盛り込まれた点だ。 これまでの日本人最高額はイチロー外野手が、マリナーズと08年から結んだ5年総額9000万ドル(現在のレートで約93億9300万円)、年平均1800万ドル(同約18億7900万円)だった。 旧ポスティングシステムで、07年に西武からレッドソックス入りした松坂大輔投手が6年総額5200万ドル(同54億2500万円)、12年に日本ハムからレンジャーズ入りしたダルビッシュ有投手が6年総額6000万ドル(同62億5900万円)で、田中の契約はまさに破格なものとなった。 なぜ、ここまで田中の年俸が高騰したのか? その理由は、ポスティングシステムの変更にあった。旧制度では入札金額に上限はなく、最高額で入札した球団が独占交渉権を得られた。松坂やダルビッシュは5000万ドル(同約52億1500万円)を超える金額で落札されたが、新制度では入札金額の上限は2000万ドルに抑えられ、最高額で獲得を希望したすべての球団との交渉が可能となった。 入札金額が抑えられたことで、多くの球団が獲得に名乗りを挙げることが可能になったが、競争となったことで、田中に提示される条件はドンドン跳ね上がっていったのだ。 ヤンキースではアレックス・ロドリゲス内野手(38)が薬物規定違反により、今季全試合の出場停止処分が下された。ロドリゲスの今季年俸は2500万ドル(約26億800万円)だったが、この処分のため、支払う年俸は280万ドル(約2億9200万円)となり、2220万ドル(約22億9500万円)の余剰資金が生まれた。それを、そっくりそのまま、田中の獲得資金にスライドさせることが可能となったのだ。 メジャーでの実績なしで、いきなり高年俸選手となった田中だが、懸念材料もある。チーム内での、年俸バランスだ。田中はエースのCCサバシア投手(33)、黒田博樹投手(38)に次ぐ3番手の先発投手として期待されている。 ところが、過去2度の最多勝を獲得し、通算205勝をマークしているサバシアでさえ、年俸は7年総額1億6100万ドル(約167億9200万円)で、田中とほぼ同額。12年に16勝を挙げるなど、4年連続2ケタ勝利中の黒田は1600万ドル(約16億6900万円)で、田中より、はるかに安いのである。野手では、チームの支柱でもあるデレク・ジーター内野手(39)が1200万ドル(約12億5200万円)にすぎず、チームメイトからのやっかみが気になるところ。 かつて、旧ポスティング制度を利用して、07年に阪神からヤンキース入りした井川慶投手(34=現オリックス)は、約2600万ドル(同27億1200万円)で落札され、5年総額2000万ドルで契約を結んだが、5年間でわずか2勝に終わり、地元メディア、ファンから酷評された。 田中がチームメイト、メディア、ファンを納得させるためには、実績を残すしかなさそうだ。最低でも15勝以上勝たないと、年俸とのバランスが釣り合わなくなりそうで、年俸が高い分、そのプレッシャーも相当なものになりそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年01月23日 11時45分
“房総のダルビッシュ”西武・相内誠がまた暴走! 未成年での飲酒・喫煙で処分
千葉国際高時代、最速145キロの速球を投げていたことから、“房総のダルビッシュ”と呼ばれていたプロ野球西武ライオンズの相内誠投手(19=今季より登録名は「誠」)が、またも暴走してしまった。 西武球団が1月22日、記者会見を行い、相内が未成年ながら、飲酒・喫煙していたため、6カ月の対外試合出場禁止などの処分を下したことを発表した。寮からの夜間外出も禁止され、ユニホーム着用を禁止することも検討される。2月1日からの春季キャンプは、B班(2軍)に帯同するが、個別メニューとなる見込み。 球団によると、14日に公式ホームページの意見欄に、「相内が都内で飲酒している」との投書があった。相内に確認したところ、13年11月以降、複数回の飲酒の事実を認め、同時に喫煙もしていたこと明かしたという。 会見した飯田則昭専務取締役は「我々の管理不行き届き。指導が足りず申し訳なく思っている」と陳謝。相内は球団を通して、「このようなことを起こして、大変申し訳なく思っております。自分は、いろんな経緯があって入団したわけですけれども、ここまで応援をしていただいたファンの方々に、誠に申し訳なく思っております。今後このようなことをしないと誓います」とコメントした。 相内は12年のドラフトで2位指名され、仮契約を交わした後の同年12月4日、仮免許中にもかかわらず、東京アクアラインで自動車を運転。