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蠢く欧州の思惑 W杯組み合わせ抽選会で日本が“幸運の組”に入った理由

 あの“噂”は本当だったようだ。12月7日未明、コスタ・ド・サウイペ(ブラジル)で開かれたブラジルW杯の予選組み合わせ抽選会で、日本はコロンビア(南米)、コートジボワール(アフリカ)、ギリシャ(欧州)と対戦するC組で、俗にいう“幸運の組”に入った。
 「日本は'02年の日韓W杯の予選ではベルギー、チュニジア、ロシアと同組。'06年ドイツW杯はブラジルこそいたものの、クロアチアとオーストラリア。'10年、南アフリカW杯も準優勝国オランダとカメルーン、デンマークと、いずれも幸運の組でした。実はW杯には、開催国や特定の国が有利に運ぶように、あらかじめ仕込まれているという情報があるのです。'20年の東京五輪開催に向けて、世界のスポーツ振興に大盤振る舞いの日本には、どうしても決勝トーナメントに出てほしいということなのでしょう」(スポーツ紙デスク)

 今回の抽選会で日本のC組を引き当てたのは、元イタリア代表主将のカンナバロ氏。ザッケローニ監督とは旧知の間柄で、あながち偶然とも思えない。

 さらに、大手広告代理店関係者が舞台裏を明かす。
 「実は欧州サッカー連盟(UEFA)には、W杯とは別に欧州強国中心の“もうひとつのW杯”を作ろうという動きが本格化している。4年に1度、欧州ナンバー1を決める既存の『ユーロ』を拡大させ、16年大会から出場国を16から24に増やした。その中に“特別枠”を設け、ブンデスリーガ(ドイツ)をはじめ、プレミア(英国)、セリエA(イタリア)に選手を輩出している日本を参加させようとしているのです。しかし、一部のUEFA首脳に反対派もあり、彼らを納得させるためにも日本の予選敗退だけは回避したいのです」

 日本は『ユーロ』と対極の関係にある'11年の『コパ・アメリカ(南米選手権)』から招待を受けたが、東日本大震災の余波で辞退した経緯がある。『コパ−』に取り込まれる前に、金満日本を取り込みたいユーロ陣営。日本の予選突破に世界が注目している!?

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