スポーツ
-
スポーツ 2013年12月05日 10時00分
亀田陣営は実は事前に知っていた! 大毅が統一戦敗退で王座陥落のはずが…試合後、一転して防衛に
日本ボクシング界でも、前代未聞のドタバタ劇が繰り広げられた。 12月3日に、大阪・ボディーメーカーコロシアムで行われた3大世界タイトルマッチのメーンイベント、亀田大毅(IBF王者=24=亀田)vsリボリオ・ソリス(WBA王者=31=ベネズエラ)のIBF&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦が、あり得ない事態に陥った。 前日計量で、ソリスが計量に失敗し、体重超過でWBA王座のはく奪が決定。その後のルールミーティングで、試合はそのまま統一戦として行われ、「大毅が勝てば王座統一、負ければ両王座は空位。引き分けの場合は大毅がIBF王座防衛で、WBA王座は空位」となることが確認されていた。 試合は12ラウンド闘い抜いて、判定に持ち込まれ、1-2で大毅が僅差の判定負け。これにより、大毅のIBF王座陥落となるはずだった。 ところが、試合直後に会見を開いたIBF立会人のリンゼイ・タッカー氏は「IBFのルールにより、IBFの挑戦者のソリス選手が体重超過だったため、亀田選手は王者のままです。負けという記録は残るが、防衛は認めます」と説明したのだ。 確かにIBFのルールでは、「王者が計量パスし、挑戦者が計量パスできなかった場合、王者は勝敗にかかわらず、王座を保持するという理解のもとで試合を実施する」との規定がある。ただ、前日のルール確認から一転した発言には、大いなる疑問を残す形になった。 タッカー氏は「昨日言ったことは覚えていないけれど、そう受け取られたとしたら、それは間違いでした」と弁明。 JBC・森田健事務局長は「負ければ、チャンピオンではないと、昨日聞いている。IBFが王座を認めるなら、JBCは従うしかない」と困惑の色を隠せなかった。 試合を生中継したTBSも、その直後に放送された「NEWS23」でも、「大毅防衛」を伝えず。深夜にインターネット上のニュースや、翌日の報道で知ったファンや視聴者は、あ然となったはずだ。 大毅は試合後に会見せず、4日の一夜明け会見を「ダメージによる体調不良」で欠席したが、亀田ジムの嶋聡マネージャーは「会議で配られた紙で(ルールを)確認した。(IGFから)口頭でも説明があった」と話した。 放送したTBSを始め、すべてのマスコミが「大毅が負けたら王座陥落」を報じるなか、亀田陣営は「負けても王座防衛」を認識しており、大毅本人も、それを承知でリングに上がっていたことになる。 減量苦の大毅は、今回の試合を最後にバンタム級に階級を上げる可能性もある。試合当日の計量で、3キロ以上重いソリス相手に果敢に挑んだ大毅の勇気は買うが、「負けてもOK」を事前に知っていたとなると、その勇気も、どうしてもかすんで見えてしまう。 こんなドタバタ劇を演じていては、IBFという団体、ひいてはボクシングというスポーツの権威を落としかねない。(落合一郎)
-
スポーツ 2013年12月04日 11時45分
ストーブリーグ情報(広島編) 『14年版10勝カルテット』でV争いを
カープファンの若い女性が増えているそうだ。その応援が後押しとなったのか、今年、チーム27年ぶりの快挙も達成された。2ケタ勝利に到達した投手が4人も出現したのである。この投手力をアップできれば、野村広島の優勝争いは確実なものとなる。 前田健太 15勝7敗 野村祐輔 12勝6敗 バリントン 11勝9敗 大竹寛 10勝10敗 このカルテットの一角だった大竹寛がFA権を行使し、巨人入りを表明したのは11月25日だった。これを受け、松田元オーナーは「ポジションに関係なく、若くて、いい選手を」と、早くも人的補償を求める意向を明らかにした。大竹の人的補償が投手なのか、野手なのか…。巨人が28人のプロテクトリストを提出する前の段階だが、こんな声も聞かれた。 「広島はドラフト1位で大瀬良大地(22=九州共立大)、2位で九里亜蓮(22=亜細亜大)と、即戦力投手を2人も獲得できました。補強するとしたら、バッターでしょう。得点力不足を解消するためにも」(プロ野球解説者の1人) 大瀬良、九里の2人は先発ローテーション入りするだろう。それだけの力は持っている。しかし、広島が狙っているのは『先発タイプの投手』かもしれない。 