会見では「厳しい声があるのは重々承知。いばらの道だが、これだけはやりとげなくてはならない」としている。
5月の当選直後に東洋大学は卒業ではなく除籍と告発文書が届いたのが発端。6月入り卒業証書の提出を求めた市議会議長へは“チラ見せ”しかしなかった。7月2日には自身の口から「除籍」となっていたと説明した。
ネット上では「疑念を晴らしてから、遅れた市政を速やかにこなさないと」「メガソーラー計画や新図書館建設を進めたい田久保市長反対派から足を引っ張られているのは明らかだ」「同時に告発した建設会社の立場も報道すべき」といった声や、「説明責任を果たそうとしない開き直りがひどい」「涙の辞任でいいだろ」「学歴詐称は確定で公選法違反だと思います」といった反発も上がっている。
学歴詐称から始まった田久保市長の進退劇。メガソーラーや新図書館を巡る利権も絡んでいるのだろう。もし初手の段階で学歴について素直に認めていれば、ここまで大きな問題になることはなかっただろう。政策そのものは支持されているようなので、続けるのであれば仕事で示してもらいたい。これ以上、もめてもしわ寄せがくるのは市民なのだから。