29キロのスピード違反を犯し、道交法違反(車の無免許運転と速度超過)の疑いで千葉県警に摘発された。 学校からは無期限謹慎処分を受け、球団は入団交渉を凍結した。卒業後の13年3月10日、「十分、反省している」と判断されて契約。同月28日、千葉家裁木更津支部で保護観察処分が決定した。 同年8月7日のフューチャーズ戦が初の実戦登板となり、イースタン公式戦ではわずか6試合の登板にとどまり、10回を投げて、0勝3敗、防御率6.30の散々な成績だった。同年9月2日に保護観察が終了し、登録名も「誠」に変更し、14年シーズンは心機一転で臨むはずだった。 未成年選手の喫煙といえば、1年目のダルビッシュ有投手(当時日本ハム)が、写真週刊誌に未成年ながらパチンコ店で喫煙していたことが、春季キャンプ中に報じられたことがあった。ダルビッシュは球団寮へ強制送還、無期限謹慎処分を受け、学校(東北高)からは停学処分が下された。更生期間を経て、その年(05年)のダルビッシュは5月に2軍で初登板、6月に1軍に昇格し、5勝(5敗)を挙げている。 飲酒・喫煙は重大な過失ではないかもしれないが、相内はこれが2度目の不祥事。プロとしての自覚が欠如しているといわざるを得ない。6カ月の対外試合出場禁止となると、実戦復帰は早くても7月下旬で、シーズンの半分以上を棒に振ることになる。今季に懸けていたはずの相内だが、不注意の代償はあまりにも大きい。(落合一郎)
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スポーツ 2014年01月22日 11時45分
センバツ直前情報 「四国枠」を巡る奇妙な動き
第86回選抜高等学校野球大会(以下センバツ/3月26日開幕)の代表校32校は、1月24日に発表される。北海道から九州・沖縄の各地区の前年・秋季大会の成績が選出基準となることは説明するまでもないが、『四国枠』を巡るおかしな情報も交錯していた。<四国・2校> 確実=秋季地区大会優勝校・今治西 有力=同準優勝・池田、準決勝進出・明徳義塾 優勝校が選ばれるのは間違いない。「残り1枠」は、池田(徳島県)と明徳義塾(高知県)のどちらかが…。これが、大方の予想である。 「順当な選び方をすれば、明徳義塾よりも決勝戦に進んだ池田です。でも…」(地元関係者) 準優勝校の出場を「確実」と言えない理由は1つ。今治西との決勝戦の内容が芳しくなかったのだ。決勝戦で池田は『0対10』で敗れている。これに対し、明徳義塾は−−。 準決勝2試合 今治西 対 明徳義塾 4対0 池田 対 生光学園 9対3 池田、明徳義塾は、ともに優勝校・今治西に敗れたが、「試合内容は明徳義塾の方が上」と評されている。したがって、「2校目は明徳義塾」と予想する関係者も多い。 「関西系のある新聞社が1月半ばから、故・蔦文也さんの指導者人生を関係者の証言で綴る連載を始めました。この連載が混乱の一端と言っていい。連載スタート前、池田のセンバツ出場を確実視するようなピーアールを載せて…。今年のセンバツは安楽智大クン(済美)も、昨夏の優勝投手・高橋光成クン(前橋育英)も出られない。そんなスター不在の状況で、池田が出場候補に挙がっているとなれば、『強い池田高校』を久々に見られると期待する甲子園ファンの気持ちも分かりますが」(前出・地元関係者) 在阪球団スカウトが興味深い情報を教えてくれた。 「明徳義塾の岸潤一郎投手が面白い。ストレートは140キロ台前半だが、スピンが効いているというか、『質の高いボール』を投げる好投手です。センバツでブレイクする可能性も高い」 好投手の存在も「明徳義塾有利」の予想を加速させているようだ。 また、21世紀枠の候補に挙げられている坂出高校(香川県)も、準々決勝で今治西に善戦。前出の地元関係者によれば、「21世紀枠ではなく、四国枠から同校が選出される可能性もある」と話していたが…。「中国・四国」という“別の枠”で、この地域の5校目として明徳義塾を入れると予想する声も聞かれた。そうなれば、四国枠は池田、中国・四国枠という棲み分けも可能だ。 決勝戦がワンサイドゲームになってしまったのが混乱の発端。とはいえ、発表直前になって、スンナリとは決まらないとの情報が流れるのは、四国地区に強豪校の多いからだ。「池田、明徳義塾のどちらも甲子園で観たい」。それが甲子園ファンのホンネである。
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スポーツ 2014年01月20日 16時35分
FA人的補償で鶴岡が加入 阪神の正捕手は誰がいい?