今季、広島は前述の4先発投手で48勝を挙げた計算となり、「勝ち−負け」で考えると、「15」の貯金を作った。この計算式を他球団のローテーション投手に当てはめると、首位巨人は、内海、杉内、菅野、澤村で貯金13。2位阪神は能見、スタンリッジ、メッセンジャー、藤浪で8。数値的には広島が上だが、巨人は澤村が5勝10敗と奮わず、阪神はスタンリッジ(退団)が8勝12敗と負け越したものの、リーグ3位の防御率を残している。チーム防御率で見れば、阪神3.07、巨人3.21、広島3.46の順となる。喪失する大竹は10勝10敗で「貯金0」だが、連敗ストップ、3連戦の初戦などの大事な試合で勝ってきた。 首脳陣の心境からすれば、未知数の新人投手に委ねるのはちょっと怖い。前年に中日を解雇された久本祐一が前半戦にローテーション入りし、シーズン中、リリーフの青木を出して、巨人から先発タイプの小野淳平を獲得した経緯からしても、大瀬良、九里に次ぐ6人目の先発候補を獲りに行くのではないだろうか。 「チーム内でも一発を狙えるスラッガータイプを狙うのか、投手を補強するのかで意見が分かれています。大竹が他球団と交渉した時点で『人的補償』の話は出ていましたが、いまだ意見統一ができていない」(関係者) 堂林、丸、菊池、松山など若手野手が頭角を現した。野手は自前で足りていると判断すれば、巨人から有力投手を一本釣りして91年以来となる優勝を狙う…。
-
スポーツ 2013年12月03日 11時45分
ストーブリーグ情報(阪神編) FA交渉の失敗で投手陣全体が瓦解
11月28日夕方、阪神・中村勝広GMが報道陣に囲まれた。この日、入団交渉を進めていたFAの中田賢一投手(31=元中日)から正式な回答が入るとの情報は、メディアも掴んでいた。「福岡ソフトバンクホークスが優勢」とも聞いていたが、案の上である。結果は、同GMの表情で分かった。 「残念な結果になった。これは縁なので仕方ない」 だが、トラ番記者団が投手陣の再整備について質問したときだった。中村GMの表情がさらに厳しくなった。 「これからの問題。(中田投手から)返事があったばかりなので…」 中田の獲得失敗で、阪神の補強は『天国』から『地獄』に一気に転落したと言っても過言ではないだろう。 「呉昇恒(オ・スンファン=31/前韓国サムスン)の阪神入りが決まりました。韓国通算277セーブの実績もそうですが、過去、日本のプロ野球に挑戦した韓国人投手を比べても、彼が一番です。中日で活躍した宣銅烈(ソン・ドンヨル)よりも結果を残すと思う」(WBCに関わったスポーツ企業員) 今オフのトラの補強ポイントは、主に3つ。クローザー、4番バッターの獲得。そして、4人目の先発投手を獲ることだった。 新4番候補として、米ナショナルズのカウス・ゴメス内野手(29)も獲得。呉昇恒もそうだが、クローザーと4番は予定通り、外国人選手で埋めることができた。 今季の先発投手の成績は、以下の通り。 能見篤史 11勝7敗 メッセンジャー 12勝8敗 藤浪晋太郎 10勝6敗 スタンリッジ 8勝12敗 リーグ防御率3位のスタンリッジとの契約を見送ったのは、呉昇恒を獲るためだった。外国人選手の出場枠もある。現行ルールでは、外国人選手の出場登録(一軍)は「4人まで」。クローザー候補の呉昇恒は基本的に全試合、出場登録しなければならず、4番も務めたマートン、新加入のゴメスの野手2人との兼ね合いを考え、スタンリッジを見送った。そのスタンリッジの抜けた穴を国内FA市場で補充する計画だったが、中田の獲得失敗で『4人目の先発投手』が喪失してしまったのだ。 「スタンリッジを呼び戻す? 先発のメッセンジャーとスタンリッジを交互に登録抹消してやり繰りする方法もあるんですが、その考えは首脳陣にはないようです」(関西系プロ野球解説者) FA交渉という不確定要素を抱え、優良外国人投手を捨てた阪神…。今後は国内トレードを模索するようだが、 「交換要員で相手球団と折り合いが付かないのではないか?」(前出・同) との見方が支配的だ。 新人の岩貞祐太(22=横浜商大/ドラフト1位)への期待も大きいが、スタンリッジの8勝に次ぐ先発投手は、榎田大樹、筒井和也の4勝。秋季キャンプでは、二神一人の先発転向も伝えられたが…。 常に冷静な中村GMのことだ。水面下で『次の一手』は打ってあると思われるが、たった1人のFA投手の交渉に失敗し、投手スタッフの編成案全てが瓦解するとは、ちょっと考えられないケースである。
-
-
スポーツ 2013年12月02日 18時15分
