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広島からFAで巨人移籍の大竹にファンは厳しい審判

 プロ野球・広島東洋カープからFA権を行使した大竹寛投手(30)が、今季年俸1億円(金額は以下、すべて推定)から、3年総額5億円の好条件を勝ち取って、盟主・巨人に入団した。

 12月4日に記者会見が行われたが、原辰徳監督は「15勝してほしい」と要望。これに対して、大竹は「背番号(17)くらいは勝ちます」と宣言した。

 今季、2年連続4度目の2ケタ勝利をマークし、10勝10敗の成績だった大竹。自己最多は12年の11勝だけに、「17勝宣言」はかなりの大風呂敷を広げた格好だ。

 プロ12年の通算成績は246試合に登板し、74勝78敗1セーブ、防御率3.75。弱小チームに所属していたためとはいえ、勝率は5割に満たず、負け数の多さが気になるところ。

 投手で広島から巨人へのFA移籍といえば、現巨人投手コーチの川口和久を思い起こさせるが、巨人では4年間で、わずか8勝に終わった。

 また、他に投手で巨人にFA移籍した例では、横浜(現DeNA)から移った門倉健、中日から移った野口茂樹のように、プレッシャーに克てず、全く活躍できなかったケースも少なくない。

 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「FA宣言の大竹加入、巨人のメリットは?」との意識調査を行った。

 調査が実施されたのは、11月26日〜12月6日で、1万3365票(男性=89.8%、女性=10.2%)の回答があった。

 最も多くの票を集めたのは、「あまりメリットがない」の5332票(39.9%)で、次点が「全くメリットがない」の3766票(28.2%)。全体の実に7割近くのファンが、「メリットがない」と回答する極めて厳しい審判が下った。

 一方、「まあまあメリットがある」は3116票(23.3%)で、「大きなメリットがある」と回答したファンは1151票(8.6%)と、1割にも満たなかった。

 思えば、巨人の投手陣を見渡すと、デニス・ホールトン投手は退団したが、エースの内海哲也投手を筆頭に、菅野智之投手、杉内俊哉投手、澤村拓一投手、宮國椋丞投手…とローテーション入り候補選手がズラリ揃っている。

 ファンの大竹に対する反応はシビアだが、この強力投手陣の中に入るとなると、まずはローテーションの一角を確保することが先決。それができないとなると、15勝どころか、中継ぎ要員に回される可能性もありそうだ。
(リアルライブ編集部)

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