阪神タイガースはFA権を行使して、DeNAに移籍した久保康友投手の人的補償として、同球団の正捕手であった鶴岡一成(36)を獲得した。 これで、阪神の捕手陣は、正捕手の藤井彰人(37)、FAでオリックスから13年に加入した日高剛(36)と、ベテラン3人がひしめく状況となった。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「鶴岡一成が加入、阪神の正捕手は誰がいい?」との意識調査を、2014年1月7日〜17日に実施。2万2555票(男性=90.1%、女性=9.9%)の回答があった。調査方法は鶴岡、藤井、日高の3人に、清水誉捕手(29)、「その他」を加えた5択。 1番目は鶴岡と藤井の激烈な争いとなり、新加入の鶴岡が7002票(31.0%)を得て、トップ。 藤井は6929票(30.7%)で2番目だったが、鶴岡との差はわずかに73票で、甲乙つけがたい結果となった。 3番目は意外にも、「その他」で3776票(16.8%)。これには、選択肢になかった小宮山慎二(28)や、他の若手捕手の台頭、あるいは、打撃を生かすために、外野に転向した今成亮太(26)、狩野恵輔(31)への期待感もありそうだ。 4番目は昨季、自己最多の39試合に出場し、頭角を現した清水で3376票(15.0%)が入った。やはり、ベテランではなく若手にチャンスを与えることを期待する向きも多いようだ。 日高は昨季、FA入団しながら、わずか44試合出場にとどまったことが響いたのか、清水にも大差を付けられて、1472票(6.5%)とビリ(5番目)だった。 捕手は守りの要のポジションだけに、毎試合、コロコロ変わるのも良くないだろう。この激しい正捕手争いを制するのは、果たして誰になるか?(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年01月20日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第6R “アメリカン・ドリーム”に憧れた時代〈ダスティ・ローデス〉
“ラテンの魔豹”ペドロ・モラレス、“狼酋長”ワフー・マクダニエル…。アメリカではトップを張りながら日本でいまひとつ活躍できなかったレスラーが少なからず存在する。それらは「プエルトリコ移民」「インディアン」といった、そもそもの出自が人気の主要因となっているケースが多く、そのあたりの文化理解に乏しい日本で通用しなかったのも仕方あるまい。 そんな中にダスティ・ローデスを並べることには異論もあろう。しかしながら日本でのローデスが、アメリカほどにはスーパースター的存在として認知されていないのもまた事実である。 日本で紹介されるローデスは、そのニックネーム『アメリカン・ドリーム』にちなんだ“ゴージャス”“スタイリッシュ”といった類いのものばかりで、そのころに本国ではおなじみだった「俺は配管工の息子!」との決めゼリフがテレビ等から聞かれることは、まずなかった。 「そのときにローデスの話す言葉がまたコテコテの南部訛りなんですね。そんな田舎者の不良アンちゃんがプロレス界のトップに上りつめて大金を稼ぐという“成り上がりストーリー”。実のところ、これがアメリカではウケていたんです」(当時の米マット事情に詳しいプロレスライター) 日本では、そのニュアンスまで理解してローデスに声援を送っていたファンはまずいなかっただろう。それでいて、なぜ一定以上の人気を得られたのか。そこには当時の日本の文化事情が深く関わってくる。 日本にマクドナルドが初出店したのが1971年。くしくもローデスの国際プロレスへの初来日と同じ年である(まだこのときはディック・マードックとの『テキサス・アウトローズ』として知られる“ダーティ”ダスティ・ローデスではあったが)。アメリカでは庶民の食であるハンバーガーが日本で高級外食と受け止められていたように、日本におけるローデスはうわべだけの豪華さを“本場の高級品”としてありがたがられていた。日本人選手なら「真面目にやれ!」と罵倒されるだろう“腰振りダンス”もヤンヤの歓声で受け入れられたのだ。 