11・19亀田興毅の世界戦 判定結果に大多数のファンが「納得できない」
11月19日、韓国・済州島で行われたプロボクシングWBA世界バンタム級王者=亀田興毅vs同級14位=孫正五(ソン・ジョンオ=韓国)の世界タイトルマッチは、12ラウンドを闘い抜いて、判定の結果、115-112、114.5-114、113.5-115.5と2-1の僅差で、興毅が勝利。同王座の8度目の防衛に成功した。 この試合はTBSが同日午後10時から生中継し、54分の枠に収まらなかったため、11時9分まで放送を延長したものの、判定結果を待つ間に中継が終わってしまい、TBSに苦情が殺到するというオマケもついた。 試合は挑戦者の孫が10ラウンドに興毅からダウンを奪った以外、両者ともに決め手に欠け、微妙な判定となり、どちらが勝ってもおかしくない内容だった。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「亀田興毅vs孫正五、判定結果に納得?」との意識調査を行った。 実施されたのは、13年11月19日〜29日で、10万8958票(男性=89.9%、女性=10.1%)の回答があった。 回答者の年代層を見ると、40代以上=27.1%、50代以上=24.2%、60代=23.4%、30代=13.0%、70代以上=6.7%、20代=4.0%、10代=1.6%で、圧倒的に40代以上からの回答が多かった。 回答結果は、「納得できない」が9万2931票(85.3%)にも及び、「納得できる」はわずか1万6027票(14.7%)にとどまり、ほとんどのファンが判定に納得がいっていないことが分かった。 敵地とはいえ、ランキング下位の挑戦者に苦戦をしいられた興毅。次戦では、スッキリした勝利を期待したいものだ。(リアルライブ編集部)
-
スポーツ 2013年12月02日 15時30分
巨乳選手が大活躍した今年の女子プロゴルフ界 美人で美巨乳の森田理香子が初の賞金女王に
巨乳ファンにとっては、まさに人材の宝庫として、注目の女子プロゴルフ界。13年度の最終戦「リコーカップ」(賞金総額1億円/優勝賞金2500万円)が11月28日〜12月1日に、宮崎カントリークラブで開催され、06年の賞金女王で巨乳熟女の大山志保(36)が-9で、2年ぶりの復活Vを遂げた。 最終戦までもつれこんだ賞金女王争いは、賞金順位2位の横峯さくら(27)が+3で7位タイ、同1位の森田理香子(23)は+4で12位に終わったが、横峯の逆転はならず、森田が獲得賞金1億2667万5049円で悲願の初の賞金女王に輝いた。美人で美巨乳と評判の森田の躍進は、巨乳ファンにとっては、うれしいニュース。 日本人選手の賞金女王は09年の横峯以来、4年ぶり。2位・横峯との差は130万3411円の僅差だった。今季、4勝を挙げ、3年ぶりに獲得賞金1億円を突破した横峯だったが、4年ぶりの賞金女王はならなかった。 今年度の年間獲得賞金ランキングを見ると、森田、横峯を始め、5位・吉田弓美子(26)、6位・佐伯三貴(29)、8位・比嘉真美子(20)、9位・大山、13位・一ノ瀬優希(25)と上位に、巨乳&美乳選手がズラリ並んだ。 また、“最強”の美人&爆乳選手の原江里菜(26)は32位で、上位には食い込めなかったが、10年以降続いていた不振から脱した。 一方、ムチムチ太ももとキュートなルックスで、男心を惑わせる堀奈津佳(21)は2勝をマークし、昨季の72位から10位に大きくジャンプアップ。美脚で人気の木戸愛(23)は38位で、過去最高だった昨季の29位を上回ることはできなかった。 美人、巨乳、美乳、美脚選手が大活躍した今年の女子プロゴルフ界。来年も大いなる健闘を期待しています。(坂本太郎)
-
-
スポーツ 2013年12月02日 11時45分
ストーブリーグ情報(日本ハム編) ドラフト戦略は「身体能力と野球センス」
