プロになってからも、高卒ルーキーらしからぬ堂々たるピッチングで、24試合(先発は23試合)に登板し、10勝6敗、防御率2.75の見事な成績を残した。
パ・リーグでは99年に松坂大輔投手(西武)が16勝、07年に田中将大投手(楽天)が11勝をマークしているが、セ・リーグの高卒新人の2ケタ勝利は、67年の江夏豊投手(阪神)の12勝以来、実に46年ぶりの快挙となった。
まさに、逸材ぶりを発揮した藤浪だが、来季はどの程度の成績を残せるのだろうか? 「Yahoo!ニュース」では、「阪神・藤浪は2年目に何勝できる?」との意識調査を行った。
実施期間は2013年11月18日〜28日で、1万2,474票(男性=92.3%、女性=7.7%)の回答があった。
最も回答が多かったのは、「5〜9勝」で3,046票(24.4%)。「0〜4勝」の回答も、752票(6.1%)あり、「0〜9勝」を予想した人は全体の3割を超え、多くのファンが今季の10勝を下回り、「2年目のジンクス」があると見ている。
2番目に多かったのは「12勝」で2,066票(16.6%)、3番目が今季と同じ「10勝」で1,922票(15.4%)、4番目が「15勝」で1,336票(10.7%)を得た。
以下、5番目は「13勝」で1,237票(9.9%)、6番目は「16勝以上」で827票(6.6%)。「0〜4勝」の7番目に続き、8番目は「11勝」で671票(5.4%)、9番目は「14勝」で617票(4.9%)となった。
今季を上回る「11勝以上」の回答は、トータルで6754票(54.1%)と半数を超え、藤浪への期待の高さが伺える。
「2年目のジンクス」の壁にぶち当たるのか、それとも、ジンクスなど吹っ飛ばして、今季以上の成績を残すのか、来季も藤浪から目が離せなくなりそうだ。
(リアルライブ編集部)