ウマいのかマズいのかもわからずにハンバーガーを食していたように、何だかよくわからないが、とにかく“アメリカの象徴”として日本のファンはローデスを歓迎した。新日本プロレスへの来日時、あえて一週間程度の特別参戦としていたことも、ローデスの高級感を増すことになった。 ちなみに、その当時には「アメリカで引っ張りダコだから長く日本滞在ができない」などと特別参戦の理由が語られていたものだが、後になって「ローデスのギャラが他に比べて高過ぎたので全戦参加させられなかった」と新間寿氏は真相を明かしている。 そうはいっても、ただ舶来品を押し頂く感覚だけでは長く人気を集めることはできない。やはり重要なのは試合内容になるわけだが、その点においてもローデスは一流だった。繰り出す技はエルボースタンプにエルボードロップ、パンチと4の字固めぐらい。それでいながらパフォーマンスに偏ることなく、見応えある試合を繰り広げた。 「中でも猪木とのNWF戦などは両者の持ち味が出た名勝負と言えるでしょう。試合での間の取り方がうまく、観客への見せ方を熟知しているんですね」(前出のプロレスライター) 流血時にはあえて額よりも上部をカットすることで、遠目には白髪にも見える薄いブロンドヘアに血の赤が鮮やかに映える。そんな見た目の細かな部分にまでもこだわりが感じられた。 ジャイアント馬場は「こんな腰振りがはやるなんて」とローデスを酷評したという。しかし、ショーマンスタイルとは真逆であるはずの新日においては、これが受け入れられることになった。 「新日の緊迫感に満ちた雰囲気の中で、あのどこかコミカルな存在感が一服の清涼剤となったのでしょう。猪木は'95年に北朝鮮で行われたイベントでのリック・フレアー戦でもそうだったように、意外とアメリカン・スタイルと手が合うんですね」(同前) 猪木の“燃える闘魂”を際立たせるという意味においても、ローデスの存在は貴重だったのだ。
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スポーツ 2014年01月19日 11時00分
駅伝選手が五輪で活躍しない理由
第90回東京箱根間往復大学駅伝競走(読売新聞社共催)は、東洋大学の2年ぶりの優勝で幕を閉じた。往復路全10区のうち、3、5、7、8、10区の5つで『区間賞』を獲得。『最優秀選手』(金栗杯)もアンカーの大津顕杜選手が選ばれ、まさに圧倒的勝利だった。しかし駅伝は、オリンピックという視点では語れないようである。 大会を中継した日本テレビは、「東京五輪の年、出場選手たちは20代後半。アスリートとしてピークを迎え…」と、五輪への期待を煽る実況をしていたが、“東洋大学=駅伝強者”のイメージを定着させたOBの柏原竜二(24=富士通)でさえ、マラソンでは覚醒していない。 駅伝の猛者がマラソンで通用しない理由は一つ、駅伝が特殊すぎるからだという。駅伝の区間の約20キロと42.195キロとでは、心拍的な違いもある。また、山間を含む上り坂の走り方は、マラソンランナーの成長には直結しないとの理論も諸外国で伝えられている。 「まだ仮説の段階ですが、“駅伝選手はマラソンで通用しない”と世界は見ています。日本独自というか、世界的な競技の広がりを見せていない。でも、日本人は駅伝を好み、若い長距離ランナーも箱根への憧れを抱き、大学でマラソンよりも駅伝に重点を置いた練習をする。近年、男子マラソンでメダルを狙える選手が現れないのは、その影響でしょう」(五輪担当のライター) 駅伝とマラソンは別競技というのが、世界の認識。「長距離界のガラパゴス」とも言われているという。 東京五輪では観客数増加のため、競技種目を増やす案も検討されている。野球やソフトボールがその候補らしいが、いっそ開き直って、日本の伝統芸を見せつける意味でも駅伝を加えてみてはいかがだろうか。
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スポーツ 2014年01月18日 16時00分
1年目で13勝の巨人・菅野 2年目に何勝できる?