北海道日本ハムファイターズが今秋のドラフト会議で指名したのは8人。その内訳は、投手4人、内野手2人、外野手1人、捕手1人。どの球団も『投手補強』に重点を置いていたのは間違いないが、日本ハムが指名した投手は、4人とも“大人”だ。ドラフト2位・浦野博司投手は社会人・セガサミーで活躍し、4位・高梨裕稔投手、5位・金平将至投手、6位・白村明宏投手は大学生。即戦力と称される年齢の投手を集めたのは、ダルッシュ有を失った穴をまだ埋めきれていないと判断したからだろう。 「斎藤(佑樹=25)が順調に活躍していればね…。故障が原因とはいえ、去年の開幕投手が今季1試合しか一軍登板できなかったわけですから、栗山監督もローテーションのやり繰りが大変だったと思いますよ」(在京球団職員) その影響だろうか。二刀流・大谷翔平(19)が「来季、投手起用に重点を置く」という話も聞こえてきた。『投手・大谷』に対する評価は高いが、『打者・大谷』の将来性に太鼓判を押す関係者はかなり多い。強靱な先発ローテーションが確立されれば、大谷の『投手』としての起用は減り、自ずと『打者』に専念していくとも考えられるが…。 ドラフト会議で指名する選手は同年ペナントレースの勝敗で変わってくる。10月24日のドラフト会場でのことだ。日本ハムが前述の8人を指名し終わったとき、こんな“冗談”も聞かれた。 これで、『二刀流』が3人になった−−。 どういう意味かというと、3位・岡大海一塁手(22=明大)と7位・岸里亮佑外野手(18=花巻東)は『投手』としても活躍していたのである。“学生野球の二刀流”とはいえ、 「岡クンは150キロが出る。直球のキレも一級品で投手としての潜在能力にも捨てがたいものがある」(在阪球団スカウト) 「岸里クンの真っ直ぐは140キロ台前半だが、打者の手元でホップするので数字以上の速さが感じられる」(同) と、高い評価を受けていたのだ。 日本ハム球団が各メディアに配布した指名選手資料によれば、岡、岸里は身体能力が高い。50メートル走のタイム、遠投の数値が優れており、大谷翔平にも引けを取らない。いっそ、『二刀流』が3人になっても面白いのではないかと思うが、岡、岸里ともに入団会見で“打者一本”を表明。とくに、岡に関しては「中田翔が三塁に再びコンバートされる。1年目から外野のレギュラーとして…」と、即戦力野手としての期待も大きい。 チーム関係者がこう続ける。 「ウチのドラフトの基準は、まず(対象選手が)二軍戦に加わってやっていけるかどうか」 奥深い言葉である。二軍戦とはいえ、プロの実戦だ。単に1、2試合に出るだけならともかく、試合に出場し続けることができるかどうかも、問われる。日本ハムは『育成枠』を設けなかった。「プロのレベルには達していないが、見込みのありそうな原石をプロが育てる」理念も素晴らしいが、「実戦のなかで育てる」のがチームビジョンだという。 日本ハムはFA権を行使した選手は、基本的に追わない。補強のメインはドラフトであり、トレードや外国人選手の獲得は“補足的な意味合い”の方が強い。今年のドラフトは即戦力系の投手にやや傾倒したが、岡、岸里など身体能力の高い選手を集めたようである。
-
スポーツ 2013年11月30日 15時30分
高卒新人で10勝挙げた阪神・藤浪 多くのファンが2年目のジンクスを危惧
大阪桐蔭高時代、2012年春夏の甲子園をエースとして連覇した藤浪晋太郎投手(19)。同年のドラフト会議で地元・阪神から1位指名を受け、鳴り物入りでプロ野球界に進んだ。 プロになってからも、高卒ルーキーらしからぬ堂々たるピッチングで、24試合(先発は23試合)に登板し、10勝6敗、防御率2.75の見事な成績を残した。 パ・リーグでは99年に松坂大輔投手(西武)が16勝、07年に田中将大投手(楽天)が11勝をマークしているが、セ・リーグの高卒新人の2ケタ勝利は、67年の江夏豊投手(阪神)の12勝以来、実に46年ぶりの快挙となった。 まさに、逸材ぶりを発揮した藤浪だが、来季はどの程度の成績を残せるのだろうか? 「Yahoo!ニュース」では、「阪神・藤浪は2年目に何勝できる?」との意識調査を行った。 実施期間は2013年11月18日〜28日で、1万2,474票(男性=92.3%、女性=7.7%)の回答があった。 最も回答が多かったのは、「5〜9勝」で3,046票(24.4%)。「0〜4勝」の回答も、752票(6.1%)あり、「0〜9勝」を予想した人は全体の3割を超え、多くのファンが今季の10勝を下回り、「2年目のジンクス」があると見ている。 2番目に多かったのは「12勝」で2,066票(16.6%)、3番目が今季と同じ「10勝」で1,922票(15.4%)、4番目が「15勝」で1,336票(10.7%)を得た。 以下、5番目は「13勝」で1,237票(9.9%)、6番目は「16勝以上」で827票(6.6%)。「0〜4勝」の7番目に続き、8番目は「11勝」で671票(5.4%)、9番目は「14勝」で617票(4.9%)となった。 今季を上回る「11勝以上」の回答は、トータルで6754票(54.1%)と半数を超え、藤浪への期待の高さが伺える。 「2年目のジンクス」の壁にぶち当たるのか、それとも、ジンクスなど吹っ飛ばして、今季以上の成績を残すのか、来季も藤浪から目が離せなくなりそうだ。(リアルライブ編集部)
-
スポーツ 2013年11月30日 11時00分
来年も親方・力士の給料アップ無し
相撲協会は九州場所(福岡国際センター)の中日、11月17日に理事会を開き、またまた力士、親方らの来年の給料の据え置きを決定した。これで力士の給料は平成13年に一律3%アップされたのを最後に13年連続してゼロ査定、1銭も上がらないことになる。 「一言でいえば、ない袖は振れぬで、アップしたくても原資がないんです。大相撲人気は慢性的な右肩下がり。トラブル続きもあって1昨年は48億、去年も10億7000万円もの赤字を計上しています。多くの親方は『給料をもらえるだけでありがたいと思わなくちゃ』と話し、力士たちに対しては『番付が上がれば給料も上がるんだから、もっともらいたかったら強くなれ』と尻を叩いていますよ」(担当記者) 力士たちも黙ってこのゼロ査定を受け入れてきたワケではない。平成20年の名古屋場所前には、当時の力士会会長の横綱・朝青龍が、「せめて場所入りするための交通費を出すくらいは考えてほしい」と訴えたが、協会首脳に完全に無視された。 ただ、あまりにも長期間、据え置きになると、この世界に入って10年以上経ち、結婚適齢期を迎えた中堅と、昨日、今日入ったばかりの新人の給料が一緒、という弊害を生む。このため、平成23年に協会事務員や裏方の呼出しや行司らだけは2.7%アップされたが、力士たちは恩恵に浴しなかった。 もっとも、今回の九州場所の惨状をみれば、やはり据え置きは致し方ないかもしれない。ケガとはいえ、序盤で琴奨菊、琴欧洲の2大関が休場し、優勝争いを演じたのは白鵬、日馬富士らのモンゴル出身力士ばかり。これでは客席が空席だらけになるのも当然か。 力士たちがベースアップを勝ち取るのは、いつになるのだろうか。
-
スポーツ 2013年11月29日 11時00分
日本サッカー協会顧問・釜本邦茂氏が渇! 覚せい剤所持逮捕者も出た元Jリーガーの堕落
「まず言えるのは、最近のJリーグには“プロはお金が全て”という間違った意識に取りつかれている選手が多いということ。プロである前に常識ある社会人たれ、ということを忘れている」 犯罪者が続出する元Jリーガーにこう苦言を呈するのは、日本サッカー協会顧問・釜本邦茂氏だ。 11月21日、サッカーJリーグ・京都パープルサンガ(現・京都サンガ)に所属していた元Jリーガー、後藤純二容疑者(42)が、警視庁に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されていたことが判明した。自宅で覚醒剤約0.1グラムを所持していた疑いなどが持たれている。 後藤容疑者は'96年にJリーグ引退後、会社員やサッカースクールのコーチなどをしていたが、最近は覚醒剤の売人に手を染めていた模様で、'03年にも同法違反容疑で逮捕され有罪判決を受けていた。 元Jリーガーが引き起こした事件では、10月13日に元日本代表でもあった前園真聖(40・元東京ヴェルディ他)がタクシー運転手への暴行で逮捕されたことが記憶に新しいが、今年に限ってみても、4月には西脇良平(34・元ジェフユナイテッド市原)がサッカー指導中の傷害容疑で、6月にも元日本代表の奥大介(37・元ジュビロ磐田他)が、妻(現在は離婚)への脅迫容疑で逮捕されている。 元Jリーガーに犯罪者が絶えないのは、冒頭で釜本氏が語った個人の自覚の無さに加え、選手を抱える側にも問題があるという。 「各クラブが、選手のセカンドキャリアの問題を形式的にしか考えていないということ。Jリーグの選手は、他のプロスポーツと比べても選手生命が短い。20代半ば、つまり、やり直しのきく年齢で引退するものですから、クラブが行うセカンドキャリア支援もつい軽く見られてしまい“辞めたらあとは選手自身”になりがちなんです。しかし、この状態のままでは問題の解決にはならない。後に続く選手のためにも、クラブ側がもう少し責任を持ってやってもいいんじゃないでしょうか」(釜本氏) 改革が待たれる。
-
-
スポーツ 2013年11月27日 15時30分
前中日・井端の巨人入りに、嫁の元テレ朝・河野明子さんもニンマリ!?