11年のドラフト会議で日本ハムに指名されながら、入団を拒否し、巨人にこだわった菅野智之投手(24)。12年のドラフト会議で1位指名され、念願の巨人入りを果たした。 1年目の昨季は浪人中のブランクをものともせず、年間を通してローテーションを守り、27試合に登板、176回を投げ、13勝6敗、防御率3.12の好成績を挙げた。日本シリーズ第6戦では、マー君こと田中将大投手(楽天)に投げ勝って、勝利投手になるなど、ポストシーズンでも活躍。 巨人では、エース・内海哲也投手と並んで、チーム最多勝。同じルーキーの小川泰弘投手(ヤクルト)が16勝をマークしたため、残念ながら、新人王は逃したが、1年目としては文句なしの成績を収めた。 プロ野球界では「2年目のジンクス」がある。そこで、「Yahoo!ニュース」では、「巨人・菅野は2年目に何勝できる?」との意識調査を、1月6日〜16日に実施。1万9553票(男性=86.0%、女性=14.0%)の回答があった。 圧倒的に票が多かったのは、「5〜9勝」の4143票(21.2%)で、多くのファンが「ジンクス」ありと見た。 しかし、2番目に多かったのは、一流投手の証でもある「15勝」の2898票(14.8%)で、逆に期待の大きさもうかがわれた。 3番目は「10勝」の2807票(14.4%)、4番目は「0〜4勝」の2685票(13.7%)となった。 以下、5番目は「12勝」の1937票(9.9%)、6番目は「16勝以上」の1916票(9.8%)、7番目は「13勝」の1391票(7.15%)、8番目は「14勝」の933票(4.8%)、9番目は「11勝」の843票(4.3%)の順だった。 総じて、「1ケタ勝利」への回答の割合は34.9%、昨季を超える「14勝以上」への回答の割合は29.4%、昨季並みの「10〜13勝」への回答の割合は35.7%と、完全に意見が3つに分かれた。 それでも、「10勝以上」に回答した人は65.1%に及び、2年連続2ケタ勝利を予想したファンが多かった。 菅野には「2年目のジンクス」に負けずに、昨季以上の成績を残せるよう、頑張ってほしいものだ。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年01月17日 16時12分
“疑惑の綱獲り”場所の稀勢の里 トホホの5日目で終戦?
先の九州場所(昨年12月=福岡)で13勝(2敗)を挙げ、優勝していないのにもかかわらず、初場所(両国国技館)で、“疑惑の綱獲り”が懸かっている大関・稀勢の里(27=田子ノ浦)は5日目(1月16日)にして、早くも終戦!? となったようだ。 5日目、稀勢の里は東前頭3枚目・碧山(春日野)に一方的に押し出され、手痛い2敗目を喫した。北の湖理事長(元横綱)、横綱審議委員会から示されていた横綱昇進条件は、「13勝以上の優勝」で、綱獲りはほぼ絶望的。 ただ、数字的には、稀勢の里が残った10番を全勝した上で、無敗でトップを独走する横綱・白鵬(宮城野)や、後に続く1敗力士がコケた場合に限り、「13勝以上の優勝」は可能となる。しかし、平幕相手に早々に2敗し、白鵬、大関陣との対戦が残っているとあって、この条件クリアは極めて難しい。 今場所、なにかと稀勢の里に目をかけてきた北の湖理事長は、病気のため休場。理事長を代行している九重親方(元横綱・千代の富士)は、「強い人(白鵬)がいるんだから、もう優勝は無理でしょ」とコメント。鏡山審判部長(元関脇・多賀竜)は「(綱獲りは)終わりでしょう」とダメ出しした。 昨年夏場所(5月=両国)で13勝(2敗)を挙げ、全勝優勝の白鵬に2差を付けられながら、北の湖理事長の一声で「優勝に準ずる成績」と認定された稀勢の里は、翌名古屋場所(7月)で初の綱獲りが懸かったが、「ここ一番の勝負弱さ」を露呈して、11勝(4敗)に終わり、昇進は露と消えた。 2度目の綱獲りとなった今場所だが、今回も失敗が濃厚の稀勢の里。先場所、優勝した横綱・日馬富士(伊勢ヶ浜)が休場したため、強敵との対戦が1番減る今場所は、絶好のチャンスだったのだが…。 それでも、北の湖理事長にかわいがられているだけに、12勝して格好をつければ、理由をこじつけて、来場所も“綱獲り”継続なんてことになるかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2014年01月17日 15時00分
総額100億円 田中将大ヤンキース入団橋渡しにゴジラ松井