年俸2億5000万円から88%ダウンの3000万円の提示を蹴って、中日ドラゴンズを自由契約になった井端弘和内野手(38)が、11月26日、読売巨人ジャイアンツと入団合意したことを、同球団が発表した。年俸は単年契約の4500万円。 12月上旬に正式契約し、入団会見する予定の井端は球団広報を通じ、「伝統ある強豪チームで、経験豊富な原(辰徳)監督のもと、自分の力の限界に挑戦できることをうれしく思います。自分の経験がチームの役に立つのなら、積極的に若い選手に伝えていき、さまざまな形でジャイアンツの勝利に貢献したいと思います」とコメントした。 再就職先が決まり、ホッと胸をなで下ろしたはずの井端だが、“選手”としては、いばらの道が待ち受けている。巨人が井端に期待を寄せているのは、若手内野手への指導役、そして、近年のライバル球団である中日の機密情報の提供だ。 井端とポジションがかぶる遊撃には、中心選手である坂本勇人(24)がおり、出る幕はない。二塁には進境著しい中井大介(24)を始め、寺内崇幸(30)、脇谷亮太(32)、藤村大介(24)らがおり、若手より優先して、井端を起用するとは思えない。 しかも、巨人は西武からFA権を行使した片岡治大内野手(30)の獲得を目指しており、巨人入りが決まった場合、“選手”井端の出場機会は限定され、守備固め、右の代打要員、故障者が出た際のバックアップ程度になる。井端は2000本安打まで、あと193本に迫っているが、巨人にいる以上は、それも風前の灯だ。 それでも、なぜ井端は巨人入りに踏み切ったのか…。井端はもともと、神奈川県出身。嫁である元テレビ朝日アナウンサー・河野明子さん(34)は東京都出身で、名古屋にこだわる必要は毛頭なく、在京球団への入団は願ったりかなったりで、地元に戻れるとあって、嫁・明子さんも巨人入りに大喜びだという。 そして、なんといっても、“巨人ブランド”を身にまとえることは、井端にとって大きいようだ。球団からは若手の指導役に任命されただけに、引退後、コーチとして巨人残留、あるいは“巨人ブランド”を生かしての解説者活動も可能になる。 一選手として、レギュラーを獲ることは絶望的な状況の井端だが、さまざまな恩恵を期待しての巨人入り決断になったようだ。※金額はすべて推定(落合一郎)
-
スポーツ
GPWAであのタッグチームが復活?
2007年03月08日 15時00分
-
スポーツ
三沢に負のスパイラル
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
新日本プチシルマ争奪戦勃発
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
大日本 関本が破天荒トレ
2007年03月07日 15時00分
-
スポーツ
K-1 シュルト初防衛戦に サップ浮上
2007年03月05日 15時00分
-
スポーツ
K-1新遺恨 魔裟斗vsTBS
2007年02月27日 15時00分
-
スポーツ
棚橋時代到来
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
アングル 永田 新日制圧へ IWGPヘビー級タッグ王者中西、大森組への挑戦急浮上
2007年02月19日 15時00分
-
スポーツ
ポスト魔裟斗ヘ アンディ・オロゴン 帰化計画
2007年02月06日 15時00分
-
スポーツ
輪島氏 自爆テロ
2007年01月24日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分