米大リーグ移籍を目指す楽天・田中将大投手(25)は、1月8日にロサンゼルス入り。翌日から代理人のケーシー・クロース氏とともに各球団との交渉をスタートさせた。 「交渉がロサンゼルスで行われたからといって、ドジャースが本命とは言い切れませんよ」 こう本誌に情報をもたらしたのは米滞在のスポーツライター。年頭まで、ほぼドジャース入りで固まっていたのを、巨人が横恋慕する形でヤンキース入りにひっくり返すというのだ。 「今回の渡米は交渉というより、信頼するロサンゼルス市内の病院で肩、肘などのメディカルチェックをするのが目的。メジャー各球団は、田中がプロ入り後7年間で1315イニングも投げていることを理由に右腕消耗説を意図的に流し、少しでも契約交渉を有利に運ぼうとしていた。そこで星野監督が懇意にしているロスの病院でチェックを受けたのです」(前出・スポーツライター) 実際、交渉は弾丸ツアーのようなハードスケジュール。交渉場所を1カ所に設定し、各球団とも30分程度という慌ただしさだった。 「このやり方はハリウッドのスターが各メディアの取材に応じるときに使う“上から目線”スタイルで、野球界では見たことも聞いたこともない。まさに“形”だけの交渉ということです」(特派記者) 田中陣営がこれほど強気なのは、既に移籍先をドジャースとヤンキースの2球団に絞りこんでいるからだという。 「ヤ軍入りを勧めているのは、実は巨人の渡辺恒雄球団会長。ナベツネさんは田中の米国流出に最後まで猛反対し、三木谷浩史オーナーにも、メジャー側に負けない年俸を用意して引き止めるべきだと主張していた。結局はかなわなかったが、次善の策として“日本呼び戻し”を狙っているのです。田中を巨人と業務提携するヤンキースに入団させ、2019年オフに松井巨人監督の下で巨人のユニホームを着せる。翌年には東京五輪もありますからね」(同) 次期巨人監督が約束されている松井秀喜氏にとっても渡りに船。古巣ヤンキースへの橋渡しに一役買い、今シーズンから6年間、ヤンキースでプレーした後、東京五輪に合わせ、呼び戻すシナリオである。 なるほど、ヤ軍の条件提示は「6年総額1億ドル(約105億円)」。どうやらキーワードは、契約年数にあるようだ。
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スポーツ 2014年01月16日 16時10分
ヤクルト・バレンティン DVの代償は大きかった
米国内で妻への暴行と監禁の疑いで、1月12日(日本時間13日)に逮捕されたプロ野球ヤクルト・スワローズの外野手、ウラディミール・バレンティン容疑者(29)のDV代償はあまりにも大きかったようだ。 バレンティン容疑者は、15日(同16日)、米フロリダ州マイアミ市の裁判所に出廷し、妻への接触制限を条件に、5万ドル(約525万円)の保釈金を支払って、保釈された。 今後は起訴されるかどうかが焦点となるが、暴行が軽度のものであっても、あいにくフロリダ州は家庭内暴力に関して刑罰が重い州で、起訴された場合は出国できない可能性もある。そうなると、2月1日に始まる春季キャンプには間に合わなくなる。 ただ、バレンティン容疑者にとっては、キャンプへの合流が多少遅れるぐらいは大きな問題ではない。痛いのは金銭的な損失だ。 12年12月、楽天への入団が決まったアンドリュー・ジョーンズ外野手が、妻への暴行容疑で逮捕されたが、保釈金は2400ドル(当時約20万円)。ジョーンズの場合はジョージア州だったが、州が違うだけで、バレンティン容疑者は、その20倍以上の高額な保釈金を支払わされてしまった。 また、バレンティン容疑者はキリンビールの発泡酒「澄みきり」のCMに出演していたが、事件を受けて、CMは13日をもって打ち切られた。出演料は3000万円前後(推定)とみられているが、「事件によって企業イメージが損なわれた」として、キリンからギャラ以上の違約金を請求される可能性も出てきた。 さらには、バレンティン容疑者は現在、妻と離婚調停中の身。今回の暴行、監禁事件が原因で、離婚の慰謝料が上乗せになってしまいそうな雲行きだ。 昨季、王貞治らの55本を抜き、日本のシーズン最多本塁打記録(60本)を樹立し、3年連続セ・リーグ本塁打王に輝いたバレンティン容疑者。さぞや、高給と思いきや、意外にも大したことはないのだ。 バレンティン容疑者は12年オフに、14年以降、総額750万ドル(推定=約7億8600万円)プラス出来高のお買い得な額で3年契約を結んでいる。初年度の今季年俸は200万ドル(約2億1000万円)で、実績と比較すると、決して高額年俸とはいえないのだ。 保釈金、CM違約金、慰謝料を支払うとなると、バレンティン容疑者はすっからかんに陥ってしまう可能性がありそうだ。DVの代償は、あまりにも大きかったバレンティン容疑者。裸一貫出直すしかない。(落合一郎)
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